4 / 18
幼馴染の葛藤
しおりを挟む
「森で出会ったんだ。ポーション屋を営んでる人でさ、俺を雇ってくれるって言ってくれて。魔法を近くで見られるし、受けることにした」
いきなり俺たちの関係性に挟まってきた見知らぬ男は、不信感しかない大人だった。
リク──幼いころから遊んでいた親友。どこへ行くのにも何をするのにも一緒で、明日も会えるというのに門限の時間が来るたびに別れを惜しんだ。街で育った同じくらいの年頃や下の子ども相手には面倒見がよく、俺の母も父も「小さいのにしっかりしている」と誉め言葉を頻繁に口にしていたのを今でも覚えている。
自分だって、その世話になっていた。家が近いというのもあってか、人よりもその機会はずっと多く。暇があれば体を動かし傷を作ってきた自分に対し、しょっちゅう手を焼いていたように思う。
『ルーカス、また怪我したのか?』
『これくらいすぐに治る。そうだ、あの木の上に登ろう。見晴らしがすごくよかったんだ』
『ダメ。……どうせそれでこんなかすり傷作ったんだろ、洗いに行くよ』
これくらい大丈夫なのに。そう思いつつ促されるまま、傷口を水で洗い流す。その様子をぼんやり見ながら、リクは言葉を発する。
『魔法が早く使えたらいいのに』
『もう少しかかるんだろうな。20までには使えるだろ、あんまり考えるなよ』
小さく頷く。
自分は10歳頃からもう魔法が使えるようになっていた。どうも攻撃系の魔法に特化しているらしく、回復なんかはあまり効果が無かった。かなりの魔力を消費しても、せいぜいかすり傷がひとつふさがる程度。あまりにも効率が悪いため、そういう職業よりは戦うもののほうが向いているだろうと周りの大人たちは言っていた。
リクは、まだ発現しない。20に達する前には使えるようになるとはいえ、不安も大きくなるだろう。少しでもその心配を払拭してやりたくて、声をかける。
『リクはどんな魔法が使いたいんだ』
『なんだろ。……なにに適性があっても嬉しいけど……』
俺の顔を見ると、にっと、悪戯っぽく笑った。
『回復魔法かな。ルーカス、いつも傷作って帰ってくるから』
自分はあの瞬間、それまでに感じたことの無い胸の高鳴りを覚えた。ただひとつわかったのは、目の前の幼馴染が自分にとってかけがえのない存在であること、それだけだった。
そして──リクよりも先に15歳になったあの日。平均的な人間と比べ、魔力が膨大だと告げられたあの日。親友とパーティを組み、冒険者になりたいと願望が生まれた。
この広い世界をアイツと冒険できたら、その感動は他の誰と分かち合うよりも俺の心を震わせてくれるだろうと思ったから。魔法が得意でなくとも気にしない。力を合わせて魔物を倒し、人々を助ける。俺たちならば、どのパーティよりも強くなれる。活躍できる。そう信じてやまなかった。
だから。魔力が無いと言われたあのとき。思考が止まって、何も言えなくなってしまった。俺の夢は、絶望的だと突き付けられたようで。
なのに、なんだ。あの男は!
森の中、歩いていた足を止め。浮かんでくる、なんとも不真面目そうな男の顔に悔しさが込み上げて、歯噛みする。
俺が先に、リクを誘おうと思っていたのに。誰よりも大切な幼馴染と共に、同じ未来を歩みたいと考えていたのに。
幼い独占欲が大声をあげている。信じたくない。だけど、紛れもない現実だった。自分の質問へひとつもまともに返せないようなだらしない大人。素性の知れない、怪しい男。そんな奴が信用に値するかなんて、考えるまでもない。なのに、大切な幼馴染はそいつに拾われたのだと。到底、受けいれられるわけがない。
なにより受け入れがたいのは──そんな大人のくせに、的を射たことを言われたから。
『最悪、キミの親友が死ぬ。その覚悟くらいはできてる?』
そんなの冒険者になる者として当然だ、できているに決まってる。──そう言えたら、少しは格好が付いただろうか。だが、リクが死ぬ覚悟など嘘でも口にできるわけがなかった。結局、どこまでいっても自分の夢は子どもの絵空事なのだ。
大きな樹の幹に手をついて、うなだれる。苦しい。
魔法を使えないなんて、聞いたことがない。だからこそ、自分の身を守れないリクは俺が守ってみせる。その気持ちは本当だ。
だけど、だけど。もし、怪我でもさせたら、死んでしまったら。想像しただけで、肝が冷える。考えていなかったわけではない。ただ──そうだ、真剣に受け止めてはいなかったのだろう。
あの男は、こんな俺を見て笑うだろうか。それとも冷淡に覚悟の無さを詰めるのだろうか。ああ、そうだ。己の力を過大評価していた。傲慢になっていた。そう言われても、何も反論はできないだろう。自分ならばリクを守れると、根拠のない自身に満ちていたのだから。
