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20.桃源郷探索
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俺たちおっさん2人組は、まだ早い時間で客もまばらな酒場で向かい合い、とりあえず自己紹介をする。
「私はランサー、先ほどは助かったよ」
自害しそうな名前だ。
でもかっこいい。
「俺はケルビム。さっきのはあっちが悪いよ。おっさんはゴブリンも狩るななんて暴論もいいところだ」
「まあ、向こうの言わんとするところも分かるよ。でも私は何歳になっても、挑戦することは悪いことではないと思う」
いいこと言うよ、ランサーさんは。
ランサーさんって言いづらいな。
「あんたいくつだ?俺は41なんだけど。呼び捨てでもいいか?」
「ああ、私は45だが呼び捨てにしてくれて構わない」
「じゃあランサー、なんで冒険者になろうと思ったんだ?」
「ああ、大した理由じゃないんだが私はこの歳までずっと魔道具の研究を生業としていてね、最近弟子に仕事を任せたので第二の人生として冒険者の道を選んだんだ」
「へぇ、じゃあ金はあるんじゃないか?なんで冒険者を選んだんだ?」
「子供のときからの夢だったんだ。強いモンスターを倒して、冒険者として名を上げるのが」
そう言って笑ったランサーの顔は、まるで子供のような無邪気なものだった。
こういう歳の取り方は憧れるな。
しかしランサーの前職は俺のやろうとしていることに都合がいい。
なぜなら俺がこれから手を出そうとしているのは生産系スキルだからだ。
ランサーが元々生産職ならば俺はそれを補うスキルを取得すればいい。
2人のスキルを総動員して最強の兵器を作る。
それであのいけ好かないギルドのやつらを見返してやるんだ。
「ランサー、俺とパーティを組まないか?」
「私でいいのか?言っておくが弱いぞ?」
「ああ、いい。俺に考えがあるんだ」
「そうか。私でよければよろしく頼むよ」
俺とランサーは握手を交わす。
ケニーたちと一緒に行動してからパーティというものに軽い憧れがあった俺は胸の奥が少し暖かくなった。
おっさん同士でこんな気持ちになるとはな。
この気持ちは断じてBLではないので腐っている方は申し訳ないが帰ってくれ。
さて、これからやることはたくさんあるのだけれど、差し迫ってやらなくてはいけないことといえばおっぱいポイントの補充だな。
これは今まで試してなかったあれを試してみるしかないな。
ランサーと別れ、俺がやってきたのは共同浴場。
狩りで血みどろになることが多い冒険者の集まるこの街には、こうした共同浴場がたくさんある。
俺は震える手を隠しながら、女湯に入っていく。
もちろん女の姿だ。
女が女湯に入るのは当然のことと自分に言い聞かせ、桃源郷に足を踏み入れる。
そこにはまさに天国が広がっていた。
どいつもこいつも裸だ。
風呂なんだから当然なのだけれど、興奮が収まらない。
俺は洗い場で身体を洗い、お行儀よく湯船にお邪魔する。
右を見ても左を見ても裸の女がいて、どこを見て入浴していいのかわからない。
はぁ、はぁ、ここで俺はこれから男になるんだ。
緊張してきてしまった。
いや、いけるはずだ。
この世界の人間にも母性本能はある。
きっと大丈夫だよ。
俺は一度湯船から上がり、出て行ったフリをして物陰に隠れ子供の姿に変化する。
よし、俺、ここからが正念場だぞ!
俺は洗い場にペタンと座り、身体を洗う。
あまりいい匂いがしないこの世界の液状石鹸だが、なかなかに泡立ちはいい。
俺は頼りない手つきで、自分の身体を洗っている少年を演じる。
そして今度は頭に石鹸をかけ、頭を洗おうとするが一人ではうまく洗えないよという顔をする。
「あらボクぅ、ママはどこにいっちゃったのかな?」
よし、釣れた。
やはり母性本能が強いのは子供がいる世代か。
俺に話しかけてきたのは少し垂れたおっぱいが大人のエロスを醸し出している黒髪のお姉さんだった。
「わかんない」
「そっかぁ、一人で洗える?おばさんが洗ってあげようか?」
「うん、ありがとう」
お姉さんは俺の髪をやさしく洗ってくれた。
浄化の腕輪には及ばないものの、なかなかの手つきだ。
なにか手先の器用な職業の人かもしれない。
「おれいにおねえさんのからだをあらってあげるよ!」
お姉さんはそんな俺の下心満載の申し出を快く受ける。
こんなことおっさんの俺が言ったらボコ殴りにされるというのに、子供の身体は羨ましい。
俺は手ぬぐいに例の液状石鹸をつけ、お姉さんの肩のあたりから洗っていく。
背中、腕、おしり、と洗って今度は前だ。
「ま、前はいいよ」
「ううん、まえもちゃんとあらわないといけないってママがいってたよ」
「そ、そうね」
俺はお姉さんの前に回り、お姉さんの鎖骨を手ぬぐいで擦る。
「あんっ」
「どうしたの?」
「ううん、なんでもないの」
鎖骨が結構敏感なようだ。
俺は鎖骨を重点的に擦り、お姉さんの反応を楽しんだ後ついにおっぱいを洗う。
おっぱいの先端から脇にかけて、手ぬぐいを滑らすように優しく洗っていく。
「んっ、ふっ」
俺はおっぱいディスプレイを呼び出し、お姉さんのおっぱいを手ぬぐいで擦るたびに1万ポイントが入っているのを確認した。
どうやらおっぱいに間接的でも接触してさえいれば1揉みにカウントされるらしい。
「んっ、あっ」
まずいな、お姉さんがエロい声を出すから相棒が元気になってきてしまった。
さすがに女湯で勃起はマナー違反だ。
俺はお姉さんのおっぱいを洗うのを切り上げ、お湯で流す。
下半身のデリケートな部分はちょっと洗い方とかわかんないです。
「あ、ありがとう」
「うん」
俺は少し元気になってしまったものを隠しながら、お姉さんに手を引かれて湯船に浸かる。
しまったな、この後のことを全く考えていなかった。
もちろん俺をこの共同浴場に連れてきた母親なんていないし、迎えにも来ない。
お姉さんと一緒にいたら女の姿にもなれない。
このお姉さんをどうやって撒こうか。
まあそんなことはどうでもいいか。
俺はお姉さんに甘えているふりをして顎をおっぱいにのせる。
そして顎でおっぱい連打!
鬼のように連打!
可愛い俺に何人か他のお姉さん方も集まってきたので俺はひたすら連打した。
子供ってこんな世界に生きてるんだね。
「私はランサー、先ほどは助かったよ」
自害しそうな名前だ。
でもかっこいい。
「俺はケルビム。さっきのはあっちが悪いよ。おっさんはゴブリンも狩るななんて暴論もいいところだ」
「まあ、向こうの言わんとするところも分かるよ。でも私は何歳になっても、挑戦することは悪いことではないと思う」
いいこと言うよ、ランサーさんは。
ランサーさんって言いづらいな。
「あんたいくつだ?俺は41なんだけど。呼び捨てでもいいか?」
「ああ、私は45だが呼び捨てにしてくれて構わない」
「じゃあランサー、なんで冒険者になろうと思ったんだ?」
「ああ、大した理由じゃないんだが私はこの歳までずっと魔道具の研究を生業としていてね、最近弟子に仕事を任せたので第二の人生として冒険者の道を選んだんだ」
「へぇ、じゃあ金はあるんじゃないか?なんで冒険者を選んだんだ?」
「子供のときからの夢だったんだ。強いモンスターを倒して、冒険者として名を上げるのが」
そう言って笑ったランサーの顔は、まるで子供のような無邪気なものだった。
こういう歳の取り方は憧れるな。
しかしランサーの前職は俺のやろうとしていることに都合がいい。
なぜなら俺がこれから手を出そうとしているのは生産系スキルだからだ。
ランサーが元々生産職ならば俺はそれを補うスキルを取得すればいい。
2人のスキルを総動員して最強の兵器を作る。
それであのいけ好かないギルドのやつらを見返してやるんだ。
「ランサー、俺とパーティを組まないか?」
「私でいいのか?言っておくが弱いぞ?」
「ああ、いい。俺に考えがあるんだ」
「そうか。私でよければよろしく頼むよ」
俺とランサーは握手を交わす。
ケニーたちと一緒に行動してからパーティというものに軽い憧れがあった俺は胸の奥が少し暖かくなった。
おっさん同士でこんな気持ちになるとはな。
この気持ちは断じてBLではないので腐っている方は申し訳ないが帰ってくれ。
さて、これからやることはたくさんあるのだけれど、差し迫ってやらなくてはいけないことといえばおっぱいポイントの補充だな。
これは今まで試してなかったあれを試してみるしかないな。
ランサーと別れ、俺がやってきたのは共同浴場。
狩りで血みどろになることが多い冒険者の集まるこの街には、こうした共同浴場がたくさんある。
俺は震える手を隠しながら、女湯に入っていく。
もちろん女の姿だ。
女が女湯に入るのは当然のことと自分に言い聞かせ、桃源郷に足を踏み入れる。
そこにはまさに天国が広がっていた。
どいつもこいつも裸だ。
風呂なんだから当然なのだけれど、興奮が収まらない。
俺は洗い場で身体を洗い、お行儀よく湯船にお邪魔する。
右を見ても左を見ても裸の女がいて、どこを見て入浴していいのかわからない。
はぁ、はぁ、ここで俺はこれから男になるんだ。
緊張してきてしまった。
いや、いけるはずだ。
この世界の人間にも母性本能はある。
きっと大丈夫だよ。
俺は一度湯船から上がり、出て行ったフリをして物陰に隠れ子供の姿に変化する。
よし、俺、ここからが正念場だぞ!
俺は洗い場にペタンと座り、身体を洗う。
あまりいい匂いがしないこの世界の液状石鹸だが、なかなかに泡立ちはいい。
俺は頼りない手つきで、自分の身体を洗っている少年を演じる。
そして今度は頭に石鹸をかけ、頭を洗おうとするが一人ではうまく洗えないよという顔をする。
「あらボクぅ、ママはどこにいっちゃったのかな?」
よし、釣れた。
やはり母性本能が強いのは子供がいる世代か。
俺に話しかけてきたのは少し垂れたおっぱいが大人のエロスを醸し出している黒髪のお姉さんだった。
「わかんない」
「そっかぁ、一人で洗える?おばさんが洗ってあげようか?」
「うん、ありがとう」
お姉さんは俺の髪をやさしく洗ってくれた。
浄化の腕輪には及ばないものの、なかなかの手つきだ。
なにか手先の器用な職業の人かもしれない。
「おれいにおねえさんのからだをあらってあげるよ!」
お姉さんはそんな俺の下心満載の申し出を快く受ける。
こんなことおっさんの俺が言ったらボコ殴りにされるというのに、子供の身体は羨ましい。
俺は手ぬぐいに例の液状石鹸をつけ、お姉さんの肩のあたりから洗っていく。
背中、腕、おしり、と洗って今度は前だ。
「ま、前はいいよ」
「ううん、まえもちゃんとあらわないといけないってママがいってたよ」
「そ、そうね」
俺はお姉さんの前に回り、お姉さんの鎖骨を手ぬぐいで擦る。
「あんっ」
「どうしたの?」
「ううん、なんでもないの」
鎖骨が結構敏感なようだ。
俺は鎖骨を重点的に擦り、お姉さんの反応を楽しんだ後ついにおっぱいを洗う。
おっぱいの先端から脇にかけて、手ぬぐいを滑らすように優しく洗っていく。
「んっ、ふっ」
俺はおっぱいディスプレイを呼び出し、お姉さんのおっぱいを手ぬぐいで擦るたびに1万ポイントが入っているのを確認した。
どうやらおっぱいに間接的でも接触してさえいれば1揉みにカウントされるらしい。
「んっ、あっ」
まずいな、お姉さんがエロい声を出すから相棒が元気になってきてしまった。
さすがに女湯で勃起はマナー違反だ。
俺はお姉さんのおっぱいを洗うのを切り上げ、お湯で流す。
下半身のデリケートな部分はちょっと洗い方とかわかんないです。
「あ、ありがとう」
「うん」
俺は少し元気になってしまったものを隠しながら、お姉さんに手を引かれて湯船に浸かる。
しまったな、この後のことを全く考えていなかった。
もちろん俺をこの共同浴場に連れてきた母親なんていないし、迎えにも来ない。
お姉さんと一緒にいたら女の姿にもなれない。
このお姉さんをどうやって撒こうか。
まあそんなことはどうでもいいか。
俺はお姉さんに甘えているふりをして顎をおっぱいにのせる。
そして顎でおっぱい連打!
鬼のように連打!
可愛い俺に何人か他のお姉さん方も集まってきたので俺はひたすら連打した。
子供ってこんな世界に生きてるんだね。
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