±の成り上がり 〜無能と蔑まれる前に気付けた俺の最強卑怯な世渡り術〜

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旅の目的

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「そろそろ教えてよ。アレ何だったの?」

「屋敷に戻ってからな」

 アウディーはそう言うと小さな屋敷に向けて歩みを速める。サリューテも、聞いてはみたが通りで話すモノではないと察すると、それからは黙ってアウディーを追った。

「あら、お早いお帰りで」

「夫人に繋ぎを」

「……承知しました」

 アウディーの表情を見て威力メイドの仕事と察したシュンイはにやけていたのを一変させてその場から姿を消した。

「消えた…」

「王妃のメイドだ。そのくらい出来るさ」

「出来……王妃、様?ここの夫人が?」

「3人共だ」

 昨夜王妃達が名前しか名乗らなかったのはサリューテに気を使わせたくなかったのであろう。だが今アウディーから聞かされた言葉にサリューテは肩を震わせる。昨日の言葉に不備はなかったか、必死に思い出しているようでブツブツと呟いた。

「アウディー様、奥様がお呼びです」「うわっ」

 突然現れたシュンイに驚くサリューテだが、シュンイはメイドの仕事をする。アウディーを伴って地下通路を通り、以前使った地下室へと至る。

「アウディー、真面目そうなお話と聞いたのだけど?」

「一応ご報告を」

 アウディーは先程の出来事を報告する。呪いに明るいなんて事の無いアウディーであるが、義兄がああであった以上、呪いの矛先は予想出来た。

「ご様子を窺ったらよろしいわね?」

 エランは報告を聞いて自らの行動を決めた。後は任せて良いだろうと、アウディーは緊張を解いた。

「子を宿したのがバレてしまうわね」

「その時は逃げさせてもらうよ」

「平気よ。影を立てたら良いのですから」

─立たされる方は冗談では無いな─

 その後、アウディーは立たされてねぶられた。昨夜は使わなかったので汚し過ぎてしまったが、メイド相手に致してないと聞くとエランは機嫌を良くしてお代わりをねぶった。

「皇帝って、国王みたいな人だよね?」

 サリューテはアウディーからの説明を受けて不敬な言葉を口にした。威力メイドのシュンイは指摘せず、アウディーのモノを背後から突き動かされて顔を綻ばせている。エランからの許可も降り、威力メイドも快楽に溺れて良い事になったのだ。夕食の後は交代でアウディーの世話をする。

「ご報告致します。奥方様への繋ぎを終えました。以降奥様への報告のみと致します」

「ご苦労。エランへの報告は?」

「既に終えております」

「尻を出せ。中に出してやる」「直ちにっ」

 報告に来たメイドに褒美を与えるのは貴族の、基、元貴族の嗜みである。四つん這いにさせたシュンイの上に腹這いに寝かせると、二本差しに増やした剛直を2人の中へ捩じ込んで、柔らかくも締まる感覚を楽しんだ。孕ませ汁をたっぷり注がれたメイドは子を成したら勤めが終わると思っているが、メイドが部屋を出た後で、シュンイはそれを否定した。

 エランと夕食を摂ったその後は、メイド達と楽しむ。広い浴室で洗い洗われ全身を汚し、寝室へ向かう廊下では交代で抱き抱えて寝室を目指した。そして寝室に着くなりアウディーはメイド達に種付けを行った。まずはたっぷりと奥に注ぎ、それから朝まで愛し愛された。そして最後はサリューテ。メイド達は朝の仕事があるので寝ていたサリューテに魔の手を伸ばした。服を剥ぎ、露わになった双丘に吸い付いて、薄くヒダの割れた股の間を弄る。

「ん……、旦那…様ぁ?」

「我慢出来ない。するぞ」

「うん…、挿れて…んうっ、ふと……」

「お前のが、一番っ、俺の形だなっ」

「それだけっヤっ、ヤったしっ!あはっ、お尻はっ、ああっ!」

 朝食に遅れたアウディーを、エランは責める事はなかった。その分食後に責めて貰えたから。お腹の命に配慮しつつも、エランは子種を注がれるのを望んだ。アウディーも断らなかった。

「エランッ、出るっ!」

「ひうっ!何度でもっ!いらっしゃって!私何わたくし度でもっ!孕みますわぁああっ!!」

 そのためだけに帝都へ来たのだから。









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