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106.賦役
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「階段じゃな」
「階段ですね」
「どうしますか」
「正直ここが限界な気がしますがね。ちょっと怪我しましたし」
3階層では暗闇から奇襲をかけてくるゴブリンにビクビクしながら探索し、そこそこの量の金を手に入れた。
即席パーティで初めて潜ったにしては上々の結果だと思う。
きっと信長も手に入れた金をちょっとピンはねするくらいでほとんど自分たちのものにすることを許してくれるはずだ。
危険な任務に見合うだけの報酬はすでに手に入れたも同然。
勝三君がゴブリンに背中を切られて怪我をしているということもあるし、4階層への階段は無視して引き返すべきだ。
ダンジョンでまだいける、が命取りになるというのは常識だよこれ。
「まだいけるだろう。森殿、怪我など唾をつけておけば治る。他の者もまだ体力が有り余っておるだろう?」
問題なのはやはりリーダーか。
まだいけるって言っちゃってるし。
これ異世界だったら死亡フラグだからね。
ここが戦国時代の日本で命拾いしたな。
しかしリーダーを諌める役割がいないのがこのパーティの致命的欠点だな。
身分的には勝三君に頑張ってもらいたかったが、ちょっとまだ貫禄が足りてないか。
しょうがないので鬼柴田に貸しがある俺がその役割を果たすとしよう。
身分的には底辺すれすれ低空飛行だけどね。
「柴田様、これ以上は危険だと思います。敵は1対1ならまだ勝てるくらいの力量ですが、この階では暗闇からの奇襲と連携を駆使して来ました。いままでの傾向から考えますに次の階層ではより過酷な環境と高度な戦略を用いてくるやもしれません。数も増える可能性があります。ここは引きましょう」
「うーむ。まだ暴れ足りんが、確かにこれ以上暗い場所での戦いになれば酷い手傷を負うやもしれぬ。山田殿の顔を立ててここは引くとするか。だが、すまぬが2階で少し暴れていっても良いだろうか」
「そうですね。2階なら明るくて戦いやすいですし、少し遊んでいきますか」
「「「賛成」」」
なんとか勝家は納得してくれたようだ。
聞かん坊の猪武者というイメージはあるが、さすがに頭空っぽでは武将としてここまで有名にはなれないか。
2階でのストレス発散くらいには付き合ってあげよう。
信長の下ってストレス溜まりそうだもの。
実際勝家は謀反を起こしたこともあるくらいだからね。
ダンジョンがストレス社会のオアシスになってくれればいいのだが。
第1回蟹江ダンジョン調査隊は俺達の班以外ほとんど半壊状態で帰ってきたらしい。
これは調査隊の編成を任された人にも責任があるだろう。
調査隊は織田軍の中から武術の腕だけで選ばれたのだ。
もっと用兵が上手い指揮官タイプとかを組み込んでおかないから、みんな勝家みたいな感じの人ばかりになってしまったんだ。
きっと3階層を勝ち抜いて意気揚々と4階層に入ってしまったのだろう。
4階層は全く灯りが無いし、ゴブリンも今まで以上に大軍で出てくる。
冒険者みたいに役割分担してしっかり灯りも持っていかなければ攻略することはできないだろう。
だからもっと慎重派を選ばなかった編成担当にも責任がある。
ちなみに勝家や勝三君は自分から行きたいと志願したらしい。
織田家の重臣が自ら調査なんぞに赴くのは変だと思ったよ。
名前に勝が付いている人は前のめりになるっていう法則でもあるのかな。
まあ俺達の班はそれでも誰一人欠けることなく塔の調査をしてきたということで信長にちょっとだけ褒められた。
金もちょっとだけ信長に収めてあとは俺達のものとなった。
もとは俺の金だけどなぜかちょっとだけ嬉しい。
光り輝く金にはそういう魔力のようなものがあるね。
「私も試練の塔に潜りたいな」
と、そんな顛末を殿の雇い主である勘九郎君に報告しているとそんなことを言い出した。
いやいや仮にも織田の総領なんだから無理でしょ。
信長には勘九郎君以外にもたくさんの息子がいるが、現在跡継ぎはほぼ勘九郎君に決まっているようなもの。
来年のお正月には松姫様との婚姻の儀も執り行われる予定だ。
今は勘九郎君の身に万が一にも危険が及んではならない状態なのだ。
「勘弁してくださいよ。甲斐行ったときも表向きは怒られませんでしたけど、絶対裏で大殿激昂してましたよ」
「わかっておる。言ってみただけだ。それに今年の冬は少し忙しくなりそうだ。そんな余裕も無いだろう」
「ああ、そうでしたね」
冬は戦国時代の人間にとって、農閑期で暇な時期だ。
侍にとっては民に賦役をさせる季節でもある。
賦役とは現代で言うところの公共事業にあたるが、金をばら撒き経済を回す役割も持つ現代の公共事業とは違いこの時代の公共事業は飯代が出れば上等の超ブラックボランティアだ。
戦も同じようなものだが、戦は命賭けなのと引き換えに相手の領地から略奪ができるというメリットがある。
賦役は農民にとってほとんどメリットが無い強制労働なのだ。
領内を整えるために侍は賦役を行なうが、領民にはそんなことは分からないからやればやるほど嫌われる。
そして信長の領地では賦役が毎年のように行なわれている。
信長が民から嫌われる一つの要因でもある。
各地で一揆を起こされていることからも分かるように、信長は民を追い詰めすぎている。
民は信長を恐れるところを通り越して信長の領民になるくらいなら戦って死んでやるとまで思ってしまうのだ。
信長だって一揆が起こらないならばそれに越したことはないのはわかっているだろう。
だが今まで天下の鬼畜大魔王というイメージ戦略でやってきたのに、今更領民には優しいみたいな善良路線には変更できない。
それをやってしまうと信長も老いて丸くなったなどと思う敵方がこれ幸いと大挙して信長を攻め立てる可能性もある。
信長の持ち味である非情で何をするか分からない怖さが失われてしまうかもしれないのだ。
敵味方ともに恐怖で支配してきた大魔王イメージ戦略が信長の首を絞めている。
だが信長は信長だ。
使えるものは自分の息子でも使う。
信長は自分は鞭に徹し、勘九郎君を飴の役割にする戦略をとることに決めたようだ。
今年の賦役は勘九郎君の名義でお給料を出すことにしたらしい。
そして賦役の現場を勘九郎君が激励して回り、どうやら織田の総領息子は民に優しい人物であるというイメージを植えつける。
民はあと数年すれば信長の治世は終わり、優しい息子の治世になると思うことだろう。
いつ終わるか分からない辛い生活には耐えられないが、終わりが分かっていれば少しは耐えられるものだ。
人々は一揆を起こすよりも信長の治世が終わるまで耐えることを選ぶ。
勘九郎君は今年の冬、あちこちの賦役現場を回らなければならないのですごく忙しいのだ。
あれ、勘九郎君が忙しいってことは俺も忙しいの?
「階段ですね」
「どうしますか」
「正直ここが限界な気がしますがね。ちょっと怪我しましたし」
3階層では暗闇から奇襲をかけてくるゴブリンにビクビクしながら探索し、そこそこの量の金を手に入れた。
即席パーティで初めて潜ったにしては上々の結果だと思う。
きっと信長も手に入れた金をちょっとピンはねするくらいでほとんど自分たちのものにすることを許してくれるはずだ。
危険な任務に見合うだけの報酬はすでに手に入れたも同然。
勝三君がゴブリンに背中を切られて怪我をしているということもあるし、4階層への階段は無視して引き返すべきだ。
ダンジョンでまだいける、が命取りになるというのは常識だよこれ。
「まだいけるだろう。森殿、怪我など唾をつけておけば治る。他の者もまだ体力が有り余っておるだろう?」
問題なのはやはりリーダーか。
まだいけるって言っちゃってるし。
これ異世界だったら死亡フラグだからね。
ここが戦国時代の日本で命拾いしたな。
しかしリーダーを諌める役割がいないのがこのパーティの致命的欠点だな。
身分的には勝三君に頑張ってもらいたかったが、ちょっとまだ貫禄が足りてないか。
しょうがないので鬼柴田に貸しがある俺がその役割を果たすとしよう。
身分的には底辺すれすれ低空飛行だけどね。
「柴田様、これ以上は危険だと思います。敵は1対1ならまだ勝てるくらいの力量ですが、この階では暗闇からの奇襲と連携を駆使して来ました。いままでの傾向から考えますに次の階層ではより過酷な環境と高度な戦略を用いてくるやもしれません。数も増える可能性があります。ここは引きましょう」
「うーむ。まだ暴れ足りんが、確かにこれ以上暗い場所での戦いになれば酷い手傷を負うやもしれぬ。山田殿の顔を立ててここは引くとするか。だが、すまぬが2階で少し暴れていっても良いだろうか」
「そうですね。2階なら明るくて戦いやすいですし、少し遊んでいきますか」
「「「賛成」」」
なんとか勝家は納得してくれたようだ。
聞かん坊の猪武者というイメージはあるが、さすがに頭空っぽでは武将としてここまで有名にはなれないか。
2階でのストレス発散くらいには付き合ってあげよう。
信長の下ってストレス溜まりそうだもの。
実際勝家は謀反を起こしたこともあるくらいだからね。
ダンジョンがストレス社会のオアシスになってくれればいいのだが。
第1回蟹江ダンジョン調査隊は俺達の班以外ほとんど半壊状態で帰ってきたらしい。
これは調査隊の編成を任された人にも責任があるだろう。
調査隊は織田軍の中から武術の腕だけで選ばれたのだ。
もっと用兵が上手い指揮官タイプとかを組み込んでおかないから、みんな勝家みたいな感じの人ばかりになってしまったんだ。
きっと3階層を勝ち抜いて意気揚々と4階層に入ってしまったのだろう。
4階層は全く灯りが無いし、ゴブリンも今まで以上に大軍で出てくる。
冒険者みたいに役割分担してしっかり灯りも持っていかなければ攻略することはできないだろう。
だからもっと慎重派を選ばなかった編成担当にも責任がある。
ちなみに勝家や勝三君は自分から行きたいと志願したらしい。
織田家の重臣が自ら調査なんぞに赴くのは変だと思ったよ。
名前に勝が付いている人は前のめりになるっていう法則でもあるのかな。
まあ俺達の班はそれでも誰一人欠けることなく塔の調査をしてきたということで信長にちょっとだけ褒められた。
金もちょっとだけ信長に収めてあとは俺達のものとなった。
もとは俺の金だけどなぜかちょっとだけ嬉しい。
光り輝く金にはそういう魔力のようなものがあるね。
「私も試練の塔に潜りたいな」
と、そんな顛末を殿の雇い主である勘九郎君に報告しているとそんなことを言い出した。
いやいや仮にも織田の総領なんだから無理でしょ。
信長には勘九郎君以外にもたくさんの息子がいるが、現在跡継ぎはほぼ勘九郎君に決まっているようなもの。
来年のお正月には松姫様との婚姻の儀も執り行われる予定だ。
今は勘九郎君の身に万が一にも危険が及んではならない状態なのだ。
「勘弁してくださいよ。甲斐行ったときも表向きは怒られませんでしたけど、絶対裏で大殿激昂してましたよ」
「わかっておる。言ってみただけだ。それに今年の冬は少し忙しくなりそうだ。そんな余裕も無いだろう」
「ああ、そうでしたね」
冬は戦国時代の人間にとって、農閑期で暇な時期だ。
侍にとっては民に賦役をさせる季節でもある。
賦役とは現代で言うところの公共事業にあたるが、金をばら撒き経済を回す役割も持つ現代の公共事業とは違いこの時代の公共事業は飯代が出れば上等の超ブラックボランティアだ。
戦も同じようなものだが、戦は命賭けなのと引き換えに相手の領地から略奪ができるというメリットがある。
賦役は農民にとってほとんどメリットが無い強制労働なのだ。
領内を整えるために侍は賦役を行なうが、領民にはそんなことは分からないからやればやるほど嫌われる。
そして信長の領地では賦役が毎年のように行なわれている。
信長が民から嫌われる一つの要因でもある。
各地で一揆を起こされていることからも分かるように、信長は民を追い詰めすぎている。
民は信長を恐れるところを通り越して信長の領民になるくらいなら戦って死んでやるとまで思ってしまうのだ。
信長だって一揆が起こらないならばそれに越したことはないのはわかっているだろう。
だが今まで天下の鬼畜大魔王というイメージ戦略でやってきたのに、今更領民には優しいみたいな善良路線には変更できない。
それをやってしまうと信長も老いて丸くなったなどと思う敵方がこれ幸いと大挙して信長を攻め立てる可能性もある。
信長の持ち味である非情で何をするか分からない怖さが失われてしまうかもしれないのだ。
敵味方ともに恐怖で支配してきた大魔王イメージ戦略が信長の首を絞めている。
だが信長は信長だ。
使えるものは自分の息子でも使う。
信長は自分は鞭に徹し、勘九郎君を飴の役割にする戦略をとることに決めたようだ。
今年の賦役は勘九郎君の名義でお給料を出すことにしたらしい。
そして賦役の現場を勘九郎君が激励して回り、どうやら織田の総領息子は民に優しい人物であるというイメージを植えつける。
民はあと数年すれば信長の治世は終わり、優しい息子の治世になると思うことだろう。
いつ終わるか分からない辛い生活には耐えられないが、終わりが分かっていれば少しは耐えられるものだ。
人々は一揆を起こすよりも信長の治世が終わるまで耐えることを選ぶ。
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