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1話
1-7 デートの約束
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「いつでもメールや電話して。
俺、夜中まで結構起きてるしさ~」
「うん。」
その日からメール交換がガンガン始まり原田との距離はさらに縮まってきた。
原田のメールはギャル文字みたいなわけわかんない文章は全然使わないけど、
絵文字や顔文字や可愛いスタンプとかが多くて、やっぱり女の子なんだな~と実感した。
それから…
ほぼ毎日水やり当番で学校で会ってるけど、
外で一緒に遊んでみたいとふと思い、
だけど面と向かっては照れ臭いからメールでデートに誘うことにした。
『あのさ、今週末空いてる?
よかったら遊園地でも行かない?
姉貴が彼氏と行って楽しかったとこがあるらしくてさ…』
ドキドキしながらメールを送信した。
返信を待つ時間がいつもよりものすごく長く感じるな…
数分後…
原田からメールがきた。
『お誘いありがとう(^-^)
でもごめんなさい(^-^;
今週末は予定があって…
それに遊園地はちょっと苦手で。
せっかく誘ってくれたのに、本当にごめんなさい🙇』
そこまで読むとがっくりと肩を落としてしまい…気分が落ち込んだ。
でもまだスクロールが少し残っているのに気付き下に降ろして残りの文章を読む。
『お詫びによかったら来週末にでも花鳥園に行かない?結構楽しめると思うけど…
篠原くんは動物とか嫌いかな?』
と書かれていた。
途端に気分が浮上し舞い上がる、
単純な俺である。
『遊園地は…やっぱり苦手な人もいるもんな~うん。じゃあ花鳥園に行こうか。
来週、めっちゃ楽しみにしてる(^_^)』
メールを送ってからグッと拳を握ってガッツポーズをした。
やった~!
人生初のデートだ♪
そうと決まればオシャレな服を着て男らしくスマートに決めなきゃいけない。
クローゼットからありったけの服を取り出し、鏡の前で似合うかどうか合わせてみる。
鏡を見てにやにや笑っていると…
いつの間にか姉が扉の隙間から部屋を覗きこんでいた。
「義人、何にやにやしてるの…?
うわっ!気持ちワルッ!」
捨てぜりふを吐きながら去られた…。
ま…まあいい。
今日の俺は気分がいいから許そう
そして約束の日がついにやってきた。
俺、夜中まで結構起きてるしさ~」
「うん。」
その日からメール交換がガンガン始まり原田との距離はさらに縮まってきた。
原田のメールはギャル文字みたいなわけわかんない文章は全然使わないけど、
絵文字や顔文字や可愛いスタンプとかが多くて、やっぱり女の子なんだな~と実感した。
それから…
ほぼ毎日水やり当番で学校で会ってるけど、
外で一緒に遊んでみたいとふと思い、
だけど面と向かっては照れ臭いからメールでデートに誘うことにした。
『あのさ、今週末空いてる?
よかったら遊園地でも行かない?
姉貴が彼氏と行って楽しかったとこがあるらしくてさ…』
ドキドキしながらメールを送信した。
返信を待つ時間がいつもよりものすごく長く感じるな…
数分後…
原田からメールがきた。
『お誘いありがとう(^-^)
でもごめんなさい(^-^;
今週末は予定があって…
それに遊園地はちょっと苦手で。
せっかく誘ってくれたのに、本当にごめんなさい🙇』
そこまで読むとがっくりと肩を落としてしまい…気分が落ち込んだ。
でもまだスクロールが少し残っているのに気付き下に降ろして残りの文章を読む。
『お詫びによかったら来週末にでも花鳥園に行かない?結構楽しめると思うけど…
篠原くんは動物とか嫌いかな?』
と書かれていた。
途端に気分が浮上し舞い上がる、
単純な俺である。
『遊園地は…やっぱり苦手な人もいるもんな~うん。じゃあ花鳥園に行こうか。
来週、めっちゃ楽しみにしてる(^_^)』
メールを送ってからグッと拳を握ってガッツポーズをした。
やった~!
人生初のデートだ♪
そうと決まればオシャレな服を着て男らしくスマートに決めなきゃいけない。
クローゼットからありったけの服を取り出し、鏡の前で似合うかどうか合わせてみる。
鏡を見てにやにや笑っていると…
いつの間にか姉が扉の隙間から部屋を覗きこんでいた。
「義人、何にやにやしてるの…?
うわっ!気持ちワルッ!」
捨てぜりふを吐きながら去られた…。
ま…まあいい。
今日の俺は気分がいいから許そう
そして約束の日がついにやってきた。
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