無意識のうちに詰めた息を吐く。腰を下ろして、横になった。見上げた視界の中では、葉が擦れてさらさらと音を立てている。
魔力が無いと告白されたあの日に、いつもより小さく見えたその背中を追いかけなかったことがいけないのだろうか。その腕を掴んで、吐露された心の内を受け止めていれば未来は変わったのだろうか。……いいや、魔力が人よりも多い自分が隣にいたところで、きっとその傷口を抉っていたずらに傷つけていたのだろう。
だったら、もっと前から誘っていれば望みはあったのか。……それもまた、魔力が無いと判断されたリクを余計に苦しめていたはずだ。違う。自分はあの愛おしい幼馴染を縛り付けたいわけではない。
思考はすでに結論を出していた。自分が見ないふりを続けて、目を背けていただけで。だからこそ、認めたくなかった。あの男だからこそ、リクを絶望の淵から掬いあげることができたのだと。
自分の夢は、きっと叶えられない。わかっている。だから、せめて。ひとりで冒険をして、この広い世界を見て。リクに話をしてやりたい。たくさんの経験と土産を持ち帰ってやりたい。
それで、いつか覚悟ができて。リクを本当に守れるくらいに立派になったそのときは、改めて旅へと誘おう。断られても、気にしない。俺がそうしたいだけなのだから。
なんだか無性に、幼馴染の顔が見たくなった。
「……行こう。ここでうじうじしていても、ダサいだけだ」
あの男を認めて、幼馴染に一時の別れを告げるため。
……ああ、だけど。もう少し、ここで横になっていようか。どれくらい時間を要するかはわからないが──何故だか自然と滲む涙が収まるまで。
いきなり俺たちの関係性に挟まってきた見知らぬ男は、不信感しかない大人だった。
リク──幼いころから遊んでいた親友。どこへ行くのにも何をするのにも一緒で、明日も会えるというのに門限の時間が来るたびに別れを惜しんだ。街で育った同じくらいの年頃や下の子ども相手には面倒見がよく、俺の母も父も「小さいのにしっかりしている」と誉め言葉を頻繁に口にしていたのを今でも覚えている。
自分だって、その世話になっていた。家が近いというのもあってか、人よりもその機会はずっと多く。暇があれば体を動かし傷を作ってきた自分に対し、しょっちゅう手を焼いていたように思う。
『ルーカス、また怪我したのか?』
『これくらいすぐに治る。そうだ、あの木の上に登ろう。見晴らしがすごくよかったんだ』
『ダメ。……どうせそれでこんなかすり傷作ったんだろ、洗いに行くよ』
これくらい大丈夫なのに。そう思いつつ促されるまま、傷口を水で洗い流す。その様子をぼんやり見ながら、リクは言葉を発する。
『魔法が早く使えたらいいのに』
『もう少しかかるんだろうな。20までには使えるだろ、あんまり考えるなよ』
小さく頷く。
自分は10歳頃からもう魔法が使えるようになっていた。どうも攻撃系の魔法に特化しているらしく、回復なんかはあまり効果が無かった。かなりの魔力を消費しても、せいぜいかすり傷がひとつふさがる程度。あまりにも効率が悪いため、そういう職業よりは戦うもののほうが向いているだろうと周りの大人たちは言っていた。
リクは、まだ発現しない。20に達する前には使えるようになるとはいえ、不安も大きくなるだろう。少しでもその心配を払拭してやりたくて、声をかける。
『リクはどんな魔法が使いたいんだ』
『なんだろ。……なにに適性があっても嬉しいけど……』
俺の顔を見ると、にっと、悪戯っぽく笑った。
『回復魔法かな。ルーカス、いつも傷作って帰ってくるから』
自分はあの瞬間、それまでに感じたことの無い胸の高鳴りを覚えた。ただひとつわかったのは、目の前の幼馴染が自分にとってかけがえのない存在であること、それだけだった。
そして──リクよりも先に15歳になったあの日。平均的な人間と比べ、魔力が膨大だと告げられたあの日。親友とパーティを組み、冒険者になりたいと願望が生まれた。
この広い世界をアイツと冒険できたら、その感動は他の誰と分かち合うよりも俺の心を震わせてくれるだろうと思ったから。魔法が得意でなくとも気にしない。力を合わせて魔物を倒し、人々を助ける。俺たちならば、どのパーティよりも強くなれる。活躍できる。そう信じてやまなかった。
だから。魔力が無いと言われたあのとき。思考が止まって、何も言えなくなってしまった。俺の夢は、絶望的だと突き付けられたようで。
なのに、なんだ。あの男は!
森の中、歩いていた足を止め。浮かんでくる、なんとも不真面目そうな男の顔に悔しさが込み上げて、歯噛みする。
俺が先に、リクを誘おうと思っていたのに。誰よりも大切な幼馴染と共に、同じ未来を歩みたいと考えていたのに。
幼い独占欲が大声をあげている。信じたくない。だけど、紛れもない現実だった。自分の質問へひとつもまともに返せないようなだらしない大人。素性の知れない、怪しい男。そんな奴が信用に値するかなんて、考えるまでもない。なのに、大切な幼馴染はそいつに拾われたのだと。到底、受けいれられるわけがない。
なにより受け入れがたいのは──そんな大人のくせに、的を射たことを言われたから。
『最悪、キミの親友が死ぬ。その覚悟くらいはできてる?』
そんなの冒険者になる者として当然だ、できているに決まってる。──そう言えたら、少しは格好が付いただろうか。だが、リクが死ぬ覚悟など嘘でも口にできるわけがなかった。結局、どこまでいっても自分の夢は子どもの絵空事なのだ。
大きな樹の幹に手をついて、うなだれる。苦しい。
魔法を使えないなんて、聞いたことがない。だからこそ、自分の身を守れないリクは俺が守ってみせる。その気持ちは本当だ。
だけど、だけど。もし、怪我でもさせたら、死んでしまったら。想像しただけで、肝が冷える。考えていなかったわけではない。ただ──そうだ、真剣に受け止めてはいなかったのだろう。
あの男は、こんな俺を見て笑うだろうか。それとも冷淡に覚悟の無さを詰めるのだろうか。ああ、そうだ。己の力を過大評価していた。傲慢になっていた。そう言われても、何も反論はできないだろう。自分ならばリクを守れると、根拠のない自身に満ちていたのだから。
無意識のうちに詰めた息を吐く。腰を下ろして、横になった。見上げた視界の中では、葉が擦れてさらさらと音を立てている。
魔力が無いと告白されたあの日に、いつもより小さく見えたその背中を追いかけなかったことがいけないのだろうか。その腕を掴んで、吐露された心の内を受け止めていれば未来は変わったのだろうか。……いいや、魔力が人よりも多い自分が隣にいたところで、きっとその傷口を抉っていたずらに傷つけていたのだろう。
だったら、もっと前から誘っていれば望みはあったのか。……それもまた、魔力が無いと判断されたリクを余計に苦しめていたはずだ。違う。自分はあの愛おしい幼馴染を縛り付けたいわけではない。
思考はすでに結論を出していた。自分が見ないふりを続けて、目を背けていただけで。だからこそ、認めたくなかった。あの男だからこそ、リクを絶望の淵から掬いあげることができたのだと。
自分の夢は、きっと叶えられない。わかっている。だから、せめて。ひとりで冒険をして、この広い世界を見て。リクに話をしてやりたい。たくさんの経験と土産を持ち帰ってやりたい。
それで、いつか覚悟ができて。リクを本当に守れるくらいに立派になったそのときは、改めて旅へと誘おう。断られても、気にしない。俺がそうしたいだけなのだから。
なんだか無性に、幼馴染の顔が見たくなった。
「……行こう。ここでうじうじしていても、ダサいだけだ」
あの男を認めて、幼馴染に一時の別れを告げるため。
……ああ、だけど。もう少し、ここで横になっていようか。どれくらい時間を要するかはわからないが──何故だか自然と滲む涙が収まるまで。
190
あなたにおすすめの小説
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!
タッター
BL
ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。
自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。
――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。
そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように――
「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」
「無理。邪魔」
「ガーン!」
とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。
「……その子、生きてるっすか?」
「……ああ」
◆◆◆
溺愛攻め
×
明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け
炎の精霊王の愛に満ちて
陽花紫
BL
異世界転移してしまったミヤは、森の中で寒さに震えていた。暖をとるために焚火をすれば、そこから精霊王フレアが姿を現す。
悪しき魔術師によって封印されていたフレアはその礼として「願いをひとつ叶えてやろう」とミヤ告げる。しかし無欲なミヤには、願いなど浮かばなかった。フレアはミヤに欲望を与え、いまいちど願いを尋ねる。
ミヤは答えた。「俺を、愛して」
小説家になろうにも掲載中です。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
聖女召喚の巻き添えで喚ばれた「オマケ」の男子高校生ですが、魔王様の「抱き枕」として重宝されています
八百屋 成美
BL
聖女召喚に巻き込まれて異世界に来た主人公。聖女は優遇されるが、魔力のない主人公は城から追い出され、魔の森へ捨てられる。
そこで出会ったのは、強大な魔力ゆえに不眠症に悩む魔王。なぜか主人公の「匂い」や「体温」だけが魔王を安眠させることができると判明し、魔王城で「生きた抱き枕」として飼われることになる。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
幸福からくる世界
林 業
BL
大陸唯一の魔導具師であり精霊使い、ルーンティル。
元兵士であり、街の英雄で、(ルーンティルには秘匿中)冒険者のサジタリス。
共に暮らし、時に子供たちを養う。
二人の長い人生の一時。
うちの前に落ちてたかわいい男の子を拾ってみました。 【完結】
まつも☆きらら
BL
ある日、弟の海斗とマンションの前にダンボールに入れられ放置されていた傷だらけの美少年『瑞希』を拾った優斗。『1ヵ月だけ置いて』と言われ一緒に暮らし始めるが、どこか危うい雰囲気を漂わせた瑞希に翻弄される海斗と優斗。自分のことは何も聞かないでと言われるが、瑞希のことが気になって仕方ない2人は休みの日に瑞希の後を尾けることに。そこで見たのは、中年の男から金を受け取る瑞希の姿だった・・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる