生死を分けるは一文字より

風見 坂

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第一章 神の遊戯 序盤

裏話

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「彼等、能力、使用、上手」

 蝶來はとある2人組を見て素直に感心していた。
 蝶來の言葉の通り、その2人は試合開始初日から能力の扱いがうまかったのだ。

「確かに~彼らは強そうです~」
「序盤は1人だけで行動する能力者を狙って居るようだな! いい戦略だ! ガッハッハッ」

 クリフィナと恭爾もその2人組の様子を見て感心した。
 恭爾の発言に、ケリュセスは言葉を付け足した。

「確かにソロを倒していけば、ペアが組みにくくなり、元からペアを組んでいる彼らは優勢になりますね。ついでに遊戯参加者の数も減らせますし」

 そんな会話を全く聞かずに、案の定空気を読まないバルドは言い放った。

「俺のお気に入り、デートし始めたせいでつまんねー」
「ならば他の参加者の様子を見れば良いではないか!」

 バルドの言葉にベンドラが突っかかる。
 ベンドラの言葉をフル無視してバルドが続ける。

「なんか俺呼ばれてる。デートの邪魔しちゃ悪いしな! 行かないでやろう」
「普通は呼ばれても行かないものなのですよ?」

 ベンドラの次に、バルドの言葉に反応したのはジルノールだった。

「……バルド……ちゃんとルール……守る!」

 ジルノールの意見に便乗するようにフェンジドラが言った。
 だが、バルドは一切話を聞いている様子はなかった。

「こぉれだから、バァルドはいけませぇんねぇ」

 バルドの様子にミネブルは呆れた様子だった。
 ほかの神々もミネブルと同様呆れた反応を見せたのだった。
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