聖獣の絆

モカココ

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第0章『プロローグ』

西方の聖獣

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「悪ぃ、遅くなった。全員揃ってるか?」

碧豹ヘキヒョウ。西方西聖獣、知能力が抜きん出ており、水の属性を持つ豹の妖怪である。ただ普段は人間の姿をしており、少し髭を生やし色も黒く強面だが、整っている顔をしている。

「全員揃ってるよ」

灰鷲カイジュ。西方南聖獣、攻撃力が抜きん出ており、風の属性を持つ鷲の妖怪である。人間の姿は、泣き黒子があり優しそうな顔つきをしており、整っている顔をしている。

「まだじゃない?」
「細目が来てないよ?」

紅猿コウサ橙鼠トウソ。西方東聖獣、全速力が抜きん出ており、火の属性を持つ猿と鼠の妖怪である。人間の姿は、紅猿は八重歯があり色黒で背は低いが整った顔をしており、橙鼠は童顔で声も高く背は低いがこちらも整った顔をしている。

「ちょっ、いるよ!?さっきからずっといるよ!?何ならココに1番に来てたよ!?!?」

緋蛇ヒダ。西方中央聖獣、防御力が抜きん出ており、土の属性を持つ蛇の妖怪である。人間の姿は、細目で、見るからに優しそうな顔の整っている好青年である。

「…」


……


「…zzz…」
「…ぃ、…おい、」
「…ん…?」

藍鳶ランエン。西方北聖獣、霊力が抜きん出ており、雷の属性を持つ鳶の妖怪である。人間の姿は、彫りが深く目も大きく色白であり、顔も整っている。

「終わったぞ」
「…コウサ…? ……えっ…!?……あ、…あー、最悪。全然記憶にないや…。…ヘキヒョウが遅かったのがいけないんだよ…」
「まぁしょうがねぇんじゃねぇか?」
「…そうだね…。…カイジュ、何か言ってた?」
「別に?」
「なら良かったぁ…。…あれ?ヒダとトウソは?一緒じゃないの?」
「お前なぁ…俺達別に常に一緒にいる訳じゃないからな?…2人は腹減ったっつってどっか食いに行った」
「そうなんだ。…行かなくて良かったの?」
「…お前を待ってたんだろーが…」
「え?」
「何でもねーよ。俺達も飯食いに行こうぜ」
「そうだね。どこ行こっか?」
「そうだなぁ…」

まぁざっと、西方聖獣達はこういう感じで過ごしているのである。
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