完全紹介制 "種付け屋" 旦那様の代わりに私が孕ませます【R18】

彦彦炎

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婚姻を結んで三年目。旦那の"モノ"が小さくて孕めません。①

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「本日のお宅はーっと。
 おお。これは豪邸だなぁ。」

 いくらここが江戸の都から少し離れていると言っても、そう易々と所有できる大きさの建物ではない。
 俺は見上げるほど立派な門の前に立ち、控えめに戸を叩く。

 まだ鶏も鳴かぬほどの早朝、冷ややかな霧がうっすらと立ち込めている。

 ギィィ……

 鈍く木が擦れる音と共に潜り戸が開き、小柄な女性が顔を出す。
 着物の袖は襷(たすき)で縛り、白髪混じりの髪は後ろで小さく纏めている。
 使用人なのだろう。

「兎屋です。ご依頼を頂いて参りました。」

 俺はその女性に近づき、深く礼をする。

「お待ちしておりました。どうぞこちらへ。」

 案内されるがままに潜り戸を通り、門の中へ足を踏み入れる。
 門の先には敷石で作られた道が続き、両側に灯籠が並んでいた。

 道なりに少し進むと霧の中から邸宅が顔を出した。
 壁面は純白の漆喰で固められ、所々に家紋が刻まれている。
 入り口には椿の木が描かれた屏風が、目隠しの様に立てられていた。

「お履き物はこちらへ。早速で申し訳ございませんが、お嬢様のお部屋へご案内させて頂きます。」

「ええ。お願い致します。
 こちらとしても仕事が早いのは助かります。」

 使用人の女性は慣れた手つきで、俺の上着を受け取り、蝋燭で灯された廊下を歩いていく。

 経験上、早朝にも関わらず蝋燭が点けられている家は金払いが良い。
 恐らく照明をケチるという考えが無いほど、金銭に余裕があるのだ。

 右に左にと、廊下を幾つか曲がった後、ある部屋の前で使用人は立ち止まった。

「こちらがお嬢様のお部屋になります。
 私はいつでも控えておりますので、ご用の際はお気軽にお申し付けください。」

 そう言いつつ襖の前で膝を付き、中の様子を伺う様に少し開く。
 そして使用人は中に向かって小さく頷くと、ゆっくりと襖を開いた。

 中には一人の少女が布団の側でこちらを向いて座っていた。

 艶やかな純白の小袖を身に纏い、流れる様な黒髪を肩に流している。
 歳はニ十にもならないくらいだろうか。

 幼さの残る愛らしい目元には、微かに憂いの表情が見て取れる。
 白く細いが、痩せている訳ではなく、女性特有の筋肉の無い柔らかな体付きだ。

 後ろの襖が静かに閉じられ、部屋には二人だけとなる。

 少女は両手を膝の前に付き、深々と頭を下げた。

「お待ちしておりました。兎屋様。
 朝早くから御足労頂いて申し訳ございません。」

 高貴な娘さんを見下げるのは良く無い。
 俺は背負っていた薬箱を隣に下ろし、慌ててその場に座る。

「日の登らない内に、というご依頼でしたから。
 こちらもその分報酬を頂いてますんで。
 ええと……。お気になさらんでください。」

 わたわたとフォローする俺が滑稽だったのか、顔を上げた少女の表情は少し和らいでいた。

「早速、仕事に入らせて頂きたいんですが……。
 緊張してらっしゃるみたいなんで、少し仕事の説明をさせて頂きますね。」

 俺は薬売りを生業にしている。

 というのは女性の家に違和感なく入るための表向きで、実際は完全紹介制の"種付け"屋だ。
 "種付け"というのは文字通り、依頼主の女性と夜伽を行うのだ。

 男女の交わりを目的とする吉原と決定的に違うのは、目的が子を成すことだという所か。

 なぜそんな仕事に需要があるのかと言うと、江戸の世では、子を成せない女性は虐げられるからだ。
 特に高貴な家系や、栄えた商屋などでは世継ぎ問題は顕著だ。

 しかし子供を授からない原因は男にある場合もある。
 夜伽が少ない、精力が足りない、シンプルに下手くそ、などなど。
 女一人ではどうしようもない場合だってある。

 そこで夫には秘密で代わりに他の男から精をもらう。
 しかしそこらの男では口を滑らせたり、脅迫に転じたりする危険がある。
 つまり"種付け"屋の出番という訳だ。

「湯浴みは済ませてきたんですけども、一応体を清拭しますんで。
 少しあちらを向いていてくださいね。」

 俺の言葉に少女は慌てて後ろを向く。

 片手で帯を解きつつ、薬箱から手拭いを取り出す。
 一緒に入っていた竹筒を取り出し、栓を抜く。
 中に入っていた香草入りの水で手拭いを湿らせて体を拭っていく。

「婚姻を結んでから、なかなか子が出来ないという話でしたね。
 ずいぶんとお若いですが、今お幾つで?」

「じゅう……なな……です。」

 小さな肩にキュッと力が入るのが見て取れる。
 十七なんてまだ女ざかりの時期だ。

「焦るような歳には思えませんけどね。
 まあ、ご事情がお有りなんでしょう。
 ご依頼は、月の周期に合わせて次の正月まで、ということでしたね。」

「はい。子が成せたら、そこまでで。
 報酬はその時点で、残りの期間分もお支払い致します。」

 俺は話しながら、手の指や股の間を特に入念に拭っていく。
 依頼主に触れる部分に、汚れを残す訳にはいかないからだ。

「今回は旦那さんにも内密ですね。
 だからこんな朝早くのご依頼なんですか?」

「はい。それもありますが……。」

 少女の小さな肩がさらに小さく縮み、言い淀む。
 罰が悪い様にモジモジと膝を動かしている。

「子ができたときに、夜伽の日付けと噛み合わなかったら困るんです。
 数日くらいズレていても分からないとは思うのですけど。不安なので……。
 つまり、その……。」

「なるほど。
 つまり、先刻旦那様との夜伽を終えたばかりだと。」

 長い髪の隙間から覗く小さな耳が、湯を浴びた様に赤くなっていく。

「そう……です……。」

 俺は体を拭き終わった手拭いを薬箱にしまい、代わりに潤滑油を取り出す。
 着物は帯は結ばず、かろうじて体を隠せるくらいに羽織る。

「旦那様とは婚姻を結んで三年と聞いています。
 夜伽はあるが旦那様の"もの"が小さくて、きちんと孕めないのでは無いかとも。」

 少女を怯えさせないよう、わざと足を擦り、音を立てながらゆっくりと近づく。

「シヅさんそんなことまで……。
 誰にも言わないでください……。」

 シヅというのは先程の使用人か。
 小さく震える肩に手を乗せ、振り返った少女に視線を合わせる。

「誰にも言いませんよ。
 そんなことをすれば、兎屋の名前にも傷が付きますからね。」

 撫でるように手を肩から腰に移動させ、もう片方の手を膝の下に潜らせる。
 そのまま少女を抱き寄せて立ち上がり、床へと移動する。

「あっ!兎屋様⁈
 そんなことをしていただかなくても自分で歩けます!」

 ジタジタともがく少女を布団の上に降ろすと、持っていた潤滑油の容器を開ける。

「兎屋様、それは何ですか?
 行燈の油?の様にも見えますけど。」

 俺は潤滑油を少し手に取る。

「油、で間違って無いですよ。
 行燈の物ではありませんが。
 もっと精製された綺麗な油です。」

 少女から直接見えない様に服で隠しながら、自分の股間に塗り広げていく。
 そのままイチモツを優しく刺激して、手早く勃たせる。

「滑りを良くするんですよ。
 旦那様のが小さいなら、私のを入れる時に、余計に痛みが出る可能性がありますから。」

 相手の視線がスッと俺の股間部分へ落ちる。
 少しリラックスしてきていた顔には、再び緊張の色が戻っていく。

「あの……。やはり痛いのでしょうか?
 夫の時は大丈夫だったのですが……。」

 少女は細い手を、身を守るように胸の前で握り締める。

「きちんと解せば問題ないはずです。
 特に、先ほどまで旦那様と交わっていたなら、多少は拡がっているはずなので。」

 俺は少女に抱きつく様に手を回すと、帯の紐を解く。
 帯は汚れないように横に置き、小袖をはだけさせ、中の肌着も脱がしていく。
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