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人混みをかき分けてエマ達の元に向かう。
だいぶ遅くなってしまったな、、、
エマはお姉様にハンカチを返せたのかな~と心配になったが、まあ大丈夫でしょ。
途中、側を通りかかったシャンパンボーイからは追加のシャンパンをもらうと、キョロキョロと辺りを見渡す。
「あ、いたいた。ロエナお姉様!」
ロエナを見つければ横にはエマもいる。
急いで行くとそこにはフィリップお兄様も一緒にいて、エマと仲良く話してるではないか!!
お、なんだなんだ~いい雰囲気じゃないか?
ロエナを挟んで二人とも親密そうだし。
ゲームをクリアする前段階からさっそくいい感じで微笑ましいです!
これは期待しちゃっていいやつかな⁈
「サザンカ!」
「いや~お待たせお待たせ。遅れちゃった」
「もうサザンカったら。一体今まで何処にいたの?お兄様と心配してたのよ??」
「あはは、ごめんさない。ちょっと急用ができて、、、」
よほど心配させてしまったのか、ロエナお姉様は顔が少し暗かった。
ヒロインを悲しませてしまっては、今後に悪影響を及ぼし兼ねない。
チラリと後に控えていたシャロンの目が光る。
暗殺者の瞳がキラン!!
いや、てか、空気冷た!!!!!
その瞳で今にも私を殺そうとしてたりする??
仲睦まじい温かい団欒モードが一気に醒めた。
怖い…まさかヒロインを悲しませたら悪女は殺すぞってか???????
「ホントにごめん!あ、エマは?お姉様にハンカチは返せた?」
あせあせな状況でなんとか話題を逸らした。
もう絶対に専属執事を解雇してもらう!
「はい。無事に返却することができました。サザンカ様のおかげです」
「そっか~それは良かったよ~!!」
「ロエナ様ともこうしてお話することができて、私とても嬉しいです!!」
エマは憧れの眼差しでロエナを見る。
流石はロエナ。
ヒロインオーラでもうエマとも打ち解けたようだ。
「それを聞いて安心したよ!お姉様は女神のように美しいから」
「も、もう!サザンカったら//そんな大袈裟な」
「いえいえホントのことです!あ、お詫びになんですけど。はいこれ!さっき皆の分の飲み物を貰ってきたから飲みましょう!!」
エマとにはシャンパン。
お姉様には赤いワインを渡す。
「こっちは私からお姉様に。お詫びに召し上がって下さい」
「まあ、ありがとうサザンカ」
「はいでは乾杯~」
三人でグラスに乾杯。
ゆっくりと嚥下する。
ロエナを目で追えば、ワインは戸惑うことなくその口の中に。
だが数秒後、ロエナは「あれ?なんか、、、体が」と言ってフラフラしだすと、そのまま倒れ込んでしまったのだ。
「きゃー!!ロエナ様!!!!」
「ロエナ!」
エマがビックリして叫べば、お兄様が慌てて駆け寄る。
グラスは割れて床には赤いワインはこぼれる。
この一連の騒ぎに会場にいた者達の目線が一気に集中した。
「サザンカこれは…オマエ、一体ロエナに何をした!」
「サザンカ、もしやお前…ロエナに毒を、、!」
騒ぎに気づいてお父様とお兄ちゃんも駆けつけてくる。
床にばらまかれたワイン。
それらを見ながら、お父様の顔色が一気に暗く変わっていく。
"うそでしょ…サザンカ様がワインに毒を?"
"悪女だ。いやはや…恐ろしい、、"
"そこまでしてロエナ様を陥れようとしていたなんて"
"姉に嫉妬して毒殺するとは!!この殺人姫め!"
会場では貴族達のサザンカに対するバッシングが絶えない。
悪役令嬢サザンカの噂を知るみんなからすれば、ヒロインに嫉妬する醜い妹。
サザンカはそれだけでしか見えていないのだ。
「ま、待って下さい!サザンカ様はそんなことをする方ではありません!」
だが意外にもエマがそう叫ぶ。
「きっと何かの間違いです。サザンカ様はとても優しい方ですわ。ましてやロエナ様はサザンカ様の姉君なのですよ⁈それを毒殺するなど!!」
「では他に誰がやったと?」
公爵が冷たく言い放つ。
途端に会場の空気が変わった。
「ロエナが飲んだワイン。だがサザンカの持つワインには何の問題もないと見えるが。同じものを飲んでおいて、なぜロエナだけが倒れるのだ」
「そ、それは、、、」
そのあまりにも冷たく強い圧にはエマも身じろいでしまう。
お兄様達も何も言わない。
みんなが自分を疑っている。
(今まさに、私の演技力が試される)
サザンカは呼吸を整えれば静かに口を開いた。
「………ごめんさない。こんなこと、ホントはするつもりなかったの。だってあまりにも腹が立っていたから。だから仕方がなかったの」
「サザンカ様、そんな…では、、、」
「ええ、そうよ。お姉様が倒れたのは私のせい」
その言葉にエマの目が見開いく。
それは絶望を意味する目。
会場はサザンカの容認にざわついた。
「サザンカ、それが何を意味するのか。お前は分かっているのか」
お父様の厳しい目。
敵意を含んだ、そんな目だ。
ロエナは顔を真っ青にさせて意識が戻らない。それをお兄様が抱きしめていたが、こちらに向けられる目はお父様同様に憎しみが込められていた。
お兄ちゃんはショックのような顔をしていた。
「ええお父様…分かっていますわ。私は大変な罪を犯しました。だって、」
「………」
「お姉様が下戸であることを知っておきながら、私は彼女にお酒を飲ませてしまいました!!」
「………は?」
手を広げて涙ながらに熱弁。
その予想外の回答には公爵達も間抜けな顔をしていた。
「公爵様!」
不意にシャロンが口を開く。
だが気まずそうな顔でロエナを見れば、やがて顔を上げた。
「どうやら…お酒に酔われているだけのようです」
「なんだと?ではロエナは!」
「はい、生きておられます。毒ではありません。ただ酷く強めのお酒を摂取されたようですので、暫くは起きないかと」
シャロンの言葉にみんなはビックリした。
だがこれも計画のうち。
ゲーム内でこの事実を知っているのは現在自分一人だけ。
ヒロインの唯一の弱点。
それはお酒。
み『ヒロインのロエナは下戸なんだよ~それでメイドが昔からお酒だけは絶対飲ませないようにしてて~』
みっちゃん情報によれば、幼い頃、ついうっかりラム酒入りのチョコを食べてしまったことで発覚した。
ロエナはそれはもうお酒に弱かった。
しかもヤバいのは酒癖が悪すぎた点。
当時のメイドはそれ以降、ロエナにアルコールを飲ませないようきつく徹底していたのだ。
「すみませんが、お姉様を別室に運んでもらえますか?」
近くにいた使用人の一人に声をかければロエナは運ばれていく。
まああの様子じゃ明日まで起きないだろう。
気持ちよさそうに寝ているロエナ。
顔色は悪いが悪態を寝言で言われるよりはマシ。
ワインも何種類かあるうち、左から順に度数が高くなるよう置かれていた中で、一番右の奴を抜粋してきたから。
ま、初めてのお酒デビューにしてはやりすぎたかな、、、アハハ
さてと!
なら次はコッチのターンだ!!
「サザンカ、きちんと説明しなさい」
「ごめんなさい、お父様。実は私からも…是非お父様に見ていただきたいものが。こちらをどうぞ」
渡したのはロエナに渡したのとそっくり同じワイン。
自分が持っていた方のワインを公爵に差し出す。
「なんだこれは。さっきのワインか?」
受け取った公爵は不思議そうにワインを見ていたが、やがて匂いを嗅ぐとその異変に気付いた。
「これは、、、!!」
「はい!見ての通り、毒入りです。本来であればお姉様が飲む筈だったものです。実はある殿方からお姉様にと。私直々に頼まれまして」
「なんだと?それは一体どこの誰だ」
「それは…」
そこでサザンカは会場をぐるりと目で追う。
多くの参加者が立ち止まる中、やがて目的の人物達を見つければ指をさす。
「シモンズ男爵とファット伯爵のお二人ですわ!!!」
だいぶ遅くなってしまったな、、、
エマはお姉様にハンカチを返せたのかな~と心配になったが、まあ大丈夫でしょ。
途中、側を通りかかったシャンパンボーイからは追加のシャンパンをもらうと、キョロキョロと辺りを見渡す。
「あ、いたいた。ロエナお姉様!」
ロエナを見つければ横にはエマもいる。
急いで行くとそこにはフィリップお兄様も一緒にいて、エマと仲良く話してるではないか!!
