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2.旅立ち
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朝のぼんやりとした頭を冷水で少しだけしゃっきりさせ、頭の上にビヨンと伸びた兎みたいな耳を軽くマッサージする。
耳は俺たち兎獣人の生命線だ。
この村ではそうでもないが、世間では兎獣人はこの耳で微細な音を捉えて危険を察知して逃げる。
この村だったら危険を察知したらとりあえず銃をぶっ放すんだけどな。
リースウェル王国の辺境にあるこの兎獣人とドワーフの村、ヤマダ村は他の村とは少し違っている。
村人すべて、一人残らず勇者の子孫なのだ。
なにせこの村の成り立ちには勇者が深く関わっている。
古の時代、魔王と戦うために異世界より召喚された勇者ヤマダは大変に女好きだった。
彼には何人もの妻がいたとされている。
しかし勇者の趣味は偏っており、勇者の妻はすべてドワーフと兎獣人だった。
成人してから死ぬまで幼い子供のような姿をしているドワーフの女と、ウサ耳の生えた兎獣人の女だ。
ご先祖様の趣味が大体わかってしまって少し気恥ずかしい。
御大層な趣味をしたご先祖様が妻と一緒に住んだ地こそがこの村の始まりなのだ。
時間は流れ、村の外の血も結構入ったが勇者ヤマダの血はよほど強いらしく今でもこの村に生まれる人間は身体能力や魔力などに勇者の影響を受けて生まれてくる。
それらの能力や勇者の残した知識、勇者の世界の武器である銃。
辺境の村が持つには強すぎる力だ。
そのへんの事情はよくわからないが、この村はリースウェル王国という国の一部でありながらほとんど税金も納めていないし村内のことに国が口を挟むこともない。
きっと歴代の村長と王国側で色々かけ引きとかがあったのだろう。
今のところ勇者の子孫であり圧倒的な武力を持ったわが村が優勢なようで、高度な自治を許されて税制的にもかなり優遇されているというわけだ。
ご先祖様に感謝だな。
変態でありがとう。
「そろそろ時間か。急がないとな」
寝坊したうえに先祖への感謝に時間をかけすぎてしまった。
腕時計を見るとすでに7時半になっている。
今日はユーリーの父親のグリントおじさんに家まで来るように言われているのだ。
グリントおじさんが俺を呼び出すときはいつも新型の兵器を作って試運転を頼まれるときと決まっている。
そしてお礼に色々な兵器をくれるのだ。
今日はどんな兵器を使わせてくれるのかわくわくしながら俺は家を出た。
「王都に行くそうだな」
グリントおじさんは身長が低い人が多いドワーフの中で、規格外に大きな人だ。
その身長は165センチの俺の背を軽く超え、30センチ以上の差がある。
おそらく2メートルくらいはあるだろう。
横幅もドワーフらしく樽のように大きく、まるでオーガのようだ。
そのガタイに見合った低く腹に響く声で俺に尋ねる。
小さい頃にはこの声が怖く感じたものだが、案外おちゃめな人だということが分かってからは全く恐怖を感じない。
「うん。ユーリーも一緒にね」
「そうか。都会はおっかないところだぞ。くれぐれもユーリーを頼む」
おじさんはユーリーが心配なようだ。
新しい兵器の試運転だと思っていたのだが、これを言うためだけに呼んだのだろうか。
少しだけがっかりするが、女の子の親だったら心配になるのも当然か。
「まあユーリーなら俺に守られなくても大丈夫だと思うけど、なんかあったら守るよ」
「ああ、それでいい。こいつをお前にやる。入学祝いだ」
おじさんが差し出してきたのはくすんだ銀色のブレスレットだ。
ずいぶんと古いもののようだが、魔導回路が刻み込まれておりなんらかの魔道具であることがわかる。
「なんかの魔道具?」
「これは収納魔道具だ」
「いいの!?」
収納魔道具といえばこの村の目玉商品だ。
空間魔法の魔導回路によって異次元にポケットを生じさせ、物を出し入れすることのできる魔道具。
どんなに大きくて重い物でもあっという間に仕舞い、重さを感じずに運べるこの魔道具は商人から王侯貴族までみんなが求める。
しかし作れるのは魔道具や金属製品の輸出を主な産業とするこの村でもドワーフのごく一部の職人だけ。
優れた職人の代名詞とも言えるようなアイテムなのだ。
子供の入学祝いでもらえるような代物ではない。
「これは俺がまだ未熟だった頃に作ったもので、商品にはならん。いいから持っていけ。その代わりそれほど容量も多くはない。せいぜい100万リットルというところだ」
確かにこの村の製品としては売り出せない品質のものなのかもしれないが、それでも十分に欲しいという人はいるだろう。
現に俺はこれをもらって飛び上がりそうなほどにうれしい。
100万リットルということは10メートル四方の部屋くらいの物が入る計算になる。
俺の部屋はそれよりも狭いから部屋の物全部持って行こうと思えばできるということだ。
王都には持っていけないと思っていた大型の銃も持っていけるだろう。
弾だって何万発でも持って行くことができる。
俺はおじさんに何度もお礼を言ってダッシュで家に帰った。
10日後。
俺とユーリーは王都へと旅立つために村のみんなに見送られながら村の外壁門を潜る。
王立魔法学園への入学は申し込みだけで大丈夫なようだ。
魔法学園の入学者枠の数枠をこの村がキープしているらしく、本来なら厳しい試験を通過しなければ入学することを許されていないところをこの村の出身というだけでスルーできると聞いた。
こんなに優遇されているのに4年間遊び呆けている奴がいたらそれは他の生徒から非難を受けても仕方がないだろう。
そんなわけで俺たちは入学式までに王都に着いていればいいのだが、どうせなら少し早く王都に行って都会というものに慣れておきたい。
「キリク、ちゃんと栄養バランスを考えて食事をするのよ。放っておくとジャンキーなものばかり食べるんだから」
「わかってるって」
俺の父はずいぶん前に病気で死んでおり、見送りは母さんがひとり。
しかし記憶の中の父は寡黙だったからおそらく父がいても同じようなことになっていただろう。
俺は母さんが次から次に口にする都会に行ったら気を付けることを右耳から左耳に聞き流し、周りを見回す。
ユーリーも両親となにやら話していたが、あちらは都会に行ったら気を付けるリストという分厚い書類を受け取っていた。
こっちも書類に纏めてくれないかな。
「ちょっとキリク、聞いているの?」
「わかったって。知らない人にお金は貸さないって」
「もう、今話しているのは綺麗な女の人に誘われても着いていかないって話よ」
そんなベタな美人局に引っかかるわけないだろ。
「母さん、もうユーリーが待ってるから」
「しょうがない子ね。気を付けるのよ。いってらっしゃい」
「いってきます」
俺は収納魔道具に入りきらなかった荷物を背負い、ユーリーのもとへ歩いていく。
ユーリーが移動の乗り物を用意するというので、情けないことに俺はユーリーがいないと王都まで行けないのだ。
「お母さんとのお別れは済んだ?」
「ああ、待たせたみたいだな。こっちも文章にしてほしかったよ」
「あとで見せてあげる」
一瞬なんのことかわからなかったが、どうやら都会で気を付けることリストのことらしい。
別にそんなに気を付けることなんかないと思うんだけどな。
俺は王都には行ったことはないがヤマダ村から一番近くにあるリーベルという街には何度か行ったことがある。
確かに村とは比べ物にならないくらい賑やかなところだったが、それほど危ないと感じたことはない。
都会が殊更恐ろしいところだとかいうのは、どうせ大人たちが俺たちを慎重に行動させるために怖がらせようと話を盛っているだけだろう。
「いいから一度目を通しておきなさい」
「わ、わかった……」
ユーリーの赤い目がぎろりと俺を睨む。
俺はこの目が苦手だ。
どうにもこの目で睨まれると大人しく言われたことに従ってしまう。
俺はなんとなく悔しくてそれを誤魔化すように話題をふる。
「それで、王都まではどんな乗り物で行くんだ?」
「私がずっと研究してた魔導車のプロトタイプ。それがやっと乗れる状態まできたからそれで行くわ」
「魔導車?」
魔導車とはゴーレム馬車のようにゴーレムに馬車を引かせるような乗り物ではなく、魔導原動機によって馬車の車輪自体を回して動かそうというような発想の乗り物で、ユーリーはずっとそれを製品化できないかと研究していた。
しかしユーリーの研究していた魔導車はまだ原動機が小型化できず本体も街道を1台で埋めてしまうほどにでかかったはずだが、あんなので行ったら迷惑じゃないのか?
「あんたの想像しているようにはならないわ。なぜなら……」
ユーリーは首から下げたペンダント型の魔道具を操作する。
すると虚空に小さな穴が開き、そこから件の魔導車が出てきた。
その車体の大きさはゴーレム馬車と変わらないものだった。
耳は俺たち兎獣人の生命線だ。
この村ではそうでもないが、世間では兎獣人はこの耳で微細な音を捉えて危険を察知して逃げる。
この村だったら危険を察知したらとりあえず銃をぶっ放すんだけどな。
リースウェル王国の辺境にあるこの兎獣人とドワーフの村、ヤマダ村は他の村とは少し違っている。
村人すべて、一人残らず勇者の子孫なのだ。
なにせこの村の成り立ちには勇者が深く関わっている。
古の時代、魔王と戦うために異世界より召喚された勇者ヤマダは大変に女好きだった。
彼には何人もの妻がいたとされている。
しかし勇者の趣味は偏っており、勇者の妻はすべてドワーフと兎獣人だった。
成人してから死ぬまで幼い子供のような姿をしているドワーフの女と、ウサ耳の生えた兎獣人の女だ。
ご先祖様の趣味が大体わかってしまって少し気恥ずかしい。
御大層な趣味をしたご先祖様が妻と一緒に住んだ地こそがこの村の始まりなのだ。
時間は流れ、村の外の血も結構入ったが勇者ヤマダの血はよほど強いらしく今でもこの村に生まれる人間は身体能力や魔力などに勇者の影響を受けて生まれてくる。
それらの能力や勇者の残した知識、勇者の世界の武器である銃。
辺境の村が持つには強すぎる力だ。
そのへんの事情はよくわからないが、この村はリースウェル王国という国の一部でありながらほとんど税金も納めていないし村内のことに国が口を挟むこともない。
きっと歴代の村長と王国側で色々かけ引きとかがあったのだろう。
今のところ勇者の子孫であり圧倒的な武力を持ったわが村が優勢なようで、高度な自治を許されて税制的にもかなり優遇されているというわけだ。
ご先祖様に感謝だな。
変態でありがとう。
「そろそろ時間か。急がないとな」
寝坊したうえに先祖への感謝に時間をかけすぎてしまった。
腕時計を見るとすでに7時半になっている。
今日はユーリーの父親のグリントおじさんに家まで来るように言われているのだ。
グリントおじさんが俺を呼び出すときはいつも新型の兵器を作って試運転を頼まれるときと決まっている。
そしてお礼に色々な兵器をくれるのだ。
今日はどんな兵器を使わせてくれるのかわくわくしながら俺は家を出た。
「王都に行くそうだな」
グリントおじさんは身長が低い人が多いドワーフの中で、規格外に大きな人だ。
その身長は165センチの俺の背を軽く超え、30センチ以上の差がある。
おそらく2メートルくらいはあるだろう。
横幅もドワーフらしく樽のように大きく、まるでオーガのようだ。
そのガタイに見合った低く腹に響く声で俺に尋ねる。
小さい頃にはこの声が怖く感じたものだが、案外おちゃめな人だということが分かってからは全く恐怖を感じない。
「うん。ユーリーも一緒にね」
「そうか。都会はおっかないところだぞ。くれぐれもユーリーを頼む」
おじさんはユーリーが心配なようだ。
新しい兵器の試運転だと思っていたのだが、これを言うためだけに呼んだのだろうか。
少しだけがっかりするが、女の子の親だったら心配になるのも当然か。
「まあユーリーなら俺に守られなくても大丈夫だと思うけど、なんかあったら守るよ」
「ああ、それでいい。こいつをお前にやる。入学祝いだ」
おじさんが差し出してきたのはくすんだ銀色のブレスレットだ。
ずいぶんと古いもののようだが、魔導回路が刻み込まれておりなんらかの魔道具であることがわかる。
「なんかの魔道具?」
「これは収納魔道具だ」
「いいの!?」
収納魔道具といえばこの村の目玉商品だ。
空間魔法の魔導回路によって異次元にポケットを生じさせ、物を出し入れすることのできる魔道具。
どんなに大きくて重い物でもあっという間に仕舞い、重さを感じずに運べるこの魔道具は商人から王侯貴族までみんなが求める。
しかし作れるのは魔道具や金属製品の輸出を主な産業とするこの村でもドワーフのごく一部の職人だけ。
優れた職人の代名詞とも言えるようなアイテムなのだ。
子供の入学祝いでもらえるような代物ではない。
「これは俺がまだ未熟だった頃に作ったもので、商品にはならん。いいから持っていけ。その代わりそれほど容量も多くはない。せいぜい100万リットルというところだ」
確かにこの村の製品としては売り出せない品質のものなのかもしれないが、それでも十分に欲しいという人はいるだろう。
現に俺はこれをもらって飛び上がりそうなほどにうれしい。
100万リットルということは10メートル四方の部屋くらいの物が入る計算になる。
俺の部屋はそれよりも狭いから部屋の物全部持って行こうと思えばできるということだ。
王都には持っていけないと思っていた大型の銃も持っていけるだろう。
弾だって何万発でも持って行くことができる。
俺はおじさんに何度もお礼を言ってダッシュで家に帰った。
10日後。
俺とユーリーは王都へと旅立つために村のみんなに見送られながら村の外壁門を潜る。
王立魔法学園への入学は申し込みだけで大丈夫なようだ。
魔法学園の入学者枠の数枠をこの村がキープしているらしく、本来なら厳しい試験を通過しなければ入学することを許されていないところをこの村の出身というだけでスルーできると聞いた。
こんなに優遇されているのに4年間遊び呆けている奴がいたらそれは他の生徒から非難を受けても仕方がないだろう。
そんなわけで俺たちは入学式までに王都に着いていればいいのだが、どうせなら少し早く王都に行って都会というものに慣れておきたい。
「キリク、ちゃんと栄養バランスを考えて食事をするのよ。放っておくとジャンキーなものばかり食べるんだから」
「わかってるって」
俺の父はずいぶん前に病気で死んでおり、見送りは母さんがひとり。
しかし記憶の中の父は寡黙だったからおそらく父がいても同じようなことになっていただろう。
俺は母さんが次から次に口にする都会に行ったら気を付けることを右耳から左耳に聞き流し、周りを見回す。
ユーリーも両親となにやら話していたが、あちらは都会に行ったら気を付けるリストという分厚い書類を受け取っていた。
こっちも書類に纏めてくれないかな。
「ちょっとキリク、聞いているの?」
「わかったって。知らない人にお金は貸さないって」
「もう、今話しているのは綺麗な女の人に誘われても着いていかないって話よ」
そんなベタな美人局に引っかかるわけないだろ。
「母さん、もうユーリーが待ってるから」
「しょうがない子ね。気を付けるのよ。いってらっしゃい」
「いってきます」
俺は収納魔道具に入りきらなかった荷物を背負い、ユーリーのもとへ歩いていく。
ユーリーが移動の乗り物を用意するというので、情けないことに俺はユーリーがいないと王都まで行けないのだ。
「お母さんとのお別れは済んだ?」
「ああ、待たせたみたいだな。こっちも文章にしてほしかったよ」
「あとで見せてあげる」
一瞬なんのことかわからなかったが、どうやら都会で気を付けることリストのことらしい。
別にそんなに気を付けることなんかないと思うんだけどな。
俺は王都には行ったことはないがヤマダ村から一番近くにあるリーベルという街には何度か行ったことがある。
確かに村とは比べ物にならないくらい賑やかなところだったが、それほど危ないと感じたことはない。
都会が殊更恐ろしいところだとかいうのは、どうせ大人たちが俺たちを慎重に行動させるために怖がらせようと話を盛っているだけだろう。
「いいから一度目を通しておきなさい」
「わ、わかった……」
ユーリーの赤い目がぎろりと俺を睨む。
俺はこの目が苦手だ。
どうにもこの目で睨まれると大人しく言われたことに従ってしまう。
俺はなんとなく悔しくてそれを誤魔化すように話題をふる。
「それで、王都まではどんな乗り物で行くんだ?」
「私がずっと研究してた魔導車のプロトタイプ。それがやっと乗れる状態まできたからそれで行くわ」
「魔導車?」
魔導車とはゴーレム馬車のようにゴーレムに馬車を引かせるような乗り物ではなく、魔導原動機によって馬車の車輪自体を回して動かそうというような発想の乗り物で、ユーリーはずっとそれを製品化できないかと研究していた。
しかしユーリーの研究していた魔導車はまだ原動機が小型化できず本体も街道を1台で埋めてしまうほどにでかかったはずだが、あんなので行ったら迷惑じゃないのか?
「あんたの想像しているようにはならないわ。なぜなら……」
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