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第一章 学院編
第15話 報告
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翌日、俺はダースとシャイルを引き連れて職員室に向かった。無事にダースを学院まで連れてきたことを報告するためだ。
シャイルには「ダースのことは俺が報告しておく」と言ったが、頑固にも「私にも報告義務がありますから」と譲らずついてきてしまった。
ダースが俺のつき人になったことが冗談ではなく本気だったと知った彼女は激怒し、何度もツラツラと俺に説教を垂れてきた。
そんなシャイルを尻目に、俺は職員室の扉を、支柱にぶつかって跳ね返るくらいに勢いよく開けた。
「ちょっと、エスト君!」
「わざとだ。黙って見ていろ」
俺はティーチェ先生のところへドシドシと床を揺らしながら近づいた。
先生は怪訝な表情で近づく俺を見ていた。
「おはよう」
先生はぎこちない笑顔でそう言った。その強張った顔はきっと、俺の歩き方のせいだけではない。俺たちが姿を現すとは考えていなかったからだろう。
「おはよう、じゃねえよ、先生。この、人殺し! 人殺し!」
「な! 人殺し? 私のことを言っているの?」
俺は叫んだ。叫びつづけた。
「当たり前だ! 自覚あるくせに。人殺し! 人殺し!」
シャイルは慌てふためき、ダースは顔色を青くしてうつむいたが、俺は構わず続けた。
「やめなさい! なんの証拠があって言っているの?」
出た! いきなり証拠を求める奴があるかよ。
身に覚えがなければ「私が何をしたと言っているのか教えて」と言うべきだ。わざわざそれを訊くまでもなく、先生には心当たりがあるから、次のステップである証拠の存在確認をしてきたのだ。
これを聞くまでは偶然が重なっただけの可能性も少しは疑っていたが、もはやその必要はなく、先生は間違いなく黒だ。
「職員室の先生方、ティーチェ先生はイーターを使って生徒を殺そうとしました。ティーチェ先生は殺人未遂犯です」
「な、なにを馬鹿な! そんなこと、していません!」
「イー・エス・ケイ! イー・エス・ケイ! イーター・スチューデント・キルのイー・エス・ケイ! ティーチェ先生イー・エス・ケイ!」
「何事だね! 事情を聞かせてもらおうか」
教頭を名乗る先生がこちらへ寄ってきた。
黒髪の上を幾多もの白い束が縦横無尽に走る様は、かなり前衛的で威圧的なヘアスタイルに見えるが、おそらくはただの白髪で他意はないのだろう。
垂れ目気味の糸目が彼の穏やかさを物語っているが、こういう輩は怒ったときの爆発力が半端じゃない。
俺は教頭先生に懇切丁寧に状況の説明をした。
その間中、ティーチェ先生は何度も喚いていたが、教頭先生は俺の話にしっかりと耳を傾けてくれた。
「ふむ。たしかに三体ものネームドイーターと同時に鉢合わせるというのは尋常ならざる事態だ。仕組まれていてもおかしくない。だが、それをティーチェ先生がやったという証拠はあるのかね? ティーチェ先生も魔術師であり、イーターは天敵だ。そう簡単に誘導できるものではないはずだがね」
なかなか理屈が通じる人じゃないか、教頭先生は。
「証拠はありません。だからいますぐに対処をお願いしたりはしません。ただ、こういう親告がなされた以上は、ティーチェ先生の動向を見張り警戒するようにしてください。そして、教頭先生。あなたがグルではないことを祈っていますよ」
「私は公正な人間だよ。そこは安心していい。といっても、君は私を無条件に信用したりはしないだろうがね。もしも君がティーチェ先生の殺意の証拠を持ってきたなら、私が君に彼女を裁く権利を与えよう」
教頭先生、なかなか見所のある男じゃないか。
「わかりました。ああ、最後に一つだけ教えていただきたい」
「何だね?」
「あなたの名前ですよ、教頭先生」
「そうか、君は転入生だったね。私の名はミスト・エイリーという。覚えておいてもらおう」
ミスト教頭の不敵な笑みと、ティーチェ先生の殺意の眼差しに見送られ、俺たちは職員室を出た。
同時に大きな溜息が耳に飛び込んだ。
「エスト君、あなたって人はいったい何を考えているの?」
「さっき言ったとおりだ。ティーチェはイーターを使って俺たちを殺そうとした。だから俺はティーチェを許さない」
「エスト君、それは憶測がすぎるわ」
「かもな」
「え? まさか、その自覚があるのに、あんなに煽っていたの? 何度か言ったと思うけど、先生たちは魔術師なのよ。魔導師にとって天敵的な存在なのよ。なんでそんな相手に無駄に喧嘩を売ったりなんかするの?」
「相性は関係ないね。勝つのは強者だ。俺は相性を超えた強さを持っているのさ。それに、あいつの殺意はあながち、こけおどしでもなさそうだぜ。ダースもそう思うだろ?」
「僕は……」
「ああ、やっぱりおまえはいいや。喋るな。長くなるからな」
俺はダースの眼前に手のひらを立ててかざした。さすがに口をつぐんだが、手のひらの横から俺の顔を覗いてきたときにはイラッとした。
「エスト君! ダース君をいじめたら駄目だよ!」
「心配すんな。こいつはタフだ。俺は強い奴しかいじめないからな」
シャイルはダースの顔を見て反応をうかがった。
「そう、僕は強いよ。僕はエスト君の従者をやっている身だけれど、それがそのまま強弱の関係というわけではないんだ。僕はエスト君よりも強いかもしれないよ」
「それはない。だいいち、おまえが俺の従者になった経緯がそのまま強弱関係だろうが」
「どうかな。どっちが強いかなんて、そんなのやってみなくちゃ分からないよ」
俺の嫌いな言葉だ。ラノベに限らず、漫画なんかの物語で主人公がよく言う台詞だ。
圧倒的強者に対してその言葉を言い放ち、主人公であることをいい事に、なんやかんやで必ずその勝負を勝利へと持っていく。
いわゆる主人公補正を発動する魔法の言葉、チート発動キーだ。
そんな言葉をダース、こいつなんかが……。
いや、もしも、万が一、億に一つの可能性として、この世界がラノベの中の世界だとしてこのダースがその主人公なのだとしたら……。
いや、そんなわけがない。無駄な推測はやめておこう。
「ふん。おまえが俺よりも強いなんてことは絶対にない。絶対にだ。戯言はそれくらいにしておけよ、ダース。俺は忙しいんだ。それよりシャイル、おまえに訊きたいことがある」
俺はシャイルに法律の有無について尋ねた。
そう、俺はいま、どこの国にいてどういう法律の下で生きているのかをまるで知らない。それどころか、この世界に国がいくつあるのかすら知らない。
シャイルは俺の知りたいことを説明してくれたが、始業前で時間がないということで、説明は簡単なものだった。
その説明をさらに要約すると、こういう感じらしい。
法律は国ごとに甚だしく異なる。
学院はどこの国にも属さない公地にあり、ここには法律も校則も存在しないが、生徒たちは良識にもとづいた行動を規範とすべしとの指導を受ける。
己の行動の是非は各自で判断するが、その判断に誤りがあると見なされれば警告および指導を先生たちから受ける。
学院で発生した犯罪に対する罰則などはない。そのため、危険人物などは学院が協議し、先生のうちの誰かが代表して罰を与える。最大危険対象の場合は処刑もあり得る。
「なるほどな。つまりこの土地では校長先生が国王で、先生たちは王家に仕える諸侯という感じか」
「うーん、学院内ってことなら、まあ、そうかもね」
「証拠さえあれば、大臣が諸侯を裁く権利を庶民に与えると言っている。素晴らしい国だな、ここは。シャイル、俺はな、本物の殺意を決して許さない。先生が生徒を殺そうとするなんて、極めて度し難い。ティーチェ、極刑に値する。いや、極刑に処す!」
シャイルはさっきから俺に怪訝そうな顔を向けている。
ダースはずっと無表情だ。何を考えているのかまるで分からない。
何を考えているか分かるほうは、表情だけでなくそれを言葉にもして吐き出してくる。
「極刑に処すって、もしかして、殺すってこと? エスト君、なんでそんなにも人に容赦しないの? あなたには慈悲というものはないの?」
「俺はな、人間の悪意というやつが心底憎いんだ。他人を簡単に見下す。利害関係が変わるとすぐに態度を豹変させる。強者にへつらい、弱者を負の感情のはけ口とする。なかなか信頼はしないくせに、簡単に人を憎む。人を愛すれば盲信し、その他を省みなくなる。そういう人間が、醜くて、醜くて、それはもう醜くて、俺は大嫌いなんだ。そしてほとんどの人間がそういう醜い人間なんだ。つまり、俺は人間が大嫌いということだ。おまえは憎悪の対象に慈悲をかけられるのか?」
「それは……」