お、なんだなんだ~いい雰囲気じゃないか?
ロエナを挟んで二人とも親密そうだし。
ゲームをクリアする前段階からさっそくいい感じで微笑ましいです!
これは期待しちゃっていいやつかな⁈
「サザンカ!」
「いや~お待たせお待たせ。遅れちゃった」
「もうサザンカったら。一体今まで何処にいたの?お兄様と心配してたのよ??」
「あはは、ごめんさない。ちょっと急用ができて、、、」
よほど心配させてしまったのか、ロエナお姉様は顔が少し暗かった。
ヒロインを悲しませてしまっては、今後に悪影響を及ぼし兼ねない。
チラリと後に控えていたシャロンの目が光る。
暗殺者の瞳がキラン!!
いや、てか、空気冷た!!!!!
その瞳で今にも私を殺そうとしてたりする??
仲睦まじい温かい団欒モードが一気に醒めた。
怖い…まさかヒロインを悲しませたら悪女は殺すぞってか???????
「ホントにごめん!あ、エマは?お姉様にハンカチは返せた?」
あせあせな状況でなんとか話題を逸らした。
もう絶対に専属執事を解雇してもらう!
「はい。無事に返却することができました。サザンカ様のおかげです」
「そっか~それは良かったよ~!!」
「ロエナ様ともこうしてお話することができて、私とても嬉しいです!!」
エマは憧れの眼差しでロエナを見る。
流石はロエナ。
ヒロインオーラでもうエマとも打ち解けたようだ。
「それを聞いて安心したよ!お姉様は女神のように美しいから」
「も、もう!サザンカったら//そんな大袈裟な」
「いえいえホントのことです!あ、お詫びになんですけど。はいこれ!さっき皆の分の飲み物を貰ってきたから飲みましょう!!」
エマとにはシャンパン。
お姉様には赤いワインを渡す。
「こっちは私からお姉様に。お詫びに召し上がって下さい」
「まあ、ありがとうサザンカ」
「はいでは乾杯~」
三人でグラスに乾杯。
ゆっくりと嚥下する。
ロエナを目で追えば、ワインは戸惑うことなくその口の中に。
だが数秒後、ロエナは「あれ?なんか、、、体が」と言ってフラフラしだすと、そのまま倒れ込んでしまったのだ。
「きゃー!!ロエナ様!!!!」
「ロエナ!」
エマがビックリして叫べば、お兄様が慌てて駆け寄る。
グラスは割れて床には赤いワインはこぼれる。
この一連の騒ぎに会場にいた者達の目線が一気に集中した。
「サザンカこれは…オマエ、一体ロエナに何をした!」
「サザンカ、もしやお前…ロエナに毒を、、!」
騒ぎに気づいてお父様とお兄ちゃんも駆けつけてくる。
床にばらまかれたワイン。
それらを見ながら、お父様の顔色が一気に暗く変わっていく。
"うそでしょ…サザンカ様がワインに毒を?"
"悪女だ。いやはや…恐ろしい、、"
"そこまでしてロエナ様を陥れようとしていたなんて"
"姉に嫉妬して毒殺するとは!!この殺人姫め!"
会場では貴族達のサザンカに対するバッシングが絶えない。
悪役令嬢サザンカの噂を知るみんなからすれば、ヒロインに嫉妬する醜い妹。
サザンカはそれだけでしか見えていないのだ。
「ま、待って下さい!サザンカ様はそんなことをする方ではありません!」
だが意外にもエマがそう叫ぶ。
「きっと何かの間違いです。サザンカ様はとても優しい方ですわ。ましてやロエナ様はサザンカ様の姉君なのですよ⁈それを毒殺するなど!!」
「では他に誰がやったと?」
公爵が冷たく言い放つ。
途端に会場の空気が変わった。
「ロエナが飲んだワイン。だがサザンカの持つワインには何の問題もないと見えるが。同じものを飲んでおいて、なぜロエナだけが倒れるのだ」
「そ、それは、、、」
そのあまりにも冷たく強い圧にはエマも身じろいでしまう。
お兄様達も何も言わない。
みんなが自分を疑っている。
(今まさに、私の演技力が試される)
サザンカは呼吸を整えれば静かに口を開いた。
「………ごめんさない。こんなこと、ホントはするつもりなかったの。だってあまりにも腹が立っていたから。だから仕方がなかったの」
「サザンカ様、そんな…では、、、」
「ええ、そうよ。お姉様が倒れたのは私のせい」
その言葉にエマの目が見開いく。
それは絶望を意味する目。
会場はサザンカの容認にざわついた。
「サザンカ、それが何を意味するのか。お前は分かっているのか」
お父様の厳しい目。
敵意を含んだ、そんな目だ。
ロエナは顔を真っ青にさせて意識が戻らない。それをお兄様が抱きしめていたが、こちらに向けられる目はお父様同様に憎しみが込められていた。
お兄ちゃんはショックのような顔をしていた。
「ええお父様…分かっていますわ。私は大変な罪を犯しました。だって、」
「………」
「お姉様が下戸であることを知っておきながら、私は彼女にお酒を飲ませてしまいました!!」
「………は?」
手を広げて涙ながらに熱弁。
その予想外の回答には公爵達も間抜けな顔をしていた。
「公爵様!」
不意にシャロンが口を開く。
だが気まずそうな顔でロエナを見れば、やがて顔を上げた。
「どうやら…お酒に酔われているだけのようです」
「なんだと?ではロエナは!」
「はい、生きておられます。毒ではありません。ただ酷く強めのお酒を摂取されたようですので、暫くは起きないかと」
シャロンの言葉にみんなはビックリした。
だがこれも計画のうち。
ゲーム内でこの事実を知っているのは現在自分一人だけ。
ヒロインの唯一の弱点。
それはお酒。
み『ヒロインのロエナは下戸なんだよ~それでメイドが昔からお酒だけは絶対飲ませないようにしてて~』
みっちゃん情報によれば、幼い頃、ついうっかりラム酒入りのチョコを食べてしまったことで発覚した。
ロエナはそれはもうお酒に弱かった。
しかもヤバいのは酒癖が悪すぎた点。
当時のメイドはそれ以降、ロエナにアルコールを飲ませないようきつく徹底していたのだ。
「すみませんが、お姉様を別室に運んでもらえますか?」
近くにいた使用人の一人に声をかければロエナは運ばれていく。
まああの様子じゃ明日まで起きないだろう。
気持ちよさそうに寝ているロエナ。
顔色は悪いが悪態を寝言で言われるよりはマシ。
ワインも何種類かあるうち、左から順に度数が高くなるよう置かれていた中で、一番右の奴を抜粋してきたから。
ま、初めてのお酒デビューにしてはやりすぎたかな、、、アハハ
さてと!
なら次はコッチのターンだ!!
「サザンカ、きちんと説明しなさい」
「ごめんなさい、お父様。実は私からも…是非お父様に見ていただきたいものが。こちらをどうぞ」
渡したのはロエナに渡したのとそっくり同じワイン。
自分が持っていた方のワインを公爵に差し出す。
「なんだこれは。さっきのワインか?」
受け取った公爵は不思議そうにワインを見ていたが、やがて匂いを嗅ぐとその異変に気付いた。
「これは、、、!!」
「はい!見ての通り、毒入りです。本来であればお姉様が飲む筈だったものです。実はある殿方からお姉様にと。私直々に頼まれまして」
「なんだと?それは一体どこの誰だ」
「それは…」
そこでサザンカは会場をぐるりと目で追う。
多くの参加者が立ち止まる中、やがて目的の人物達を見つければ指をさす。
「シモンズ男爵とファット伯爵のお二人ですわ!!!」
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