Kが意識不明の重体らしい

君影想

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黒髪のヴィナス

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 僕の母は偉大な人だ。


 この世界の特権階級である「悪役」だから、じゃない。むしろ無条件に人々に嫌悪の感情を抱かれるはずの「悪役」なのに、多くの人を虜にするところに母の偉大さはある。多くの人に愛され、多くの人に望まれ、多くの力を持つ母は、それでもなお自由で朗らかだ。母のことを淫売だの金の蠅だの言う人もいるけれど、そんなのただの嫉妬から出てくる言葉だろう。

 とにかく誰がなにを言おうが母は偉大な人だし僕は母を尊敬している。
 だからもし僕が恋をするのならきっと母のような人に恋をするのだろう、となんとなく思っていた。





「異世界人?」

 悪趣味な学長室、やけに真面目な顔をしたルエ学長、「異世界人」。
 思わず鼻で笑いそうになりそうなものたちのそろい踏みだが、学長の手前、実際に笑うこともできず口の端が奇妙な形に歪むのを感じる。
 嘘か真か知らないが真だった場合、どうやら先日僕が医務室前で発見した女はなにやらとんでもないものだったらしい。

「ああ、馬鹿げた話だと思うかもしれないが残念ながら真実だ」

 ルエは年の割に皺の多い眉間にさらに皺を寄せため息をつく。
 どうやら冗談ではなさそうだ。まぁ、そもそもルエは冗談を言えるような面白みのある人間ではないことは知っていたが。
 そういえば、彼女にはこの島に上陸すれば自動的にかかるはずの翻訳魔法がかかっておらず、最終的にハチジョウが現れるまで他の術者がなにをどうやっても翻訳魔法をかけられなかった。それは女が少々特殊な体質なだけかと思っていたが、もしかしたらそれはそういうことだったのかもしれない。

「ゆえにカヨコ・カガミにはこの世界に関する知識が全くと言っていいほどない。だからこの学校で暮らす上でサポーターのようなものが必要ではないか、と理事長はおっしゃっていてな」

 そもそも異世界人を学校に受け入れるという思考が僕には理解できないが、そんな問いはいまさらなのだろう。おそらくこの目の前のルエが100回ぐらいしたはずだ。

「それで、だな。その役割は本来であれば女子生徒の誰かにお願いしたいのだが、あいにく今年の第一学年に女子はいない。学年が違うとなると授業も被りにくい。だから、」

 ああ、この次のフレーズ…簡単に予想できる。

「学校にいる間はその役割をルイゼくんにお願いしたいと思っていてだね…」

 なんて予想通りすぎるフレーズなのか。まぁいい。厄介ごとが押し付けられたと言えばそうだが、学校の運営側から信用されているということでもある。コネを作っておくのは悪くない。
 だから僕も予定調和な回答を返す。

「もちろん構いませんよ。大歓迎です」




 異世界人を名乗る女は、異世界人を名乗る割には平凡だった。性格も、顔も、趣味嗜好もなにもかもが普通だった。いや、普通というのはちょっと甘いかもしれない。正確にはどれも普通のちょっと下、だ。性格に関しては悪いというわけではないが、その隠しきれない陰気さや悲観主義は好まれるかどうかと言われればそれは否だろう。

 それこそいい所と言えば、母に興味があることぐらいだろうか。
 僕が母が舞台女優であることを話したら、それ以降度々母の話を聞きたがるようになって、図々しくも母の舞台を観に行きたいなんてことも言うようになった。ついこの間までは僕が母の話をしても「へ~」やら「わ~」しか言わなかった癖に。
 
 それとは逆に、普通のちょっと下どころでは済まないものが彼女には一つある。
 能力だ。とにかく彼女は能力が低い。人間世界を生きる上で必要な賢さ、器用さなどが彼女には一切欠如している。これに関して言えば彼女は下の下の下だ。

 実社会での「平凡」レベルの能力はこの学校での下の下を意味するし、この学校のレベルが高いというのは間違いないがそういう話ではない。おそらく彼女は社会全体の中でも、平均の下…もしくはさらにその下だ。
 そもそも知識がない…というのは当たり前だ。僕の人を見る目がよっぽどの節穴じゃない限り、おそらく彼女は本当に「異世界人」なのだから。なので彼女の知識不足に関しては目を瞑る。明らかに瞑ってはいけないところに関して目を瞑ってはいるが、そこに関してはまだなんとか成長の可能性もある。というかそこに関して目を瞑ったところでどう考えてもアレなのだ。

 "要領が悪い、あるいはどんくさい"
 
