君は私が一国の姫だって言ったらどんな顔するだろう

南雲薫。

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第1章 プロローグ

第1話 超能力者

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20XX年__
日本の犯罪濃度が急激に高まった。
事故も殺人も自殺だって、どんな犯罪も例年の10倍だ。どんな対策を立てても減ることはなかった。
そんな中、日本政府が1つの対策を立てた。

超能力者を集めて事件を抑えようとする取り組みだ。

さっそく、全国各地で超能力者を日本政府は調べあげた。

ある人はいるはずもないと、ある人はそんなのデマだと嘆いていたが、日本政府はそれにかけていた。




5ヶ月後...
ついに5人の超能力者を見つけた。

しかし___

その5人はまだ14歳~16歳までの子どもだ。
その5人には共通点がある。それは、孤児院で育ったということだ。けれど、同じ孤児院ではない。

仲良くできるだろうか...




私視点

父「シャーロット元気か?」
私「うん!!元気だよ!」
母「シャーロットはいつも元気よねぇ。私も負けられないわ!」
父「いつも忙しくてゴメンな、また遊ぼうか」
母「そうねぇ、また遊ぼうね」
私「うん、分かった!大丈夫だよ!」
母「偉いわね、シャーロットは」
私「私、お父様みたいに強くなる!お母様みたいに賢くなるわ!」
父「偉いぞ!将来が楽しみだな!」
私「えへへ」
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
私「はっ、」
私「夢...昔の記憶...」
目が覚めると昔と全く違う光景が広がっていた。
薄汚れている服、薄い布団
ここはどこだろうと4年たった今でも自分がどこにいるのか分からない。

「おい、起きたのかよ」
「見ろよあれ、あの赤い目悪魔みてぇだよな」
「マジやばい」

そういって濡れた雑巾を投げてきた。

「わぁーくさーい」
「いやだ、いやだ、きゃはは」

もちろん濡れた雑巾は避けた。あんなヘロヘロな投げ方で当たるかよ。

いつものいじめっ子だ。私は金髪のロングに血のように赤い目をしている。
いじめられているんじゃない。ただ単にあいつらが、私のことをいじめたいだけだ。

私「悪魔?だから何?」

「はぁ?何あの反抗的な態度」
「人間様に刃向かって何様のつもり?」
「悪魔だから院長先生も怖がってるんだよ」
「バーカ、逃げろー!きゃはは!」

そう、私は昔人を殺したことがある。私に取り憑いているこの異名な力で...。私には悪魔の血が流れていると言われている。
院長先生は私が一国の姫だということは知っているが、こいつらは私が姫だということも人殺しだということも知らない。
私だって、この国のことなんか何も知らない。

知らない___

これから一生私はここで生活するのか?
あの時に戻りたい。
お父様
お母様
あの時に戻して...



『戻れねぇよ.....』


えっ、誰?でも、前に聞いたことがある声。

『お前は前に進むしかない』

『俺が力を貸してやる、だからよう、あの時みたいに暴れようぜ』

暴れる?"あの時"みたいに?

"あの時"私は人を殺した。

でも...私は...

(待って、もう、私は人を殺したくないの)

『そうか、お前人を殺したくないのか』

だから__

(殺さないぐらいで、、、暴れて)

『了解した。その願い叶えよう』

パアアアアアアアア
私の手の中が小さく光った。
手にはスティック状の黒い棒が入っていた。

私はベットから降りて黒い棒を振り回してみた。

すると__

私よりでかい大鎌が現れた。
シャキイイイイン!

『この鎌を使ってここから出ろ』

私「分かった」

私は孤児院の中を大鎌を持って歩いた。

「「「「ぎゃあああああああ」」」」

「来ないで」
「悪かった、悪かったから」
「死にたくないよおお」

私「殺しはしない」

院「シャーロットちゃん!!!どうしたの!?」

私「私は外に行きたい。だから、ドアを開けて。」

院「わ、分かったわ、開けるから。この子達を殺さないでちょうだい!」

ガチャ
私「院長先生、今までありがとう。」

バタン

私は孤児院を抜け出した。孤児院は森の奥にあったらしい。さぁ、ここからどこにいこうか、

とりあえず、私は森を抜け出して街へ出た。





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