アーサー王と100本の剣伝説

中村翔

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13本目

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キラリと背中に星7つ
黒くきらめく星7つ
キラキラひかる星広げ
空へ飛び立つ天道虫
翼焼けたる虫の名は?
それはいわゆる"イカロス" だとて。

「アーサー。親父殿がこんなものをくれた。」
「てんとうむしのブローチですか?」
「ああ。なんとこのブローチには秘密があってな。左右の触覚を挟むように押すと。」
パカっ。羽が開いて時計があらわれた!
「ほう。珍しい時計ですね。」
「ジェロか...。」
アームドパルトがうなだれる。
「どうしたの?ジェロがなにか?」
「というのも、この時計。ジェロから買ったらしいんだ。たらい回しもいいとこだ。」
「そうかね?だが私の国から仕入れた物を売って手に入れたのは知り合い。なんてのはよくある話だ。流通するとはそういうことだ。」
「はい!はい!私もなんか買いたいです!売ってもらえませんか?」
「ではこれなどいかがか?」
ジェロがコートの内ポケットから短剣を取り出した。しかし可愛らしい。黒猫ともとれる絵が彫ってある。
「確かに可愛らしいのですが、黒猫?」
「実はこの短剣マジックようでね。刃は研がれてないし、押すと。」
ジェロが手のひらに突き立てた。
「このように。」
よく見ると刃が柄に押し込まれている。
「どうでしょう。銀貨一枚で。」
買ってしまった。
しかしマジックすることなんてある訳ない。
「パーシバル!いつもありがとう!今日誕生日だよね?はいこれ。プレゼント。」
「アーサー?熱でも出ましたか?しかし確かに誕生日ですが。これは短剣?」
「そう!これは安心安全で豆腐だとしても切れなくて紙をついても貫けないというものです。名を黒猫どんどん。」
「アーサー。くっ。こんなに嬉しいことは今迄なかった。」
(半分冗談に本気泣き!?)
「この短剣を御守りがわりに身につけておきます。アーサー。くっ。」
それから短剣を離すことは一度しかなかったらしい。

「で、ですよ。この国はなんと王都から南西に馬車を走らせたところ。私は物知り兵士長から聞きました!国の中は今お祭り!親愛を贈る祭りだそうです。」
「アーサー。なんだそれ。」
「なんと親しい友人にプレゼントやメッセージカードを贈るそうです。いつもありがとうをカードに込めるそう。」
「それは素晴らしいことだ。我々は用意してないから無理だがね。」
「そうなんですよねー。大人しく剣でも抜いて帰りましょう。」
ザワザワ!
(なによ!この剣!)
(邪魔な剣だ!)
(おい!根でも張ってるのか!?抜けないぞ)
「私はアーサー王!この国に剣をとりにきた!ということで退いてください。」
(退けだ?この坊主)
「おっと。私の顔をたててもらえんかね?」
(あ、主!おい!主がきたぞ!)
ザワザワ。
ふー。
「その名は、トリック!」
アーサーが周りを気にすることなく剣を抜いた。
ザワザワ!ザワザワ!ザワザワ!
これは軽い混乱状態?
「皆さん!落ち着いて!アーサーもなにしてるのですか!?」
ザクッ!ドサッ!
!!!!!
「鎮まりなさい。この男と同じになりたくなければね...!!」
アーサーが振り下ろした剣が男を血塗れにした。
(お、おい!死んでる...!)
ザワザワ!
スッ!
アーサーが剣を構える。
「通してもらう。」
(まて!悪漢め!)
「なに!?貴様はレターカードキング!」
(そこまでだ!大人しくやられたまえ!)
「くっ!だけどコッチには隠し玉がある!」
(抵抗するだけ無駄だ!)
「喰らえ!なんかよくわからないびーむ!」
アーサーの後ろからびーむ?がでた。
(くっ!しかし私のエネルギーの源!)
(良い子のみんなから貰った)
(メッセージカードがある!)
必殺!メッセージレターカードスラッシュ!
「ぐぅ!覚えていろ!トウ!」
アーサーが後ろの2メートル近い段差から飛び降りた。
ドサッ。
ぐっ。(よかったよ!びーむとかね!)

アーサーは兵士長を通じて劇団の人と通じていた。
アーサー曰く。
この国がこの時期カード欲しい人達で治安が悪くなるのは知っていた。これを機にカードの本当の意味を思い出して欲しい。と語った。
※レターカード三十枚パック発売中。
※お求めは配達員迄。
Februaryとある日の新聞より

13本目の剣読了。
Thi・14本目の剣を始めますよろしいですか?

















魔眼名:繋がりの魔眼
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