13 / 24
第三章《文庫本のメッセージ》
#4
しおりを挟む
棚本フミハルは入れ替えられた文庫本の謎を解き明かした――解き明かしてしまった。
事の真相が判明してしまえば何ということはない。
解き明かしてしまったが故の後悔。
後悔先に立たずとはまさしくこの状況を指す言葉だ。
アキラは必要に真相を知りたがったが、突っぱねた。
おそらくフミハルの導き出した答えは正解なのだろう。だからシオリはあんな顔をしたのだと自分の能天気さを呪った。
むやみに首を突っ込んで知らなくてもよかったことを知って、勝手に悩む。
シオリの忠告を無視したツケが回ってきたのだ。
何やってんだろ、俺。そう零して、大きく息を吐いた。
これからどんな顔をしてシオリと逢えばいいのだろう。逢わなければいいのか? 図書館に出向かなければ顔を合わせることも無い。しかし、それは嫌だ。これは感情論だ。何が正しいかなんて十九年程度の人生経験じゃわからない。
結局、答えの見つからなかったフミハルは、全ての元凶に逢うべく図書館に向かった。
***
あからさまに嫌な顔をして、「なに?」とぶっきら棒に答える。
イラつく。全ての元凶のくせに。
ふっと息を吐いて心を落ち着かせる。
心穏やかに話を進めなくては……
「見たんですよ。俺」
眉を下げ、口をへの字に曲げて一言。
「何を?」
これはあれか威圧されてるのか? それとも元々こういう人間なのか。本田ショウスケという人物像が掴めない。
「文庫本並び替えたのあなたですよね?」
意を決して言ったはいいが、返ってきたのは無言。
マジ止めて! 精神的に辛いから!!
しばらく黙って立ち尽くしていたショウスケが、重重しい空気を漂わせながら口を開いた。
「何か問題ある?」
疑問に疑問を返す。
問題はない。だからこそ問題と成り得るのだ。
「無いですけど、あるんですよ!」
滅茶苦茶なことを言っている。それはわかっている。個人的には問題があると言うのが正しい気がする。
「だって、本田さん――シオリさんの事」
「好きだよ」
一言。たった一言だったが、フミハルには強烈な一言だった。
恋のライバルの出現が確定した。
むしろ今までフリーだったのが不思議なくらいだったのだ。本来あるべき状況になっただけなのかもしれない。
もしこれからシオリの倍率が、本来あるべき倍率になってしまったらどうしよう。
「もしもし、聞こえてる?」
「え、あ、はい!?」
「なにボーっとしてんの?」
「すみません」
「大丈夫だよ。紙本さんはモテないから」
心の中を見透かされているみたいで気恥ずかしくなった。
「そんなことないですよ!」
シオリは容姿端麗、それに加えて頭もキレる。天は二物を与えた。
「でも、変わってるでしょ?」
言葉に詰まってしまった。即座に否定――は出来ない。
変人ではないはずだ。ちょっと変わってるくらい。そもそもノーマルってなに? 普通の定義とは? そんなことを考え擁護しなくてはならない紙本シオリという人物は、充分に人の目から見れば変人に映るのかもしれない。
「君も苦労するでしょ」
同情までされてしまった。
恋のライバルだというのに、随分と余裕がある。
勝算でもあると言うのか。
「僕はフラれてしまったしね」
早々に恋のライバルが脱落した。
素っ頓狂な声を上げてしまった。
「そうなんですか!?」
「頑張ったんだけどね」
頑張ったと言うのは書架の文庫本の入れ替えの事だろう。あの一見無意味な行為にはちゃんと意味があったのだ。
それはもちろん愛の告白だ。
「それにしてもよく気が付いたね」
「まあ、俺も似たようなことしてるんで」
「知ってる。だから焦って今行動に移した(告白した)んだから」
「え、俺が何してるか知ってるんですか!?」
「もちろん。僕は司書だからね」
胸を張ってショウスケは鼻高々といった様子で言う。
司書だからという理由には納得しかねるが、ショウスケはフミハルの告白計画を図らずも知ってしまい、焦って告白を実行したと言う事のようだ。
「中々洒落た告白だっただろ」
自信ありげに言うが、フミハルは斬り捨てる。
「重いです。あんな告白受け止めきれませんよ」
「そうかな」
「そうですよ。「愛してる」なんていきなりすぎます」
