向日葵のような輝く君に

和賀ミヲナ

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1話

1-6 スマホで繋がる

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「おっ!ちゃんと来てるな~偉いな!篠原!」


聞き覚えのある声が背後から聞こえた。

この声は…

「坂下先生…」

俺を水やり当番に抜擢した張本人。

意味深にニヤニヤと笑いながら俺に近付いてきた。

「…なんですか?」

「いや~あんなに嫌がってた割には原田と楽しそうに喋ってたね。
どうした?急に恋が芽生えたか?」

「はっ…はあ!?
冗談は先生の顔だけにしてくださいよ!」

「あん?なんだと~コラ~!」

逆上した坂下にコブラツイストをかけられながら、鋭い指摘にちょっとドキドキしていた。

思わず原田の様子をちらっと窺ってしまう。

原田はクスクスと笑ってた。

あ、これは冗談と思ってるよな…
とホッとする自分とそれで少しがっかりしてる自分もいるし。

…なんなんだろう。

おかしいよな?俺…。

「そういうことを言う奴にはアイスをやんねーぞ~せっかく美人の心優しい先生が買ってきてあげたのにな~」

片手に持っていたビニール袋をかざして見せた。

「え?アイス?くださいください♪先生、前から七瀬はるかに似てて!
すげー美人だとずっと思ってたんですよ~!」

「七瀬はるか~そうだろう♪よしよし食べてもよいぞ。」


「流石!心優しい坂下先生あざーっす!!」


坂下と別れ、木陰に入り芝生の上で原田と体育座りしながらアイスを食べた。

話はいつもたわいない話ばかりだ。

テレビ番組や漫画やゲーム…

でも原田と話すとなんか楽しいし、ホッとする。

別れた後でもまた話したくなるし…。

そう思い切って切り出してみた。

「あ…あのさ、原田…」

「うん。」


「えっと…携帯のLINE…交換してもいい?」

一瞬意味がわからないのかポカンとする表情の原田だったけど…

「うん。いいよ」

ニコッと笑って制服のポケットからスマホをとりだした。

やった~!と
ついついゆるみそうになる顔をキュッと力を入れて引き締め。
俺もスマホを取り出して

「今日からLINEにいろいろ送っちゃおかな♪」

原田がスマホを見てニコニコと笑うのを見ると俺もなんだかウキウキしてくる。

「いつでもLINEや電話して。俺、夜中まで結構起きてるしさ~」

「うん。」
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