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【第2章:密室での支配段階】(第5~10話)
第5話「触れる手」
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二回目の土曜日が来た。
透也は少しの緊張を抱えながら、アトリエへと向かった。前回の違和感。柊の視線。肩に触れた手の感触。それらが頭の中をぐるぐると回る。
「大丈夫だ。ただのモデルだ」
自分に言い聞かせる。でも、心臓の鳴りは収まらない。
ドアをノックすると、すぐに開いた。
「待ってたよ」
柊が笑顔で迎える。その笑顔は穏やかで、優しい。透也は少し安心した。
「よろしくお願いします」
アトリエに入る。前回と同じ椅子が、窓際に置かれていた。
「じゃあ、座って」
透也が椅子に座る。柊がキャンバスの前に立った。前回描き始めたキャンバス。透也の輪郭が、うっすらと描かれている。
「今日は、もう少し進めたいんだ」
柊が筆を持つ。でも、やはりすぐには動かさない。透也を見つめている。
今日も、その視線は長い。
五分、十分。透也は耐える。これが、モデルというものだ。そう自分に言い聞かせる。
でも、柊の視線は、やはり普通じゃない。まるで、透也の全てを見透かそうとしているような。獲物を品定めする獣のような、熱を帯びた眼差し。
透也の首筋に、汗が一筋流れた。
「先生」
柊が口を開いた。透也が柊を見る。
「はい」 「少し、姿勢を直してもいいかな」 「あ、はい」
透也が姿勢を正そうとすると、柊が筆を置いた。 そして、近づいてくる。
透也の心臓が跳ねる。柊が、すぐ目の前に立った。二十センチほどの距離。吐息が届きそうなほど。
「肩に、力が入ってる」
柊の手が、透也の肩に触れた。
「っ...」
透也の身体が強張る。大きな手。男性の手が、自分の肩を掴んでいる。指の一本一本の感触が、シャツ越しにも分かる。
「もう少し、力を抜いて」
柊の手が、透也の肩を揉む。マッサージするような仕草。親指が首の付け根を押す。透也は息を呑んだ。
「こう...リラックスして」
柊の声が近い。吐息が、透也の頬に触れそうなほど。男性の低い声が、耳元で響く。
「...はい」
透也が小さく答える。でも、身体は全くリラックスできない。むしろ、もっと緊張している。
柊の手が、ゆっくりと肩を滑る。首筋に近づく。親指が首の後ろをなぞる。透也の呼吸が浅くなった。
ゾクリ、とした。
背筋を何かが走る。恐怖だけじゃない。別の、名前をつけられない感覚。
「先生の身体、すごく固いね」 「...緊張してるので」 「緊張しないで。僕は、先生を傷つけたりしないから」
柊の囁き。その声には、何か甘いものが混じっている。蜜のような、でも毒を含んだような。
柊の手が、透也の顎に触れた。
「顔は、こっちを向いて」
指先で顎を持ち上げる。透也の顔が、柊の方を向く。
二人の目が合った。
柊の目。鋭く、でも熱い。透也を捉えて離さない。まるで、透也以外の全てが消えてしまったかのような、集中した眼差し。
透也の心臓が、今にも飛び出しそうだった。
柊の親指が、透也の下唇に触れた。
「っ...!」
柔らかく、でもしっかりとした圧。透也の脳裏に、一瞬の想像が走る。 このまま、キスされるんじゃないか。
でも、柊は寸止めする。親指を離し、ゆっくりと顔を離した。透也は、知らず知らずのうちに息を止めていたことに気づく。
「...こう、ですか」
透也が震える声で聞く。柊が頷いた。
「そう。完璧だ」
でも、柊は手を離さない。透也の顎を、まだ掴んでいる。
数秒の沈黙。
透也の心臓が、今にも飛び出しそうだった。
「...柊さん」
透也が小さく呼ぶ。柊がハッとして、手を離した。
「ああ、ごめん」
柊が一歩下がる。透也は大きく息をついた。