何がダメだったのかわからないと言う顔をするショウスケに一から説明をする。謎解きを交えて――
***
「まず今回の告白方法ですが、文庫本の特色を生かした面白い方法でしたけど、書架を散らかしてると言う点ですでにマイナスです。司書のであるシオリさんの仕事増やしてますからね。
新潮文庫の背表紙にある平仮名(外国の作家は片仮名)を並べてメッセージを作る発想は俺にはないです。本好きだからこそのアイデアですね」
ショウスケは照れくさそうに鼻の頭を掻きながら「我ながら会心の出来だった」と満足気に語る。
「最初に『羅生門・鼻』芥川龍之介、『ジャイロスコープ』伊坂幸太郎、『所轄刑事・麻生龍太郎』柴田よしき、『幻世の祈り――家族狩り 第一部』天童荒太、『にんじん』ジュール・ルナール。
これらの一見統一性の無い本も順番通りに並べると、作家の名前の始まりの平仮名が並ぶと――芥川龍之介の「あ」、伊坂幸太郎の「い」、柴田よしきの「し」、天童荒太の「て」、そして最後にジュール・ルナールの「ル」。
頭文字だけ読むと「あいしてル」変換すれば「愛してる」になる。それが視覚的にもわかるからシオリさんはすぐに気でいたんでしょうね。
ついでに先程本田さんが並び替えた本は『天国と地獄』『黒い蝶』『燃えよ剣』『ロビンソン漂流記』『孤独な散歩者の夢想』の五冊。
作家は赤川次郎、井上靖、司馬遼太郎、デフォー、ルソーで、こちらも背表紙の平仮名と片仮名を続けて読めば「愛してる」になる。」
「その通り。分かってもらえること前提で告白したんだから気づかれなかったら悲しいよ」
「それで選んだ言葉のチョイスが「愛してる」ですか。告白としては重すぎます」
「それは僕だって思ったさ。でもそうせざるを得なかったんだ」
他にも想いを伝える言葉なんていくらでもある。
「好きです」だったら四文字で済む。文庫本も四冊あれば事足りる。「愛してる」より一冊分気軽に思いが伝えられる。
「なんでですか他にも好きとか、あるでしょ?」
ショウスケは下向きに歪もうとする口を強引に上に引っ張り上げたような顔で、
「それじゃ、君の告白と同じ言葉になるじゃないか」
重い告白だということくらいわかっていたのだ。
その言葉を選ぶほかなかった理由。それはフミハルの告白計画が関係していた。
なんだか申し訳ない気がしてきて謝ろうと口が動いた瞬間。
「さっき書庫で整理していたら紙本さんからの返事があったよ。僕と同じ方法でね」
それでと口にする前に言葉を遮られた。
「最初にフラれたって言ったろ。傷口に塩を塗るなよ」
力なく笑ったショウスケの瞳は潤んでいた――。
***
「おすすめの本あります?」
「佐藤友哉の『デンデラ』はどうかな?」
「それじゃ、その本借ります」
この日はショウスケに薦められた本を借りて図書館を後にした。
事の真相が判明してしまえば何ということはない。
解き明かしてしまったが故の後悔。
後悔先に立たずとはまさしくこの状況を指す言葉だ。
アキラは必要に真相を知りたがったが、突っぱねた。
おそらくフミハルの導き出した答えは正解なのだろう。だからシオリはあんな顔をしたのだと自分の能天気さを呪った。
むやみに首を突っ込んで知らなくてもよかったことを知って、勝手に悩む。
シオリの忠告を無視したツケが回ってきたのだ。
何やってんだろ、俺。そう零して、大きく息を吐いた。
これからどんな顔をしてシオリと逢えばいいのだろう。逢わなければいいのか? 図書館に出向かなければ顔を合わせることも無い。しかし、それは嫌だ。これは感情論だ。何が正しいかなんて十九年程度の人生経験じゃわからない。
結局、答えの見つからなかったフミハルは、全ての元凶に逢うべく図書館に向かった。
***
あからさまに嫌な顔をして、「なに?」とぶっきら棒に答える。
イラつく。全ての元凶のくせに。
ふっと息を吐いて心を落ち着かせる。
心穏やかに話を進めなくては……
「見たんですよ。俺」
眉を下げ、口をへの字に曲げて一言。
「何を?」
これはあれか威圧されてるのか? それとも元々こういう人間なのか。本田ショウスケという人物像が掴めない。
「文庫本並び替えたのあなたですよね?」
意を決して言ったはいいが、返ってきたのは無言。
マジ止めて! 精神的に辛いから!!
