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UFO
しおりを挟む昼飯の為に狩った飛竜だが、食べる所は余り無かった。太腿と、背中から腰に掛けては焼肉でも行けるけど、あとの部位は煮て骨からこそぎ落とすか髄を煮溶かしてスープにするしか無い。それなりにデカいので数日は食えそうだが、橇風呂の中で調理は出来そうに無いし、一旦地上に降りて料理するのと同時に、空中移動に特化した乗り物を作る事にした。
「これでドラゴン三匹目だね?」
「そうそう、これからはトカゲモドキと呼んだ方が良いぞ?」
「どして?」
「本物のドラゴンが機嫌を損ねかねない」
「本物のドラゴン…居る所に行くって…こと?」
「食べられないように気を付けるんだな」
「お前さんにしがみついとくよ」
それはそれで不興を買いそうだがな。雪残る開けた場所を見つけたのでそこを休憩地とした。雪を《収納》すると枯草生い茂る草地なのが分かった。
「降りる?」
「草刈りは面倒だ。先ずは乗り物を作っちまおう」
「お風呂とトイレ!」
はいはい。大きさは風の抵抗を考え、十×二十ハーンの楕円にした。それを上下二枚。縦は五ハーンの壁をぐるりと建てて、薄い楕円柱が出来た。横側の後ろの方に入口を開けて中に入る。真っ暗なので先ずは灯りだ。
光の棒で照らしながら、最初に作るのはトイレ。後尾に穴を開けて終了…にしたいが座って出来るタイプにした。イメージは古代ヨーロッパの遺跡みたいな、要するに四角い土台と穴だ。ワーリンを座らせて具合を確認し、捕まる用の手摺と紙束を置いてトイレは完成。ドアを作るのが面倒なので、壁二枚を重なるように配置して双方から見えなくした。トイレの上には排煙用の穴を開けたので、全ての空気はここから抜ける。壁の上に煙が抜ける穴を空けとこう。
「今迄してきたトイレと全然違うね、下が丸見えでちょっと怖いけど」
「落ちないようにな?」
次は風呂。水は重いので楕円の真ん中に浴槽を作った。その周りに壁を建てて浴槽と洗い場、脱衣とタオルを置く棚を作った。入口はトイレと同じく互い違いの壁で済まし、排煙口も忘れず開けた。
「お風呂とトイレの間のスペースは炊事場かい?」
「その通りだ」
とは言え雑木絨毯を敷いて、竈とテーブルを置いて終了するのだがな。残るは寝室。楕円の前方に絨毯を重ねて敷いて、枕と掛け布団を乗せて終了。
最後に、楕円前方に空気穴を開けて入口を壁に戻し、各所に光の属性魔石をくっ付けたら楕円柱型UFOの完成だ。
「これ、何処からでも出入り出来るね」
「飛びながらは開けられないけどな。料理しながら試験飛行してみよう」
ワーリンに肉を焼いてもらい、空に上がる。肉の焼ける良い匂いが炊事場に広がっているが、移動を始めれば空気が入って外に出て行く事だろう。徐々に加速し様子を見た。排気口はもっと多くても良いな。トイレの上に開けた排気口の数を増やすと焼肉の良い匂いが薄れた気がする。こんなもんかな?
移動を再開しつつ、焼肉をお腹一杯食べた。夜はスープにするので鍋に肉のこびり付いた骨と野菜と調味料を入れて蓋して煮た。たまに見に来よう。
腹が満たされ、眠くなり、ワーリンのおっぱいに顔を埋めて暫し寝る。ワーリンの方も俺のアイツを股に挟んで寝息を立てた。おっきいワーリンにしか出来無い芸当だな。先っちょレロレロしたらギュッてされた。反対側の先っちょもコネコネすると、次第に硬くなり、体に脚を絡めて来る。腰をスリスリして来たのでアイツの先っちょをお股の真ん中にそっと宛がい、ヌプヌプと奥に分け入った。寝ているワーリンを起こさぬように、ゆっくりねっとり快楽を貪った。
三回程中に濃いのを流し込んだら、スープがまた煮物になってた。水足してスープになーれー。
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