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イケメン2号登場!! 後編

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※更新遅れてゴメンなさい!!


「初めまして、カリーアール・スタリティアです。よろしくね、ヴィオラ嬢」
こりゃイケメンだ~!!青髪に黒目·····いいなぁ!!
「初めまして、ヴィオラ・スカーレットと申します。よろしくお願いします。」
お父様がカリーアール様を今にも殺そうとする目で見てる·····お父様·····来たら叩きますよ·····
「ヴィオラ嬢、庭で散歩でもいかがですか?」
「ぜひ!!」
なんか恋愛小説みたいじゃない??最高!!アオハルいいね!!
「陛下·····あの男·····刺していいですか??」
お父様が陛下に聞いてるんだけど·····アホなの??
ダメに決まってるでしょ!!!
「あいつとヴィオラ嬢が結婚したら·····試してみろ」
最低だな·····息子殺してもいいとか言ってっぞあいつ
「ヴィオラ嬢·····参りましょう」
普通に受け流してるカリーアール様凄い!!慣れてるのかな??
庭の薔薇が綺麗·····公爵家の庭よりも薔薇のいい香りが強い·····最高·····
「素敵ですね!!」
「気に入ってくれて良かったよ」
私、気づいております·····お父様が約五メートル後ろにいることを·····後でお仕置きですわね( ˇωˇꐦ)
「ヴィオラ嬢、少し急ぎましょう」
そう言ってカリーアール様は私の手を引いて走り出した
「ちょっと·····待て!!!」
お父様も着いてこようとしてるけど薔薇の茂みに足を引っ掛けたみたい·····(笑)

「カリーアール様、どこへ?」
「ちょっとそこまで」
森を抜けるとそこには湖が広がっていた。そこには白鳥が二羽泳いでいた。
「素敵!!!」
「良かった·····お気に入りの場所なんだ!」
なんてロマンチックなの·····私·····ヒロインみたい·····
カリーアール様私を見て顔を赤くしたわ·····もしかして気があるの???
ここで手を繋いでカリーアール様に婚約者になってくれって言われたいわね~
「言いたいことがあるんだけど·····」
「なんでしょう!!!」
これはもしかして·····kokuhakuってやつ!?!
「服破れてるよ·····後ろの方·····」
えっっっっ ???なんて言った???
hukugayabureteru????
「なんておっしゃいましたか??」
「服が破れてるんだ、下着めっちゃ見えてるよ!」
「ええぇぇぇぇーーー!!!」
恥ずい恥ずい恥ずい恥ずい恥ずい恥ずい!!!
まさか·····こんなこと言われるなんて·····女子として辛すぎるわ·····なんで破れたの!!!まさか走ったときに·····ギャャャャーーーー!!!!
「ヴィオラ嬢?!ヴィオラ嬢!!!」
私はその場で断末魔のゴキブリのようにピクピクしながら気を失ったのだった·····
「もっと下着が見えちゃってるよ!!!」
「カリーアール様·····娘に何を!!!」
「勘違いです!!」
「許せん!!!!」
カリーアール様も倒れたのでした
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