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第一章 神の遊戯 序盤
第三話 JKと仲間?
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街に出た俺は、神の発言に疑問を抱いていた。
そう、どうやったら能力者か分かるのだろうか?だ。
確かに神は『誰が能力者かは分かるようになっている』と言っていたが、原理は聞いていない。
俺は歩きながら、周りが見えなくなってしまうほど考え込んでいた。
その時、出会った。
能力者に? 否、神にだ。
「説明不足だったようだな。能力者を見ると感覚で分かるようになっているのだ。神とはいえ言葉では説明出来ん。百聞は一見にしかず。後は己の力で頑張るのだ」
神はふと現れたかと思うと、それだけ言い残し消えた。
見たら感覚で分かる、か。
なるほどわからん。
神と初めて対面した時のような感覚でもあるのだろうか。
そんなことを考えていると、悪寒がした。
人間の本能的な、いわば嫌な予感のためなのか、神の言っていた能力者を見た時の感覚なのかは分からなかったが、結論はすぐに出た。
後者だった。
前を歩く二人組の手の甲には確かに漢字が書かれていた。
神の遊戯に参加した者達に与えられた漢字は特徴的な形をしているのだが、その事が前の二人組は能力者だと言う事実を明確に示していた。
神の遊戯は全国的なものだと思い込んでいた。
能力者の人数を聞かされていない分、全国的とはいえ能力者に会うかもしれないと考え、武器を持ち歩いていたが……
こんなにも早くペアに遭遇するとは思いもしなかった。
瞬時に身の危険を感じその場から走り去る。
ペアの文字は“刀”と“開”だった。
ある程度離れた後にふとある事が気になった。
どうやってこんなにも早くペアになったのだろうか。
知り合いだった? 試合開始前に仲間になった?
後者の方は難しいだろう。
試合開始前に仲間になるとき、互いに仲間が既にいるかもしれないという不安が生まれ、疑心暗鬼になってしまうからだ。
ふむ。これは俺にも適用される事柄であるわけで……
仲間……どうやって作ればいいんだ……
今のところ行きあたりばったりでやるしかないか……
少し話は変わり、どうでもいいことになるのだが、能力者を見た時の感覚は神と対峙した時のものとは違っていた。
さっきは悪寒がしたと思ったが、思い返すと異質な緊張感と言った方が適切だろう。
この感覚についてもうひとつ分かったことがある。
こちらは重要な事だ。
神が言っていた通り、能力者を見ると感覚でわかるようだ。
視界から能力者を外すと、異質な緊張感は消えた。
能力者を見ている間、この感覚はし続けるのだろうか。
大体の状況、情報の整理が終わったところで再びソロ能力者を探して歩き始める。
5分ほど、背後に気を配りながら歩いたが、能力者らしき人物とは会わなかった。
喉が乾いたので、飲み物をコンビニで買おうか迷ったが、残金を思い出し一旦家に帰ることにした。
こんなことなら家からお茶でも持ってくるんだった、などと嘆きながら歩いていると、あの感覚一異質な緊張感一に襲われた。
警戒態勢に入るが、俺の視界に入っているのは1人のJKぽい女子のみ。
彼女はこちらに向かって下を向いて歩いている。
パッと見、大人しそうだ。
そんなことはさておき、詰まるところ彼女が能力者なのだろう。
一人で歩いているところを見るとチームを組んでいないソロだろう。
下を向いて歩いているためか俺には気づいていないようだ。
無防備なやつだとは思うがソロでいてるよりかはマシだろうと思い、チームを組むため近づこうとして______止めた。
本当にソロだと断言出来るか?
ついさっきチームがいたじゃないか。
これが罠の可能性は十二分にある。
まだある程度距離はある。
もし罠でも何とかなると自分を信じ、少し離れたまま声をかける。
「そこのJK!」
しまった。JKかはハッキリしていない。
さらに言えば彼女がJKとして、男子高校生が見ず知らずの女子高生にJKと呼ぶのはどうなのだろうか。
というか、あの感覚消えてる?
まてまて、思考が横道にそれかけた。
やはり呼び方は変えよう。
そもそも彼女はさっきの呼びかけに気づいていないようだ。
「おーい。そこの下を向いて歩いている大人しそうなパッとしない見た目の女子ー」
女子であることに間違いはないはずだ。
一部悪口が含まれているように感じたかもしれないが、気のせいだ。
パッとしない、つまり目立たない方が色々な場面で有利だから、俺からしたらパッとしないというのは褒め言葉だ。
そんな素晴らし褒め言葉が嬉しかったのか、赤面してこちらを向く彼女。
だが、彼女はこちらを向くと同時顔色が悪くなり、少し後ずさった。
「わ、私のことですか!? そのパッとしないって言うのは! 酷すぎやしませんか?」
______あれ?少し怒ってらっしゃる?
怒りと恥ずかしさで赤面してたの?