「じゃあ、続けよう」
柊がキャンバスの前に戻る。筆を持つ。でも、やはり動かす時間は短い。ほとんどの時間、透也を見つめている。
その視線は、もう観察を超えていた。渇望。まるで、透也の肌を一枚一枚剥がしていくような、執着的な眼差し。
一時間が経った。
透也は限界を感じていた。柊の視線。それが、あまりにも重い。皮膚が焼けるような感覚。
「あの...」
透也が口を開きかけたとき、柊が言った。
「髪が、乱れてる」
そして、また近づいてくる。
「っ...」
透也が身を引こうとするが、椅子に座っているから動けない。
柊の手が、透也の髪に触れた。
指で、優しく髪を撫でる。整えるような仕草。でも、その手つきは、どこか愛でるようだった。指が髪の一本一本を梳くように動く。
「柔らかい髪だね」
柊が囁く。透也の顔が真っ赤になった。
「あの...その...触らなくても...」 「ん?」
柊が透也を見下ろす。透也は視線を逸らした。
「髪くらい、自分で直せます」 「でも、ポーズを整えてるだけだよ」
柊の声は穏やか。でも、その手は、まだ透也の髪に触れている。耳の後ろに手が触れる。透也の身体が震えた。
ゾクゾクとした感覚が、首筋から全身に広がる。
「寒い?」 「...いえ」 「そう」
柊の手が、ようやく離れた。透也は安堵のため息をついた。
「じゃあ、今日はここまでにしようか」
柊が言った。透也は素早く立ち上がった。
「...ありがとうございました」
慌てて帰ろうとする透也。柊が呼び止めた。
「先生」
透也が振り返る。柊が微笑んでいた。
「コーヒーでも飲んでいかない?」 「いえ、今日は...用事があるので」
嘘だった。でも、ここにこれ以上いたくなかった。
柊の表情が、少し寂しそうになった。
「そうか...残念だな」
透也は頭を下げて、アトリエを出た。
階段を下りながら、全身の力が抜けていくのを感じた。
「今日は...変だった」
肩に触れられた。顎を掴まれた。下唇に触れられた。髪を撫でられた。
全て、ポーズを整えるため。そう、柊は言った。
でも、透也にはどうしても、それだけとは思えなかった。 あの手の動き。あの視線。あの囁き。 全てが、何か別の意味を持っているような気がした。
「でも...ポーズのためだよな」
透也は自分を納得させようとした。モデルをする時、身体に触れられるのは当然だ。美大の授業でも、そうだった。
「そうだ。普通のことだ」
でも、心の奥底では。 小さな警鐘が、もう少し大きく鳴り始めていた。
家に帰って、シャワーを浴びる。でも、柊に触れられた場所が、まだ熱い気がした。 肩。顎。唇。髪。
男性に触れられる感覚。それが、透也の身体に残っている。
透也は首筋を触った。柊の親指がなぞった場所。まだ、熱を持っているような気がする。
「くそ...」
透也は頭を振った。考えすぎだ。柊は、ただの画家だ。モデルとして、普通に接しているだけ。 それ以上の意味は、ない。
ベッドに横になる。でも、眠れない。
柊の顔が浮かぶ。あの鋭い目。優しい微笑み。そして、透也の身体に触れる手。大きくて、温かくて。
透也の下腹部が、ジンと熱くなった。
「っ...」
透也が慌てて寝返りを打つ。
「何考えてるんだ...」
内心で悪態をつく。男に触れられて、こんな反応。
でも、身体は正直だった。
「...また、来週か」
来週も、行かなければならない。約束したから。
でも、本当に行っていいのか。
透也は、自分でも分からなくなっていた。
携帯が震えた。メッセージ。柊からだった。
『今日もありがとう。少しずつ、いい絵になってきてる。来週も、よろしく』
透也は画面を見つめた。返信すべきか。
結局、短く返した。
『はい』
それだけ。
すぐに既読がついた。でも、返信はなかった。
透也は携帯を置いて、目を閉じた。
柊の手の感触が、まだ消えない。 肩。顎。唇。髪。
「...大丈夫だ」
自分に言い聞かせる。 でも、その声は、どこか弱々しかった。
透也は少しの緊張を抱えながら、アトリエへと向かった。前回の違和感。柊の視線。肩に触れた手の感触。それらが頭の中をぐるぐると回る。
「大丈夫だ。ただのモデルだ」
自分に言い聞かせる。でも、心臓の鳴りは収まらない。
ドアをノックすると、すぐに開いた。
「待ってたよ」
柊が笑顔で迎える。その笑顔は穏やかで、優しい。透也は少し安心した。
「よろしくお願いします」
アトリエに入る。前回と同じ椅子が、窓際に置かれていた。
「じゃあ、座って」
透也が椅子に座る。柊がキャンバスの前に立った。前回描き始めたキャンバス。透也の輪郭が、うっすらと描かれている。
「今日は、もう少し進めたいんだ」
柊が筆を持つ。でも、やはりすぐには動かさない。透也を見つめている。
今日も、その視線は長い。
五分、十分。透也は耐える。これが、モデルというものだ。そう自分に言い聞かせる。
でも、柊の視線は、やはり普通じゃない。まるで、透也の全てを見透かそうとしているような。獲物を品定めする獣のような、熱を帯びた眼差し。
透也の首筋に、汗が一筋流れた。
「先生」
柊が口を開いた。透也が柊を見る。
「はい」 「少し、姿勢を直してもいいかな」 「あ、はい」
透也が姿勢を正そうとすると、柊が筆を置いた。 そして、近づいてくる。
透也の心臓が跳ねる。柊が、すぐ目の前に立った。二十センチほどの距離。吐息が届きそうなほど。
「肩に、力が入ってる」
柊の手が、透也の肩に触れた。
「っ...」
透也の身体が強張る。大きな手。男性の手が、自分の肩を掴んでいる。指の一本一本の感触が、シャツ越しにも分かる。
「もう少し、力を抜いて」
柊の手が、透也の肩を揉む。マッサージするような仕草。親指が首の付け根を押す。透也は息を呑んだ。
「こう...リラックスして」
柊の声が近い。吐息が、透也の頬に触れそうなほど。男性の低い声が、耳元で響く。
「...はい」
透也が小さく答える。でも、身体は全くリラックスできない。むしろ、もっと緊張している。
柊の手が、ゆっくりと肩を滑る。首筋に近づく。親指が首の後ろをなぞる。透也の呼吸が浅くなった。
ゾクリ、とした。
背筋を何かが走る。恐怖だけじゃない。別の、名前をつけられない感覚。
「先生の身体、すごく固いね」 「...緊張してるので」 「緊張しないで。僕は、先生を傷つけたりしないから」
柊の囁き。その声には、何か甘いものが混じっている。蜜のような、でも毒を含んだような。
柊の手が、透也の顎に触れた。
「顔は、こっちを向いて」
指先で顎を持ち上げる。透也の顔が、柊の方を向く。
二人の目が合った。
柊の目。鋭く、でも熱い。透也を捉えて離さない。まるで、透也以外の全てが消えてしまったかのような、集中した眼差し。
透也の心臓が、今にも飛び出しそうだった。
柊の親指が、透也の下唇に触れた。
「っ...!」
柔らかく、でもしっかりとした圧。透也の脳裏に、一瞬の想像が走る。 このまま、キスされるんじゃないか。
でも、柊は寸止めする。親指を離し、ゆっくりと顔を離した。透也は、知らず知らずのうちに息を止めていたことに気づく。
「...こう、ですか」
透也が震える声で聞く。柊が頷いた。
「そう。完璧だ」
でも、柊は手を離さない。透也の顎を、まだ掴んでいる。
数秒の沈黙。
透也の心臓が、今にも飛び出しそうだった。
「...柊さん」
透也が小さく呼ぶ。柊がハッとして、手を離した。
「ああ、ごめん」
柊が一歩下がる。透也は大きく息をついた。
「じゃあ、続けよう」
柊がキャンバスの前に戻る。筆を持つ。でも、やはり動かす時間は短い。ほとんどの時間、透也を見つめている。
その視線は、もう観察を超えていた。渇望。まるで、透也の肌を一枚一枚剥がしていくような、執着的な眼差し。
