異世界で童貞30歳が賢者になりました。

sato

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0.さようなら日本

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 俺の名前は大島康介(30歳独身)

 いわゆるブラック企業で働いている。
 仕事の内容はシステムの開発。毎日納期に終われては終電で帰る日々。

 実は、今日が30歳の誕生日だが、いつも通り深夜2時の帰宅だ。
 (もうやってられないよ。)

ーーー自宅アパートーーー

 自宅アパートで、「ただいまぁ!」と声をかけると、

 脳内アナウンス「返事がない。ただの一人暮らしのアパートのようだ。
         そして、貴方には妻も彼女もいなく、このままでは一生素人童貞のままです。」

 なんとも親切な 脳内アナウンスが聞こえてくる。
 (あぁ、一度でいいから、及○なお みたいな子とSEXしたいよ。本当に。)

 シャワーだけ浴びて、万年床につく。

 (もう嫌だぁ。こんな生活。。)

 (昔読んでたファンタジー小説(ロード○島○記)みたいな世界で楽しく暮らしたいよ。まったく。)

 (あと、ハーレム作って、俺最強!がしてみたい。) 

 (あぁ、でもパソコンとインターネットはないと嫌だからね!)

 (…余計なこと考えないで、もう寝よう。あぁ。ファンタジー世界にいきたいよ。まったく。)

ーーー女神の世界ーーー

 「(女性の声)・・・スケ。 コウ・・・ケ・・・。コースケ!!」

 (俺を呼ぶ声がこえる・・・夢の中かぁ。目覚まし鳴っていないしね)

 コースケがゆっくり目を開けると、
 見渡す限りの白い世界の中に、白い羽衣を着た女性が立っている。

 (なんだ。やっぱり夢か…こんな半裸状態の巨乳っ子がいるわけがない。背景白いしね。。)


 知らない女性「おぉ。コースケよ。死んでしまうとは情けない。。
        私の名前はオンナシン。この世界の女神です。」

 オンナシン「突然申し上げにくいのですが、貴方は死んでしまいました。」

 コースケ「・・・なんで?」

 (まぁ夢だからどうでもいいけどね。
  それにしても自分の夢ながら、女神の名前がオンナ(女)シン(神)なのはセンスがなさすぎる・・・)

 オンナシン「はい。隣の住民宅が火事になり、ガス引火による爆発で、貴方は亡くなりました。」

 コースケ「そうなんですか。。」

 オンナシン「あまり驚いていませんね?」

 コースケ「えぇ。。まぁ。」
 (夢なのでどうでもいいよね。現実でもどうでもいいや。)

 オンナシン「ごっほん」(女神が咳き込む)

 オンナシン「幸運なことに、貴方の死ぬ前の願望である異世界転移が叶いました。」

 コースケ「そうですか・・・」
 (そんなお願いしたかな。)
 
 オンナシン「ただ、異世界は貴方がいた日本よりも、厳しい環境にあります。
       そこで、私の力を用いて、3つだけ貴方に特別なスキルを与えます。
       ただし、どんなスキルが当たるかは運次第です。さぁ異世界スキルガチャを回してください。」

 異世界スキルガチャが、俺の目の前に突然現れた。
 
 コースケ「!!!」
 (夢の中ながら、驚いてしまった。。少し恥ずかしい)

 コースケ「どんなスキルが当たるのですか?」
 オンナシン「過去の人だと、経験値10倍、蘇生魔法などのスーパーレアスキルが当たった方もいらっしゃいました。」

 コースケ「スーパーレアスキル?」
 オンナシン「スキルは、ノーマル、レア、スーパーレア、ユニークレアの順で希少価値が高くなって来ます。また、異世界スキルガチャで排出されるのは、異世界に存在するスキルです。異世界でも手に入れることができます。ただし、スーパーレアは異世界に1人いるかいないかの超希少スキルです。ユニークレアが当たれば歴史上あなただけのスキルになります。当たれば異世界生活を満喫できますよ!」

 コースケ「面白そうですね!とりあえず回してみますよ!!」

 ガチャガチャガチャガチャ。コロコロコロ。。
 3つのガチャボールがでてきた。

 茶色。銀色。茶色。。

 キンコンカンコン、キンコンカンコン!
 おめでとうございます。レア(銀色)が当たりました!

 オンナシン「では、今から貴方の転移を開始し、転移後スキルを付与します。それでは、新たな人生に幸運を。」
       
 目の前が真っ暗になり、コースケの意識が途絶えた。
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