いやまてそれより、逃がしてはならん。
悪意なんて微塵もなかったのだから、罪悪感も微塵も感じていないが、一応謝っておく。
「それは悪かった。ただ逃げようとはしないでくれ。俺はソロ能力者なんだ。お前も見たところソロ能力者だよな?」
「まぁ、そうですけど……」
今更感があるが、俺は嘘を見破るのが得意だ。
彼女は本当にソロらしい。俺の見た感じでは、だが。
「なら俺とチームを組まないか? 2人勝者になれるんだ。お前も願いを叶えてもらいたいだろ?」
早速、単刀直入に本題に入る。
「確かにチームは組むべきだと思いますが……裏切りません?」
思っていたより用心深い様だ。
「裏切らないさ」
お前より強いやつが仲間になってくれそうになるまではな! と心の中で続ける。
人間は誰しも利己的な1面を持っている。
別に俺がクズな訳では無い。きっと……
「約束してくれますか?」
「おう!」
近づいてくる彼女に俺はいい返事をした。
そのはずが……
「やっぱり完全には信用できないです」
彼女の足が止まった。
それもそうだ。初対面の奴を信じるのは馬鹿だ。
別に信じるなとは言わない。疑え。
彼女はごく一般的な思考をしているだけだ。
「そりゃそうか……どうしたら信じてくれるんだ?」
「まず、貴方の“漢字”を教えて下さい」
俺は彼女のことを過小評価していたようだ。
なかなか良い事を聞いてくる。
考えを改めて本当に彼女とチームを組もうか……
そうなれば、まずは俺から情報を明かすべきだろう。
「“消”すだ」
嘘をつく必要は無い。
むしろついてはならない。
今から仲間になるのに嘘をついてどうする。
俺の言葉を聞いて彼女の顔がパッと明るくなった______
「あ、あの! 消えたりできるんですか!? 透明人間になれ___
「ごめん。それは無理なんだわ」
______と思ったら俺の発言で元の表情に戻った。
まぁそうだよな。
“消”すって聞いたら、“消”えれるって思うよなぁ。
俺もはじめは期待してたよ?
透明人間、少しは憧れるよね。
「文句は神に言ってくれ」
はぁ、とあからさまな溜息をついて、彼女は元々言いたかったであろうことを言った。
訂正する。
言おうとし、赤面し、呟いた。
「では……その……見せられるなら……その“消”えるの文字を……み……見せて下さい。」
何がそんなに恥ずかしいのだろうか。
俺は右手の甲を彼女に見せる。
「これでいいか?」
それを見た彼女はショックを受けたようだった。
何故だ?
「まさか私だけ? 私だけなのかな? いや、きっとそんなことない……はず……」
何が『私だけ』なのだろうか。
訳がわからない。
いや、彼女の発言を思い出せ。
確かに彼女は『見せられるなら』と言った。
つまりそういうことなのだろう。
予想が正しいか確かめるためにお願いしてみる。
「俺は文字を見せたんだ。お前も文字を見せてくれ」
予想が正しければここで彼女は『出来ない』と答えるだろう。
「そ、それは……出来ません……」
ほらな。やっぱり。
あれがそうなっているのだろう?
そう、つまり!
「え、あ、その……私の文字は……下に……」
「なんだって?」
わざと追い打ちをかけていく。
「その……私の文字は……胸の下辺りにあって……」
あれ……
もっと下半身的な所だと思っていた。
そうか。男だから気にはならなかったが、女には上半身にも隠すべき場所があったのだった。
まぁ結局良い展開なのだが。
「俺に文字を見せさせといて、お前は見せないってのはどうかと思うぞ? ん?」
「え……えと……それは……」
普通なら『セクハラ!』とか『変態!』とか言うところだろうに、こういうところで妙に律儀なようだ。
「私の文字とその能力を見せるので、文字そのものを見せるというのだけは勘弁して下さい!」
これ以上からかうのも悪い気がする。
「まぁそういうことなら……」
『それで許してやろう』
そう続けようとした時だった。
またも、異質な緊張感に襲われた。
彼女から数十メートル後ろには2つの人影がある。
ということは!
「おい! 後ろの方に!」
「え?」
彼女も振り向き、後ろの2人に気がついたようだ。
後ろの2人も、俺達が気づいたということに気がついたようで、走ってきた。
「とりあえず今だけチーム組むぞ! ここで揉めてたらアイツらにやられる!」
「は、はい!」
そう、どうやったら能力者か分かるのだろうか?だ。
確かに神は『誰が能力者かは分かるようになっている』と言っていたが、原理は聞いていない。
俺は歩きながら、周りが見えなくなってしまうほど考え込んでいた。
その時、出会った。
能力者に? 否、神にだ。
「説明不足だったようだな。能力者を見ると感覚で分かるようになっているのだ。神とはいえ言葉では説明出来ん。百聞は一見にしかず。後は己の力で頑張るのだ」
神はふと現れたかと思うと、それだけ言い残し消えた。
見たら感覚で分かる、か。
なるほどわからん。
神と初めて対面した時のような感覚でもあるのだろうか。
そんなことを考えていると、悪寒がした。
人間の本能的な、いわば嫌な予感のためなのか、神の言っていた能力者を見た時の感覚なのかは分からなかったが、結論はすぐに出た。
後者だった。
前を歩く二人組の手の甲には確かに漢字が書かれていた。
神の遊戯に参加した者達に与えられた漢字は特徴的な形をしているのだが、その事が前の二人組は能力者だと言う事実を明確に示していた。
神の遊戯は全国的なものだと思い込んでいた。
能力者の人数を聞かされていない分、全国的とはいえ能力者に会うかもしれないと考え、武器を持ち歩いていたが……
こんなにも早くペアに遭遇するとは思いもしなかった。
瞬時に身の危険を感じその場から走り去る。
ペアの文字は“刀”と“開”だった。
ある程度離れた後にふとある事が気になった。
どうやってこんなにも早くペアになったのだろうか。
知り合いだった? 試合開始前に仲間になった?
後者の方は難しいだろう。
試合開始前に仲間になるとき、互いに仲間が既にいるかもしれないという不安が生まれ、疑心暗鬼になってしまうからだ。
ふむ。これは俺にも適用される事柄であるわけで……
仲間……どうやって作ればいいんだ……
今のところ行きあたりばったりでやるしかないか……
少し話は変わり、どうでもいいことになるのだが、能力者を見た時の感覚は神と対峙した時のものとは違っていた。
さっきは悪寒がしたと思ったが、思い返すと異質な緊張感と言った方が適切だろう。
この感覚についてもうひとつ分かったことがある。
こちらは重要な事だ。
神が言っていた通り、能力者を見ると感覚でわかるようだ。
視界から能力者を外すと、異質な緊張感は消えた。
能力者を見ている間、この感覚はし続けるのだろうか。
大体の状況、情報の整理が終わったところで再びソロ能力者を探して歩き始める。
5分ほど、背後に気を配りながら歩いたが、能力者らしき人物とは会わなかった。
喉が乾いたので、飲み物をコンビニで買おうか迷ったが、残金を思い出し一旦家に帰ることにした。
こんなことなら家からお茶でも持ってくるんだった、などと嘆きながら歩いていると、あの感覚一異質な緊張感一に襲われた。
警戒態勢に入るが、俺の視界に入っているのは1人のJKぽい女子のみ。
彼女はこちらに向かって下を向いて歩いている。
パッと見、大人しそうだ。
そんなことはさておき、詰まるところ彼女が能力者なのだろう。
一人で歩いているところを見るとチームを組んでいないソロだろう。
下を向いて歩いているためか俺には気づいていないようだ。
無防備なやつだとは思うがソロでいてるよりかはマシだろうと思い、チームを組むため近づこうとして______止めた。
本当にソロだと断言出来るか?
ついさっきチームがいたじゃないか。
これが罠の可能性は十二分にある。
まだある程度距離はある。
もし罠でも何とかなると自分を信じ、少し離れたまま声をかける。
「そこのJK!」
しまった。JKかはハッキリしていない。
さらに言えば彼女がJKとして、男子高校生が見ず知らずの女子高生にJKと呼ぶのはどうなのだろうか。
というか、あの感覚消えてる?
まてまて、思考が横道にそれかけた。
やはり呼び方は変えよう。
そもそも彼女はさっきの呼びかけに気づいていないようだ。
「おーい。そこの下を向いて歩いている大人しそうなパッとしない見た目の女子ー」
女子であることに間違いはないはずだ。
一部悪口が含まれているように感じたかもしれないが、気のせいだ。
パッとしない、つまり目立たない方が色々な場面で有利だから、俺からしたらパッとしないというのは褒め言葉だ。
そんな素晴らし褒め言葉が嬉しかったのか、赤面してこちらを向く彼女。
だが、彼女はこちらを向くと同時顔色が悪くなり、少し後ずさった。
「わ、私のことですか!? そのパッとしないって言うのは! 酷すぎやしませんか?」
______あれ?少し怒ってらっしゃる?
怒りと恥ずかしさで赤面してたの?
いやまてそれより、逃がしてはならん。
悪意なんて微塵もなかったのだから、罪悪感も微塵も感じていないが、一応謝っておく。
「それは悪かった。ただ逃げようとはしないでくれ。俺はソロ能力者なんだ。お前も見たところソロ能力者だよな?」
「まぁ、そうですけど……」
今更感があるが、俺は嘘を見破るのが得意だ。
彼女は本当にソロらしい。俺の見た感じでは、だが。
「なら俺とチームを組まないか? 2人勝者になれるんだ。お前も願いを叶えてもらいたいだろ?」
早速、単刀直入に本題に入る。
「確かにチームは組むべきだと思いますが……裏切りません?」
思っていたより用心深い様だ。
「裏切らないさ」
お前より強いやつが仲間になってくれそうになるまではな! と心の中で続ける。
人間は誰しも利己的な1面を持っている。
別に俺がクズな訳では無い。きっと……
「約束してくれますか?」
「おう!」
近づいてくる彼女に俺はいい返事をした。
そのはずが……
「やっぱり完全には信用できないです」
彼女の足が止まった。
それもそうだ。初対面の奴を信じるのは馬鹿だ。
別に信じるなとは言わない。疑え。
彼女はごく一般的な思考をしているだけだ。
「そりゃそうか……どうしたら信じてくれるんだ?」
「まず、貴方の“漢字”を教えて下さい」
俺は彼女のことを過小評価していたようだ。
なかなか良い事を聞いてくる。
考えを改めて本当に彼女とチームを組もうか……
そうなれば、まずは俺から情報を明かすべきだろう。
「“消”すだ」
嘘をつく必要は無い。
むしろついてはならない。
今から仲間になるのに嘘をついてどうする。
俺の言葉を聞いて彼女の顔がパッと明るくなった______
「あ、あの! 消えたりできるんですか!? 透明人間になれ___
「ごめん。それは無理なんだわ」
______と思ったら俺の発言で元の表情に戻った。
まぁそうだよな。
“消”すって聞いたら、“消”えれるって思うよなぁ。
俺もはじめは期待してたよ?
透明人間、少しは憧れるよね。
「文句は神に言ってくれ」
はぁ、とあからさまな溜息をついて、彼女は元々言いたかったであろうことを言った。
訂正する。
言おうとし、赤面し、呟いた。
「では……その……見せられるなら……その“消”えるの文字を……み……見せて下さい。」
何がそんなに恥ずかしいのだろうか。
俺は右手の甲を彼女に見せる。
「これでいいか?」
それを見た彼女はショックを受けたようだった。
何故だ?
「まさか私だけ? 私だけなのかな? いや、きっとそんなことない……はず……」
何が『私だけ』なのだろうか。
訳がわからない。
いや、彼女の発言を思い出せ。
確かに彼女は『見せられるなら』と言った。
つまりそういうことなのだろう。
予想が正しいか確かめるためにお願いしてみる。
「俺は文字を見せたんだ。お前も文字を見せてくれ」
予想が正しければここで彼女は『出来ない』と答えるだろう。
「そ、それは……出来ません……」
ほらな。やっぱり。
あれがそうなっているのだろう?
そう、つまり!
「え、あ、その……私の文字は……下に……」
「なんだって?」
わざと追い打ちをかけていく。
「その……私の文字は……胸の下辺りにあって……」
あれ……
もっと下半身的な所だと思っていた。
そうか。男だから気にはならなかったが、女には上半身にも隠すべき場所があったのだった。
まぁ結局良い展開なのだが。
「俺に文字を見せさせといて、お前は見せないってのはどうかと思うぞ? ん?」
「え……えと……それは……」
普通なら『セクハラ!』とか『変態!』とか言うところだろうに、こういうところで妙に律儀なようだ。
「私の文字とその能力を見せるので、文字そのものを見せるというのだけは勘弁して下さい!」
これ以上からかうのも悪い気がする。
「まぁそういうことなら……」
『それで許してやろう』
そう続けようとした時だった。
またも、異質な緊張感に襲われた。
彼女から数十メートル後ろには2つの人影がある。
ということは!
「おい! 後ろの方に!」
「え?」
彼女も振り向き、後ろの2人に気がついたようだ。
後ろの2人も、俺達が気づいたということに気がついたようで、走ってきた。
「とりあえず今だけチーム組むぞ! ここで揉めてたらアイツらにやられる!」
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