シャイルが言い淀んでいると、思いも寄らぬ来客があった。
それは魔道学院において、これ以上ないほどの招かれざる客だった。
シャイルには「ダースのことは俺が報告しておく」と言ったが、頑固にも「私にも報告義務がありますから」と譲らずついてきてしまった。
ダースが俺のつき人になったことが冗談ではなく本気だったと知った彼女は激怒し、何度もツラツラと俺に説教を垂れてきた。
そんなシャイルを尻目に、俺は職員室の扉を、支柱にぶつかって跳ね返るくらいに勢いよく開けた。
「ちょっと、エスト君!」
「わざとだ。黙って見ていろ」
俺はティーチェ先生のところへドシドシと床を揺らしながら近づいた。
先生は怪訝な表情で近づく俺を見ていた。
「おはよう」
先生はぎこちない笑顔でそう言った。その強張った顔はきっと、俺の歩き方のせいだけではない。俺たちが姿を現すとは考えていなかったからだろう。
「おはよう、じゃねえよ、先生。この、人殺し! 人殺し!」
「な! 人殺し? 私のことを言っているの?」
俺は叫んだ。叫びつづけた。
「当たり前だ! 自覚あるくせに。人殺し! 人殺し!」
シャイルは慌てふためき、ダースは顔色を青くしてうつむいたが、俺は構わず続けた。
「やめなさい! なんの証拠があって言っているの?」
出た! いきなり証拠を求める奴があるかよ。
身に覚えがなければ「私が何をしたと言っているのか教えて」と言うべきだ。わざわざそれを訊くまでもなく、先生には心当たりがあるから、次のステップである証拠の存在確認をしてきたのだ。
これを聞くまでは偶然が重なっただけの可能性も少しは疑っていたが、もはやその必要はなく、先生は間違いなく黒だ。
「職員室の先生方、ティーチェ先生はイーターを使って生徒を殺そうとしました。ティーチェ先生は殺人未遂犯です」
「な、なにを馬鹿な! そんなこと、していません!」
「イー・エス・ケイ! イー・エス・ケイ! イーター・スチューデント・キルのイー・エス・ケイ! ティーチェ先生イー・エス・ケイ!」
「何事だね! 事情を聞かせてもらおうか」
教頭を名乗る先生がこちらへ寄ってきた。
黒髪の上を幾多もの白い束が縦横無尽に走る様は、かなり前衛的で威圧的なヘアスタイルに見えるが、おそらくはただの白髪で他意はないのだろう。
垂れ目気味の糸目が彼の穏やかさを物語っているが、こういう輩は怒ったときの爆発力が半端じゃない。
俺は教頭先生に懇切丁寧に状況の説明をした。
その間中、ティーチェ先生は何度も喚いていたが、教頭先生は俺の話にしっかりと耳を傾けてくれた。
「ふむ。たしかに三体ものネームドイーターと同時に鉢合わせるというのは尋常ならざる事態だ。仕組まれていてもおかしくない。だが、それをティーチェ先生がやったという証拠はあるのかね? ティーチェ先生も魔術師であり、イーターは天敵だ。そう簡単に誘導できるものではないはずだがね」
なかなか理屈が通じる人じゃないか、教頭先生は。
「証拠はありません。だからいますぐに対処をお願いしたりはしません。ただ、こういう親告がなされた以上は、ティーチェ先生の動向を見張り警戒するようにしてください。そして、教頭先生。あなたがグルではないことを祈っていますよ」
「私は公正な人間だよ。そこは安心していい。といっても、君は私を無条件に信用したりはしないだろうがね。もしも君がティーチェ先生の殺意の証拠を持ってきたなら、私が君に彼女を裁く権利を与えよう」
教頭先生、なかなか見所のある男じゃないか。
「わかりました。ああ、最後に一つだけ教えていただきたい」
「何だね?」
「あなたの名前ですよ、教頭先生」
「そうか、君は転入生だったね。私の名はミスト・エイリーという。覚えておいてもらおう」
ミスト教頭の不敵な笑みと、ティーチェ先生の殺意の眼差しに見送られ、俺たちは職員室を出た。
同時に大きな溜息が耳に飛び込んだ。
「エスト君、あなたって人はいったい何を考えているの?」
「さっき言ったとおりだ。ティーチェはイーターを使って俺たちを殺そうとした。だから俺はティーチェを許さない」
「エスト君、それは憶測がすぎるわ」
「かもな」
「え? まさか、その自覚があるのに、あんなに煽っていたの? 何度か言ったと思うけど、先生たちは魔術師なのよ。魔導師にとって天敵的な存在なのよ。なんでそんな相手に無駄に喧嘩を売ったりなんかするの?」
「相性は関係ないね。勝つのは強者だ。俺は相性を超えた強さを持っているのさ。それに、あいつの殺意はあながち、こけおどしでもなさそうだぜ。ダースもそう思うだろ?」
「僕は……」
「ああ、やっぱりおまえはいいや。喋るな。長くなるからな」
俺はダースの眼前に手のひらを立ててかざした。さすがに口をつぐんだが、手のひらの横から俺の顔を覗いてきたときにはイラッとした。
「エスト君! ダース君をいじめたら駄目だよ!」
「心配すんな。こいつはタフだ。俺は強い奴しかいじめないからな」
シャイルはダースの顔を見て反応をうかがった。
「そう、僕は強いよ。僕はエスト君の従者をやっている身だけれど、それがそのまま強弱の関係というわけではないんだ。僕はエスト君よりも強いかもしれないよ」
「それはない。だいいち、おまえが俺の従者になった経緯がそのまま強弱関係だろうが」
「どうかな。どっちが強いかなんて、そんなのやってみなくちゃ分からないよ」
俺の嫌いな言葉だ。ラノベに限らず、漫画なんかの物語で主人公がよく言う台詞だ。
圧倒的強者に対してその言葉を言い放ち、主人公であることをいい事に、なんやかんやで必ずその勝負を勝利へと持っていく。
いわゆる主人公補正を発動する魔法の言葉、チート発動キーだ。
そんな言葉をダース、こいつなんかが……。
いや、もしも、万が一、億に一つの可能性として、この世界がラノベの中の世界だとしてこのダースがその主人公なのだとしたら……。
いや、そんなわけがない。無駄な推測はやめておこう。
「ふん。おまえが俺よりも強いなんてことは絶対にない。絶対にだ。戯言はそれくらいにしておけよ、ダース。俺は忙しいんだ。それよりシャイル、おまえに訊きたいことがある」
俺はシャイルに法律の有無について尋ねた。
そう、俺はいま、どこの国にいてどういう法律の下で生きているのかをまるで知らない。それどころか、この世界に国がいくつあるのかすら知らない。
シャイルは俺の知りたいことを説明してくれたが、始業前で時間がないということで、説明は簡単なものだった。
その説明をさらに要約すると、こういう感じらしい。
法律は国ごとに甚だしく異なる。
学院はどこの国にも属さない公地にあり、ここには法律も校則も存在しないが、生徒たちは良識にもとづいた行動を規範とすべしとの指導を受ける。
己の行動の是非は各自で判断するが、その判断に誤りがあると見なされれば警告および指導を先生たちから受ける。
学院で発生した犯罪に対する罰則などはない。そのため、危険人物などは学院が協議し、先生のうちの誰かが代表して罰を与える。最大危険対象の場合は処刑もあり得る。
「なるほどな。つまりこの土地では校長先生が国王で、先生たちは王家に仕える諸侯という感じか」
「うーん、学院内ってことなら、まあ、そうかもね」
「証拠さえあれば、大臣が諸侯を裁く権利を庶民に与えると言っている。素晴らしい国だな、ここは。シャイル、俺はな、本物の殺意を決して許さない。先生が生徒を殺そうとするなんて、極めて度し難い。ティーチェ、極刑に値する。いや、極刑に処す!」
シャイルはさっきから俺に怪訝そうな顔を向けている。
ダースはずっと無表情だ。何を考えているのかまるで分からない。
何を考えているか分かるほうは、表情だけでなくそれを言葉にもして吐き出してくる。
「極刑に処すって、もしかして、殺すってこと? エスト君、なんでそんなにも人に容赦しないの? あなたには慈悲というものはないの?」
「俺はな、人間の悪意というやつが心底憎いんだ。他人を簡単に見下す。利害関係が変わるとすぐに態度を豹変させる。強者にへつらい、弱者を負の感情のはけ口とする。なかなか信頼はしないくせに、簡単に人を憎む。人を愛すれば盲信し、その他を省みなくなる。そういう人間が、醜くて、醜くて、それはもう醜くて、俺は大嫌いなんだ。そしてほとんどの人間がそういう醜い人間なんだ。つまり、俺は人間が大嫌いということだ。おまえは憎悪の対象に慈悲をかけられるのか?」
「それは……」
シャイルが言い淀んでいると、思いも寄らぬ来客があった。
それは魔道学院において、これ以上ないほどの招かれざる客だった。
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