イトコ

国光

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イトコ

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 俺には同じ高校に通う従兄妹がいる。クラスは違うが学年も一緒だ。
 生まれた時からの顔見知りで幼馴染であり、親戚と言うよりは親友みたいな存在だ。
「健太、明日からの温泉旅行、楽しみだね!」
 美咲が明るい声で言った。彼女の笑顔を見ると、なんだか心が温かくなる。俺は内心ドキドキしながらも、普通に返事をする。
「うん、楽しみだよ。みんなで行くのも久しぶりだし」
「そうだよね!特に健太と一緒に過ごせるのが嬉しいな」
 彼女の言葉に、俺の心臓が一瞬跳ね上がる。美咲はいつも明るくて、周りを楽しませる存在だ。俺は彼女の親友でいることが幸せだけど、同時に彼女に対する特別な感情を抱えていることが、時々辛くなる。
「でも、ちょっと緊張するな。みんなの前で変なことしないか心配だし」
 俺は少し不安になりながら言った。
「大丈夫だよ!健太はいつも通りでいいんだから。私がいるから、安心して!」
 美咲はそう言って、俺の肩を軽く叩いた。その瞬間、彼女の温もりが伝わってきて、思わず顔が赤くなる。
「ありがとう、美咲。そう言ってもらえると、少し気が楽になるよ」
 その後、学校の帰り道、俺たちは温泉旅行の話で盛り上がった。美咲は「温泉に入ったら絶対に雪合戦しよう!」と目を輝かせて言った。
「雪合戦か、楽しそうだな。でも、俺、あんまり雪合戦得意じゃないかも…」
 別に何か競技をしようとするわけじゃないが対戦型みたいなものは苦手だ。そもそも雪合戦って集団でやるものだよな。多分やるのは俺と美咲の二人だけだろう。
俺は少し不安になりながら言った。
「大丈夫!私が教えてあげるから、健太もすぐに上手くなるよ!」
 彼女の自信満々な言葉に少しだけ勇気が湧いてくる。まあ雪を丸めて投げるだけだから教えるも何もない気もしたが。
「じゃあ、頑張ってみるよ」
 俺はとりあえずそう答えた。
 その夜、俺は温泉旅行のことを考えながら眠りについた。美咲と一緒に過ごす時間が待ち遠しい。だけど、彼女に対する気持ちをどう伝えればいいのか、頭の中でぐるぐると考えていた。
「明日、どうなるんだろう…」
 そう思いながら、俺は夢の中へと落ちていった。

          *

 翌朝、俺は早めに起きて、旅行の準備を整えた。心の中は期待と緊張でいっぱいだ。美咲と一緒に過ごす時間が待ち遠しいけれど、告白する勇気が出るかどうか不安だった。
「健太、準備できた?」
 美咲の声が聞こえ、振り返ると彼女が明るい笑顔で立っていた。
「うん、もう大丈夫だよ」
 俺は少し照れくさくなりながら答えた。
「よかった!じゃあ、行こう!」
 彼女は手を振りながら、俺を引っ張るように外へ出て行った。
移動はバスだ。
 一昔前までは家族でそれぞれの家の車で向かっていたが、最近はこうして美咲と二人だけで行く事が増えた。旅費は出してもらえるので両親には感謝だ。
 バスに乗り込むと、二人しかいないにも関わらずに友達と一緒に盛り上がる雰囲気が漂っていた。美咲は隣に座り、楽しそうに話しかけてくる。
「健太、温泉に着いたら、まず何をしたい?」
 彼女の目がキラキラしている。
「うーん、やっぱり温泉に入ってからの雪合戦かな」
 俺は少し考えてから答えた。
「それいいね!私、雪合戦で健太に勝ちたいな!」
 美咲は笑いながら言った。その言葉に、俺は少しドキッとした。
「勝つのは難しいかも…でも、頑張るよ!」
 二人だけの雪合戦に勝ち負けがあるのか疑問に思いながらも俺は笑顔で返した。
 バスが温泉地に到着すると、雪が一面に広がっていた。美咲は目を輝かせて外を見つめている。
「わあ、すごい!雪がこんなに積もってる!」
 彼女の声に、俺も思わず外を見た。白銀の世界が広がっていて、心が躍る。
「早く温泉に入りたいね!」
 美咲が言うと、俺も頷いた。
 旅館にチェックインし、早速温泉に向かう。
 温泉に向かうと、湯気が立ち上るお風呂が待っていた。美咲は嬉しそうに温泉に飛び込む。
「気持ちいい!健太も早く入って!」
「ああ」
 ここは家族風呂だ。
 美咲は俺の前だと言うのに気にせず服を脱いで入っていく。俺は少し躊躇しながら続く。
「ほら。早く」
「わかっているって」
 彼女の声に促され、俺も温泉に入った。温かいお湯に包まれ、心がほぐれていく。
「やっぱり温泉は最高だね」
 俺はリラックスしながら言った。
「うん、でも雪合戦も楽しみだな!」
 美咲は笑顔で言った。その瞬間、俺の心の中で何かが動いた。
「美咲、雪合戦の前に、ちょっと話したいことがあるんだけど…」
 俺は緊張しながら言った。
「何?健太、急に真面目な顔して」
 彼女は不思議そうに見つめてくる。
「実は…」
 言葉が詰まる。どうやって伝えればいいのか、頭の中がぐるぐる回る。
「大丈夫、ゆっくりでいいよ」
 美咲は優しく微笑んでくれた。その笑顔に少し勇気をもらい、俺は続けた。
「美咲、俺はずっと…お前のことが好きなんだ」
 その瞬間、周りの音が消え、彼女の反応を待つ緊張感が高まった。
「えっ…?」
 美咲の目が大きく見開かれ、驚いた表情を浮かべた。俺の心臓はドキドキと音を立てている。
「ごめん、急に言って…でも、ずっと言いたかったんだ」
 俺は言葉を続けた。
「美咲と一緒にいると楽しくて、もっと一緒にいたいって思ってる」
「健太…」
 彼女は少し黙って考えているようだった。その沈黙が、俺の心をさらに不安にさせる。
「私も、健太といるのは楽しいよ。でも…」
 美咲は言葉を選ぶように続けた。
「でも、私には今、他に考えなきゃいけないことがあって…」
「他に考えなきゃいけないこと?」
 俺は彼女の言葉に戸惑った。何を考えているのか、全く想像がつかない。
「うん、最近、進路のことで悩んでて…」
 美咲は少し目を伏せた。
「私、大学に行くことを考えているんだけど、どこに行くか決められなくて」
「そうなんだ…」
 俺は彼女の気持ちを理解しようとした。
「でも、進路のことと俺の気持ちは関係ないと思うよ。美咲がどこに行こうと、俺は応援するから」
「ありがとう、健太。でも、今は恋愛を考える余裕がないの」
 彼女は申し訳なさそうに言った。その言葉が、俺の心に重くのしかかる。
「そうか…」
 俺は少し声を落とした。
「でも、俺は美咲のことが好きだし、これからも一緒にいたいと思ってる」
「健太…」
 美咲は俺の目を見つめていた。その目には、少しの戸惑いと優しさが混ざっている。
「ごめん、私の気持ちが整理できていなくて…」
 彼女は続けた。
「今は友達として一緒にいたいと思ってる。恋愛のことは、もう少し考えさせてほしい」
 その言葉を聞いた瞬間、俺の心が沈んでいくのを感じた。美咲の気持ちを尊重したいけれど、同時に自分の気持ちも大切にしたい。
「わかった、無理に考えさせるつもりはないよ」
 俺は少し笑顔を作った。
「でも、友達としても、これからも一緒に遊びに行こう」
「うん、ありがとう、健太」
 美咲は少し安心したように微笑んだ。その笑顔を見て、俺は少しだけ心が軽くなった。
「そろそろ出ようか」
「ああ」
 既に俺はのぼせそうだった。少し頭がくらくらしながら風呂を出る。
 温泉から上がった後、雪合戦の準備をすることになった。
「健太、こっちに来て!」
 美咲が叫ぶ。俺はその声に応えて、彼女の方へ走った。
「雪合戦、負けないからね!」
 俺は意気込んで言った。
「負けるのは健太だよ!」
 美咲は笑いながら雪を投げてきた。その瞬間、俺は彼女の笑顔を見て、少しだけ心が温かくなった。
 でも、心の奥では、彼女の気持ちがどうなるのか、まだ不安が残っていた。これからどうなるのか、俺たちの関係はどう変わっていくのか、考えずにはいられなかった。

          *

 数週間が経ち、俺たちは友達としての時間を楽しんでいた。美咲との関係は、少しずつ変わっていくのを感じていた。彼女の笑顔を見るたびに、心が温かくなる一方で、やっぱり恋愛のことが頭から離れなかった。
「健太、今度の週末、映画を見に行かない?」
 美咲が提案してきた。
「いいね!何を見る?」
 俺は嬉しさを隠せずに答えた。
「最近話題のアクション映画があるんだ。楽しそうだよ!」
 彼女は目を輝かせて言った。
「じゃあ、それに決まりだね!」
 俺は心の中で期待を膨らませた。
 週末、映画館に着くと、美咲は楽しそうに話し続けていた。映画が始まる前のワクワク感が、俺たちの間に流れている。
「健太、ポップコーン買ってくるね!」
 美咲が言った。
「俺も行くよ、一緒に買おう!」
 俺は彼女の後を追った。
 映画が始まると、俺たちは画面に夢中になった。アクションシーンが続く中、美咲が時折俺の方を見て笑っていた。その瞬間、俺の心が高鳴る。
 映画が終わり、外に出ると、夜空には星が輝いていた。美咲は「楽しかったね!」と笑顔で言った。
「うん、すごく楽しかった!」
 俺も笑顔で返した。
 その時、俺は思い切って言うことにした。
「美咲、最近思ってることがあるんだ」
「何?」
 彼女は少し驚いた表情を浮かべた。
「俺、やっぱり美咲のことが好きだ。友達としても大切だけど、もっと特別な関係になりたいと思ってる」
 俺の心臓はドキドキしていた。
 美咲は少し黙って考えているようだった。その沈黙が、俺の心を不安にさせる。
「健太…私も、最近考えてたことがあるの」
 彼女は目を伏せた。
「友達としての時間が楽しくて、でも、私の気持ちがどうなっているのか分からなくて…」
「それでも、俺は美咲と一緒にいたい。どんな形でもいいから」
 俺は真剣に言った。
「私も、健太と一緒にいるのが好き。でも、今はまだ自分の気持ちを整理する時間が必要かもしれない」
 美咲は少し悲しそうに言った。
「わかった、無理に急かすつもりはないよ」
 俺は少し肩を落とした。
「でも、いつか美咲の気持ちが整理できたら、また話そう」
「うん、ありがとう、健太」
 彼女は微笑んだ。その笑顔を見て、俺は少しだけ安心した。
 その後、俺たちは友達としての関係を続けた。美咲との時間は楽しく、少しずつ彼女の気持ちも変わっていくのを感じた。時折、彼女が俺に向ける視線が、以前とは違うものに見えることがあった。
 ある日、また映画を見に行った帰り道、美咲が突然立ち止まった。
「健太、私、やっぱり健太のことが好きだと思う」
 その言葉を聞いた瞬間、俺の心は跳ね上がった。「本当に?」
「うん、友達としての時間があったからこそ、気づけたのかもしれない」
 美咲は少し照れくさそうに言った。
「俺も、美咲が好きだ。これからも一緒にいたい」
 俺は彼女の手を優しく握った。
 その瞬間、俺たちの関係は新たな一歩を踏み出した。友達から恋人へ、少しずつ距離が縮まっていくのを感じた。これからの未来が楽しみで仕方なかった。

          *

 数週間が経ち、美咲と俺はより親密な関係になっていた。毎週末、映画を観に行ったり、カフェでおしゃべりしたりする時間が増えていった。お互いの趣味や好きなことを共有し合いながら、少しずつ心の距離も縮まっていった。
 ある日、俺たちはお気に入りの公園にピクニックに行くことにした。青空の下、シートを広げて、美咲が作ってきたサンドイッチを食べながら、笑い合っていた。彼女の笑顔を見ていると、心が温かくなる。
「健太、これ食べてみて!」
 美咲が作ったサンドイッチを差し出す。俺は一口食べてみて、
「美味しい!さすが、美咲の料理は最高だな」
 そういって美咲を褒めた。
「ほんと?嬉しい!」
 彼女は照れくさそうに笑った。その瞬間、俺は彼女の笑顔がもっと見たくて、思わず手を伸ばし、彼女の手を優しく握った。
 「美咲、これからもずっと一緒にいたい」
俺は真剣な気持ちで言った。
「私も、健太と一緒にいるのが楽しい。もっと色んなところに行きたいし、色んなことを経験したい」
 美咲は目を輝かせて返事をした。
 こうして、俺と美咲は恋人になった。

          *


 美咲と付き合い始めてから一年後。俺たちは旅行の計画を立てることにした。美咲が行きたい場所をリストアップし、俺もそれに加えて、行きたいところを提案した。最終的に、週末に小旅行に行くことに決めた。
 旅行の日、俺たちは早朝から出発した。目的地は海の近くのリゾート地。移動は車だ。何度か親と一緒に車の遠出の経験があるとはいえ初心者マークの高校生に車を使わせてくれた両親には感謝だ。あと在学中は車の運転は禁止されているのでそこも少しドキドキしているのは内緒だ。
 車の中で音楽を流しながら、笑い合ったり、思い出話をしたりしていると、あっという間に目的地に着いた。
 海に着くと、美咲は「わぁ、綺麗!」と歓声をあげた。青い海と白い砂浜が広がっていて、その光景に俺も心を奪われた。俺たちは早速水着に着替えて、海に飛び込んだ。
 波に乗ったり、砂浜で遊んだりしながら、楽しい時間を過ごした。夕方になると、海に沈む夕日を見ながら、肩を並べて座った。美咲の横顔を見ていると、彼女の存在がますます大切に思えてきた。
「健太、これからもずっと一緒にいられるといいな」
 美咲が小さな声で言った。
「もちろん、ずっと一緒にいるよ。美咲となら、何でも楽しめるから」
 俺は彼女の手を優しく握り返した。
 その瞬間、心の中で「この人と一生を共にしたい」という気持ちが芽生えた。美咲との関係は、ただの友達から恋人へ、そしてこれからの未来へと進んでいく。俺たちの物語は、これからも続いていくのだと感じた。
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