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第一章 神の遊戯 序盤
第三話~another side~ 味方と不安
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12:00
「これより神の遊戯を開始する。どんどん戦い合うが良い」
神様の発言により、試合が開始された。
早く仲間を見つけなければ、仲間が出来る可能性が減ってしまう。
まだ少し疲れは残っているが、仲間となってくれる能力者を求め家を出る。
暴風警報が先程まで出ていたとは信じられない位、風は吹いていなかった。
「早く仲間になってくれる人見つかるといいなぁ」
そんなことを呟きながら街中をブラブラと歩く。
20分程歩いた後、休憩がてらコンビニ、イレブンアンドセブンに寄る。
お菓子でも買おっかなぁ。
あぁダメだ。戦いになったとき荷物になっちゃう。
自転車飛ばしたし……そう言えば昼ごはん食べてないや!
荷物になるとか、油断大敵とか、そんなこと考えるより、腹が減っては戦ができぬ!
ということで、イレブンアンドセブンに売ってるものの中で一番好きな明太子おにぎりとからあげ棒を買う。
喉も乾くかと思ったので、荷物になるかもしれないが選ばれしお茶も買った。
ん~
これこれ。イレセブと言ったらこれでしょ!
ん?選ばれしお茶とは何か?それはもちろん、綾の鷹でしょう。
早々と食べ終わり、こんな悠長にしてられない! という事実を思い出す。
意外と私は抜けているようだ。
そんなことはさておき、イレセブから出て能力者探索に戻る。
5分程歩いただろうか。
何か悪寒がした。
何故だろうか?などと考えていると前から男性が走ってきた______瞬間に消えた。
え?
戸惑う私の背後には消えた男性がいた。
明らかに普通じゃない! 能力者だ!
そう思いすぐさま離れようとする、が身動きが取れない。
逃げなきゃ殺される!
そんな意図を読んでか彼は私に問いかけた。
「お前は何故この遊戯に参加する。こんなふざけた神の遊びに」
「え、ええと、その……母の難病を治したくて……」
「そうか、なるほど。他の能力者に聞いたらな、金が欲しいだの、彼女が欲しいだの、見た目を良くしてほしいだの、しょうもない願いばかりだったよ」
「そうなんですか……」
ん? ということは、他の能力者ともこの人は会ってる?
その能力者達はどうなったんだろう。
考えていた疑問に答えるように彼は続ける。
「そんな奴らは既に俺が殺った。世界征服とかいう、いつの時代の悪人だよというような願いを持った奴も殺った」
「っ!?」
「安心しろ。俺はお前の願い、気に入った。だが俺は誰ともチームを組む気は無い。お前は1人で生き残れ。俺は1人で他の奴らを倒してくるから」
展開が早すぎて読めない。
私は誰ともチームを組むなってこと?
っ!? 頭痛がきた。
またなにか引っかかる。
「この遊戯、勝者は2名だからな」
何か深い意味があるような気がする。
顔はよく見ていなかったし、今は背後に回られているため見れない。が、何故か良い人な気がしない。
「思考に気をつけるんだな。お前の考え筒抜けだぞ?」
「何故?」
「俺の文字の能力」
一体何なのだろうか。
ただ、このまま敵対してしまうことになれば殺られてしまう。恐らく体が動かないのも彼の仕業だろう。
「せいかーい。君の筋肉を動かないように固めてるのも俺の文字の能力」
完全に思考を読まれているし、どうあがいても無駄なようだ。
諦めて相手の言葉に従うことにする。
強いことに変わりはないから敵対しないでいてくれるのはありがたいのだが……
「安心しな。すぐさま他の奴らやってくるから」
どうも信用出来ない。
「まぁ見とけ。今から他の能力者、狩って狩って狩りまくる」
何故こんなにも軽く、苦しそうにもせず人を殺すことが出来るのだろうか。
本当にこの人の言いなりになって良かったのか。
不安は募るばかりだが、強い味方のようなものがついたと考え、悪い考えを振り払う。
「はぁ。なんだか不安だなぁ」
「大丈夫! 全員倒すつもりだから!」
はぁ。つもりって……
「これより神の遊戯を開始する。どんどん戦い合うが良い」
神様の発言により、試合が開始された。
早く仲間を見つけなければ、仲間が出来る可能性が減ってしまう。
まだ少し疲れは残っているが、仲間となってくれる能力者を求め家を出る。
暴風警報が先程まで出ていたとは信じられない位、風は吹いていなかった。
「早く仲間になってくれる人見つかるといいなぁ」
そんなことを呟きながら街中をブラブラと歩く。
20分程歩いた後、休憩がてらコンビニ、イレブンアンドセブンに寄る。
お菓子でも買おっかなぁ。
あぁダメだ。戦いになったとき荷物になっちゃう。
自転車飛ばしたし……そう言えば昼ごはん食べてないや!
荷物になるとか、油断大敵とか、そんなこと考えるより、腹が減っては戦ができぬ!
ということで、イレブンアンドセブンに売ってるものの中で一番好きな明太子おにぎりとからあげ棒を買う。
喉も乾くかと思ったので、荷物になるかもしれないが選ばれしお茶も買った。
ん~
これこれ。イレセブと言ったらこれでしょ!
ん?選ばれしお茶とは何か?それはもちろん、綾の鷹でしょう。
早々と食べ終わり、こんな悠長にしてられない! という事実を思い出す。
意外と私は抜けているようだ。
そんなことはさておき、イレセブから出て能力者探索に戻る。
5分程歩いただろうか。
何か悪寒がした。
何故だろうか?などと考えていると前から男性が走ってきた______瞬間に消えた。
え?
戸惑う私の背後には消えた男性がいた。
明らかに普通じゃない! 能力者だ!
そう思いすぐさま離れようとする、が身動きが取れない。
逃げなきゃ殺される!
そんな意図を読んでか彼は私に問いかけた。
「お前は何故この遊戯に参加する。こんなふざけた神の遊びに」
「え、ええと、その……母の難病を治したくて……」
「そうか、なるほど。他の能力者に聞いたらな、金が欲しいだの、彼女が欲しいだの、見た目を良くしてほしいだの、しょうもない願いばかりだったよ」
「そうなんですか……」
ん? ということは、他の能力者ともこの人は会ってる?
その能力者達はどうなったんだろう。
考えていた疑問に答えるように彼は続ける。
「そんな奴らは既に俺が殺った。世界征服とかいう、いつの時代の悪人だよというような願いを持った奴も殺った」
「っ!?」
「安心しろ。俺はお前の願い、気に入った。だが俺は誰ともチームを組む気は無い。お前は1人で生き残れ。俺は1人で他の奴らを倒してくるから」
展開が早すぎて読めない。
私は誰ともチームを組むなってこと?
っ!? 頭痛がきた。
またなにか引っかかる。
「この遊戯、勝者は2名だからな」
何か深い意味があるような気がする。
顔はよく見ていなかったし、今は背後に回られているため見れない。が、何故か良い人な気がしない。
「思考に気をつけるんだな。お前の考え筒抜けだぞ?」
「何故?」
「俺の文字の能力」
一体何なのだろうか。
ただ、このまま敵対してしまうことになれば殺られてしまう。恐らく体が動かないのも彼の仕業だろう。
「せいかーい。君の筋肉を動かないように固めてるのも俺の文字の能力」
完全に思考を読まれているし、どうあがいても無駄なようだ。
諦めて相手の言葉に従うことにする。
強いことに変わりはないから敵対しないでいてくれるのはありがたいのだが……
「安心しな。すぐさま他の奴らやってくるから」
どうも信用出来ない。
「まぁ見とけ。今から他の能力者、狩って狩って狩りまくる」
何故こんなにも軽く、苦しそうにもせず人を殺すことが出来るのだろうか。
本当にこの人の言いなりになって良かったのか。
不安は募るばかりだが、強い味方のようなものがついたと考え、悪い考えを振り払う。
「はぁ。なんだか不安だなぁ」
「大丈夫! 全員倒すつもりだから!」
はぁ。つもりって……
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