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事件

初めての110番通報

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 突然の来客


 
 まだ暑さの残る九月のことであった。些細な事がきっかけ出たのかもしれないが、夫への
 日々の不安から始まる離婚と言う選択。どこからか見つかるかいつからかそれ違った行く人協力への不安。そしてこの家族にも話し合いが必要だったのではないでしょう。


 インターホン鳴り中に入って来た人物に驚いた母親



 息子を妊娠した時に中絶を頼んできた相手。
 夫の母親が突然の来客
言葉がきつく何があっても、夫が大姑花好きなんか大ないが、家に入ってきては

たくさんの暴言をペラペラと手を使い表現しながら
母を責め立てる、長い時間続いた子供の障害に関して、母親のせいにしてお前だけが悪いんだ。母親は子供に聞かせたくないかった。そこでそれぞれが大事やった
   息子を連れ逃げようとした。母親
 

「逃げるなよ」にやにやしながら夫は母親の手をつかんだ
 




 母親は近くにあったスマートフォンを取り110番を押した
事件ですか事故ですか?
助けて欲しい。これが最初の110番通報出会ったであった。

 当初の口論の原因とは少しばかりずれたところに怒りの着地点があった。育児に全く協
 力しない夫に対しての憤りが、ここぞとばかりにあふれ出した。事情を簡潔な言葉でまとめ
 るのであれば「夫婦喧嘩」だ。どの国の、どの夫婦でも起こりうる日常の些細なずれ。それ
 を相手に求めるあまり、期待が不満に変わり、不満が怒りに変わるのだ。
 パトカーのサイレンが聴こえた。マンションの前には赤く光ったパトカーが3台到着していた。
警察官数名が家の中に入ってきた。

それぞれに何があったか聞き
バインダーを持った警察官が生年月日や名前、今日の経緯を、簡単に書き留めた。

警察署で話を聞くということで、それぞれパトカーに乗った


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