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番外編
かすみ草(始と幸多)※△
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子どもといる幸多を見て、自分も、という気持ちが大きくなったらしい。
始の魔力は無理矢理付けられたようなものだから、もしかしたら子どもは望めないんじゃないかと不安に思っているようで……ヒューとデンドルムは“できにくいかもしれない”とは言っていたが、“できない”とは言っていなかった。
七年が過ぎ、落ち込み気味の始に幸多は提案をした。五日間、頑張ってみる? と。
ヒューとデンドルムに協力してもらい、一日中でなくても良いから二人きりの時間をもらえないかと相談をする。
何も毎日体を重ねる必要はない。少しでも心が軽くなれば良いのだ。……幸多はそう思っていた。
「はぁ、……ん、……っ」
「っ……はっ」
いつもと違う場所で少し緊張しながら、幸多と始はお互いの体を触りキスを繰り返す。
ここは幸多のためにつくられた風呂場である。たまには入りたいだろうと始が知らぬ間につくっていた。
ぴちゃぴちゃと小さな音でも響くことに恥ずかしくなるが、今日はとことん付き合うと言ってしまった。今になって少し後悔している幸多だが撤回する気はない。
「ふ、ぁ……」
始の腰に足を絡ませ座り陰茎同士をくっつける。幸多がまとめてつかんだ上から始の手が覆い被さり離さぬように擦った。
ただ出すことだけを促すように、お互いのモノを刺激する。
唇は触れたまま、言葉ではなく荒い息づかいが聞こえて頬が熱くなる。
「……っ」
「っ……ん」
手にボタボタと精液を吐き出し、幸多は目を閉じ震える。手を離す前に先を擦られてびくりと反応した。
始は汚れてしまったところをきれいにして、今度は幸多を後ろから抱きしめる。
「続きは風呂上がってからにする?」
「そうだな。……幸多の尻も準備万端だし、早めに出よう」
「言い方!」
幸多の内ももをなぞりながら嬉しそうに言った始に、幸多は照れながら自分の足に置かれている手をペチッと叩いた。
ベッドへ移動した後、寝転がる幸多の足の間に入り込み胸をいじり脇腹をなでる。それに満足したら幸多の足を持ち上げ内側に何度もキスをした。
片手を尻穴へ持っていき数本まとめてナカをなぞると、幸多の体がピクリと動く。
そのまま腹側を探っていると、もう一つの穴を見つける。メイの実は使用済みだ。その入り口をぐにぐにと円を描くように押した。
「あぁ……っ、ぅあっ、あ……」
指の先がつぷっと入り、擦りながら進む。
「はぁ、っあ、…………ん……っ!」
確認のため開くと、大丈夫そうだとわかり指を抜いた。ドロッと液が垂れる穴を見て、始はそこへ陰茎を押しつける。
狭い場所に自身が入り始め、幸多の息がさらに荒くなった。何回経験してもこの強い快感には慣れない、と幸多は思う。
全て入り始が動き出すと、もう何も考えられない。
「幸多……っ」
「あ、始っ……だめ、っあ」
幸多の目に涙が浮かび始めると、始は幸多の両足を胸元まで持ち上げ、尻が上がったところに上から覆い被さるように奥を突いた。
「あ、っ! あ、ぅぐっ、……ぁあっ!」
「はぁ、……はっ……」
肌のぶつかる音と幸多の嬌声、息をこぼし汗をかく始は幸多を抱きしめて中に出した。
一時的にだが自分の魔力が幸多に宿るのを感じながら、二回戦目へと移るのだった。
◇ ◇ ◇
十日後、確認を終えた始は嬉しそうだ。
幸多は椅子に座ると、隣へ座るよう始に促した。幸多をじっと見たまま、ゆっくり腰掛ける。
「頑張って良かったね」
「……ああ」
目を細めて優しく笑う始に、幸多も笑顔を返した。
始の魔力は無理矢理付けられたようなものだから、もしかしたら子どもは望めないんじゃないかと不安に思っているようで……ヒューとデンドルムは“できにくいかもしれない”とは言っていたが、“できない”とは言っていなかった。
七年が過ぎ、落ち込み気味の始に幸多は提案をした。五日間、頑張ってみる? と。
ヒューとデンドルムに協力してもらい、一日中でなくても良いから二人きりの時間をもらえないかと相談をする。
何も毎日体を重ねる必要はない。少しでも心が軽くなれば良いのだ。……幸多はそう思っていた。
「はぁ、……ん、……っ」
「っ……はっ」
いつもと違う場所で少し緊張しながら、幸多と始はお互いの体を触りキスを繰り返す。
ここは幸多のためにつくられた風呂場である。たまには入りたいだろうと始が知らぬ間につくっていた。
ぴちゃぴちゃと小さな音でも響くことに恥ずかしくなるが、今日はとことん付き合うと言ってしまった。今になって少し後悔している幸多だが撤回する気はない。
「ふ、ぁ……」
始の腰に足を絡ませ座り陰茎同士をくっつける。幸多がまとめてつかんだ上から始の手が覆い被さり離さぬように擦った。
ただ出すことだけを促すように、お互いのモノを刺激する。
唇は触れたまま、言葉ではなく荒い息づかいが聞こえて頬が熱くなる。
「……っ」
「っ……ん」
手にボタボタと精液を吐き出し、幸多は目を閉じ震える。手を離す前に先を擦られてびくりと反応した。
始は汚れてしまったところをきれいにして、今度は幸多を後ろから抱きしめる。
「続きは風呂上がってからにする?」
「そうだな。……幸多の尻も準備万端だし、早めに出よう」
「言い方!」
幸多の内ももをなぞりながら嬉しそうに言った始に、幸多は照れながら自分の足に置かれている手をペチッと叩いた。
ベッドへ移動した後、寝転がる幸多の足の間に入り込み胸をいじり脇腹をなでる。それに満足したら幸多の足を持ち上げ内側に何度もキスをした。
片手を尻穴へ持っていき数本まとめてナカをなぞると、幸多の体がピクリと動く。
そのまま腹側を探っていると、もう一つの穴を見つける。メイの実は使用済みだ。その入り口をぐにぐにと円を描くように押した。
「あぁ……っ、ぅあっ、あ……」
指の先がつぷっと入り、擦りながら進む。
「はぁ、っあ、…………ん……っ!」
確認のため開くと、大丈夫そうだとわかり指を抜いた。ドロッと液が垂れる穴を見て、始はそこへ陰茎を押しつける。
狭い場所に自身が入り始め、幸多の息がさらに荒くなった。何回経験してもこの強い快感には慣れない、と幸多は思う。
全て入り始が動き出すと、もう何も考えられない。
「幸多……っ」
「あ、始っ……だめ、っあ」
幸多の目に涙が浮かび始めると、始は幸多の両足を胸元まで持ち上げ、尻が上がったところに上から覆い被さるように奥を突いた。
「あ、っ! あ、ぅぐっ、……ぁあっ!」
「はぁ、……はっ……」
肌のぶつかる音と幸多の嬌声、息をこぼし汗をかく始は幸多を抱きしめて中に出した。
一時的にだが自分の魔力が幸多に宿るのを感じながら、二回戦目へと移るのだった。
◇ ◇ ◇
十日後、確認を終えた始は嬉しそうだ。
幸多は椅子に座ると、隣へ座るよう始に促した。幸多をじっと見たまま、ゆっくり腰掛ける。
「頑張って良かったね」
「……ああ」
目を細めて優しく笑う始に、幸多も笑顔を返した。
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