8 / 25
8.島での生活
しおりを挟む
ヤギと魔王の奇妙なダンジョン生活も数えるところはや1ヶ月になる。
ヤギはいい。
文句言わないし悪口言わないし裏切らないし可愛いし。
俺は次生まれ変わるならヤギに生まれたいと思うほどにヤギが好きになっていた。
拾ってきたヤギにはアンディという名前を付けた。
まだ幼いながらもその顔がどこか有名画家に似ていたからだ。
アンディはどうやらオスのようで将来的に乳を出すことは期待できそうにないが、俺の心の癒しとなってくれればそれでいいさ。
ヤギ乳なんてダンジョンポイントでいくらでも生み出せる。
しかしヤギは毎日ダンジョンポイントを1ポイントくれる。
ヤギからもらったダンジョンポイントでヤギ乳を買ったほうが断然お得だろう。
他にもヤギがいないか探してダンジョン内にヤギ牧場を作るのもいいかもしれないな。
いや大人のヤギはちょっとまだ俺には早いか。
まあヤギの話は置いておいて、俺のダンジョンがあるこの島のことも大体分かった。
島の半分くらいは海から運ばれてきた砂で覆われた砂地となっており、もう半分はゴツゴツとした黒い火山岩でできた岩地となっている。
岩地の上には火山灰が積もって森が形成されており、奥深くまで探索するのは危険度が高いと考えて浅い場所しか探索していない。
おそらく森の中にはアンディを置いていったヤギの群れやその他にも動物やモンスターが生息していると思われる。
モンスターと動物の区別についてはよく分からないが、たぶん意味不明の進化を遂げた奴はモンスターってことでいいのだと思う。
進化論に基づいて適者生存で常識的に進化を遂げた奴は普通に動物だろう。
その点ヤギは動物なので安心だ。
ヤギの話は置いておくといったのに戻ってきてしまった。
とにかくこの島の外周部をうろつくのにはそれほど危険は無いということが分かった。
森にさえ入らなければ概ね問題は無いだろう。
俺は常に副コアを持ち歩いているので、危ないときはダンジョン内にテレポートすればいい。
動物やモンスターの知能では俺の築いた迷路は突破することはできないだろう。
ダンジョンの最奥、ダンジョンコアルームには溜まったポイントでシステムキッチンや温水洗浄便座付きのトイレ、室内乾燥機付きバスルームなどの設備と最新家電と高級家具の数々が設置させている。
俺の部屋の隣に作ったアンディのための部屋にも冷暖房が完備されている。
電気も水道もガスも月1ポイントでどこからか流れて来る。
壁のコンセントタップや水道管、ガス管の裏側がどうなっているのか謎だ。
しかしインフラもあり食べ物や娯楽品の購入もできるとなれば、それはもはやただの無人島快適生活だ。
やることも無いから晴れた日には釣りに行き、雨の日には本を読むというアクティブなニートのような毎日だ。
最近では砂浜でサーフィンも始めた。
あちらの世界ではサーフィンなどというおしゃれな趣味が許されるのは稼ぎルックスコミュ力すべてを兼ね備えたリア充中のリア充だけだった。
しかしこの島には俺以外に人がいない。
俺が無様に波に飲まれても指を差して笑う人もいないし、初対面で話しかけてくるコミュ力お化けもいない。
さらには金のかかる趣味の代表であるサーフィンの道具もダンジョンポイント1日分で賄える。
1日に手に入るダンジョンポイントは素の状態で50ポイント。
アンディがダンジョンで暮らし始めてからは1ポイント増えて51ポイントだ。
1ポイント1万円で換算すれば、実に51万円という金額を俺は毎日お小遣いとしてもらっていることになる。
月額で換算すれば1530万円だ。
つまり俺の生活水準は年収にすれば1億8千360万円の人と同じレベルということだ。
そりゃあ無人島でも快適な生活ができるしサーフボードも買い放題だ。
最初はどうなるものかと思ったけれど、この上ないほどに快適な生活だな。
できるなら俺の生活を脅かす人間が永遠にこの島に来ないことを祈ろう。
ヤギはいい。
文句言わないし悪口言わないし裏切らないし可愛いし。
俺は次生まれ変わるならヤギに生まれたいと思うほどにヤギが好きになっていた。
拾ってきたヤギにはアンディという名前を付けた。
まだ幼いながらもその顔がどこか有名画家に似ていたからだ。
アンディはどうやらオスのようで将来的に乳を出すことは期待できそうにないが、俺の心の癒しとなってくれればそれでいいさ。
ヤギ乳なんてダンジョンポイントでいくらでも生み出せる。
しかしヤギは毎日ダンジョンポイントを1ポイントくれる。
ヤギからもらったダンジョンポイントでヤギ乳を買ったほうが断然お得だろう。
他にもヤギがいないか探してダンジョン内にヤギ牧場を作るのもいいかもしれないな。
いや大人のヤギはちょっとまだ俺には早いか。
まあヤギの話は置いておいて、俺のダンジョンがあるこの島のことも大体分かった。
島の半分くらいは海から運ばれてきた砂で覆われた砂地となっており、もう半分はゴツゴツとした黒い火山岩でできた岩地となっている。
岩地の上には火山灰が積もって森が形成されており、奥深くまで探索するのは危険度が高いと考えて浅い場所しか探索していない。
おそらく森の中にはアンディを置いていったヤギの群れやその他にも動物やモンスターが生息していると思われる。
モンスターと動物の区別についてはよく分からないが、たぶん意味不明の進化を遂げた奴はモンスターってことでいいのだと思う。
進化論に基づいて適者生存で常識的に進化を遂げた奴は普通に動物だろう。
その点ヤギは動物なので安心だ。
ヤギの話は置いておくといったのに戻ってきてしまった。
とにかくこの島の外周部をうろつくのにはそれほど危険は無いということが分かった。
森にさえ入らなければ概ね問題は無いだろう。
俺は常に副コアを持ち歩いているので、危ないときはダンジョン内にテレポートすればいい。
動物やモンスターの知能では俺の築いた迷路は突破することはできないだろう。
ダンジョンの最奥、ダンジョンコアルームには溜まったポイントでシステムキッチンや温水洗浄便座付きのトイレ、室内乾燥機付きバスルームなどの設備と最新家電と高級家具の数々が設置させている。
俺の部屋の隣に作ったアンディのための部屋にも冷暖房が完備されている。
電気も水道もガスも月1ポイントでどこからか流れて来る。
壁のコンセントタップや水道管、ガス管の裏側がどうなっているのか謎だ。
しかしインフラもあり食べ物や娯楽品の購入もできるとなれば、それはもはやただの無人島快適生活だ。
やることも無いから晴れた日には釣りに行き、雨の日には本を読むというアクティブなニートのような毎日だ。
最近では砂浜でサーフィンも始めた。
あちらの世界ではサーフィンなどというおしゃれな趣味が許されるのは稼ぎルックスコミュ力すべてを兼ね備えたリア充中のリア充だけだった。
しかしこの島には俺以外に人がいない。
俺が無様に波に飲まれても指を差して笑う人もいないし、初対面で話しかけてくるコミュ力お化けもいない。
さらには金のかかる趣味の代表であるサーフィンの道具もダンジョンポイント1日分で賄える。
1日に手に入るダンジョンポイントは素の状態で50ポイント。
アンディがダンジョンで暮らし始めてからは1ポイント増えて51ポイントだ。
1ポイント1万円で換算すれば、実に51万円という金額を俺は毎日お小遣いとしてもらっていることになる。
月額で換算すれば1530万円だ。
つまり俺の生活水準は年収にすれば1億8千360万円の人と同じレベルということだ。
そりゃあ無人島でも快適な生活ができるしサーフボードも買い放題だ。
最初はどうなるものかと思ったけれど、この上ないほどに快適な生活だな。
できるなら俺の生活を脅かす人間が永遠にこの島に来ないことを祈ろう。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる