西遊記・亜

宵闇 歩

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原罪~黄昏

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悟空「止めねぇの?このまんまだとあいつ、いつかアレ、使うぞ」 

三蔵「・・・大丈夫、私が。でも今は、そっとしておきましょう。」 

八戒「悟浄も不遇だよなあ、俺は今が楽しけりゃいいよ」 

悟空「お前は気楽だよな。頭すっからかんなんだろ」 

八戒「酷いや、沸点の低いサルじゃあるまいし」 

三蔵「やめなさい悟空でも確かに、私でも人間不信になりそうな話ですね」 

悟空「・・・まだ何もしてないっ! ・・・ 案外似てたりして」 

三蔵「どうでしょう・・・しかし私はこの旅で、彼にもっと笑ってもらいたいのです。」

 悟空「うーん、三人で「こんと」かなんかやるか?w    冗談だって」 

八戒「いざとなったらどうする?」 

三蔵「それは、悟浄が「黒鬼」を使ったとき、ですか?」 

八戒「「鬼」とは限らないですよ、和尚さん。「蛇」や「虎」かもしれないし」

 悟空「ぶちのめす」 

八戒「お前はそれしかないのか」 

悟空「だいたいなぁ、あいついっつも真面目ぶってるからいけねぇんだよ たまには馬鹿になれっての」 

三蔵「あの悟浄が・・・馬鹿にですか」 

八戒「お酒で酔わせる??」 

悟空「ダメだダメだ、あいつ強かったもん」 

三蔵「ーー飲んだのですか?」 

悟空「 あ、」 

八戒「ちなみにどのくらい強かった?」 

悟空「・・・・・強いっつってもなァ ちょっと違うっていうか・・・~~~頭に理論の弾でも詰め込んでんのかってくらいわけわからん「わーど」を次から次へと ったく顔は真っ赤にのぼせ上ってるくせに舌の切れ味の鋭いこと鋭いこと、 

15分が限界だ ぶん殴って置いて帰った」 

八戒「何してんの・・・」 

三蔵「ハァ・・・・・今後どこかへ行くときはきちんと場所を言っておくように もし次そんなことをしたらーーーーー」

 悟空「うへっ その先は分かってますよお師匠さん 」 

八戒「悟浄、俺たちに不信を抱いてないかと心配することもあるんだ。」 

悟空「ヘッ!ますますお笑い種だ 」 

三蔵「私たちが裏切り、ですか」 

悟空「止めましょうお師匠さん、ほら、さっき言ってたじゃん 「そっとしときましょう」?」

 悟空「俺たちが世話を焼くこたぁねぇんだよ ほら、「黙ってそばにいてやればいい」って!」 

三蔵「・・・そうですね  一凛の花に涙をさそわれるように、一つの木が憩いとなるように  静寂のなかにこそ救いがあることもきっと、あると信じたいのです」
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