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第1章:第2節
図書室と凪の同室者
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昼休み、私は今図書室にて本を読んでいた。
読書は私の趣味であり、ヴァンパイアハンター成り立ての頃はいつも、本を読むことは欠かせなかった。
栖蘭学園の図書室は前世に住んでいた近くにある図書館の広さで、豊富な本や資料がズラリと並んでいる。
(色んな本があって、勉強になるなー)
時間があっという間に過ぎるまで、本を没頭していた。
「あ、あの……すみません」
ふと声がしたので振り返る。
「そ、そろそろ昼休み、終わるの、で……」
オドオドしくひょろっとしていて、今でもよろけそうな幼さが残る男子生徒に呼びかけられる。
ふと時計を見れば、もうすぐ昼休みが終わる時間に迫っていた。
「分かりました。ですが、借りたい本がいくつかあるのでカウンターで待って頂けますか?」
「い、いいです、よ………」
そう言うと男子生徒はカウンターへと向かう。
私は席を立ち、読み終えた本を元にあった場所へと返していく。そして次に新たな本を手にして、図書カウンターへと持ち出した。
「これをお願いします。」
「は、はい……」
図書カウンターに提出したのは三冊の本。そのうちの二つは推理小説でシリーズものだ。
「お、終わり、ました……」
「ありがとう」
私は手続きを終わらせた本を手にして、図書室を後にした。
※※※※※※※※※※
放課後、昨日と同じく由奈と凪と3人で学生寮へと向かう。
「スーちゃん私ね、昨日同じ部屋のレイカちゃんとお友達になったの!」
「それは、良かったですね」
嬉しそうに話す由奈を見て、私は内心ホッとする。
もう一人のサポートキャラ、立花レイカは私に声をかけ、そこから由奈と関わり、友達として由奈を支える…
…____これが本来の流れだった。
それが私の過ちによって、本来ならその場にはいない凪が私とついてきて、立花レイカを声かけようとした私を凪が遮った。
よって立花レイカを由奈と関わることが出来なくなってしまった、かと思えた。
…____よくよく考えたら、由奈と同じ部屋じゃん。すっかり忘れてた…
私が声をかけようがいまいが、由奈に関わることに変わりはないと言うことに再度、安堵する。
あ、そう言えば、と凪は何かを思い出したかのように私を見て………
「ねぇスピカ、後で僕の部屋に来てくれない?」
「何故ですか?」
「ここだとちょっと…………」
と凪はチラッと由奈を見る
(ああ、そういうことか………)
私は凪のアイコンタクトを見て理解した。
「?」
由奈は何故自分に向けたのか分からず、首を傾げる。
女の子の前では、話しづらい内容だろう。
「……分かりました。伺いますよ。凪の部屋は何号室ですか?」
「402号室だよ~」
学生寮に着いた私達は一旦、それぞれの部屋へと戻っていった。
※※※※※※※※※※
部屋に戻った私は、警戒していた。
なんせ私は今朝、ミナトに女だとバレた挙句、血を吸わされてしまったからだ。
「……………」
部屋に戻り、鍵を掛けた私は吸われた首筋に手を当てる。時間はもうとっくに経ってた筈なのに、牙に突きつけられた感触が蘇る。
「っ!?///あーもう!!考えても仕方ない!!///」
私はブンブンと首を横に振り、落ち着かせる。
制服をハンガーに掛け、ルームウェアに着替えた私は部屋を素早く出て、凪がいる402号室へ向かう。
私が住んでる507号室は五階にあり、凪は一回降りて四階に住んでいる。幸いにも凪がいる部屋は階段のすぐ近くであるため、たどり着けた。
(そう言えば、凪の同室者って……誰なんだろ?)
ふとそんなことを思った私はドアの右上にあるネームプレートをみた。
(えっと、桃野凪、七海勇真……ってあれ?)
七海勇真、という人物を私は見覚えがあった。
読書は私の趣味であり、ヴァンパイアハンター成り立ての頃はいつも、本を読むことは欠かせなかった。
栖蘭学園の図書室は前世に住んでいた近くにある図書館の広さで、豊富な本や資料がズラリと並んでいる。
(色んな本があって、勉強になるなー)
時間があっという間に過ぎるまで、本を没頭していた。
「あ、あの……すみません」
ふと声がしたので振り返る。
「そ、そろそろ昼休み、終わるの、で……」
オドオドしくひょろっとしていて、今でもよろけそうな幼さが残る男子生徒に呼びかけられる。
ふと時計を見れば、もうすぐ昼休みが終わる時間に迫っていた。
「分かりました。ですが、借りたい本がいくつかあるのでカウンターで待って頂けますか?」
「い、いいです、よ………」
そう言うと男子生徒はカウンターへと向かう。
私は席を立ち、読み終えた本を元にあった場所へと返していく。そして次に新たな本を手にして、図書カウンターへと持ち出した。
「これをお願いします。」
「は、はい……」
図書カウンターに提出したのは三冊の本。そのうちの二つは推理小説でシリーズものだ。
「お、終わり、ました……」
「ありがとう」
私は手続きを終わらせた本を手にして、図書室を後にした。
※※※※※※※※※※
放課後、昨日と同じく由奈と凪と3人で学生寮へと向かう。
「スーちゃん私ね、昨日同じ部屋のレイカちゃんとお友達になったの!」
「それは、良かったですね」
嬉しそうに話す由奈を見て、私は内心ホッとする。
もう一人のサポートキャラ、立花レイカは私に声をかけ、そこから由奈と関わり、友達として由奈を支える…
…____これが本来の流れだった。
それが私の過ちによって、本来ならその場にはいない凪が私とついてきて、立花レイカを声かけようとした私を凪が遮った。
よって立花レイカを由奈と関わることが出来なくなってしまった、かと思えた。
…____よくよく考えたら、由奈と同じ部屋じゃん。すっかり忘れてた…
私が声をかけようがいまいが、由奈に関わることに変わりはないと言うことに再度、安堵する。
あ、そう言えば、と凪は何かを思い出したかのように私を見て………
「ねぇスピカ、後で僕の部屋に来てくれない?」
「何故ですか?」
「ここだとちょっと…………」
と凪はチラッと由奈を見る
(ああ、そういうことか………)
私は凪のアイコンタクトを見て理解した。
「?」
由奈は何故自分に向けたのか分からず、首を傾げる。
女の子の前では、話しづらい内容だろう。
「……分かりました。伺いますよ。凪の部屋は何号室ですか?」
「402号室だよ~」
学生寮に着いた私達は一旦、それぞれの部屋へと戻っていった。
※※※※※※※※※※
部屋に戻った私は、警戒していた。
なんせ私は今朝、ミナトに女だとバレた挙句、血を吸わされてしまったからだ。
「……………」
部屋に戻り、鍵を掛けた私は吸われた首筋に手を当てる。時間はもうとっくに経ってた筈なのに、牙に突きつけられた感触が蘇る。
「っ!?///あーもう!!考えても仕方ない!!///」
私はブンブンと首を横に振り、落ち着かせる。
制服をハンガーに掛け、ルームウェアに着替えた私は部屋を素早く出て、凪がいる402号室へ向かう。
私が住んでる507号室は五階にあり、凪は一回降りて四階に住んでいる。幸いにも凪がいる部屋は階段のすぐ近くであるため、たどり着けた。
(そう言えば、凪の同室者って……誰なんだろ?)
ふとそんなことを思った私はドアの右上にあるネームプレートをみた。
(えっと、桃野凪、七海勇真……ってあれ?)
七海勇真、という人物を私は見覚えがあった。
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