のめり込む。

雪の粉

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首吊り事後報告。

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自宅のドアノブで見つけた。
「俺、死んだ?」
目の前にあるのはドアノブに紐を輪のようにしてそこに首を入れたヘタレ自分。幸い糞はしていなかったけど顔がパンパン。イチゴみたいに赤くなってる。
「マジか…死ぬ確率低いドアノブ法で一発で死ぬってのは。案外奇跡?…いやいやそんなことじゃなくて!どうしよう!この有り様!何も処理してねぇよ!」
どうしようもない怒りは絶えなかったが命は消えた。半日はあーだこーだ考えていたが翌日の昼に友達が来てすぐ警察が来た。勿論友達は俺が見えてないから殺されたんだ!こいつは!だって自殺するような感じじゃあなかった!絶対そうだ!早く捕まえろ!だとか言っていてツッコミを入れたが反応はナッシング!
と、思ったんだが警察のなかの一人が俺のことを見ている感じだった。俺が動けばその女も動く。
その女はショートカットで濃いブラウン色で首に擦ったような跡があった。その傷は普通なら出来なさそうな部分だったか本人も気にしなかったんだろう、隠す気サラサラないようだ。
「あ、また目があった。」
ボソッと声が出てたから口抑えたが女が俺にいってきた。
「貴方、自殺?」
声がめちゃめちゃ小さかったが聞こえたから俺は
「ちょっと試してみてこの様。みっともないよな。あんたから「こいつは自殺」って言ってよ。俺は言えないから。」

相手の女は俺の声がちゃんと聞こえたようだがあたふたしていた。
「私は何も出来ない。権限がないし。」

「でもよ、事件にしたらどうやって犯人するのさ。」
「友人に証言とか、昨日は誰が此処に来たかとか。」
不意によぎった。
俺がちゃんと意識があったのがもう死んだ後。
それまでの記憶がない。何をしていたかも誰が此処に居たかも。
「そう考えると確かに疑問だなぁ。」
「何が?貴方の頭が?」
「あぁ?馬鹿にしてんのか?ちげぇよ。俺が気付いたらもう死んでたって所に疑問。」
「でもさっき“試してみて自殺”って…」
「だってそうだろ。」
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