しばらく黙って立ち尽くしていたショウスケが、重重しい空気を漂わせながら口を開いた。
「何か問題ある?」
疑問に疑問を返す。
問題はない。だからこそ問題と成り得るのだ。
「無いですけど、あるんですよ!」
滅茶苦茶なことを言っている。それはわかっている。個人的には問題があると言うのが正しい気がする。
「だって、本田さん――シオリさんの事」
「好きだよ」
一言。たった一言だったが、フミハルには強烈な一言だった。
恋のライバルの出現が確定した。
むしろ今までフリーだったのが不思議なくらいだったのだ。本来あるべき状況になっただけなのかもしれない。
もしこれからシオリの倍率が、本来あるべき倍率になってしまったらどうしよう。
「もしもし、聞こえてる?」
「え、あ、はい!?」
「なにボーっとしてんの?」
「すみません」
「大丈夫だよ。紙本さんはモテないから」
心の中を見透かされているみたいで気恥ずかしくなった。
「そんなことないですよ!」
シオリは容姿端麗、それに加えて頭もキレる。天は二物を与えた。
「でも、変わってるでしょ?」
言葉に詰まってしまった。即座に否定――は出来ない。
変人ではないはずだ。ちょっと変わってるくらい。そもそもノーマルってなに? 普通の定義とは? そんなことを考え擁護しなくてはならない紙本シオリという人物は、充分に人の目から見れば変人に映るのかもしれない。
「君も苦労するでしょ」
同情までされてしまった。
恋のライバルだというのに、随分と余裕がある。
勝算でもあると言うのか。
「僕はフラれてしまったしね」
早々に恋のライバルが脱落した。
素っ頓狂な声を上げてしまった。
「そうなんですか!?」
「頑張ったんだけどね」
頑張ったと言うのは書架の文庫本の入れ替えの事だろう。あの一見無意味な行為にはちゃんと意味があったのだ。
それはもちろん愛の告白だ。
「それにしてもよく気が付いたね」
「まあ、俺も似たようなことしてるんで」
「知ってる。だから焦って今行動に移した(告白した)んだから」
「え、俺が何してるか知ってるんですか!?」
「もちろん。僕は司書だからね」
胸を張ってショウスケは鼻高々といった様子で言う。
司書だからという理由には納得しかねるが、ショウスケはフミハルの告白計画を図らずも知ってしまい、焦って告白を実行したと言う事のようだ。
「中々洒落た告白だっただろ」
自信ありげに言うが、フミハルは斬り捨てる。
「重いです。あんな告白受け止めきれませんよ」
「そうかな」
「そうですよ。「愛してる」なんていきなりすぎます」
何がダメだったのかわからないと言う顔をするショウスケに一から説明をする。謎解きを交えて――
***
「まず今回の告白方法ですが、文庫本の特色を生かした面白い方法でしたけど、書架を散らかしてると言う点ですでにマイナスです。司書のであるシオリさんの仕事増やしてますからね。
新潮文庫の背表紙にある平仮名(外国の作家は片仮名)を並べてメッセージを作る発想は俺にはないです。本好きだからこそのアイデアですね」
ショウスケは照れくさそうに鼻の頭を掻きながら「我ながら会心の出来だった」と満足気に語る。
「最初に『羅生門・鼻』芥川龍之介、『ジャイロスコープ』伊坂幸太郎、『所轄刑事・麻生龍太郎』柴田よしき、『幻世の祈り――家族狩り 第一部』天童荒太、『にんじん』ジュール・ルナール。
これらの一見統一性の無い本も順番通りに並べると、作家の名前の始まりの平仮名が並ぶと――芥川龍之介の「あ」、伊坂幸太郎の「い」、柴田よしきの「し」、天童荒太の「て」、そして最後にジュール・ルナールの「ル」。
頭文字だけ読むと「あいしてル」変換すれば「愛してる」になる。それが視覚的にもわかるからシオリさんはすぐに気でいたんでしょうね。
ついでに先程本田さんが並び替えた本は『天国と地獄』『黒い蝶』『燃えよ剣』『ロビンソン漂流記』『孤独な散歩者の夢想』の五冊。
作家は赤川次郎、井上靖、司馬遼太郎、デフォー、ルソーで、こちらも背表紙の平仮名と片仮名を続けて読めば「愛してる」になる。」
「その通り。分かってもらえること前提で告白したんだから気づかれなかったら悲しいよ」
「それで選んだ言葉のチョイスが「愛してる」ですか。告白としては重すぎます」
「それは僕だって思ったさ。でもそうせざるを得なかったんだ」
他にも想いを伝える言葉なんていくらでもある。
「好きです」だったら四文字で済む。文庫本も四冊あれば事足りる。「愛してる」より一冊分気軽に思いが伝えられる。
「なんでですか他にも好きとか、あるでしょ?」
ショウスケは下向きに歪もうとする口を強引に上に引っ張り上げたような顔で、
「それじゃ、君の告白と同じ言葉になるじゃないか」
重い告白だということくらいわかっていたのだ。
その言葉を選ぶほかなかった理由。それはフミハルの告白計画が関係していた。
なんだか申し訳ない気がしてきて謝ろうと口が動いた瞬間。
「さっき書庫で整理していたら紙本さんからの返事があったよ。僕と同じ方法でね」
それでと口にする前に言葉を遮られた。
「最初にフラれたって言ったろ。傷口に塩を塗るなよ」
力なく笑ったショウスケの瞳は潤んでいた――。
***
「おすすめの本あります?」
「佐藤友哉の『デンデラ』はどうかな?」
「それじゃ、その本借ります」
この日はショウスケに薦められた本を借りて図書館を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる