9 / 21
9話「脱出成功!!」
しおりを挟む
「真面目に取り組むのは分かるけどさ。こっちだって心配したんだから、少しは反省してほしい」
サイファーに注意される一番上の姉メラニー。
「分かったよ。ほんと心配性ね。サイファーは」
「こんな、生真面目な暴走姉がいると心配が耐えない~」
「なっ!!そ、そんな口の利き方をするんでしたら、
今後は!マスターへの給仕係を譲ってあげませんからね!」
「い、いいよ?そんなの順番を待っていればいいし。
それに、僕の方が気に入られているだろうから問題ない~。この前なんて、2人で買い出しに行ったし」
「買い出しっ!!?私、そんなの知らないんだけどっ!?いつ行ったの?言いなさいよ!」
「言わないよ!バカ姉~~」
「くぅぅぅぅぅっ!!この!素直になれないツンドラ女!」
大草原の中で、掴み合いをする2体の人形。リードリッヒから2体同時に離れる機会があまり無かった為、結構本気な取っ組み合いとなる。
すると、そこに・・・・・
「わ!わわわゎゎゎゎっ!ど、どいて下さァァァい!」
取っ組み合いによって、土色が着いた軍服を着込んだ2体の人形の頭上から可愛らしい音が降ってきた。
音の方向を見上げた2体の目の前には、チューリッヒの泣き顔が・・・・。
((あ、これは~~~~~ぶつかるかも))
と、思った矢先に硬い素材同士の衝突音が響いた。
――――頭を抑えて蹲うずくまる3体。
「いったぁい。どんな体勢で飛んでくるの!チューリッヒ!!」
額を抑えながら、チューリッヒを責めるサイファー。涙目である。
「だってぇ~。トリア姉様が~~~~」
トリアのせいにしようとするチューリッヒ。かなりの涙目である。
「もう~~。今度特訓ですね!」
次あるか分からない着地の特訓を迫るメラニー。瞳の奥がメラメラと、燃えている。涙は流れていない。
「ひぃぃぃぃ!!」
メラニーが発した特訓という言葉に反応するチューリッヒ。
体が震え出す。過去に何らかの恐怖を植え付けられているようだ。
「これで、あとはトリアとマスターが飛び超えれば、脱出成功ね。意外とチョロいもんだったわ」
「そ、そうだね。もう少し苦戦すると思ったんだけど・・・ほら?聖剣卿ってぼく達並に強いでしょ?もしも、戦闘になったらお互いに無傷ではすまなかったと思うし」
仁王立ちのメラニーと額を抑えながら立ち上がったサイファーが、この作戦がほぼ、完遂しているからか気が抜けた会話をし始めた。
「あら、聖剣卿が強いのは認めますが、私にかかれば一捻りです」
「いやいやいや、一捻りとはいかないでしょ。でも・・・・そうだな、姉さんがリミッターを外して対峙すれば、一捻りと言えなくも無い・・・かもね」
「何を言っているの?リミッターを解除してしまったら、記憶が消えてしまいます!
それに・・・解除しなくても私が勝ります」
ぷいっとそっぽを向いてしまったメラニー。
その表情からは「まったく!姉の実力を少しは信じられないわけ?その青い目は節穴か!」と言いたげだ。
「悪かった。悪かったって姉さん。聖剣卿より姉さんの方が強いって。ね?だから機嫌直して」
「ふん!」
「ふん!じゃないよ。もう~~~~じゃ!あの人に判断してもらおう!それで、白黒はっきりつくでしょ?」
メラニーの創造主であり、メラニーやその他娘達にとって絶対的な存在であるリードリッヒに意見を求めようと言い出すサイファー。
でも・・・・それは・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・」
さっきまで、可愛く顔を背けていたメラニーのテンションがみるみると下がっていくのが、その真っ暗な表情から理解できた。
そう・・・・聖剣卿vsメラニーの話には地雷が含まれていたのだ。
「え・・・えーーと。メラニー姉さん?いきなりどうしたのさ?ツムみたいだよ?」
からかい半分で会話していたサイファーがメラニーの変化に気づくには少し時間がかかった。
(あれれれ?あの人の話を出せば、いつも通り丸く収まると思ったのにこの反応・・・。もしや、地雷かな?地雷を踏んじゃったのかな?)
サイファーは選択肢の引き運悪さに
(やっちまった)と思いつつ、メラニーが立ち直るように努力する。
「気にするなって!あいつが何を言おうが!ぼく達姉妹は姉さんの味方だからさ!!だから、そう暗くなるなって!!」
「・・・・あれは、紅の魔王の討伐前夜のことでした」
突然、前触れもなく語りだすメラニー。
「いや、あの~~。人の話を聞いてくれませんかね?姉さん?お~~い」
「マスターと作戦の最終確認を行っていた時です。私とマスターの空間に無断で立ち入った人間がいました」
「お~~い、何を語り始めてんだよ姉さん。そんなの興味ないんだが」
「聖剣卿が・・・割り込んできたのです。しかもですよ?私に出て行けと?言いやがり、何様だって!やつですよ!!」
「わ、わかったから。聖剣卿が全部悪いんだから。な?もういいだろ?もうじき、トリア達も来るだろうしここで辞めにしないか?」
「聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿」
どす黒い物が取りついたような暗い声で「聖剣卿」を連呼するメラニー。
さすがにこれには、目の前で宥めようと努力しているサイファーは、恐怖を覚えた。
(うわぁーーー。こりゃ、止まんないな。真っ黒メラニーが出てしまった。満足行くまで、しゃべらせ続けるしかないかな?)
「あの!泥棒猫!!にゃ~にゃ~私のマスターに媚びりやがって!
しかも、雌の匂いぷんぷんでさ!発情期かよ!!これほど・・・これほど!人間として生まれたかったと思ったことはないですよっ!しかも・・・しかも!!」
(ひ、ヒートアップしてきた。てか、なんだろう・・・ぼくも胸の当たりがむかむかしてきたぞ?)
「し~か~も!!私にも聞く権利があります!追い出されるいわれはありません!って答えたら・・・・!!」
「こ、答えたら?」
「マスターが・・・俺と聖剣卿だけで大事な話があるから、お前は出ていけって・・・・。もう!あんまりよ~~っ!!」
「そ、それはあんまりだなっ!」
メラニーの勢いに飲み込まれてサイファーも乗ってしまう。
「でしょ!?だからね!だからね!」
(面倒な絡み方になってきたーーー。てか、そもそも聖剣卿と姉さんが戦ったら、どっちが勝るか?って話だった気がするが・・・なんでいつの間にか、自分が除け者にされて悔しいに変わったんだ?まぁ~いいか。止めると面倒度合いが増すだろうし。適当に返していけば、いつか終わるだろう)
サイファーは、この見込みが甘いことを後に知ることとなる。
サイファーに注意される一番上の姉メラニー。
「分かったよ。ほんと心配性ね。サイファーは」
「こんな、生真面目な暴走姉がいると心配が耐えない~」
「なっ!!そ、そんな口の利き方をするんでしたら、
今後は!マスターへの給仕係を譲ってあげませんからね!」
「い、いいよ?そんなの順番を待っていればいいし。
それに、僕の方が気に入られているだろうから問題ない~。この前なんて、2人で買い出しに行ったし」
「買い出しっ!!?私、そんなの知らないんだけどっ!?いつ行ったの?言いなさいよ!」
「言わないよ!バカ姉~~」
「くぅぅぅぅぅっ!!この!素直になれないツンドラ女!」
大草原の中で、掴み合いをする2体の人形。リードリッヒから2体同時に離れる機会があまり無かった為、結構本気な取っ組み合いとなる。
すると、そこに・・・・・
「わ!わわわゎゎゎゎっ!ど、どいて下さァァァい!」
取っ組み合いによって、土色が着いた軍服を着込んだ2体の人形の頭上から可愛らしい音が降ってきた。
音の方向を見上げた2体の目の前には、チューリッヒの泣き顔が・・・・。
((あ、これは~~~~~ぶつかるかも))
と、思った矢先に硬い素材同士の衝突音が響いた。
――――頭を抑えて蹲うずくまる3体。
「いったぁい。どんな体勢で飛んでくるの!チューリッヒ!!」
額を抑えながら、チューリッヒを責めるサイファー。涙目である。
「だってぇ~。トリア姉様が~~~~」
トリアのせいにしようとするチューリッヒ。かなりの涙目である。
「もう~~。今度特訓ですね!」
次あるか分からない着地の特訓を迫るメラニー。瞳の奥がメラメラと、燃えている。涙は流れていない。
「ひぃぃぃぃ!!」
メラニーが発した特訓という言葉に反応するチューリッヒ。
体が震え出す。過去に何らかの恐怖を植え付けられているようだ。
「これで、あとはトリアとマスターが飛び超えれば、脱出成功ね。意外とチョロいもんだったわ」
「そ、そうだね。もう少し苦戦すると思ったんだけど・・・ほら?聖剣卿ってぼく達並に強いでしょ?もしも、戦闘になったらお互いに無傷ではすまなかったと思うし」
仁王立ちのメラニーと額を抑えながら立ち上がったサイファーが、この作戦がほぼ、完遂しているからか気が抜けた会話をし始めた。
「あら、聖剣卿が強いのは認めますが、私にかかれば一捻りです」
「いやいやいや、一捻りとはいかないでしょ。でも・・・・そうだな、姉さんがリミッターを外して対峙すれば、一捻りと言えなくも無い・・・かもね」
「何を言っているの?リミッターを解除してしまったら、記憶が消えてしまいます!
それに・・・解除しなくても私が勝ります」
ぷいっとそっぽを向いてしまったメラニー。
その表情からは「まったく!姉の実力を少しは信じられないわけ?その青い目は節穴か!」と言いたげだ。
「悪かった。悪かったって姉さん。聖剣卿より姉さんの方が強いって。ね?だから機嫌直して」
「ふん!」
「ふん!じゃないよ。もう~~~~じゃ!あの人に判断してもらおう!それで、白黒はっきりつくでしょ?」
メラニーの創造主であり、メラニーやその他娘達にとって絶対的な存在であるリードリッヒに意見を求めようと言い出すサイファー。
でも・・・・それは・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・」
さっきまで、可愛く顔を背けていたメラニーのテンションがみるみると下がっていくのが、その真っ暗な表情から理解できた。
そう・・・・聖剣卿vsメラニーの話には地雷が含まれていたのだ。
「え・・・えーーと。メラニー姉さん?いきなりどうしたのさ?ツムみたいだよ?」
からかい半分で会話していたサイファーがメラニーの変化に気づくには少し時間がかかった。
(あれれれ?あの人の話を出せば、いつも通り丸く収まると思ったのにこの反応・・・。もしや、地雷かな?地雷を踏んじゃったのかな?)
サイファーは選択肢の引き運悪さに
(やっちまった)と思いつつ、メラニーが立ち直るように努力する。
「気にするなって!あいつが何を言おうが!ぼく達姉妹は姉さんの味方だからさ!!だから、そう暗くなるなって!!」
「・・・・あれは、紅の魔王の討伐前夜のことでした」
突然、前触れもなく語りだすメラニー。
「いや、あの~~。人の話を聞いてくれませんかね?姉さん?お~~い」
「マスターと作戦の最終確認を行っていた時です。私とマスターの空間に無断で立ち入った人間がいました」
「お~~い、何を語り始めてんだよ姉さん。そんなの興味ないんだが」
「聖剣卿が・・・割り込んできたのです。しかもですよ?私に出て行けと?言いやがり、何様だって!やつですよ!!」
「わ、わかったから。聖剣卿が全部悪いんだから。な?もういいだろ?もうじき、トリア達も来るだろうしここで辞めにしないか?」
「聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿聖剣卿」
どす黒い物が取りついたような暗い声で「聖剣卿」を連呼するメラニー。
さすがにこれには、目の前で宥めようと努力しているサイファーは、恐怖を覚えた。
(うわぁーーー。こりゃ、止まんないな。真っ黒メラニーが出てしまった。満足行くまで、しゃべらせ続けるしかないかな?)
「あの!泥棒猫!!にゃ~にゃ~私のマスターに媚びりやがって!
しかも、雌の匂いぷんぷんでさ!発情期かよ!!これほど・・・これほど!人間として生まれたかったと思ったことはないですよっ!しかも・・・しかも!!」
(ひ、ヒートアップしてきた。てか、なんだろう・・・ぼくも胸の当たりがむかむかしてきたぞ?)
「し~か~も!!私にも聞く権利があります!追い出されるいわれはありません!って答えたら・・・・!!」
「こ、答えたら?」
「マスターが・・・俺と聖剣卿だけで大事な話があるから、お前は出ていけって・・・・。もう!あんまりよ~~っ!!」
「そ、それはあんまりだなっ!」
メラニーの勢いに飲み込まれてサイファーも乗ってしまう。
「でしょ!?だからね!だからね!」
(面倒な絡み方になってきたーーー。てか、そもそも聖剣卿と姉さんが戦ったら、どっちが勝るか?って話だった気がするが・・・なんでいつの間にか、自分が除け者にされて悔しいに変わったんだ?まぁ~いいか。止めると面倒度合いが増すだろうし。適当に返していけば、いつか終わるだろう)
サイファーは、この見込みが甘いことを後に知ることとなる。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)
ラララキヲ
ファンタジー
乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。
……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。
でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。
ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」
『見えない何か』に襲われるヒロインは────
※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※
※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※
◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる