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13.海の家
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広い砂浜、青い海、波の音。
しかしこのビーチには何かが足りない。
何が。
海の家だ。
焼きそば、ラーメン、フランクフルトにカキ氷。
決して味のクオリティが高いわけではないのになぜか食べたくなるあの味が足りなかったのだ。
前々からサーフィンの休憩所が欲しいとも思っていた。
これを機にこの砂浜に海の家を建てるというのも悪くない。
そうとなれは情報収集だ。
俺はポケットから副コアを取り出し、素人に易しそうな建築関係の書籍を購入する。
「へぇ、ツーバイフォーっていう建築方法なら素人でも割と一軒家とか建てられちゃったりするのか」
家を建てる上でも難しいのは基礎工事、上下水道工事などの専門的な知識が必要な工事だ。
特に水道工事は日本の法律では自分でできる範囲はかなり限られているそうだ。
井戸水を利用する場合はすべて自分でできるが、井戸を掘るための道具や汲み上げるためのポンプなどが必要となる。
木を切ってトンカチでトントンやるのは案外適当でもなんとかなる。
人に金貰って家を建てるわけじゃないんだ。
自分さえ納得できればたとえどんな欠陥住宅でもハリボテの城でも好きにしていいのだ。
だが、どうせやるなら良い家を建てたい。
俺は本を読んでツーバイフォー建築や基礎工事のやり方をじっくりと勉強した。
幸いにも時間は有り余っている。
この島の地形、建築についての知識、ダンジョンポイントで生み出すことのできるアイテム。
すべてを吟味し、俺の頭の中には理想の海の家が思い浮かんでいた。
すでに海の家を建てようと決意してから1ヶ月の時間が経っている。
準備は万端。
基礎工事をすることのできる地盤のしっかりした場所を砂浜のすぐ近くに見つけてあるし、ツーバイフォー材もすべてカットしてアイテムボックスに入っている。
エアコンプレッサーと発電機、ネイルガン、ツーバイフォー用のCN釘も用意した。
ツーバイフォー工法は別名釘打ち工法と呼ばれるほどに釘を多様する工法だ。
大量の釘を効率的に打っていくには手作業では無理がある。
そこでエアーの力で釘を打ってくれるネイルガンの出番だ。
まあまずは基礎工事だからネイルガンの出番ももう少し後だが。
「よし、やるか」
ダンジョンのモンスターはダンジョンの外には出ることができない。
だから俺がダンジョンでモンスターを召喚したとしてもダンジョンの外にあるこの場所での工事を手伝ってもらことはできないのだけれど、何事にも抜け穴というものがあるものだ。
「やってくれ」
俺は隣で佇む巨大な人型の石人形、ストーンゴーレムに命令する。
ストーンゴーレムの心臓部には副コアが埋め込まれている。
日本円に換算したら約100万円もする副コアを贅沢にもモンスター1体につき1個与えることにより、モンスターをダンジョンの外に連れていくことができるのだ。
重機の存在しない胃世界において、基礎工事は非常に重労働だ。
ならば力が強くて疲れを知らないモンスターにやってもらえばいい。
このストーンゴーレムはモンスターの中でも最低ランクで、本当に多少馬力があって疲れ知らずなこと以外に取り得の無いモンスターだが重機の代わりとしては優秀だ。
スピードが遅くて敵の攻撃を簡単に受けてしまう鈍重さも全くマイナスにはならない。
ストーンゴーレムは俺の命令を受けてその腕に持った巨大なシャベルを地面に突き刺し、ガリガリと地面を掘っていく。
意外に器用じゃないか。
俺が水糸を張った長方形の内側を綺麗にシャベルで掘っている。
「いいね、異世界でもセルフビルドで家を建てることができるってことを証明してみせるぞ」
しかしこのビーチには何かが足りない。
何が。
海の家だ。
焼きそば、ラーメン、フランクフルトにカキ氷。
決して味のクオリティが高いわけではないのになぜか食べたくなるあの味が足りなかったのだ。
前々からサーフィンの休憩所が欲しいとも思っていた。
これを機にこの砂浜に海の家を建てるというのも悪くない。
そうとなれは情報収集だ。
俺はポケットから副コアを取り出し、素人に易しそうな建築関係の書籍を購入する。
「へぇ、ツーバイフォーっていう建築方法なら素人でも割と一軒家とか建てられちゃったりするのか」
家を建てる上でも難しいのは基礎工事、上下水道工事などの専門的な知識が必要な工事だ。
特に水道工事は日本の法律では自分でできる範囲はかなり限られているそうだ。
井戸水を利用する場合はすべて自分でできるが、井戸を掘るための道具や汲み上げるためのポンプなどが必要となる。
木を切ってトンカチでトントンやるのは案外適当でもなんとかなる。
人に金貰って家を建てるわけじゃないんだ。
自分さえ納得できればたとえどんな欠陥住宅でもハリボテの城でも好きにしていいのだ。
だが、どうせやるなら良い家を建てたい。
俺は本を読んでツーバイフォー建築や基礎工事のやり方をじっくりと勉強した。
幸いにも時間は有り余っている。
この島の地形、建築についての知識、ダンジョンポイントで生み出すことのできるアイテム。
すべてを吟味し、俺の頭の中には理想の海の家が思い浮かんでいた。
すでに海の家を建てようと決意してから1ヶ月の時間が経っている。
準備は万端。
基礎工事をすることのできる地盤のしっかりした場所を砂浜のすぐ近くに見つけてあるし、ツーバイフォー材もすべてカットしてアイテムボックスに入っている。
エアコンプレッサーと発電機、ネイルガン、ツーバイフォー用のCN釘も用意した。
ツーバイフォー工法は別名釘打ち工法と呼ばれるほどに釘を多様する工法だ。
大量の釘を効率的に打っていくには手作業では無理がある。
そこでエアーの力で釘を打ってくれるネイルガンの出番だ。
まあまずは基礎工事だからネイルガンの出番ももう少し後だが。
「よし、やるか」
ダンジョンのモンスターはダンジョンの外には出ることができない。
だから俺がダンジョンでモンスターを召喚したとしてもダンジョンの外にあるこの場所での工事を手伝ってもらことはできないのだけれど、何事にも抜け穴というものがあるものだ。
「やってくれ」
俺は隣で佇む巨大な人型の石人形、ストーンゴーレムに命令する。
ストーンゴーレムの心臓部には副コアが埋め込まれている。
日本円に換算したら約100万円もする副コアを贅沢にもモンスター1体につき1個与えることにより、モンスターをダンジョンの外に連れていくことができるのだ。
重機の存在しない胃世界において、基礎工事は非常に重労働だ。
ならば力が強くて疲れを知らないモンスターにやってもらえばいい。
このストーンゴーレムはモンスターの中でも最低ランクで、本当に多少馬力があって疲れ知らずなこと以外に取り得の無いモンスターだが重機の代わりとしては優秀だ。
スピードが遅くて敵の攻撃を簡単に受けてしまう鈍重さも全くマイナスにはならない。
ストーンゴーレムは俺の命令を受けてその腕に持った巨大なシャベルを地面に突き刺し、ガリガリと地面を掘っていく。
意外に器用じゃないか。
俺が水糸を張った長方形の内側を綺麗にシャベルで掘っている。
「いいね、異世界でもセルフビルドで家を建てることができるってことを証明してみせるぞ」
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