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第2章:第1節
勉強会で疑問抱く質問されました。
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「スピカちゃん、これどういう意味か分かる?」
「ああ、これはですね…………」
翌日私は、402号室のリビングにて勉強会をしていた。
「お前、こういうの教えるの上手だよな」
「国語はギリギリでしたので、国語以外でしたらなんでも」
何故402号室で勉強会してるのかというと、学校にて中間テストの用紙が返ってきたからだ。ここ栖蘭学園では偏差値が少し高くて、一つの教科に付き五十点を取らないといけないらしく、五教科の中で一つでも五十点未満を取ったものは夏休み前に補習がある。
「スピカちゃん、国語苦手なの?」
「……苦手ですが、なんとか補習には免れました。」
「以外、ですね。得意、そうに、見えました」
「よく言われますよ。」
因みに私は五教科全て五十点以上いってるため補習の心配はないが、苦手教科である国語に関してはギリギリの点数で補習を免れたので油断出来ない状態である。
「スピカ先輩♪これの意味を教えて欲しいっす!」
勉強会のメンバーの中に何故一年の神無月までがいるのかというと学校帰りに偶然遭遇して、私に頼み込んだからである。そうこれは凪と神無月のための勉強会で、二人は必死に私の教えにノートを書き込み復習していた。
「……さっきからスピカばっかり聞いてくるよな?」
ふと様子を見ていたミナトは不機嫌な顔つきで二人に睨み付ける。
「だって香月先輩って、他人に教えるイメージあんま無いんすよね。想像出来ないっす。」
「……このメンバーの中では俺がトップなんだが?」
五教科の総点数が高い順でミナト、七海君、私、凪、神無月になる。
「スピカ先輩って、教えるのもそうなんすけど五教科全て優秀っすもんね!」
「…………聞いてたか?こいつは国語苦手だと言ってただろうが!」
「それでも補習には免れたんだから凄いよね~」
補習対象である凪と神無月は私を絶賛していたが、ミナトは相変わらず不機嫌なまま二人を睨みつけながら様子を見ていた。
「お喋りは程々にして、勉強会を進みますよ。………分かってると思いますが、補習で五十点以上取れなかったら夏休み中、学校行かなきゃいけなくなりますので。」
そう言って私は眼鏡をクイッと上げて再び、再開する。
「僕、行って、きます」
ふと玄関のノックしたので七海君が立ち上がり、玄関まで歩みガチャリと開けた。
「あ、西園寺、君………」
「こんにちは、七海君」
玄関からレオン君の声が聞こえて、私は一瞬ピクリと反応する。
「こちらに僕の同室者がお邪魔してるようなので、入っても大丈夫かな?」
「ど、どうぞ…………」
お邪魔しますとレオン君が玄関をあげる足音がこちらに近づく。
「あれ?先輩じゃないっすか?」
レオン君を目にした神無月は意外そうな顔つきで驚きを見せる。
「神無月君、どうやら先輩方に教えて貰ってるようだね。」
レオン君はミナトの隣にしゃがみ込み、勉強をする神無月を見て少し感心良くする。
「先輩方、僕の同室者に教えて貰ってすみません。」
「西園寺君、大丈夫ですよ。」
「……俺は何も教えてねぇけどな。」
「僕は同室者の神無月君に教えているのですが、僕の教え方が駄目だったのか彼の点数がギリギリアウトになってしまいました。」
レオン君は申し訳なさそうに述べて私達に一礼した。
「教えてギリギリアウトっつーことは、お前も点数ヤバいんじゃねぇのか?」
ミナトはレオン君に目を向けて、少し哀れな表情を見せるが……
「心配無用ですよ、香月先輩。だって僕、オール満点ですから」
「……なんでギリギリアウトになるんだよ!」
爽やかな笑みで浮かぶレオン君にミナトは呆れた顔つきでレオン君を突っ込んだ。
「ま、とにかく勉強会しましょう。」
レオン君を加わり計六人になり、勉強会を進み始めた。
「あの、藤野先輩…………」
「なんですか、七海君。」
暫くして私は七海君の問いかけに顔を向ける。
「えっと、勉強と、関係、無いんですけど…………」
と何やら七海君は言いづらそうな顔つきをして言おうか迷っていた。
「言っても良いんですよ。七海君は補習対象外ですから。」
私は七海君に言うように促す。そして決心したように七海君の口が開いた
「藤野先輩って、女性みたいな、顔つきを、してますよね」
そう言われた私はピタッと手を止めて、七海君を見る。
「女性、みたいな顔つき……ですか?」
私は顔を強張り、背中に冷や汗をタラタラと流れる。
「男性にしては、雰囲気が、中性的、なんですが、藤野先輩の、場合はどちらか、と言うと、女性に、近いような…………」
「確かに七海君の言う通り、藤野先輩の顔立ちってよく見ると女性みたいですよね?」
レオン君も私の顔をみて、マジマジと見つめる。
それを聞いたミナトと凪はゲホッと咽せて、神無月は面白そうにニヤリと笑みを浮かべる。
「初めて言われましたよ、アハハ…………」
私は顔を強張りながらも受け答えをして、苦笑いを溢ぼした。
「ま、いくら女顔でも【紅薔薇寮】にいる時点でスピカ先輩は"男"、なんすけどね」
そう言う神無月の顔は私を見て、ニヤニヤしていた。
「……それも、そうですよね。藤野先輩は、女性じゃ、無いですよね。」
七海君は神無月の言葉に納得して、ノートに目を映す。
(七海君って、ある意味鋭いよね…………今のところ、ミナト以外気付いてないみたいだけど、ね。)
私は平然としながらも心の中でバレたのでは無いかの焦りとバレなくて良かったのドキドキが混ざり合っていたのだった。
「ああ、これはですね…………」
翌日私は、402号室のリビングにて勉強会をしていた。
「お前、こういうの教えるの上手だよな」
「国語はギリギリでしたので、国語以外でしたらなんでも」
何故402号室で勉強会してるのかというと、学校にて中間テストの用紙が返ってきたからだ。ここ栖蘭学園では偏差値が少し高くて、一つの教科に付き五十点を取らないといけないらしく、五教科の中で一つでも五十点未満を取ったものは夏休み前に補習がある。
「スピカちゃん、国語苦手なの?」
「……苦手ですが、なんとか補習には免れました。」
「以外、ですね。得意、そうに、見えました」
「よく言われますよ。」
因みに私は五教科全て五十点以上いってるため補習の心配はないが、苦手教科である国語に関してはギリギリの点数で補習を免れたので油断出来ない状態である。
「スピカ先輩♪これの意味を教えて欲しいっす!」
勉強会のメンバーの中に何故一年の神無月までがいるのかというと学校帰りに偶然遭遇して、私に頼み込んだからである。そうこれは凪と神無月のための勉強会で、二人は必死に私の教えにノートを書き込み復習していた。
「……さっきからスピカばっかり聞いてくるよな?」
ふと様子を見ていたミナトは不機嫌な顔つきで二人に睨み付ける。
「だって香月先輩って、他人に教えるイメージあんま無いんすよね。想像出来ないっす。」
「……このメンバーの中では俺がトップなんだが?」
五教科の総点数が高い順でミナト、七海君、私、凪、神無月になる。
「スピカ先輩って、教えるのもそうなんすけど五教科全て優秀っすもんね!」
「…………聞いてたか?こいつは国語苦手だと言ってただろうが!」
「それでも補習には免れたんだから凄いよね~」
補習対象である凪と神無月は私を絶賛していたが、ミナトは相変わらず不機嫌なまま二人を睨みつけながら様子を見ていた。
「お喋りは程々にして、勉強会を進みますよ。………分かってると思いますが、補習で五十点以上取れなかったら夏休み中、学校行かなきゃいけなくなりますので。」
そう言って私は眼鏡をクイッと上げて再び、再開する。
「僕、行って、きます」
ふと玄関のノックしたので七海君が立ち上がり、玄関まで歩みガチャリと開けた。
「あ、西園寺、君………」
「こんにちは、七海君」
玄関からレオン君の声が聞こえて、私は一瞬ピクリと反応する。
「こちらに僕の同室者がお邪魔してるようなので、入っても大丈夫かな?」
「ど、どうぞ…………」
お邪魔しますとレオン君が玄関をあげる足音がこちらに近づく。
「あれ?先輩じゃないっすか?」
レオン君を目にした神無月は意外そうな顔つきで驚きを見せる。
「神無月君、どうやら先輩方に教えて貰ってるようだね。」
レオン君はミナトの隣にしゃがみ込み、勉強をする神無月を見て少し感心良くする。
「先輩方、僕の同室者に教えて貰ってすみません。」
「西園寺君、大丈夫ですよ。」
「……俺は何も教えてねぇけどな。」
「僕は同室者の神無月君に教えているのですが、僕の教え方が駄目だったのか彼の点数がギリギリアウトになってしまいました。」
レオン君は申し訳なさそうに述べて私達に一礼した。
「教えてギリギリアウトっつーことは、お前も点数ヤバいんじゃねぇのか?」
ミナトはレオン君に目を向けて、少し哀れな表情を見せるが……
「心配無用ですよ、香月先輩。だって僕、オール満点ですから」
「……なんでギリギリアウトになるんだよ!」
爽やかな笑みで浮かぶレオン君にミナトは呆れた顔つきでレオン君を突っ込んだ。
「ま、とにかく勉強会しましょう。」
レオン君を加わり計六人になり、勉強会を進み始めた。
「あの、藤野先輩…………」
「なんですか、七海君。」
暫くして私は七海君の問いかけに顔を向ける。
「えっと、勉強と、関係、無いんですけど…………」
と何やら七海君は言いづらそうな顔つきをして言おうか迷っていた。
「言っても良いんですよ。七海君は補習対象外ですから。」
私は七海君に言うように促す。そして決心したように七海君の口が開いた
「藤野先輩って、女性みたいな、顔つきを、してますよね」
そう言われた私はピタッと手を止めて、七海君を見る。
「女性、みたいな顔つき……ですか?」
私は顔を強張り、背中に冷や汗をタラタラと流れる。
「男性にしては、雰囲気が、中性的、なんですが、藤野先輩の、場合はどちらか、と言うと、女性に、近いような…………」
「確かに七海君の言う通り、藤野先輩の顔立ちってよく見ると女性みたいですよね?」
レオン君も私の顔をみて、マジマジと見つめる。
それを聞いたミナトと凪はゲホッと咽せて、神無月は面白そうにニヤリと笑みを浮かべる。
「初めて言われましたよ、アハハ…………」
私は顔を強張りながらも受け答えをして、苦笑いを溢ぼした。
「ま、いくら女顔でも【紅薔薇寮】にいる時点でスピカ先輩は"男"、なんすけどね」
そう言う神無月の顔は私を見て、ニヤニヤしていた。
「……それも、そうですよね。藤野先輩は、女性じゃ、無いですよね。」
七海君は神無月の言葉に納得して、ノートに目を映す。
(七海君って、ある意味鋭いよね…………今のところ、ミナト以外気付いてないみたいだけど、ね。)
私は平然としながらも心の中でバレたのでは無いかの焦りとバレなくて良かったのドキドキが混ざり合っていたのだった。
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