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支配のルール
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朝陽が大和のマンションで迎えた初めての朝から数日が過ぎていた。朝陽は大学生活と大和との時間を両立させようとしていたが、大和の存在感はあまりにも大きく、彼の生活はすでに大和を中心に回り始めていた。
この日、朝陽は大学の講義を終え、大和のマンションに直行した。ドアを開けると、大和はリビングのソファに座り、ノートパソコンを操作していた。スーツの上着を脱ぎ、ワイシャツの袖をまくった姿は、普段の鋭い雰囲気とは少し異なり、どこか親しみやすかった。
「おかえり、朝陽」大和はパソコンから目を離さず、軽く手を上げた。「シャワー浴びてこい。汗臭いだろ」
朝陽は頬を膨らませた。「…そんなに臭くないです」小さな反抗だったが、大和はすぐに反応した。パソコンを閉じ、立ち上がると、朝陽に一歩近づいた。
「口答えするようになったな?」大和の声は低く、どこか楽しげだった。彼は朝陽の顎を軽く掴み、顔を近づけた。「俺の言うこと、ちゃんと聞くんだろ?」
朝陽の心臓が跳ねた。反抗したかったが、大和の視線に捕らわれると、なぜか体が従順になる。「…はい、大和さん」彼は目を伏せ、小さく頷いた。
「いい子だ」大和は満足げに笑い、朝陽の髪をくしゃっと撫でた。「シャワー浴びたら、話がある」
シャワーを終え、朝陽がリビングに戻ると、大和はテーブルの上に小さな黒い箱を置いていた。朝陽はそれを見て、胸がざわついた。箱の見た目からして、ただのプレゼントではない気がした。
「座れ」大和の声は穏やかだが、命令だった。朝陽がソファに腰を下ろすと、大和は箱を開けた。中には黒い革製のチョーカーと、細い鎖がついた小さな鍵が収められていた。
「これ…?」朝陽は目を丸くしたが、大和は静かに説明を始めた。
「お前、俺のものだろ? なら、ちゃんと目に見える形で示しておきたい」大和はチョーカーを手に取り、朝陽の首にそっと巻いた。革の感触は冷たく、だがどこか安心感を与えるものだった。「これ、俺が外すまで外すな。いいな?」
朝陽は首に触れ、チョーカーの重みを確かめた。まるで大和の存在そのものが自分の一部になったようだった。「…はい、わかりました」彼の声は小さく、だがどこか幸せそうだった。
「いい反応だ」大和は朝陽の首にキスを落とし、チョーカーの上から軽く歯を立てた。朝陽はビクンと体を震わせ、甘い声が漏れた。「ん…大和、さん…」
「まだ始まったばかりだぞ」大和は朝陽をソファに押し倒し、彼のシャツを一気にたくし上げた。朝陽の白い肌が露わになり、チョーカーがその華奢な首で際立っていた。大和の目は、まるで獲物を捕らえた獣のようだった。
「今日は、お前にルールを覚えてもらう」大和はテーブルの下から別の道具を取り出した。細い革のベルトと、柔らかい布製の目隠し。朝陽の目が不安と期待で揺れた。
「大和さん、これ…ちょっと、怖い…」朝陽の声は震えていたが、大和は優しく彼の頬を撫でた。
「怖くても、俺を信じろ。お前が嫌がることはしない」大和の言葉は朝陽の心を落ち着けた。彼は小さく頷き、目を閉じた。
大和は朝陽の両手をベルトで軽く縛り、目隠しを施した。視界を奪われた朝陽の感覚は鋭くなり、大和の指が肌をなぞるたびに、体が過敏に反応した。「あ…っ」小さな声が漏れると、大和は満足げに笑った。
「いい声だ、朝陽。もっと聞かせろ」大和の唇が朝陽の胸元に触れ、敏感な部分を軽く吸った。朝陽は体をよじらせ、縛られた手で無意識に大和にしがみつこうとした。
「動くなよ。ルールだ」大和の声は厳しく、だがどこか愛情に満ちていた。彼の手は朝陽のズボンを下ろし、ゆっくりと彼の内側を探った。朝陽は羞恥と快感の波に飲み込まれ、声を抑えることができなかった。
「大和さん…お願い、もっと…」朝陽の懇願に、大和は一瞬驚いたように目を細めた。
「へぇ、欲が出てきたな」大和は意地悪く笑い、朝陽の耳元で囁いた。「なら、ちゃんと俺に懇願しろ。どうしてほしい?」
朝陽は顔を真っ赤にしながら、震える声で答えた。「…大和さんに、全部、支配されたい…」
その言葉に、大和の目は一層鋭くなった。彼は朝陽を抱き上げ、ベッドルームへと運んだ。この夜、朝陽は大和の手に委ねられ、快楽と服従の狭間で新たな自分を発見した。大和は朝陽の限界を試しながらも、常に彼の心を気遣い、行為の合間に優しく抱きしめた。
夜が深まり、二人はベッドで寄り添っていた。目隠しとベルトは外され、朝陽は大和の胸に顔を埋めていた。チョーカーはまだ首に残り、その存在が朝陽を安心させた。
「大和さん…僕、こんな風になるなんて、思わなかった」朝陽の声は小さく、だが素直だった。
大和は朝陽の髪を撫でながら、静かに言った。「お前は俺のそばで、もっと輝く。俺がそうさせてやる」
だが、朝陽の心には小さな不安が芽生えていた。大和の愛は強烈で、まるで彼を飲み込むようだった。この関係は、本当に自分を幸せにするのだろうか? そして、大和の過去には何が隠されているのだろうか?
この日、朝陽は大学の講義を終え、大和のマンションに直行した。ドアを開けると、大和はリビングのソファに座り、ノートパソコンを操作していた。スーツの上着を脱ぎ、ワイシャツの袖をまくった姿は、普段の鋭い雰囲気とは少し異なり、どこか親しみやすかった。
「おかえり、朝陽」大和はパソコンから目を離さず、軽く手を上げた。「シャワー浴びてこい。汗臭いだろ」
朝陽は頬を膨らませた。「…そんなに臭くないです」小さな反抗だったが、大和はすぐに反応した。パソコンを閉じ、立ち上がると、朝陽に一歩近づいた。
「口答えするようになったな?」大和の声は低く、どこか楽しげだった。彼は朝陽の顎を軽く掴み、顔を近づけた。「俺の言うこと、ちゃんと聞くんだろ?」
朝陽の心臓が跳ねた。反抗したかったが、大和の視線に捕らわれると、なぜか体が従順になる。「…はい、大和さん」彼は目を伏せ、小さく頷いた。
「いい子だ」大和は満足げに笑い、朝陽の髪をくしゃっと撫でた。「シャワー浴びたら、話がある」
シャワーを終え、朝陽がリビングに戻ると、大和はテーブルの上に小さな黒い箱を置いていた。朝陽はそれを見て、胸がざわついた。箱の見た目からして、ただのプレゼントではない気がした。
「座れ」大和の声は穏やかだが、命令だった。朝陽がソファに腰を下ろすと、大和は箱を開けた。中には黒い革製のチョーカーと、細い鎖がついた小さな鍵が収められていた。
「これ…?」朝陽は目を丸くしたが、大和は静かに説明を始めた。
「お前、俺のものだろ? なら、ちゃんと目に見える形で示しておきたい」大和はチョーカーを手に取り、朝陽の首にそっと巻いた。革の感触は冷たく、だがどこか安心感を与えるものだった。「これ、俺が外すまで外すな。いいな?」
朝陽は首に触れ、チョーカーの重みを確かめた。まるで大和の存在そのものが自分の一部になったようだった。「…はい、わかりました」彼の声は小さく、だがどこか幸せそうだった。
「いい反応だ」大和は朝陽の首にキスを落とし、チョーカーの上から軽く歯を立てた。朝陽はビクンと体を震わせ、甘い声が漏れた。「ん…大和、さん…」
「まだ始まったばかりだぞ」大和は朝陽をソファに押し倒し、彼のシャツを一気にたくし上げた。朝陽の白い肌が露わになり、チョーカーがその華奢な首で際立っていた。大和の目は、まるで獲物を捕らえた獣のようだった。
「今日は、お前にルールを覚えてもらう」大和はテーブルの下から別の道具を取り出した。細い革のベルトと、柔らかい布製の目隠し。朝陽の目が不安と期待で揺れた。
「大和さん、これ…ちょっと、怖い…」朝陽の声は震えていたが、大和は優しく彼の頬を撫でた。
「怖くても、俺を信じろ。お前が嫌がることはしない」大和の言葉は朝陽の心を落ち着けた。彼は小さく頷き、目を閉じた。
大和は朝陽の両手をベルトで軽く縛り、目隠しを施した。視界を奪われた朝陽の感覚は鋭くなり、大和の指が肌をなぞるたびに、体が過敏に反応した。「あ…っ」小さな声が漏れると、大和は満足げに笑った。
「いい声だ、朝陽。もっと聞かせろ」大和の唇が朝陽の胸元に触れ、敏感な部分を軽く吸った。朝陽は体をよじらせ、縛られた手で無意識に大和にしがみつこうとした。
「動くなよ。ルールだ」大和の声は厳しく、だがどこか愛情に満ちていた。彼の手は朝陽のズボンを下ろし、ゆっくりと彼の内側を探った。朝陽は羞恥と快感の波に飲み込まれ、声を抑えることができなかった。
「大和さん…お願い、もっと…」朝陽の懇願に、大和は一瞬驚いたように目を細めた。
「へぇ、欲が出てきたな」大和は意地悪く笑い、朝陽の耳元で囁いた。「なら、ちゃんと俺に懇願しろ。どうしてほしい?」
朝陽は顔を真っ赤にしながら、震える声で答えた。「…大和さんに、全部、支配されたい…」
その言葉に、大和の目は一層鋭くなった。彼は朝陽を抱き上げ、ベッドルームへと運んだ。この夜、朝陽は大和の手に委ねられ、快楽と服従の狭間で新たな自分を発見した。大和は朝陽の限界を試しながらも、常に彼の心を気遣い、行為の合間に優しく抱きしめた。
夜が深まり、二人はベッドで寄り添っていた。目隠しとベルトは外され、朝陽は大和の胸に顔を埋めていた。チョーカーはまだ首に残り、その存在が朝陽を安心させた。
「大和さん…僕、こんな風になるなんて、思わなかった」朝陽の声は小さく、だが素直だった。
大和は朝陽の髪を撫でながら、静かに言った。「お前は俺のそばで、もっと輝く。俺がそうさせてやる」
だが、朝陽の心には小さな不安が芽生えていた。大和の愛は強烈で、まるで彼を飲み込むようだった。この関係は、本当に自分を幸せにするのだろうか? そして、大和の過去には何が隠されているのだろうか?
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