 バカは沢山みてきたが、ここまでの逸材はいなかったような気がする。やることなすことミスばかりで、物覚えも悪くて、なにをやるにも時間がかかる。
 この前も、教師から「絶対に水だけは入れるな」と言われていた薬品に見事に彼女が手を洗った水を混入させ、それを僕が指摘した瞬間パニックになったと思ったら、フラスコを手から滑らせてその薬品を頭から被っていた。その後、彼女は一日間舌が蛇のキモい鳩として僕のローブのポケットの中で過ごしていたが、鳩の癖にやけに物悲しい顔をしていたのはちょっと笑えた。まぁ、なにかある度にクルークルーと鳴いて僕の学習の妨害をしたことは許さないが。




「それで?この前は鳩、今日は海藻?」

 毎日楽しそうだねお前は、と続けると彼女は居心地悪そうに__それこそ鳩がするように首をきゅいっとひっこめる。

「ちょっと。動くなよ、取りにくいから」
「…ごめん」

 彼女の首を元の位置に戻させると、引き続き彼女の背中の海藻を回収する作業に戻る。

 そう、本日の彼女は背中に海藻__彼女によるとワカメ、が生える呪いがかけられている。
 同級生が魔法薬を入れていたコップと自分が水を飲んでいたコップを取り違えてこうなったらしい。魔法薬をコップに入れて置いておく方もどうかと思うが、取り違えて無防備に飲むヤツが一番意味不明だ。大抵の魔法薬はとてつもない味や臭いがするものだが、なにをどうやって間違えたら勘違いで飲むのか。

「…ホントに、背中に生やすならせめて羽とかにして欲しいもんだよ」
「まさかのワカメだもんね…ごめんね…」

 本当になぜよりにもよってコレなのだろうという感じだ。なんかちょっとぬめぬめしていて気持ち悪いし。

「それになんで僕なんだ。他にもシェバさんとか…コスタ教授とかテイラー教授とかもっと相応しい人がいたよね?」

 コスタもテイラーも比較的話しかけやすい教授だし、シェバに至っては同じ館に暮らしていたはずだ。ああ、でも、コスタは現在休養中で学内にいなかったか?

「それは…」

 彼女は黙って俯く。
 彼女にとっては意地悪な問いかもしれない。少なくとも僕よりは多少相応しい人間はそれなりにいたはずなのだから。
 例に挙がらなかった人物たちだって「女性」という一点だけで男である僕よりも、この今にも泣きそうなキャミソール姿の女の背中のワカメを収穫する役割を担うに相応しい人材は沢山いたはずだ。そんなこと猿でもわかる。でも、カヨコが僕よりも相応しい彼女ら彼らに「お願いする」だなんて行為ができるわけがない。
 だってかわいそうに彼女、人との良い関係をつくる能力もないのだ。「悪役」と同じく、人々から無条件に嫌悪感を抱かれる「悪役の息子」である僕でも作れるような、上辺だけの人間関係すら彼女はまともに築けない。

 だから、僕という親族でもない男の前でこうやって哀れに下着姿を晒すことになる。
 めくり上げられたキャミソール、虫刺されの痕の残る首、寒さに鳥肌の立つ腕…
 

 __ちょっと、悪戯をしかけてやろうか


 無防備に晒され続ける背中を見て、ふと悪意の芽がうずく。
 別にそこまで酷いことをするつもりはない。例えば、魔法で他者から彼女への感情を現状の無関心から嫌悪に変えたり、彼女の足のどこかのパーツを歪めたりする程度のことだ。利き手を使い物にならなくしてやってもいいかもしれない

 だって、ちょっと気になるじゃないか。今でも既に十分すぎるほど無力で哀れで惨めなこの女が、これ以上不幸になったらどうなってしまうのか。

 なんやかんや図太いこの女が狂気の渦に堕ちていっても面白いし、何も気づかず元凶たる僕に馬鹿みたいに縋り続けて厚顔無恥にも正気の世界に居座っても面白い。
 後者になった場合は、いつか種明かしして滅茶苦茶にしてやってもいいかもしれない。実は全部僕の仕業だったんだ、ってね。丁寧に丁寧に信頼のレンガを積み立てて、それが高く積みあがったら思いっきり蹴飛ばして全部ぶっ壊してやるのだ。

 そしたらこの女、どんな顔するんだろうか。

 ……~~ああ!!
 ダメだ!想像するだけで最強に笑える!
 もう無理だ、耐えられないと身体に武者震いが走る。
 この衝動を抑える必要なんてない。だってコイツは異世界から来た異物。どう使おうとこちらの世界の僕らの勝手だ。実験と称してバラバラにされないだけ感謝してほしい。それにここまでコイツをどうにか生かしてやったのは誰だ?明らかに僕だろう。僕だけだ。
 だったらこの女の所有者は僕だ。僕にはこの女を好きなように扱う権利がある。なにを戸惑う必要があるのか。
 あとは、ちょっと魔法をかけてやるだけ…

 Am, stram, gram, pic__どれにしようかなと興奮に震える手で悪意の矛先を天に委ねる。どれだどれだ?どれがいい。嫌悪?足?利き、手…は?

「…は?」

 彼女のカサカサの手に摘ままれているのは、ついさっきまで彼女の背中に生えていた海藻。そしてそれらは今にも半開きの口に運ばれようとしている。

「う、うん?」
「…なにするつもり?」
「あ、いや、やっぱりコレすごく見た目ワカメだしおいしそうだから、試しに少し食べてみようかな~と…」

 なにを考えているんだコイツ。
 あまりのアホらしさに、さきほどまで満ち満ちていた悪意も毒気もしおしおとしぼんでいく感覚がする。
 気が抜けたのとムカついたのとで、地面に放られていた彼女のYシャツでさりげなく手を拭ったあとそれを彼女の頭の上に投げつけてやった。すると、カヨコは頭にYシャツを被りながら「え、もう服着ていいの…?」なんていいつつそれをいそいそと着こみ始める。
 たぶんまだワカメとやらはまだ生えてると思うけど、もう面倒だから全部自分でやってくれ。

「ワカメだかなんだか知らないけど、こんなのは海のゴミで人の食べ物じゃない」
「でも、その、私の故郷ではこれお味噌汁とかに入れて食べるんだよ」
「…お前の故郷がおかしいことはわかったけど、そもそも自分の身体から生えてきたもの食べようとするのは誰がどう考えてもおかしい」

 それともお前は自分の髪の毛とかも食べるタイプの人間?__と、シャツを着たあと再びワカメを拾ったカヨコの手からソレを取り上げようとすると、今度はなぜか僕の手を凝視してくる。 

「…なに?今度は僕の手でも食べたくなった?悪食もほどほどにしとけよ」
「あ、いや、その、綺麗な手だな…って」
「…まぁね」

 珍しくカヨコにしては見る目がある。
 僕の手は僕の身体の中で唯一母に似ているパーツなのだ。僕は母と違い金髪どころか茶髪ですらなくて黒紫色だし、目の色だって紫色で母と似てもにつかない。顔も母のような美しくも愛嬌のある顔ではなく、目つきも鋭くて冷たい印象の拭えない顔。あと、これは身体とは少し違う話かもしれないが、僕には魔力があるが母にはほぼない。どこをとっても全く似ていないから、本当に親子なのか疑われることすらある。
 そして、そんな僕たち親子が唯一似ているのが手なのだ。
 だから僕は自分の手のことは殊更丁寧にケアしていて、もちろん爪は常に綺麗に整えているし、時々母を真似てポリッシュなどを塗ることもある。乾燥にも気をつけているし、傷など一つもない。

「…指も長いし、爪の形もキレイ…。肌もキレイだ…」
 
 カヨコはつと少し視線を横にずらすと、さりげない風を装って自分の手を隠す。
 隠しても今更だ。僕は彼女の手が、指は短く体形のわりにやけに丸みを帯びていて、爪には剝げかけの深い赤のポリッシュがへばりついていて、肌はカサカサでひび割れていて…まぁ、とにかく美しさの欠片もない手であることをよく知っている。

 ふととあることを思いついてジャケットのポケットを漁ると__ある。
 それを指先で掴むと蓋を外す。

「手、出して」
「…え?」

 僕の唐突な行動を不思議そうに、でも無言で眺めていたカヨコが肩をびくっと揺らす。

「はやく」
「え、でも…」
「さっさと」

 僕の機嫌が良い内に。

「…片手でいい?」
「両手」
「…はい」

 いかにも渋々といった感じで、それこそ犯罪者が刑事に手錠をつけられる時のように両手が差し出される。

 …記憶通り、彼女の手は相変わらず丸っこくて、ポリッシュは酷い具合に剥げていて、そしてなにより乾燥しきっている。
 そんな手に少し多めにクリームを出してやった後、容器の蓋をしめてそのまま彼女のバッグに放り込む。これは母から貰ったものでチューベローズの匂いが少々きついのが難点だが、母が選んだものなだけあってそれなりにいい品だし彼女の手も多少はマシになるだろう。

「え?え?え?…えっと…?」
「…ハンドクリーム。予備ならいくらでもあるしやるよ」

 バッグと僕に視線を往復させるばかりで、いつまでたってもクリームを塗り広げる様子が見られないので、ついででマッサージもしながらそのガキみたいな手にクリームを塗ってやる。

 __今の僕は機嫌がいいから本当に特別だ。

 だから、最後にもう一つ特別におまけしてやった。
 それこそ本当に大したこともない魔法。彼女に攻撃を仕掛けた者に魔術的な攻撃が行われる魔法。一回きりだし、僕以上の実力を持つ魔法使いであればこんなの簡単に回避して攻撃できる。子供のおまじないと言っていいレベルのものだが、まともに魔力を扱えない彼女にこれ以上のものを仕込むのは雪病の危険がある。
 …これは、僕がやる前に誰かに殺されても困るなと思ったからかけたまでだ。機嫌もよかったし。魔力のない彼女であればいつ死んでもおかしくないし。 



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