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第一章
過去の話① 続き
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3年と1年の試合前日、見好が困った顔で紡と私に相談してきた。
『流石に3年生には勝たない方が良いよね?』
『2年生に勝っちゃってるし、ここまで来たのなら優勝しちゃえば?』
『ね。僕らの学年で、しかも普通科のクラスが優勝なんてことになったら間違いなく学校の歴史に残るよ!同じ普通科、同じ学年として嬉しいけど、僕は何より幼馴染として誇らしいよ』
『ありがとう。まぁ、二人がそう言うなら気兼ねなく勝ってくるよ』
そう言ってスッキリとした顔をした見好。
あの時はよくもまぁ随分はっきりと宣言したものだ、と思ったけど…流石有言実行をいつもしているだけあった。
見好には勝てる自信があったのだろう。
だけど。
試合の日、全学年のクラスがごちゃごちゃになった応援席の最前席で、私は紡と隣で応援した。
1年の女子は、見好の名前が大きく描かれた応援旗を掲げ、見好が点を稼ぐ毎 狂喜乱舞する。
確かに勝っても良いんじゃない?とは言ったけど、ボゴボコにしろとは言ってない。
見好のクラスの男子なんて、ただ自分達のゴール下に突っ立ってる。
点数表を見れば今までに見たことない点数差。
見好は見好で、爽やかな顔をしながら不規則な素早い動きで三年の先輩方を翻弄して、ゴールを幾度も決めている。
普通はこんな状況、現実では有り得ないのに平然とやってのけてしまうのが見好という人間だった。
試合が後半を迎えたところ、見好が体勢を崩して転びそうになる場面が幾度か見え始めた。よく見れば、見好の服を引っ張ったり、足を引っ掛けたり押したりする先輩達の行動が原因だった。
わざとぶつかろうとしてくる先輩もいる。
見好は上手く交わしているけど、見好の表情が辛そうだった。見好1人を集中的に狙ったしつこいルール違反な行動によって、点数も、だんだん差が無くなっていく
紡も見好を心配しする余り、隣で軽くパニックを起こしていた。
さっきまで盛り上がっていた体育館は、ざわざわと不穏な雰囲気になっている。試合コートの近くにいる審判は三年のバスケ部員。コーチ役の先生の指図か、それとも気付いていないのか。誰も注意しないおかしな状況だ。
私は気分が良くなく、思わず見好に向かって声を張った。
『見好ッ!見好は正々堂々と勝って』
学校行事の学園大会なのにルール違反で優勝されても、誇らしいと思えるのだろうか。そんなのが校内トップクラスとして表彰されるなんて学校の恥だろう。今まで正々堂々戦ってきたクラスだって納得行かないんじゃないだろうか。
…とは言ったものの、見好はそんな幼稚な妨害で負けるような弱さだとは甚だ思っていない。
見好が少し驚いた顔で私達を見ていた。次の瞬間 悪戯っぽい笑顔を見せて、『オーケー、エンリョなく』と口を動かすのが見えた。
それから、見好の動きが変わった。
見好はボールを奪った瞬間、急に高く投げた。
何を…と私も思わず思った。けど、見好の投げたボールの軌道上を見て納得した。見好の投げたボールは綺麗に大きな弧を描いて、ゴールのリングに音もなく吸い込まれた。
シーンとしたのは束の間、ワッと爆発的な歓声を挙げる応援席。
見好は奪ってはすぐにリングに向かって投げる。
振り向きざまシュート、ゴール付近で奪ってはダンク、そしてロングシュート。
そのどれもが入るから不思議だ。まるでボールとリングに磁力のようなものがあるみたいに、綺麗にボールはリングに吸い込まれていく。リングだって、まともに見えてもない気がするのに。
そして、見好の無慈悲なシュートで、前半より点数差がかなり開いた状態で試合は終了した。
見好に負けて、見好を目の敵にしていた一年のバスケ部のスタメンが多いクラスや、スポーツ科のクラスも、野太い声を上げて歓声をあげた。
これで、男子も女子も私達一年の普通科が優勝するという結果になった。
この活躍で、見好は一躍学校の有名人となった訳だ。
****
…しかし、あの時の見好ブームは凄かった。
廊下を歩けば、『一年の洌崎 見好君がこの世の人間じゃない』 『1年の超人』『見好君カッコいい』と聞こえた。
ちなみに成績もさり気なく上位にいる。見好はこう見えて意外と女子に人気が高いらしく、何人かの女子が見好に告白したと風の噂で聞いた事があるが、本人はそこの所 口を噤んでいるので分からない。
そう言えば付き合っている彼女はいるのだろうか、と今更思ったけど、少し考えてそれはないだろうという結論に至った。彼女がいればこんなに暇してない筈だ。
…まぁ、見好の彼女の事なんてどうでも良い。
話が大分逸れてしまった。
今は双子の弟の事が何より心配だ。
「紡に色々聞いてみる」
そう、家に帰って、紡に色々聞きまくろう。学校の話もはぐらかされてばかりだし。今日こそ問い詰めよう、と心に決める。
「うん、宜しく」
宜しく、と言われても紡は私の大切な弟だから。そういう顔をしていたのだろうか、見好は少し口を尖らせて言う。
「俺達付き合い長いから、もう三つ子みたいなもんだろ」
その言葉に、私は思わず笑う。
そうかもしれない。顔はちっとも似てないけど。
…?
何故か教室がシーンと静まり返った。何だろう。
見好が三つ子なんて言ったから、変だと思われたのだろうか。見好って目立つし。
見好を見つめると、意味有りげに微笑まれた。
「何?」
「いや…別に」
…よく分からない。
見好の事はよく分かっているつもりだけど、何を考えているか分からない時がある。
紡はそんな見好の事が分かるらしく、『気付かない廼華が羨ましいよ』と言われた事があった。そして『そんな所が廼華らしい』とも。私には紡が言うことも理解不能だ。
けど…私らしいなら、気にしなくてもいいか。
私がそう結論付くと同時に、休み時間を終えるチャイムが鳴る。
「…じゃあ、また。あ、今週日曜紡に会いに行きたいんだけど」
「聞いとく」
「ありがと、廼華も日曜空いてるよね?」
見好の誘いに、…私も?と思う。私とはしょっ中見好と会っているし、紡と会えていない見好が2人水入らずで遊べば良いのに。
「紡が良いなら構わない」
紡だって、見好と二人きりで会いたい筈だ。私が会ってばかり悪い気がする、そう思っての返答。
でもきっと、紡は優しいから了承してくれるのだろう。
「了解。じゃあ」
そう言って教室から出る見好を、横目で見送った。
今日は金曜。土曜の明日は午前中だけ学校、そして私は部活の剣道があり、帰宅が遅くなる。
紡も見好に会いたがっていたし、それに今週の日曜なら恐らく空いているだろう。
私も日曜はいつも紡とのんびり過ごすだけだし。
…日曜は三人で久しぶりに。そう思うと少なからず楽しみだった。
***
……しかし、三人で会う日は 訪れる事がなかった。
金曜日のこの日、いつもよりずっと遅く、何故か制服が皺くちゃになって家に帰ってきた紡。こんな紡を見た事がない程、顔も幾ばくか憔悴していた。
何があったか、とすぐさま詰め寄ったけど、「何でもないから、本当に。今は、ほっといてほしい」と聞けば聞くほど思い詰めたような表情をして言う。
こんな態度の紡は初めてだ。紡にとってよっぽど聞かれたくない、何かショックな事があったんだと思った。その時の紡の様子も、冷静ではなく、何が怯えていた様子だった。
この状態で紡に無理をさせるのは悪いと思った私は、一度落ち着かせて、明日ゆっくりと話し会う事に決めた。
でも次の日、そうすべきでは無かったと凄く後悔する事になる。
土曜の朝、紡は多少元気になったのか、いつも通りの顔をして、いつも通りに学校の校舎別になるまでの間、一緒に登校する。
昨日の事が心配で、その日の朝は何度も紡に「学校…大丈夫?」「本当に休まなくても良いの?」と聞いた。
帰って来るのは「休めない」「大丈夫」という返事。
心配したまま、私は紡が教室に向かうのを見送ると同時に、見好にすぐ相談しなければ、と思った。
学校で見好に相談すると、「俺も今日電話する」と言ってくれた。
私も見好も部活があり、帰宅が遅くなる。早く帰って紡の様子を確認できない事が歯痒かった。
学校にいる間、部活をしている間、私はずっと胸騒ぎがしていた。
自分でもよく分からない焦りに急かされ、家に着くと、紡はまだ帰っていなかった。
それどころか、土曜日のあの日から紡は家に一度も帰って来なくなった。
****
紡が家に帰らなくなって、1日2日と時間が過ぎて行く。3日目で、完全に紡は行方不明なのだと理解し、警察に行方不明届を出す。
時間は経つが、紡は一向に見つかる気配がない。
私はずっと、後悔の念に襲われ続けた。それは見好も同じだった。
あの日の朝、学校に決して行かせるべきではなかった。
金曜日のあの時に、無理をさせてでも、紡の話を聞いてあげれば良かった…!
今になって分かる。紡は元気になっていないし、全然大丈夫なんかじゃなかった。
…どうして、双子なのに。
生まれた時からずっとずっと、一緒だったのに。
私は、紡の姉なのに。
紡、何処に行ったの?
高校2年の秋。私の双子の弟は、行方不明になった。
『流石に3年生には勝たない方が良いよね?』
『2年生に勝っちゃってるし、ここまで来たのなら優勝しちゃえば?』
『ね。僕らの学年で、しかも普通科のクラスが優勝なんてことになったら間違いなく学校の歴史に残るよ!同じ普通科、同じ学年として嬉しいけど、僕は何より幼馴染として誇らしいよ』
『ありがとう。まぁ、二人がそう言うなら気兼ねなく勝ってくるよ』
そう言ってスッキリとした顔をした見好。
あの時はよくもまぁ随分はっきりと宣言したものだ、と思ったけど…流石有言実行をいつもしているだけあった。
見好には勝てる自信があったのだろう。
だけど。
試合の日、全学年のクラスがごちゃごちゃになった応援席の最前席で、私は紡と隣で応援した。
1年の女子は、見好の名前が大きく描かれた応援旗を掲げ、見好が点を稼ぐ毎 狂喜乱舞する。
確かに勝っても良いんじゃない?とは言ったけど、ボゴボコにしろとは言ってない。
見好のクラスの男子なんて、ただ自分達のゴール下に突っ立ってる。
点数表を見れば今までに見たことない点数差。
見好は見好で、爽やかな顔をしながら不規則な素早い動きで三年の先輩方を翻弄して、ゴールを幾度も決めている。
普通はこんな状況、現実では有り得ないのに平然とやってのけてしまうのが見好という人間だった。
試合が後半を迎えたところ、見好が体勢を崩して転びそうになる場面が幾度か見え始めた。よく見れば、見好の服を引っ張ったり、足を引っ掛けたり押したりする先輩達の行動が原因だった。
わざとぶつかろうとしてくる先輩もいる。
見好は上手く交わしているけど、見好の表情が辛そうだった。見好1人を集中的に狙ったしつこいルール違反な行動によって、点数も、だんだん差が無くなっていく
紡も見好を心配しする余り、隣で軽くパニックを起こしていた。
さっきまで盛り上がっていた体育館は、ざわざわと不穏な雰囲気になっている。試合コートの近くにいる審判は三年のバスケ部員。コーチ役の先生の指図か、それとも気付いていないのか。誰も注意しないおかしな状況だ。
私は気分が良くなく、思わず見好に向かって声を張った。
『見好ッ!見好は正々堂々と勝って』
学校行事の学園大会なのにルール違反で優勝されても、誇らしいと思えるのだろうか。そんなのが校内トップクラスとして表彰されるなんて学校の恥だろう。今まで正々堂々戦ってきたクラスだって納得行かないんじゃないだろうか。
…とは言ったものの、見好はそんな幼稚な妨害で負けるような弱さだとは甚だ思っていない。
見好が少し驚いた顔で私達を見ていた。次の瞬間 悪戯っぽい笑顔を見せて、『オーケー、エンリョなく』と口を動かすのが見えた。
それから、見好の動きが変わった。
見好はボールを奪った瞬間、急に高く投げた。
何を…と私も思わず思った。けど、見好の投げたボールの軌道上を見て納得した。見好の投げたボールは綺麗に大きな弧を描いて、ゴールのリングに音もなく吸い込まれた。
シーンとしたのは束の間、ワッと爆発的な歓声を挙げる応援席。
見好は奪ってはすぐにリングに向かって投げる。
振り向きざまシュート、ゴール付近で奪ってはダンク、そしてロングシュート。
そのどれもが入るから不思議だ。まるでボールとリングに磁力のようなものがあるみたいに、綺麗にボールはリングに吸い込まれていく。リングだって、まともに見えてもない気がするのに。
そして、見好の無慈悲なシュートで、前半より点数差がかなり開いた状態で試合は終了した。
見好に負けて、見好を目の敵にしていた一年のバスケ部のスタメンが多いクラスや、スポーツ科のクラスも、野太い声を上げて歓声をあげた。
これで、男子も女子も私達一年の普通科が優勝するという結果になった。
この活躍で、見好は一躍学校の有名人となった訳だ。
****
…しかし、あの時の見好ブームは凄かった。
廊下を歩けば、『一年の洌崎 見好君がこの世の人間じゃない』 『1年の超人』『見好君カッコいい』と聞こえた。
ちなみに成績もさり気なく上位にいる。見好はこう見えて意外と女子に人気が高いらしく、何人かの女子が見好に告白したと風の噂で聞いた事があるが、本人はそこの所 口を噤んでいるので分からない。
そう言えば付き合っている彼女はいるのだろうか、と今更思ったけど、少し考えてそれはないだろうという結論に至った。彼女がいればこんなに暇してない筈だ。
…まぁ、見好の彼女の事なんてどうでも良い。
話が大分逸れてしまった。
今は双子の弟の事が何より心配だ。
「紡に色々聞いてみる」
そう、家に帰って、紡に色々聞きまくろう。学校の話もはぐらかされてばかりだし。今日こそ問い詰めよう、と心に決める。
「うん、宜しく」
宜しく、と言われても紡は私の大切な弟だから。そういう顔をしていたのだろうか、見好は少し口を尖らせて言う。
「俺達付き合い長いから、もう三つ子みたいなもんだろ」
その言葉に、私は思わず笑う。
そうかもしれない。顔はちっとも似てないけど。
…?
何故か教室がシーンと静まり返った。何だろう。
見好が三つ子なんて言ったから、変だと思われたのだろうか。見好って目立つし。
見好を見つめると、意味有りげに微笑まれた。
「何?」
「いや…別に」
…よく分からない。
見好の事はよく分かっているつもりだけど、何を考えているか分からない時がある。
紡はそんな見好の事が分かるらしく、『気付かない廼華が羨ましいよ』と言われた事があった。そして『そんな所が廼華らしい』とも。私には紡が言うことも理解不能だ。
けど…私らしいなら、気にしなくてもいいか。
私がそう結論付くと同時に、休み時間を終えるチャイムが鳴る。
「…じゃあ、また。あ、今週日曜紡に会いに行きたいんだけど」
「聞いとく」
「ありがと、廼華も日曜空いてるよね?」
見好の誘いに、…私も?と思う。私とはしょっ中見好と会っているし、紡と会えていない見好が2人水入らずで遊べば良いのに。
「紡が良いなら構わない」
紡だって、見好と二人きりで会いたい筈だ。私が会ってばかり悪い気がする、そう思っての返答。
でもきっと、紡は優しいから了承してくれるのだろう。
「了解。じゃあ」
そう言って教室から出る見好を、横目で見送った。
今日は金曜。土曜の明日は午前中だけ学校、そして私は部活の剣道があり、帰宅が遅くなる。
紡も見好に会いたがっていたし、それに今週の日曜なら恐らく空いているだろう。
私も日曜はいつも紡とのんびり過ごすだけだし。
…日曜は三人で久しぶりに。そう思うと少なからず楽しみだった。
***
……しかし、三人で会う日は 訪れる事がなかった。
金曜日のこの日、いつもよりずっと遅く、何故か制服が皺くちゃになって家に帰ってきた紡。こんな紡を見た事がない程、顔も幾ばくか憔悴していた。
何があったか、とすぐさま詰め寄ったけど、「何でもないから、本当に。今は、ほっといてほしい」と聞けば聞くほど思い詰めたような表情をして言う。
こんな態度の紡は初めてだ。紡にとってよっぽど聞かれたくない、何かショックな事があったんだと思った。その時の紡の様子も、冷静ではなく、何が怯えていた様子だった。
この状態で紡に無理をさせるのは悪いと思った私は、一度落ち着かせて、明日ゆっくりと話し会う事に決めた。
でも次の日、そうすべきでは無かったと凄く後悔する事になる。
土曜の朝、紡は多少元気になったのか、いつも通りの顔をして、いつも通りに学校の校舎別になるまでの間、一緒に登校する。
昨日の事が心配で、その日の朝は何度も紡に「学校…大丈夫?」「本当に休まなくても良いの?」と聞いた。
帰って来るのは「休めない」「大丈夫」という返事。
心配したまま、私は紡が教室に向かうのを見送ると同時に、見好にすぐ相談しなければ、と思った。
学校で見好に相談すると、「俺も今日電話する」と言ってくれた。
私も見好も部活があり、帰宅が遅くなる。早く帰って紡の様子を確認できない事が歯痒かった。
学校にいる間、部活をしている間、私はずっと胸騒ぎがしていた。
自分でもよく分からない焦りに急かされ、家に着くと、紡はまだ帰っていなかった。
それどころか、土曜日のあの日から紡は家に一度も帰って来なくなった。
****
紡が家に帰らなくなって、1日2日と時間が過ぎて行く。3日目で、完全に紡は行方不明なのだと理解し、警察に行方不明届を出す。
時間は経つが、紡は一向に見つかる気配がない。
私はずっと、後悔の念に襲われ続けた。それは見好も同じだった。
あの日の朝、学校に決して行かせるべきではなかった。
金曜日のあの時に、無理をさせてでも、紡の話を聞いてあげれば良かった…!
今になって分かる。紡は元気になっていないし、全然大丈夫なんかじゃなかった。
…どうして、双子なのに。
生まれた時からずっとずっと、一緒だったのに。
私は、紡の姉なのに。
紡、何処に行ったの?
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