女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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乙女の勘

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 王妃と取り巻きの二人に種付けを行う間、じっと耐えていたメイドと女騎士。顔を赤らめ上役の痴態を見詰めるメイドに、平静を装って股に力を込める女騎士。放っておくのは可哀想だ。《威圧》の玉と棒、そして手を使い気持ち良くなってもらった。見えざる手に胸と尻を揉み込まれ、ブルブルする玉と棒がお股を責める。気丈に振る舞っていた女騎士も両膝を着いてビクビクと震え、メイド達は声を上げて喜んだ。

「王妃様、今回は孕みません」

「こ、こんなに…注がれて?まさか、如何にして…」

「スキルです。詳しくは冒険者の秘密と言う事で」

メイド達にアイツをキレイに舐めさせたら、部屋と女達を《洗浄》してバルコニーから外に出た。そろそろ昼だし、一度外に出るかな。街の中では肉も焼けん。

 《阻害》を掛けて街から離れ、森の樹冠に煉瓦の床を広げて肉を焼く。薄焼肉美味し。その下では肉食が集まってウロウロしてるみたいでグルグル鳴いてガリガリ木登りしてこっちに上がろうとしている。お零れに与りたいのだろうがお前等の腹を満たせる程は持って来て無いんだよな。すまん。
昼寝して、そろそろ夕方。脱ぎっ放しの顔が少し肌寒いのを感じる。炙ったソーサーを齧って暖を取り、時間を潰そう。
糞を垂れ、尻と煉瓦を《洗浄》し、街に向かうと沼の上に居た筈の隊列が居なくなってた。昼寝してる間に行ってしまったのだろうか。そーっと上空を通って街の中へ入ると、そこは野戦病院状態。大通りにはテントが並び、入り切れない怪我人が横になって居た。一体何があったんだ?混乱に乗じるには良いタイミングになったので、安宿に向かう。
安宿の裏庭にはカシンくんが隠れてた。

「待たせたね、昼寝してたよ」

「!何デ分カル…」

「乙女の勘だな」

「乙女ジャ無イダロ」

茶番はこれくらいにして仲間を集めて来てもらう。
皮鎧に小盾を持ったボサ髭マッチョメンのルイス。ローブを纏っただけの魔法使いでスノーランナーのマリーバ。そして皮の服にナイフを着けた猫系スカウトのヤシン。ジョンくんと並ぶAランクな面々が散々な姿になっていた。

「一体いくら貰ったんだよ…」

「開口一番それ?…分かるでしょ?これだけよ」

腕を広げてローブを晒すマリーバ。脱いだら凄い…とかも無さそうだ。

「流石に全部使ってコレな訳じゃ無いわよ?予備の装備はあっちに置いてあるのよ。無駄遣いはしたくないもの」

「成程」

「帰るには問題無い。唯出入りを禁じられた」

「ゆっくり餓死させるつもりだな」

「ソコマデ金無シジャナイ」

「けど稼げなきゃ、何れそうなる運命だったわ」

「取り敢えず戻ろうか」

荷車を出して乗り込ませ、《阻害》を掛け直して空に上がる。

「浮いてる」「…浮いてるわね」「密ニュー国」

「入国では無いな、出国だ。それに、出入りを規制するのは悪人を中に入れない為だ。俺達は悪人では無いだろう?」

「そうだな」

「自由な冒険者を軟禁するような真似する国の方が悪いわ」

「ン…」

「それよりさ、沼にあるステージに並んでた兵隊が居なくなって、通りが野戦病院みたいになってたんだが、何か聞いてないか?」

「ああ。魔物ガ出タソウダ」

「それで壊滅する程度の軍隊に、ダンジョンとは言えトカゲの相手が勤まるのかねぇ」

「冒険者舐めてるのよ」「そうだな」

例えばライガー系が相手だとして、一般的な冒険者二十人程度で当たれば狩れると言う。居並ぶ兵隊共はざっとで千は居た筈だ。どんだけ下手こいたのか想像も出来ん。
《結界》で囲った荷車で飛ぶ事一オコン程でクリューエルシュタルト上空に辿り着く。ギルドの裏手に着陸し、そっとギルドの中に入った。

「ルイスさん!」「ヤシンさんにマリーバ様も!無事だったんすねっ!」

ジョンに次ぐAランクの三人はギルドでは有名人みたいだ。

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