異世界で童貞30歳が賢者になりました。

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4.ゴブリンとの戦い

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俺とロージンは翌朝ゴブリン討伐に向かった。

街から2時間くらい歩いただろうか。
ゴブリンのねぐらである洞窟が見えた。

依頼内容はゴブリンの討伐である。ゴブリンの洞窟に3対のゴブリンが生息しているらしい。

ゴブリンは森で人間を襲撃することがあり、街の人間もこの1年で5人も殺されたらしい。
その中には以前討伐に向かった3人の冒険者も含まれるらしい。恐ろしい。。

冒険者と言うからには、俺のような初心者ではないのだろう。そんな彼ら彼女らが殺されたのだ。ロージンと素人冒険者の俺で勝てるのだろうか。。

ただ、不思議と不安は少ない。ロージンは冒険者としての何十年もの経験があり、冒険者ギルドからの信頼も厚い。きっとすごい強さなんだろう。

ロージン「着いたぞ。あそこだ。」
ロージンが指差した先には洞窟が見えた。

ロージン「夜になりゴブリンどもが寝静まったら、洞窟入り口に火をつける。うまくすれば煙で窒息させられる。たとえ出てきたとしてもその場で撲殺しやすい。」

俺は半日ほど枯れ葉を集めて。
夜になるのを待った。
その間 ロージンは洞窟を見張っていた。

ロージン「ゴブリンが4匹は洞窟を行き来していた。ギルドの報告より多いな。もっといるかもしれんが、しょうがあるまい。」

俺とロージンは、洞窟入り口に枯れ葉で山を作り、火を放った。

俺たちは洞窟近くの茂みに隠れて、ゴブリンがでてくるのを待った。10分ほど経つと、ゴブリンが飛び出てきた。煙を吸ったのか 洞窟入り口前でうずくまっている。

ロージンはすかさず持っていた斧でゴブリンにトドメを刺す。

2匹、3匹と出てきたが問題なく退治していく。
俺もロージンに促され4匹目のトドメを刺した。
今まで味わったことのない感触で、正直吐きそうになった。

???「ヴォヴェー!おおおおおおおおお!!」
3mほどの巨人が出てきた。


ロージン「ゴブリンキングだ!!逃げろ!」
ロージンは叫ぶと、同時に茂みの方に走り出した。

ゴブリンキングは俺たちを視認し、俺の方に突進してきた。

ドン!

鈍い音が鳴ったと思ったら、茂みの中にいた。
ゴブリンキングに突進され、吹っ飛んだようだ。

体中が痛い。左足が折れ、口から吐血した。
ゴブリンキングは、ロージンを探しているようだ。

コースケ「助け・・て・・」

脳内賢者「かしこまりました。ハイヒールを唱えました。」

その瞬間、俺の体が緑色の光で包まれ、痛みがきえていく。数秒で折れた左足が元に戻っている。

コースケ「・・・もしかして、お前がやったのか?」

脳内賢者「はい。」

コースケ「・・・魔法使えるの?」

脳内賢者「第3層までの魔法は使えます。」

あっけにとられた。
俺は魔法を使えないが、脳内賢者は魔法が使えるらしい。第3層が何かわからないがこれはすごいことなのではないか???

ゴブリンキング「ヴォぉぉぉぉ!!」

!!・・・それどころではなかった。
ゴブリンキングから逃げなければ!

ロージン「ああぁぁぁ!!」
ロージンの声が呻き声が聞こえる。

自分でも信じられないが、近くの斧を持ってゴブリンキングに突進した。

コースケ「うおおおおお!」
(脳内賢者!俺に力をくれ!!)

脳内賢者「かしこまりました。補助魔法を付与します。アタックアップ、フィジカルアップ、ウインドエンチャント、バーサク」

コースケの体が、赤やら黄色に光る。

ズドーーン!!
コースケはゴブリンキングの背中に、斧の一撃を食らわした。

そこからは、感覚が鈍くなり、体が勝手に動き、ひたすらゴブリンキングを斧で叩き続けた。どう考えても脳内賢者のバーサクの影響だろう。

ズドーーン!!
ズドーーン!!
ズドーン!
ズドーーン!!

テレッテテッテッテー
どこからともなく、なぞの音楽が流れた。
絶対レベル上がった音だよな。。
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