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~桐壺の章~
第9話原作改変を誓う
しおりを挟む僕はぜ~~たいに「不幸な男」にはならない!
ナルシストのメンヘラ男なんてゴメンだ!
粘着質ストーカー、ダメ絶対!
ロリペド、ノータッチ!
なので、原作を引っ掻き回すことにする!
原作改変!
これだよ。これ!
なにも難しい事じゃない。
だって源氏物語は『恋愛小説』だ。
僕が恋愛しなければ話が進まないんだもん。
他は兎も角、『六条の御息所』と『朧月夜の君』とだけは恋人関係に成っちゃあいけない!
意識的にした事ではないにせよ、六条の御息所は夕顔と葵の上を呪い殺してる。
物語の醍醐味ではあるけど、本人にとっては物凄く罪悪感に苛まれたと思う。
深窓の令嬢が若い男に弄ばれてライバルの女たちを殺したって事だもん。
精神的に病んでいたのかも。
恋人以外に彼女にそんな扱いをする人は今までいなかったもんね。
元東宮妃だよ?
現代の感覚でいうなら、大貴族の令嬢が皇室に嫁いで皇太子妃になり、皇女を産んだけど、夫と死別して、跡取りの皇子を産んでいなかったから、皇室から離脱した状態だ。
ハッキリ言って、光源氏よりもずっと身分が高い。
公式的には皇太子妃の身分を無くした状態であっても、敬意を示さないといけない相手だ。
よくもまあ、その他大勢の恋人の一人に出来たもんだ。
扱いがぞんざい過ぎる。
帝の溺愛する息子で、左大臣という権力者を後ろ盾に持って無かったら、とっくに社会的制裁くらってるレベルだ。
ああ、だから朧月夜の君との関係が発覚した時は社会的制裁を食らった。
最大の加護者である父親は既に故人だったしね。
そりゃあ、自業自得ってもんだ。
この二人の女性には関わらない事にする。
後するべきことは四つ位かな。
第一、母である桐壺更衣を死なせないこと。
第二、未来の朱雀帝である異母兄に気に入られること。
第三、弘徽殿の女御に媚びを売ること。
第四、葵の上を朱雀帝の元に入内させること。
以上。
いや~、ほんと、これだけでかなり僕が楽になるんだよね~。
家庭円満、国家安泰。
これに限るよ。
せっかく皇子(臣下の予定)に生まれて、美貌も金もコネも持ってるのに、わざわざ不倫して、不義の子作って、島流しにされて、晩年が家庭崩壊と正妻の不貞とその子供の面倒って…嫌すぎる!
桐壺の更衣(母親)が生きていれば、藤壺の中宮(初恋の相手)は入内してこない(不倫もないし不義の子も生まれない)。
朱雀帝に気に入られていれば何かと融通つく(でも女三の宮はいらないよ)。
弘徽殿の女御に媚び売ってれば気に入られる事もある(結果、島流しはなくなる)。
葵の上を朱雀帝の元に入内させれば彼女は死なない(実は一番のお気に入りキャラ)。
よし!完璧だ!これでいこう!!
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