10 / 23
仲良し家族
しおりを挟む
「はぁ~、疲れた……」
逃げるようにお風呂を後にし、着替えを済ませた僕はリビングのソファにもたれかかっていた。
なんでお風呂に入ったのに、入る前よりも疲れているんだろう……。
いや、理由なんて考えなくてもわかっている。しかし……。
「綺麗、だったな」
お風呂場での光景を思い返し、自然とそんな言葉が出た。
「――何が綺麗だったの?」
「それはもちろん――って、ユズさん!?」
いきなり背後から声をかけられ、思わず飛び上がってしまう。
「あらあら、そんなにびっくりさせちゃった?」
「あ、い、いえ。ちょっと考え事をしていたので」
「それってもしかして……」
「そんなに心配しないでください。大したことではないので」
「それならいいんだけど。何か心配事があったら遠慮なく言ってね」
「はい。その時は頼らせてもらいます。……ところで、僕に何か用ですか?」
そう問いかけると、ユズさんは「あっ」と小さく声を漏らす。
「肇くんちょっと来てもらってもいいかしら。とっても大事なお話があるの」
「それは構いませんけど……」
どうしたんだろう。妙に真剣な顔つきになったのが気になる。
もしかして先ほどのサクラさんとのことがバレていて、『まさか肇くんが幼気なサクラちゃんにあんなことをするなんて。あなたのようなケダモノをこの家に置いておくわけにはいかないわ出て行って』。
とか言われてしまったら……。
「ユズさん違うんです! 誤解なんです!」
「? よくわからないけど、いいからついてきて」
ユズさんはそう言ってから、半ば強引に僕の手を引いて、階段を登っていく。
二階よりさらに上……屋根裏とも呼べる場所にある扉の前に立ち、
「じゃーん、今日からここが肇くんのお部屋よ」
「……へ?」
扉を開けた先に広がっていたのは、屋根裏にあるとは思えないほど綺麗に整理された部屋だった。
ベッドにテーブル、椅子など軽く見た限りでは必要なものは全部そろっているようにも見える。
「この部屋、どうしたんですか?」
「ふふっ、実はねアオイちゃんと二人でこっそりやっていたの。サクラちゃんも君を遠くに連れ出したり、お風呂場で足止めしてくれたりと手伝ってくれたのよ」
だからお風呂場でのサクラさんは少し強引だったのか。
「ありがとうございます。あとでサクラさんとアオイさんにもお礼を言わないと」
「ふふっ、ぜひそうしてあげて」
「それにしてもよくアオイさんは許してくれましたね」
「ちゃんと話し合ったらわかってくれたわよ」
「話し合い、ですか。ちなみにどんなことを?」
「もしも肇くんの部屋を用意するのが嫌なら誰かの部屋で預かるしかなくなっちゃうわね」
「でもサクラちゃんはベッドが小さいだろうし、私は朝がめちゃくちゃ早いから……。ってアオイちゃんの方を見たらすぐに」
「……それ話し合いじゃなくて脅迫って言うんじゃ」
「そんなことないわよ。それに肇くんがここに住まうのも良いって」
「……本当、ですか?」
「えぇ、今はひと月だけって条件だけど。それでも理解してくれたから嬉しいわ」
なんてユズさんは笑顔で言っているけど、
「(絶対に納得はしていないやつだこれ。……お礼を言う前に一言誤ったほうがいいかな)」
おっとりしていて優しいお姉さんではあるけれど、絶対に敵に回してはいけないタイプだと確信できる。
なんて思っていると、
「良かったぁ、ちゃんと終わっていたんですね」
「あら、サクラちゃん。……もしかして急いできたの?」
「あっ、えへへ……」
笑ってごまかそうとするが、誰が見てもバレバレだ。
髪先からは何度も雫が垂れ落ちているし、寝巻もボタンが一つずつズレているし、ズボンに至っては前と後ろが逆になってしまっている。
「わぁ~素敵なお部屋。流石アオイお姉ちゃんとユズお姉ちゃんです!」
「こら、感心していないでサクラちゃんはしっかりとパジャマを着て、髪を乾かさないとダメでしょ」
「はわわ、す、すみません……」
注意されてしゅんと体を小さくさせる。
「サクラさん、ありがとうございます」
「わたしは何もしてないです。凄いのはお姉ちゃんたちですよ」
「それでもです。本当にありがとうございます」
「な、なんだか照れちゃいますね」
頬を赤く染めて、身体をもじもじさせる。
「さ、行くわよ。肇くんもゆっくり休んでいてね」
「はーい」
そう言い残してユズさんはサクラさんを連れて部屋から出ていった。
……一人部屋か。
「…………柔らかい。それに良い匂いがいする」
吸い込まれるようにベッドに倒れ込むと、優しい香りに包まれる。
「(この世界に来てからずっとお世話になりっぱなしだな。何か返していければいいんだけど……)」
「(でもそんなことを言ったら逆に気を使わせてしまいそうだし……。それに、僕出来る一番のお返しは一刻も早く記憶を取り戻すこと、か)」
「はぁ……難しいな……」
思わず大きなため息が出てしまう。
これからのことを考えると不安でいっぱいだと再認識させられた。
――その夜。
ベッドに入り眠ろうかと思ったところで、控えめにノックされる。
「? はーい?」
「は、肇さん。その、入ってもいいですか?」
誰かと思ったらサクラさんだった。
「大丈夫ですよ」
「では失礼します」
ゆっくりと扉が開く。
「こんな時間にどうしたんです……か?」
「え、えへへ……」
恥ずかしそうに笑うサクラさん。その手には枕が握られていた。
「まさかとは思うけど……」
「その今日だけで良いので、一緒に寝たいなって……ダメ、ですか?」
サクラさんは上目遣いで尋ねる。
「いやいやダメですって!」
「むぅ、肇さんダメしか言わないです」
そう言って少し頬を膨らませる。
ちょっと怒っているところも可愛いと思ってしまう。
「お風呂の時は、まぁ理由があったのはわかりましたけど、今はそうじゃないですよね」
「肇さんともっとお話がしたいだけじゃダメですか?」
「お話ならいつでもできますから!」
「だったら今でも問題ありませんねっ」
「そういうことじゃ……」
と、言いかけたところで、
「えいっ!」
「さ、サクラさんっ!?」
抵抗する間もなく、サクラさんは僕のベッドの中へと侵入してきた。
「……ふふっ、やっぱり二人だと暖かいです」
「あぁ……」
もしかしたらサクラさんもユズさんに似たところがあるのかもしれない。
「今日だけですよ……」
言いながら枕を動かし、もう一つ置けるスペースを確保する。
「ありがとうございます。肇さん大好きですっ」
「――っ」
満面の笑みを浮かべるサクラさんに、ドキリとしてしまう。
それになんだか甘い香りもしてきて、なんだかおかしくなってしまいそうだ。
「肇さん」
「は、はいっ」
「大丈夫です。何があってもわたしやお姉ちゃんたちが何とかします。だから肇さんは安心してください」
「…………」
まさかの言葉にあっけに取られてしまう。
なるほど、見た目は押さなくてもちゃんと大人、なんだな。
「ありがとうございます。その時はぜひ頼らせてもらいますね」
「はいっ! あとは、その丁寧な話し方もわたしにはしなくていいです」
「えっ」
「わたしたちはもう家族のようなものですから!」
「でもサクラさんはずっとその話し方、ですよね」
「わ、わたしはいいんです!」
「はは、わかりました。ううん、わかったよサクラ」
「えへへ、これでわたしと肇さんは仲良し家族ですっ」
彼女の屈託のない笑顔にこれから何度救われるのだろうか。
「これからよろしくお願いします」
言いながらサクラは手を伸ばし、
「こちらこそ、よろしく」
僕はその手を取ると、ぎゅっと握り閉められる。離れないように、しっかりと。
きっとこれからいろんな事が待ち受けているだろう。
でも、サクラと一緒ならば乗り越えていける、不思議とそんな感じがした。
逃げるようにお風呂を後にし、着替えを済ませた僕はリビングのソファにもたれかかっていた。
なんでお風呂に入ったのに、入る前よりも疲れているんだろう……。
いや、理由なんて考えなくてもわかっている。しかし……。
「綺麗、だったな」
お風呂場での光景を思い返し、自然とそんな言葉が出た。
「――何が綺麗だったの?」
「それはもちろん――って、ユズさん!?」
いきなり背後から声をかけられ、思わず飛び上がってしまう。
「あらあら、そんなにびっくりさせちゃった?」
「あ、い、いえ。ちょっと考え事をしていたので」
「それってもしかして……」
「そんなに心配しないでください。大したことではないので」
「それならいいんだけど。何か心配事があったら遠慮なく言ってね」
「はい。その時は頼らせてもらいます。……ところで、僕に何か用ですか?」
そう問いかけると、ユズさんは「あっ」と小さく声を漏らす。
「肇くんちょっと来てもらってもいいかしら。とっても大事なお話があるの」
「それは構いませんけど……」
どうしたんだろう。妙に真剣な顔つきになったのが気になる。
もしかして先ほどのサクラさんとのことがバレていて、『まさか肇くんが幼気なサクラちゃんにあんなことをするなんて。あなたのようなケダモノをこの家に置いておくわけにはいかないわ出て行って』。
とか言われてしまったら……。
「ユズさん違うんです! 誤解なんです!」
「? よくわからないけど、いいからついてきて」
ユズさんはそう言ってから、半ば強引に僕の手を引いて、階段を登っていく。
二階よりさらに上……屋根裏とも呼べる場所にある扉の前に立ち、
「じゃーん、今日からここが肇くんのお部屋よ」
「……へ?」
扉を開けた先に広がっていたのは、屋根裏にあるとは思えないほど綺麗に整理された部屋だった。
ベッドにテーブル、椅子など軽く見た限りでは必要なものは全部そろっているようにも見える。
「この部屋、どうしたんですか?」
「ふふっ、実はねアオイちゃんと二人でこっそりやっていたの。サクラちゃんも君を遠くに連れ出したり、お風呂場で足止めしてくれたりと手伝ってくれたのよ」
だからお風呂場でのサクラさんは少し強引だったのか。
「ありがとうございます。あとでサクラさんとアオイさんにもお礼を言わないと」
「ふふっ、ぜひそうしてあげて」
「それにしてもよくアオイさんは許してくれましたね」
「ちゃんと話し合ったらわかってくれたわよ」
「話し合い、ですか。ちなみにどんなことを?」
「もしも肇くんの部屋を用意するのが嫌なら誰かの部屋で預かるしかなくなっちゃうわね」
「でもサクラちゃんはベッドが小さいだろうし、私は朝がめちゃくちゃ早いから……。ってアオイちゃんの方を見たらすぐに」
「……それ話し合いじゃなくて脅迫って言うんじゃ」
「そんなことないわよ。それに肇くんがここに住まうのも良いって」
「……本当、ですか?」
「えぇ、今はひと月だけって条件だけど。それでも理解してくれたから嬉しいわ」
なんてユズさんは笑顔で言っているけど、
「(絶対に納得はしていないやつだこれ。……お礼を言う前に一言誤ったほうがいいかな)」
おっとりしていて優しいお姉さんではあるけれど、絶対に敵に回してはいけないタイプだと確信できる。
なんて思っていると、
「良かったぁ、ちゃんと終わっていたんですね」
「あら、サクラちゃん。……もしかして急いできたの?」
「あっ、えへへ……」
笑ってごまかそうとするが、誰が見てもバレバレだ。
髪先からは何度も雫が垂れ落ちているし、寝巻もボタンが一つずつズレているし、ズボンに至っては前と後ろが逆になってしまっている。
「わぁ~素敵なお部屋。流石アオイお姉ちゃんとユズお姉ちゃんです!」
「こら、感心していないでサクラちゃんはしっかりとパジャマを着て、髪を乾かさないとダメでしょ」
「はわわ、す、すみません……」
注意されてしゅんと体を小さくさせる。
「サクラさん、ありがとうございます」
「わたしは何もしてないです。凄いのはお姉ちゃんたちですよ」
「それでもです。本当にありがとうございます」
「な、なんだか照れちゃいますね」
頬を赤く染めて、身体をもじもじさせる。
「さ、行くわよ。肇くんもゆっくり休んでいてね」
「はーい」
そう言い残してユズさんはサクラさんを連れて部屋から出ていった。
……一人部屋か。
「…………柔らかい。それに良い匂いがいする」
吸い込まれるようにベッドに倒れ込むと、優しい香りに包まれる。
「(この世界に来てからずっとお世話になりっぱなしだな。何か返していければいいんだけど……)」
「(でもそんなことを言ったら逆に気を使わせてしまいそうだし……。それに、僕出来る一番のお返しは一刻も早く記憶を取り戻すこと、か)」
「はぁ……難しいな……」
思わず大きなため息が出てしまう。
これからのことを考えると不安でいっぱいだと再認識させられた。
――その夜。
ベッドに入り眠ろうかと思ったところで、控えめにノックされる。
「? はーい?」
「は、肇さん。その、入ってもいいですか?」
誰かと思ったらサクラさんだった。
「大丈夫ですよ」
「では失礼します」
ゆっくりと扉が開く。
「こんな時間にどうしたんです……か?」
「え、えへへ……」
恥ずかしそうに笑うサクラさん。その手には枕が握られていた。
「まさかとは思うけど……」
「その今日だけで良いので、一緒に寝たいなって……ダメ、ですか?」
サクラさんは上目遣いで尋ねる。
「いやいやダメですって!」
「むぅ、肇さんダメしか言わないです」
そう言って少し頬を膨らませる。
ちょっと怒っているところも可愛いと思ってしまう。
「お風呂の時は、まぁ理由があったのはわかりましたけど、今はそうじゃないですよね」
「肇さんともっとお話がしたいだけじゃダメですか?」
「お話ならいつでもできますから!」
「だったら今でも問題ありませんねっ」
「そういうことじゃ……」
と、言いかけたところで、
「えいっ!」
「さ、サクラさんっ!?」
抵抗する間もなく、サクラさんは僕のベッドの中へと侵入してきた。
「……ふふっ、やっぱり二人だと暖かいです」
「あぁ……」
もしかしたらサクラさんもユズさんに似たところがあるのかもしれない。
「今日だけですよ……」
言いながら枕を動かし、もう一つ置けるスペースを確保する。
「ありがとうございます。肇さん大好きですっ」
「――っ」
満面の笑みを浮かべるサクラさんに、ドキリとしてしまう。
それになんだか甘い香りもしてきて、なんだかおかしくなってしまいそうだ。
「肇さん」
「は、はいっ」
「大丈夫です。何があってもわたしやお姉ちゃんたちが何とかします。だから肇さんは安心してください」
「…………」
まさかの言葉にあっけに取られてしまう。
なるほど、見た目は押さなくてもちゃんと大人、なんだな。
「ありがとうございます。その時はぜひ頼らせてもらいますね」
「はいっ! あとは、その丁寧な話し方もわたしにはしなくていいです」
「えっ」
「わたしたちはもう家族のようなものですから!」
「でもサクラさんはずっとその話し方、ですよね」
「わ、わたしはいいんです!」
「はは、わかりました。ううん、わかったよサクラ」
「えへへ、これでわたしと肇さんは仲良し家族ですっ」
彼女の屈託のない笑顔にこれから何度救われるのだろうか。
「これからよろしくお願いします」
言いながらサクラは手を伸ばし、
「こちらこそ、よろしく」
僕はその手を取ると、ぎゅっと握り閉められる。離れないように、しっかりと。
きっとこれからいろんな事が待ち受けているだろう。
でも、サクラと一緒ならば乗り越えていける、不思議とそんな感じがした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる