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第3章:第1節
飛躍し過ぎにも程がある
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部屋を出て数分後に居間に着いた私は、既に三つ子達がそれぞれの定位置に着いていた。
私から見て二人用ソファーが左右に一つずつと一人用のソファーが前後一つずつ設置しており、セレスは一人用のソファーの奥側、左にはルウトで右にはカルマが座っている。
「ワタクシの目に狂いはなかったわね。」
セレスは私の服装を見て、満足気な笑みを浮かべる。二人用ソファーにそれぞれ座っているルウトとカルマも私に気づいてこちらを見て眺める。
「ふーん、馬子にも衣装じゃねぇの。」
ルウトは興味がない言い方で頬に手をつく。何気に言った『馬子にも衣装』と言うことわざを、初対面である私に言うのは些かどうなんだろうと思う。ま、本人は意味を知らずに言って____知ってても使い方を間違っているから気にしない方がいい。
「………………」
一方のカルマは無言のまま何も発さないが、私を見る目力が凄い。というか、カルマの瞳の奥はキラキラしていた。あの時もそうだったが、ヴァンパイアハンターである私に何故こういう眼差しなのか、物凄く違和感ある。
「ワタクシの向かいに座ってちょうだい。」
「は、はぁ…………」
セレスに座るよう促された私は向かい合わせの一人用のソファーを座る。いや、座ろうとした。
「……うわっ!?」
誰かにグイッと引っ張られた私は体がよろけて思わず目をギュッと瞑る。痛みは襲ってこなかったが、ボフッとクッションのような触り心地に体が受け止めたので怪我をせずに済んだ。
「……君、ボクの隣」
目を開けると私の視界には何故か、カルマが目に入る。恐らく私を引っ張ったのはカルマだ。私の腕を掴んだままだから。
「ちょっ!?離して下さい!」
「……ダメ。」
私は即座離れようとしたが腰に腕を回されてギュッと抱きしめられてしまう。同じ背丈なのに男と女では力の差があり過ぎてビクともしない。更にヴァンパイアハンターの能力が使えないため、今の私は無に等しい。
「珍しいじゃない。カルマが薬品以外のモノに興味を示すなんて。」
そう言ってセレスは脚組みをして私を抱きしめるカルマに投げかける。するとカルマはセレスに好意の眼差しのまま、衝撃を受ける事を言い放った。
「……セレス、この子をボクのお嫁さんにするから。」
突如のカルマの爆弾発言に私は思考を停止する。
(えっ…………今なんて言った?)
「あの、それは……冗談ですよね?」
私を未だに抱きしめるカルマに聞き返す。何かの間違いであってほしい、心の中でそう願ったのだが……
「……ボクは本気だけど?」
カルマの表情は冗談ではなく、真剣な表情になっていて本気なのだと悟る。暫くして居間に無音が続いて……
「「はぁー!!!?」」
そして私ともう一人が同時に仰天する声を上げた。
私から見て二人用ソファーが左右に一つずつと一人用のソファーが前後一つずつ設置しており、セレスは一人用のソファーの奥側、左にはルウトで右にはカルマが座っている。
「ワタクシの目に狂いはなかったわね。」
セレスは私の服装を見て、満足気な笑みを浮かべる。二人用ソファーにそれぞれ座っているルウトとカルマも私に気づいてこちらを見て眺める。
「ふーん、馬子にも衣装じゃねぇの。」
ルウトは興味がない言い方で頬に手をつく。何気に言った『馬子にも衣装』と言うことわざを、初対面である私に言うのは些かどうなんだろうと思う。ま、本人は意味を知らずに言って____知ってても使い方を間違っているから気にしない方がいい。
「………………」
一方のカルマは無言のまま何も発さないが、私を見る目力が凄い。というか、カルマの瞳の奥はキラキラしていた。あの時もそうだったが、ヴァンパイアハンターである私に何故こういう眼差しなのか、物凄く違和感ある。
「ワタクシの向かいに座ってちょうだい。」
「は、はぁ…………」
セレスに座るよう促された私は向かい合わせの一人用のソファーを座る。いや、座ろうとした。
「……うわっ!?」
誰かにグイッと引っ張られた私は体がよろけて思わず目をギュッと瞑る。痛みは襲ってこなかったが、ボフッとクッションのような触り心地に体が受け止めたので怪我をせずに済んだ。
「……君、ボクの隣」
目を開けると私の視界には何故か、カルマが目に入る。恐らく私を引っ張ったのはカルマだ。私の腕を掴んだままだから。
「ちょっ!?離して下さい!」
「……ダメ。」
私は即座離れようとしたが腰に腕を回されてギュッと抱きしめられてしまう。同じ背丈なのに男と女では力の差があり過ぎてビクともしない。更にヴァンパイアハンターの能力が使えないため、今の私は無に等しい。
「珍しいじゃない。カルマが薬品以外のモノに興味を示すなんて。」
そう言ってセレスは脚組みをして私を抱きしめるカルマに投げかける。するとカルマはセレスに好意の眼差しのまま、衝撃を受ける事を言い放った。
「……セレス、この子をボクのお嫁さんにするから。」
突如のカルマの爆弾発言に私は思考を停止する。
(えっ…………今なんて言った?)
「あの、それは……冗談ですよね?」
私を未だに抱きしめるカルマに聞き返す。何かの間違いであってほしい、心の中でそう願ったのだが……
「……ボクは本気だけど?」
カルマの表情は冗談ではなく、真剣な表情になっていて本気なのだと悟る。暫くして居間に無音が続いて……
「「はぁー!!!?」」
そして私ともう一人が同時に仰天する声を上げた。
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