12 / 39
心の中まで
しおりを挟む
奉仕の後、ご主人様は律を床に四つん這いにさせた。汗で濡れた肌に、首輪と鎖が冷たく響く。ご主人様が取り出したのは、細い鞭、振動リング型の玩具、そして耳栓と目隠し。律の目がそれを見て揺れる。
「律、お前の快楽は俺が握ってる。お前の身体も全部俺のものだ。今日は感覚を奪って、もっと俺に依存させる」
ご主人様が耳栓を律の耳に装着し、視界を奪うために目隠しを巻いた。音と視覚が遮断され、律の意識はご主人様の存在だけに集中する。ご主人様は振動リングを貞操帯の上に装着し、振動を始めた。強烈な刺激が律の体を突き抜け、だが貞操帯が解放を阻む。律は感覚が奪われた中、声を抑えることもできず、小さく喘いだ。
「んっ…!」
「静かにしろ。犬は我慢するんだ。俺の許可なく感じるな」
鞭が背中を叩き、鋭い痛みが走る。振動と痛みが交錯し、律の頭はご主人様のことだけでいっぱいになる。感覚が遮断された中、鞭の音も聞こえず、ただ肌に響く痛みと振動だけが律を支配する。20回、25回…。律の体は震え、汗が床に滴る。
「ご、ご主人様…お願い…」
律の声は感覚遮断の中でかすかに響く。ご主人様は耳栓と目隠しを外し、振動を止めた。律は息を荒げ、床に突っ伏していた。ご主人様が律の髪を優しく撫で、囁いた。
「よく耐えたな。いい犬だ、律。お前の快楽も、感覚も、全部俺のものだ。どこにいても俺から逃げられない」
律は涙目でご主人様を見上げ、かすれた声で呟いた。
「ご主人様…僕、全部…ご主人様のために…」
その夜、ご主人様は律のプライベートをGPSで管理するルールを徹底した。律はスマホで予定を報告し、GPSがリアルタイムで位置を送信する設定を確認した。大学のオリエンテーション、サッカー部の練習、友達とのカフェ会。ご主人様は画面を見ながら、時折命令を加える。
「オリエンテーションは9時からだな。8時半にマンションを出ろ。GPSで確認する。友達とのカフェは、2時間以内に終わらせろ。分かったな?」
「はい…ご主人様…」
律は小さく頷いた。GPSの監視下、全てをご主人様に捧げる。それが、律の「犬」としての生き方だった。
「律、お前の快楽は俺が握ってる。お前の身体も全部俺のものだ。今日は感覚を奪って、もっと俺に依存させる」
ご主人様が耳栓を律の耳に装着し、視界を奪うために目隠しを巻いた。音と視覚が遮断され、律の意識はご主人様の存在だけに集中する。ご主人様は振動リングを貞操帯の上に装着し、振動を始めた。強烈な刺激が律の体を突き抜け、だが貞操帯が解放を阻む。律は感覚が奪われた中、声を抑えることもできず、小さく喘いだ。
「んっ…!」
「静かにしろ。犬は我慢するんだ。俺の許可なく感じるな」
鞭が背中を叩き、鋭い痛みが走る。振動と痛みが交錯し、律の頭はご主人様のことだけでいっぱいになる。感覚が遮断された中、鞭の音も聞こえず、ただ肌に響く痛みと振動だけが律を支配する。20回、25回…。律の体は震え、汗が床に滴る。
「ご、ご主人様…お願い…」
律の声は感覚遮断の中でかすかに響く。ご主人様は耳栓と目隠しを外し、振動を止めた。律は息を荒げ、床に突っ伏していた。ご主人様が律の髪を優しく撫で、囁いた。
「よく耐えたな。いい犬だ、律。お前の快楽も、感覚も、全部俺のものだ。どこにいても俺から逃げられない」
律は涙目でご主人様を見上げ、かすれた声で呟いた。
「ご主人様…僕、全部…ご主人様のために…」
その夜、ご主人様は律のプライベートをGPSで管理するルールを徹底した。律はスマホで予定を報告し、GPSがリアルタイムで位置を送信する設定を確認した。大学のオリエンテーション、サッカー部の練習、友達とのカフェ会。ご主人様は画面を見ながら、時折命令を加える。
「オリエンテーションは9時からだな。8時半にマンションを出ろ。GPSで確認する。友達とのカフェは、2時間以内に終わらせろ。分かったな?」
「はい…ご主人様…」
律は小さく頷いた。GPSの監視下、全てをご主人様に捧げる。それが、律の「犬」としての生き方だった。
15
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる