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70.シーサーペント肉
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顔に傷のある歴戦のガルーダに対して、現代兵器の力を用いて完全勝利した僕。
デイジーよりも少しだけ体格の大きいガルーダのことを僕はオスだと思っていたのだけれど、どうやらそれは僕の間違いで、このガルーダはメスのようだ。
ガルーダの雌雄は魔眼を使わなくてもお腹を見れば簡単に見分けることができる。
ガルーダという魔物は鳥のような姿をしているにも関わらず、メスのお腹にある袋で子育てを行うのだ。
その子供を育てるための袋が、このガルーダのお腹にはあった。
ふかふかで暖かそうな袋だ。
僕が入って寝たい。
袋の大きさからいって、ガルーダの赤ちゃんは大人のダチョウくらいの大きさだろう。
大きいヒヨコみたいで可愛いんだろうな。
残念ながらデイジーもこのガルーダも独身のようで子供はいなかったのだけれど、一度見てみたいものだ。
使役されていないガルーダの巣に入るのなんて、危険すぎてできないから無理かもしれないけれど。
子育て中のガルーダを使役してしまうのは、なんだか可哀想なのでやりたくないしね。
そんなわけで女の子だと分かったこの歴戦のガルーダには、バラライカと名付けた。
名前の由来?
大尉だよ。
デイジーとバラライカは、性格的に相性が悪いということもなく仲良くしてくれているようだ。
僕はそんな2羽に巨大な肉塊を与えていく。
デイジーと協力して、というかほとんど僕が倒したシーサーペントの肉だ。
僕は巨大な肉塊を啄ばむ2羽の隣で、ひとり焼いた肉を齧る。
軽く塩を振って焼いただけの肉だけれど、結構美味しい。
僕は個人的にオークの肉よりも好きかもしれない。
オークの肉は豚肉に似た味と食感だったけれど、シーサーペントは鶏肉のようだ。
鳥モモ肉のようにジューシーで、噛むたびに旨味と肉汁があふれ出てくる。
僕は大きめのステーキ肉くらいの肉をあっという間に食べ終わってしまった。
塩の次はタレといきますか。
僕はブラックキューブの中から調味料や飲料の入った石箱を取り出し、その中から異世界で買ってきた焼き鳥のタレと缶ビールを取り出す。
塩はおいしすぎて一気に食べてしまったけれど、やっぱり美味しいものには美味しいお酒を呑まなくては。
リリー姉さんのように強くはないのであまりたくさんは飲めないけれど、僕はお酒が結構好きなのだ。
僕は液体窒素を使って氷水を作ると、その中に缶ビールを入れて冷やし、肉にタレを塗って焼いていった。
シーサーペントの肉から滴る脂とタレが炙られて焦げ目を付け始めると、辺りには香しい匂いが漂い始める。
「クェェェェェェッ!!」
「キェェェェェェッ!!」
デイジーとバラライカも匂いを嗅いで気になったのか、それは何かというような思念が伝わってくる。
「これは肉を更に美味しくしてくれる調味料だよ。調味料っていうのは、説明が難しいな。塩みたいなやつ。え、塩じゃないのかって?塩も入ってるけど、他にも色んなものが入ってるんだよ」
魔物に調味料という概念を伝えるのは難しいな。
デイジーとバラライカは、自分達の肉にもそれを塗って焼いて欲しいと伝えてきた。
まあ言葉で伝えるよりは実際に食べてもらったほうが手っ取り早いと思うけれど、焼き鳥のタレが足りるかな。
タレは1本だけで、1リットルくらいしか無い。
こんな僕の身体くらい大きい肉に塗っていたら何リットルいるんだろうか。
魔物に濃い味のものを食べさせて問題ないのかということも分からないしな。
人間よりもずっと大きな身体だから、塩分摂取量を気にする必要はなさそうだけど。
とりあえず僕は、巨大肉に薄くタレを塗って焼いてあげることにした。
こんな大きな肉、どうやって焼けばいいのかな。
また石魔法の簡易オーブンかな。
僕は近くの岩を石魔法で改造して大きなオーブンを作り上げると、オーブンを暖めるために久しぶりに【チャージ】スキルを使う。
日本語詠唱の紫色の着火を半分くらいまで溜めたチャージだ。
結構攻撃力が高いのに、外でお風呂沸かすときくらいしか使ってないな。
紫の炎が封じ込められた紫色の光球は、簡易オーブンの中で破裂して高温の炎を噴出す。
「ああ、ちょっと石が溶けちゃったな……」
でもこのくらい熱くないとあんな大きな肉焼けないよね。
僕は薄く焼き鳥のタレを塗った肉を浮遊スキルで持ち上げて、オーブンの中に放り込んで蓋をした。
焼くのに時間がかかってしまうだろうな。
その間に僕は肉を食べながら冷えたビールを飲ませてもらおう。
ジュージューと焼ける僕用の小さな肉を見ると、こちらのほうは食べごろのようだ。
僕は熱々の肉を頬張った。
焦げた醤油と肉の脂の香ばしい香り。
程よく歯ごたえのある肉を噛み締めると、肉の旨味が口いっぱいに広がる。
噛み切った肉の断面からは、止め処なく肉汁が滴り落ちる。
こんな肉は日本には絶対に無いと断言できるね。
僕だって高級な鶏肉くらいは食べたことがあるけれど、旨味の濃厚さや香りなんかが全然違う。
僕は肉をもう一口齧って、冷えた缶ビールを開ける。
缶から直接っていうのはあまり好きじゃない。
僕はブラックキューブの中の食器類の入った石箱を取り出した。
この中には日本の100円ショップで買った食器類が新聞紙に包んで入れてある。
僕はデザインが気に入って買ったグラスを取り出し、それにビールを注いでいく。
やっぱりお酒はお気に入りのグラスで飲んだほうがおいしいよね。
キンッキンのそれを、僕はぐいっと一気に飲み干した。
「ふぅ……」
たとえ今死ぬことになっても僕は後悔しないかもしれない。
それほどの多幸感だ。
おっと、そろそろ焼いたお肉を出してあげないとガルーダ2羽がクチバシを長くして待っている。
しかしいくらオーブンで焼いたといってもお肉の中は完全に生だけど、寄生虫とかは大丈夫なんだろうか。
日本でもペットに生の魚や肉を与えて、寄生虫で死んでしまったというようなことがあるらしいから心配だ。
そういえば、ブラックキューブの中には生き物は入らないんだよな。
僕はオーブンから取り出した肉を、一回ブラックキューブに入れてからもう一度オーブンでよく焼いていく。
こうすれば菌も寄生虫も問題無いはず。
しかしすでに寄生されてしまっている可能性もある。
一度召喚生物たちをすべて医者に診てもらう必要があるかもしれないな。
ゴブ次郎とか結構心配だ。
でもガルーダなんて医者に見せたらびっくりさせてしまうかもしれない。
ガルーダやゴブリンを診てくれる医者を探すのも大変そうだな。
医者を探すのなら人口の多い領都がいいだろうか。
そういえば僕は、スキル屋の店主にまたスキルを買いに行くという約束をしているのだった。
領都に行くなら、スキル屋には必ず顔を見せなくてはならないだろう。
もしかしたら店主なら、いい医者を知っているかもしれない。
僕の残り3日しかない休日の予定は決定した。
そうと決まれば急がないと。
ほら、お前達さっさと肉を食え。
僕は2羽の前に焼きあがった肉を置いてやる。
2羽はクンクンとしばらく匂いを嗅いでいたが、ほぼ同時に啄ばんだ。
「クェェェェェェ……」
「キェェェェェェ……」
2羽のガルーダからは今まで食べてたもん全部クソやな、という思念が送られてきたのだった。
デイジーよりも少しだけ体格の大きいガルーダのことを僕はオスだと思っていたのだけれど、どうやらそれは僕の間違いで、このガルーダはメスのようだ。
ガルーダの雌雄は魔眼を使わなくてもお腹を見れば簡単に見分けることができる。
ガルーダという魔物は鳥のような姿をしているにも関わらず、メスのお腹にある袋で子育てを行うのだ。
その子供を育てるための袋が、このガルーダのお腹にはあった。
ふかふかで暖かそうな袋だ。
僕が入って寝たい。
袋の大きさからいって、ガルーダの赤ちゃんは大人のダチョウくらいの大きさだろう。
大きいヒヨコみたいで可愛いんだろうな。
残念ながらデイジーもこのガルーダも独身のようで子供はいなかったのだけれど、一度見てみたいものだ。
使役されていないガルーダの巣に入るのなんて、危険すぎてできないから無理かもしれないけれど。
子育て中のガルーダを使役してしまうのは、なんだか可哀想なのでやりたくないしね。
そんなわけで女の子だと分かったこの歴戦のガルーダには、バラライカと名付けた。
名前の由来?
大尉だよ。
デイジーとバラライカは、性格的に相性が悪いということもなく仲良くしてくれているようだ。
僕はそんな2羽に巨大な肉塊を与えていく。
デイジーと協力して、というかほとんど僕が倒したシーサーペントの肉だ。
僕は巨大な肉塊を啄ばむ2羽の隣で、ひとり焼いた肉を齧る。
軽く塩を振って焼いただけの肉だけれど、結構美味しい。
僕は個人的にオークの肉よりも好きかもしれない。
オークの肉は豚肉に似た味と食感だったけれど、シーサーペントは鶏肉のようだ。
鳥モモ肉のようにジューシーで、噛むたびに旨味と肉汁があふれ出てくる。
僕は大きめのステーキ肉くらいの肉をあっという間に食べ終わってしまった。
塩の次はタレといきますか。
僕はブラックキューブの中から調味料や飲料の入った石箱を取り出し、その中から異世界で買ってきた焼き鳥のタレと缶ビールを取り出す。
塩はおいしすぎて一気に食べてしまったけれど、やっぱり美味しいものには美味しいお酒を呑まなくては。
リリー姉さんのように強くはないのであまりたくさんは飲めないけれど、僕はお酒が結構好きなのだ。
僕は液体窒素を使って氷水を作ると、その中に缶ビールを入れて冷やし、肉にタレを塗って焼いていった。
シーサーペントの肉から滴る脂とタレが炙られて焦げ目を付け始めると、辺りには香しい匂いが漂い始める。
「クェェェェェェッ!!」
「キェェェェェェッ!!」
デイジーとバラライカも匂いを嗅いで気になったのか、それは何かというような思念が伝わってくる。
「これは肉を更に美味しくしてくれる調味料だよ。調味料っていうのは、説明が難しいな。塩みたいなやつ。え、塩じゃないのかって?塩も入ってるけど、他にも色んなものが入ってるんだよ」
魔物に調味料という概念を伝えるのは難しいな。
デイジーとバラライカは、自分達の肉にもそれを塗って焼いて欲しいと伝えてきた。
まあ言葉で伝えるよりは実際に食べてもらったほうが手っ取り早いと思うけれど、焼き鳥のタレが足りるかな。
タレは1本だけで、1リットルくらいしか無い。
こんな僕の身体くらい大きい肉に塗っていたら何リットルいるんだろうか。
魔物に濃い味のものを食べさせて問題ないのかということも分からないしな。
人間よりもずっと大きな身体だから、塩分摂取量を気にする必要はなさそうだけど。
とりあえず僕は、巨大肉に薄くタレを塗って焼いてあげることにした。
こんな大きな肉、どうやって焼けばいいのかな。
また石魔法の簡易オーブンかな。
僕は近くの岩を石魔法で改造して大きなオーブンを作り上げると、オーブンを暖めるために久しぶりに【チャージ】スキルを使う。
日本語詠唱の紫色の着火を半分くらいまで溜めたチャージだ。
結構攻撃力が高いのに、外でお風呂沸かすときくらいしか使ってないな。
紫の炎が封じ込められた紫色の光球は、簡易オーブンの中で破裂して高温の炎を噴出す。
「ああ、ちょっと石が溶けちゃったな……」
でもこのくらい熱くないとあんな大きな肉焼けないよね。
僕は薄く焼き鳥のタレを塗った肉を浮遊スキルで持ち上げて、オーブンの中に放り込んで蓋をした。
焼くのに時間がかかってしまうだろうな。
その間に僕は肉を食べながら冷えたビールを飲ませてもらおう。
ジュージューと焼ける僕用の小さな肉を見ると、こちらのほうは食べごろのようだ。
僕は熱々の肉を頬張った。
焦げた醤油と肉の脂の香ばしい香り。
程よく歯ごたえのある肉を噛み締めると、肉の旨味が口いっぱいに広がる。
噛み切った肉の断面からは、止め処なく肉汁が滴り落ちる。
こんな肉は日本には絶対に無いと断言できるね。
僕だって高級な鶏肉くらいは食べたことがあるけれど、旨味の濃厚さや香りなんかが全然違う。
僕は肉をもう一口齧って、冷えた缶ビールを開ける。
缶から直接っていうのはあまり好きじゃない。
僕はブラックキューブの中の食器類の入った石箱を取り出した。
この中には日本の100円ショップで買った食器類が新聞紙に包んで入れてある。
僕はデザインが気に入って買ったグラスを取り出し、それにビールを注いでいく。
やっぱりお酒はお気に入りのグラスで飲んだほうがおいしいよね。
キンッキンのそれを、僕はぐいっと一気に飲み干した。
「ふぅ……」
たとえ今死ぬことになっても僕は後悔しないかもしれない。
それほどの多幸感だ。
おっと、そろそろ焼いたお肉を出してあげないとガルーダ2羽がクチバシを長くして待っている。
しかしいくらオーブンで焼いたといってもお肉の中は完全に生だけど、寄生虫とかは大丈夫なんだろうか。
日本でもペットに生の魚や肉を与えて、寄生虫で死んでしまったというようなことがあるらしいから心配だ。
そういえば、ブラックキューブの中には生き物は入らないんだよな。
僕はオーブンから取り出した肉を、一回ブラックキューブに入れてからもう一度オーブンでよく焼いていく。
こうすれば菌も寄生虫も問題無いはず。
しかしすでに寄生されてしまっている可能性もある。
一度召喚生物たちをすべて医者に診てもらう必要があるかもしれないな。
ゴブ次郎とか結構心配だ。
でもガルーダなんて医者に見せたらびっくりさせてしまうかもしれない。
ガルーダやゴブリンを診てくれる医者を探すのも大変そうだな。
医者を探すのなら人口の多い領都がいいだろうか。
そういえば僕は、スキル屋の店主にまたスキルを買いに行くという約束をしているのだった。
領都に行くなら、スキル屋には必ず顔を見せなくてはならないだろう。
もしかしたら店主なら、いい医者を知っているかもしれない。
僕の残り3日しかない休日の予定は決定した。
そうと決まれば急がないと。
ほら、お前達さっさと肉を食え。
僕は2羽の前に焼きあがった肉を置いてやる。
2羽はクンクンとしばらく匂いを嗅いでいたが、ほぼ同時に啄ばんだ。
「クェェェェェェ……」
「キェェェェェェ……」
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