女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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青き息吹のネーヴェ

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「その能力を俺に貸してくれ。俺が見てても良いんだが、やる事があってな」

「一応上には報告しておきましたが、魔王を探すのが先だと一喝されました」

ネイファンは済まなそうにしているが、上と言う奴は勘違いをしているな。あの程度の情報では仕方無いか。

「魔王が居たら逆に俺を止めるだろ。それか、俺を出し抜いてこっちに拉致するか」

「私はしません」「私もしません」

「も、勿論私もですよ?逃げられる気がしませんし」

「もし失敗したり、座標がズレてこの辺りに転移するような事があったら優しくしてやってくれ。きっと美味い調味料や大人も子供も楽しめる娯楽等を開発してくれるだろうよ。それとな、魔王は当分出て来ないぞ」

「調味料?」「娯楽?」「出て来ない?」

「調味料と娯楽は置いといて、魔王が封印されてる場所の近くに行ったんだ。そこは封印とかされてて、悪意だけ垂れ出てる感じだった。でな?負の感情を集めないと出て来れないみたいなんだが、家のネーヴェが浄化したら今迄溜めてたのが消えちまったんだと」

「ネーヴェ?」

「様を付けろ?」

「クリューエルシュタルトの外濠を掘られた方ですよ?」

「青き息吹ですよ?」

「あれを引き起こしたのがネーヴェ、様でしたかっ」

「所でそれ二つ名か?格好良いな」

青き息吹のネーヴェ。アニメや読み物のタイトルみたいだ。萎縮するネイファンはお仕置として順番が最後となった。順番等関係無く、動けなくなるまでするのだが。

 星見の報告書を渡し、取り敢えずの証拠としてもらう。信じねば、次期国王からの信頼は無いと告げる。

「カケル様、国を盗るのですか?」

「ハーク様はどうなります!?」

「私は、何方でも…」

「馬鹿を言え。ハークが王になるんだよ」

王になるくらいなら儲かる農家になりたい!

「ですが国王様はアルア様を女王に据えて王婿を迎えると」

「嫁に出したく無いんだろうなぁ。娘が出来てこそ思う感情だよな。自分は嫁取りしてんのに」

俺も娘達は嫁に出したくないもん。嫁ぐとなったらパパ泣いちゃう。妄想に、鼻の奥がツーンとしているとネイファンが不敬な事を口にする。

「ハーク様は、あまり国王様に愛されておられないようです」

「正妻の実子で長男だろ?」

「はい。それは間違い無く」

「アルアも同じだろ?」

「勿論」「あれで他人だったら面白いですね」

「これ以上聞いても俺にはまだ何もする事は無いし、話はこれで終わりにしよう。で、報告と許可は何時取れる?」

「報告は明日にでも。許可は事後でも構いません」

「許可が無くても同行します」「足抜けしてでも同行します」

 足抜けは止めたが話は纏まり、後は滅茶苦茶セックスだ。股間と腹に三本生やしたら順番なんて関係無かった。更に追加で尻穴も犯し、たっぷり子種を注ぎ込む。
ベッドと風呂を汚しまくり、それでも回復を掛けて続ける。一度勃つと、スキルで萎えさせないと終わらない。カケルの時より便利なアイツになった。あの時はあれでインパクトがあって喜ばれたがな。


 《洗浄》し、飯を食ってネイファンはハーク邸へと帰り、俺と暗部の二人は転移門を潜って島に向かう。

「おかえりなさいませ。唯ならぬ雰囲気の方達ですね」

「あら、以前見た顔ね」

「リュネ様、お久しゅうございます。お前です」

「同じくお久しゅうございます。貴様です」

「此処に連れて来るって事は、カケルさぁん?」

「ウルルゲンで諜報活動をしてもらう予定だ。俺はリュネ先生にブレスの吐き方を教えてもらわねばならんからな」

「もう…。分かりました。そう言う事にしておきます。もう寝ますから降りてくださぁい」

リュネに部屋を追い出され、寝室へ…。

「フシャッ!フッ!フシャーーーーーッ!!」

バジャイが突然キレた。余所者が来たからか?

「カケルさまっ!誰!?フシャッ!シャーーッ!」

「俺の手伝いをしてくれるお前と貴様だよ。怖くないよ~?」

よく見たら貴様を見てる…。
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