一時間が経った。
透也は限界を感じていた。柊の視線。それが、あまりにも重い。皮膚が焼けるような感覚。
「あの...」
透也が口を開きかけたとき、柊が言った。
「髪が、乱れてる」
そして、また近づいてくる。
「っ...」
透也が身を引こうとするが、椅子に座っているから動けない。
柊の手が、透也の髪に触れた。
指で、優しく髪を撫でる。整えるような仕草。でも、その手つきは、どこか愛でるようだった。指が髪の一本一本を梳くように動く。
「柔らかい髪だね」
柊が囁く。透也の顔が真っ赤になった。
「あの...その...触らなくても...」 「ん?」
柊が透也を見下ろす。透也は視線を逸らした。
「髪くらい、自分で直せます」 「でも、ポーズを整えてるだけだよ」
柊の声は穏やか。でも、その手は、まだ透也の髪に触れている。耳の後ろに手が触れる。透也の身体が震えた。
ゾクゾクとした感覚が、首筋から全身に広がる。
「寒い?」 「...いえ」 「そう」
柊の手が、ようやく離れた。透也は安堵のため息をついた。
「じゃあ、今日はここまでにしようか」
柊が言った。透也は素早く立ち上がった。
「...ありがとうございました」
慌てて帰ろうとする透也。柊が呼び止めた。
「先生」
透也が振り返る。柊が微笑んでいた。
「コーヒーでも飲んでいかない?」 「いえ、今日は...用事があるので」
嘘だった。でも、ここにこれ以上いたくなかった。
柊の表情が、少し寂しそうになった。
「そうか...残念だな」
透也は頭を下げて、アトリエを出た。
階段を下りながら、全身の力が抜けていくのを感じた。
「今日は...変だった」
肩に触れられた。顎を掴まれた。下唇に触れられた。髪を撫でられた。
全て、ポーズを整えるため。そう、柊は言った。
でも、透也にはどうしても、それだけとは思えなかった。 あの手の動き。あの視線。あの囁き。 全てが、何か別の意味を持っているような気がした。
「でも...ポーズのためだよな」
透也は自分を納得させようとした。モデルをする時、身体に触れられるのは当然だ。美大の授業でも、そうだった。
「そうだ。普通のことだ」
でも、心の奥底では。 小さな警鐘が、もう少し大きく鳴り始めていた。
家に帰って、シャワーを浴びる。でも、柊に触れられた場所が、まだ熱い気がした。 肩。顎。唇。髪。
男性に触れられる感覚。それが、透也の身体に残っている。
透也は首筋を触った。柊の親指がなぞった場所。まだ、熱を持っているような気がする。
「くそ...」
透也は頭を振った。考えすぎだ。柊は、ただの画家だ。モデルとして、普通に接しているだけ。 それ以上の意味は、ない。
ベッドに横になる。でも、眠れない。
柊の顔が浮かぶ。あの鋭い目。優しい微笑み。そして、透也の身体に触れる手。大きくて、温かくて。
透也の下腹部が、ジンと熱くなった。
「っ...」
透也が慌てて寝返りを打つ。
「何考えてるんだ...」
内心で悪態をつく。男に触れられて、こんな反応。
でも、身体は正直だった。
「...また、来週か」
来週も、行かなければならない。約束したから。
でも、本当に行っていいのか。
透也は、自分でも分からなくなっていた。
携帯が震えた。メッセージ。柊からだった。
『今日もありがとう。少しずつ、いい絵になってきてる。来週も、よろしく』
透也は画面を見つめた。返信すべきか。
結局、短く返した。
『はい』
それだけ。
すぐに既読がついた。でも、返信はなかった。
透也は携帯を置いて、目を閉じた。
柊の手の感触が、まだ消えない。 肩。顎。唇。髪。
「...大丈夫だ」
自分に言い聞かせる。 でも、その声は、どこか弱々しかった。
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