【R18】ご主人様と僕

ましゅまろ

文字の大きさ
2 / 39

初めての調教

しおりを挟む
ご主人様が律を連れて行ったのは、駅から車で20分ほどのマンションだった。部屋は広く、シンプルだがどこか無機質な雰囲気。窓には厚いカーテンが引かれ、外部の音は一切遮断されていた。律は部屋の中央に立ち、緊張で体が硬直していた。
「服、脱げ」
ご主人様の命令は唐突だった。律は一瞬戸惑ったが、ご主人様の鋭い視線に逆らえず、震える手で制服を脱ぎ始めた。ブレザー、シャツ、ズボン…。下着だけになったとき、ご主人様が「全部だ」と冷たく言い放った。律は顔を真っ赤にしながら、ゆっくりと下着を下ろした。
「ふぁ…」
恥ずかしさに声が漏れる。ご主人様はソファに腰掛け、律の裸体をじっくりと眺めた。その視線はまるで品定めするようで、律の肌が粟立つ。
「いい体だな。サッカーやってただけあって、引き締まってる。けど、この幼い顔…最高だよ、律」
「ご、ご主人様…」
「黙れ。犬は勝手に吠えるな」
ご主人様が立ち上がり、律に近づく。手に持っていたのは黒い革の首輪だった。律の目がそれを見て揺れる。ご主人様は無造作に首輪を律の首に巻きつけ、金属のバックルをカチリと閉めた。
「これがお前の証だ。今日からお前は俺の犬。分かったな?」
「は、はい…ご主人様の…犬です」
「その言い方、気に入ったよ。じゃあ、早速躾を始めようか」
ご主人様の手が律の背中を押し、床に四つん這いにさせた。冷たいフローリングに手をつき、律は羞恥で頭がクラクラした。ご主人様が後ろに回り、革の鞭を取り出す。律の心臓が跳ねる。
「悪い犬には罰が必要だ。まずは10回、耐えろよ」
「え、でも…!」
「黙れ!」
鞭が空を切り、律の背中に鋭い痛みが走った。「ひっ!」と小さく叫び、律の体が震える。だが、ご主人様は容赦なかった。鞭は次々と律の白い肌を叩き、赤い痕を残していく。痛みと同時に、律の心の奥で何かが疼いた。ご主人様に支配される喜び。ずっとXで夢見てきた感覚が、現実として律を飲み込んでいく。
「うっ…あっ…」
「泣くなよ、律。俺の犬なら、これくらい平気だろ?」
「は、はい…ご主人様…」
10回の鞭が終わり、律は息を荒げて床に突っ伏した。背中が熱く、痛みがジンジンと響く。ご主人様は鞭を置き、律の髪を優しく撫でた。
「よく耐えたな。いい犬だ、律。今日はこれで十分だ」
その言葉に、律の胸が温かくなる。痛みも、羞恥も、すべてがご主人様への忠誠に変わっていく。律は首輪の感触を確かめながら、かすれた声で呟いた。
「ご主人様…僕、もっと…いい犬になります…」
ご主人様は満足そうに笑い、律の顎を持ち上げて囁いた。
「その意気だ。ゆっくり躾けてやるよ。俺の完璧な犬になるまでな」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。

かとらり。
BL
 セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。  オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。  それは……重度の被虐趣味だ。  虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。  だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?  そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。  ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…

処理中です...