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平民は我慢
しおりを挟むツヤツヤテカテカでご機嫌のテイカと今朝からちょっぴりご機嫌斜めなイゼッタ。食べながら寝るのが悪いんですよ?
「ずるい」
「性奴隷冥利に尽きます」
ぷくーっとしたイゼッタを抱き締め揉んで撫で回し、今日の作業を始めっぞ。
今日はソファーの切り出しと組み立てに、フェルトの裁断。
先ずは骨組み。角材で足兼用の肘掛けを二つ。俺の身長がすっぽり収まる角材三本を胴体にして、背もたれも三本。真ん中に補強の足と背骨を足して骨組みの完成。
次はクッション。フェルトを十枚外に出し、各クッションパーツの切り出しだ。一平方を二枚と一×二平方を二枚切り出し、骨組みに合わせて切り揃えた。
最後にシーツで包んで骨組みに合わせて完成した。
「これはなかなか」
「モコモコとフワフワを合わせた様な座り心地ですね。素晴らしいです」
それだけじゃ無いんだぜ?乗せてるだけだからシーツは洗えるしクッションは干せるのだ!
居間に敷きっ放しだった三枚は、二枚は重ねて引き続き居間に、一枚は半分に切って二枚合わせにして寝室に。ソファー作りで切り出した一×三ハーンは二枚合わせでキッチンの調理スペースに敷いた。まだ一×三が八枚余ってるがどうしよう?
「椅子とテーブル」
ああ、椅子も二脚くらい作らないとな。
居間に置く低いテーブルと、キッチン用の腰高のテーブル。ソファーの向かいに置く椅子を二つ作って日が暮れた。
ソファーに座って夕飯を食べた。今まで地べただったり葉っぱの上に皿など敷いてたので文化レベルが急上昇した気分。
何時までも木の実の殻のコップじゃ格好つかないし、食器買い揃えるかなー?
翌日、イゼッタは生理にてぐったりベッドの住民に成り果ててしまった。心做しかテイカも残念そうだ。
「あんなに一杯したのに…」
「昨日もお預け食らったのに残念だったな」
「お二人共ヤれば出来る子ですから、また頑張りましょう」
「テイカは生理来てるのか?」
「時期的にまだですが暫くすれば来ますよ?」
「あんなにヤったのにか?」
「元冒険者ですから、避妊魔法を受けてますし」
そんなのあるのか。まあ、地球ではオークに犯されくっ殺する話とかあったしな、そう言う処置もあるのだろう。
「イゼッタは避妊魔法とかしてないのか?」
「わかんない…」
「イゼッタ様は貴族様でしたから、もしかしたらされている可能性も捨て切れませんね」
「犯されて孕んだら体裁が…ってか」
確かに、姫様がモンスターと孕ませセックスさせられる話もあるしな、地球で。
「布団屋のサミイが孕めばその可能性も高くなるか」
「私が先ぃ~」
はいはいよしよし。
けどサミイは平民で冒険者でもない。バッチリ中出しキメたから最初に孕むのはアイツだと思うぞ。
「テイカ、お前は俺の子を孕みたくないか?」
「是非!…と言いたいですが、あたしはもっとカケル様に使われたいです」
愛い奴め。後で可愛がるぞ。
「避妊魔法はどう解除するんだ?」
「教会にお布施を支払い行ってもらいます。大体金貨一枚でしょうか」
「割と高いな」
「ええ、女性冒険者は最低一万ヤン、ギルドに預けて置くのが暗黙となっています。男性には秘密ですよ?」
教えちゃダメじゃん。
「イゼッタの具合が良くなったら一度教会に行こう」
「やー」
「あたしもお勧めしませんね。ここの司祭は男ですし」
「なるほど。女の司祭の居る教会に行こうな」
「うー」
買い物に行こうと思ったが休みにして肉とか木の実とかの採取をした。
(生理痛に効く薬草でもあれば良いが…)
男の俺が考えた所で答えなど出ない。食料を持ってってテイカに聞いてみたが、庶民は我慢、で終わってしまった。
子は国の宝ぞ!?福利厚生しないでどうする間抜けな貴族共め!
…とは流石に言えない。女性官僚居なそうだもんな王政って。
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