21 / 22
想像以上に…
しおりを挟む
バイトが始まって2時間が経過し最初のチャイムが鳴った。やっと休憩…。
最初はどのくらいの力で容器を握ればいいのか、具材の量は丁度いいのかなど、戸惑う事もあったけど…何かあれば責任者が言ってくるに違いないと考え気にせず作業を続けた。
頭を使うことがない単純作業…。おにぎりが流れてきたら注入…おにぎりが流れてきたら注入…の繰り返し。作業中は人と関わる事が無いから人間関係でのトラブルが無いのは結構良いような気がする。でも、反面やりがいや面白味は無い。ただ、時間がくるまで一連の動作を繰り返すだけ。
予想通りさっそく腕が怠くなってきた。具材の容器が重い。持っているだけで疲れる。具材を出すのも必要以上に握力がいるわけじゃないけど、何度も握る・開くを繰り返すと疲労してくる。…これは想像以上にハードかも…。
外に出て設置してあるベンチに座る。他のバイトの人達も座って食事したり、おしゃべりしたりしている。
私は一人でマヨタコを頬張る。うん…おいしい。…別に寂しくはない…。バイトの休憩時間くらい一人になるのは当たり前。現に他のバイトの人でも一人の人は結構いるし。話し掛けてみてもいいのだけど…なんか…『疲れてるから話し掛けるな』オーラが出ているような…。考え過ぎかな。無理に話し掛けて邪険にされるのも嫌だし…。
そんな事を考えながら食事を終える。何をするでもなくぼんやりと時間を過ごす。そろそろチャイムが鳴る頃かも…。持ち場に戻ろう。
チャイムが鳴り業務が再開される。よし、気合いを入れておにぎり様と向き合おう。私が超絶美味なおにぎりにしてみせますよ(?)…具材を注入するだけですが…。
さらに2時間が経過し二度目の休憩を告げるチャイムが鳴る。…疲れがヤバい…。腕がさらに怠くなったし、目も痛くなってきた。
…やらかしちゃった。気を付けていたけど、冷蔵庫からツナマヨの容器を交換する際に二個おにぎりを逃してしまった。タイミングが上手くとれなかった。ベルトコンベアーは高速で流れている訳じゃないけど、カタツムリほどゆっくりじゃない。焦りから生じたミス。立っている場所から冷蔵庫までの距離も地味にある。もっと近くに引き寄せたらダメかな?…ダメでしょうね。私が良くても他の持ち場の人から遠くなってしまう。…自己中は良くない…よね。
さっきと同じ様に外のベンチに腰を下ろす。どうしよう…工場長が来て…
『新人、二個おにぎりを逃したな?ペナルティーだ。給料から2000ゴル引いとくから』
とか言われたら…。泣くかも…。いや、ミスはミスだから受け入れなきゃいけないんだけど…。もう絶対にミスはしない。今は少しでも体を休ませよう。
またチャイムが鳴り、最後のおにぎりバトル(?)が始まる。
あと二時間で業務終了。根性で乗り切るしかない。この試練を乗り越えた時、私は一人前のおにぎり戦士となる…。
そして、バイト時間が終了した。やった…。終わった。まさかこんなに疲れるとは思わなかった。おそらく慣れない夜勤をした事も疲れの要因になったのかもしれない。他のバイトの人達もやはり疲れているように見える。
クリーンルームを出て床に座り込んでいると工場長が近付いてくる。
「皆ご苦労だったな。よくやってくれた。今日の分を渡すから俺の前に並んでくれ。受け取ったら解散。次もよろしく頼む」
皆が工場長の前に並び封筒を受け取り更衣室に向かっていく。
私の番が来た。…少しドキドキする。
「新人。お疲れ様」
「いえ…工場長もお疲れ様でした」
ミスの事言われるかな…。
「新人にしてはよくやったと思う。…が、次は完璧を目指せ」
「はい。申し訳ございませんでした」
素直に謝罪する。
「まあ、気にするな。最初だからな。ミスは誰でもする。次失敗しない事が大切だ。ご苦労だった」
工場長が封筒を渡してくれる。
「それと、明日はどうする?都合が良いなら来てもいいぞ」
うーん…今日と同じ業務を明日もするのは気が重い。けど、ママさんの借金を完済するまではやるしかない…かな。うん、20000ゴル貯まるまでは働かせてもらおう。
「明日も出勤したいです。よろしくお願いします」
「良い返事だ。じゃあ、明日も今日と同じ時間だ。よろしく頼む」
満足そうな工場長。
「わかりました。では、失礼します」
更衣室に向かう。給料の確認は家に帰ってからにしよう。減らされてないといいけど…。
更衣室でノロノロと着替える。眠い。いつもならまだ寝ている時間なのに…。
倉庫を出て自宅に向かって歩く。…疲れた。早く帰ってシャワーを浴びて寝よう。…いや、今日はお風呂にお湯を張って湯船に浸かるのが良いかも…。筋肉痛が心配だし…。そうしよう。
帰り道、ゆっくりと太陽が登り始める。中央地区に向かうにつれて出勤途中と思われる人達が急ぎ足で私を追い越したり、すれ違う。私はのんびり自宅を目指す。…昨日の出勤前と違いなんか気分が良いかも…。皆さんお仕事頑張って下さいね。私は帰って寝ますけど♪…などと思ってしまう。
食堂に着いた。まだお店は開店してない。静かにゆっくりと階段を上がろう。ドタドタ上がると次にミリーに会った時に殴られるかもしれないし…。
ミリー『アンタの足音のせいで目が覚めた』…ボコン!!
私『アゴの骨が…砕けた…酷いでしゅ…』
…とかね。恐い恐い。
部屋に戻り、作業机の上に給料袋を置く。中身が気になるけど、まずはお風呂の準備をする。蛇口を捻り温度を調節。少し熱めが良い。お湯が溜まるまでベッドに横になろう。…っとその前に目覚ましをセットしよう。お湯を出しっぱなしで寝てしまう可能性がある。水道料金が高くなりママさんに怒られるかも…。
ママさん『ユリカさん…どういう事かしら?水道料金の請求が一万ゴル近くきてるわよ。…歯を食い縛りなさい!』…ベチン!!
私『歯が…前歯が二本折れたでしゅ…酷いでしゅ…』
…恐い恐い。普段優しい人ほど怒らせるとヤバいという話が…。
30分ほど経過して目覚ましが鳴る。少しウトウトしたけど何とか起きれた。…これで歯を折られずに済む。湯加減は……良い感じ。じっくり浸かって体を休めれば夜までにはかなり回復するかも…。
いつも通り服を洗濯機に放り込みお風呂に突入する。
…。
…。
少し入り過ぎた…。のぼせてしまったような…。コップに水を汲み一気に飲み干す。着替えを済ませて目覚まし時計をセット。一度、夕方頃に起きて食堂に行こう。
そういえば給料袋の確認をしていなかった。少し不安だけど開けてみる。
…良かった。ちゃんと働いた分入ってた。減らされていなくて安心。7200ゴル……エクセレント!ユリカ…キミは偉業を成し遂げたのだ。自分を誇りに思いなさい。…大袈裟すぎ。でも、こちらの世界で初めてちゃんした仕事をしたのだから。少し自信を持ったって良いはず…。
これで安心して夕方まで寝られる。また夜勤頑張ろう。あと、二日働けば合計21600ゴル。手持ちのお金と合わせて、そこから食費分を引いても返済金額分は残る。あと、二日の辛抱…。借金を完済したらあの工場のバイトは辞退しよう。私の身体能力的に無理っぽい。申し訳ないけど、大きなミスをして迷惑を掛ける前に去ろう。
しかし…話はそうそう上手くいかない事を夜勤二日目に知るのだった。
最初はどのくらいの力で容器を握ればいいのか、具材の量は丁度いいのかなど、戸惑う事もあったけど…何かあれば責任者が言ってくるに違いないと考え気にせず作業を続けた。
頭を使うことがない単純作業…。おにぎりが流れてきたら注入…おにぎりが流れてきたら注入…の繰り返し。作業中は人と関わる事が無いから人間関係でのトラブルが無いのは結構良いような気がする。でも、反面やりがいや面白味は無い。ただ、時間がくるまで一連の動作を繰り返すだけ。
予想通りさっそく腕が怠くなってきた。具材の容器が重い。持っているだけで疲れる。具材を出すのも必要以上に握力がいるわけじゃないけど、何度も握る・開くを繰り返すと疲労してくる。…これは想像以上にハードかも…。
外に出て設置してあるベンチに座る。他のバイトの人達も座って食事したり、おしゃべりしたりしている。
私は一人でマヨタコを頬張る。うん…おいしい。…別に寂しくはない…。バイトの休憩時間くらい一人になるのは当たり前。現に他のバイトの人でも一人の人は結構いるし。話し掛けてみてもいいのだけど…なんか…『疲れてるから話し掛けるな』オーラが出ているような…。考え過ぎかな。無理に話し掛けて邪険にされるのも嫌だし…。
そんな事を考えながら食事を終える。何をするでもなくぼんやりと時間を過ごす。そろそろチャイムが鳴る頃かも…。持ち場に戻ろう。
チャイムが鳴り業務が再開される。よし、気合いを入れておにぎり様と向き合おう。私が超絶美味なおにぎりにしてみせますよ(?)…具材を注入するだけですが…。
さらに2時間が経過し二度目の休憩を告げるチャイムが鳴る。…疲れがヤバい…。腕がさらに怠くなったし、目も痛くなってきた。
…やらかしちゃった。気を付けていたけど、冷蔵庫からツナマヨの容器を交換する際に二個おにぎりを逃してしまった。タイミングが上手くとれなかった。ベルトコンベアーは高速で流れている訳じゃないけど、カタツムリほどゆっくりじゃない。焦りから生じたミス。立っている場所から冷蔵庫までの距離も地味にある。もっと近くに引き寄せたらダメかな?…ダメでしょうね。私が良くても他の持ち場の人から遠くなってしまう。…自己中は良くない…よね。
さっきと同じ様に外のベンチに腰を下ろす。どうしよう…工場長が来て…
『新人、二個おにぎりを逃したな?ペナルティーだ。給料から2000ゴル引いとくから』
とか言われたら…。泣くかも…。いや、ミスはミスだから受け入れなきゃいけないんだけど…。もう絶対にミスはしない。今は少しでも体を休ませよう。
またチャイムが鳴り、最後のおにぎりバトル(?)が始まる。
あと二時間で業務終了。根性で乗り切るしかない。この試練を乗り越えた時、私は一人前のおにぎり戦士となる…。
そして、バイト時間が終了した。やった…。終わった。まさかこんなに疲れるとは思わなかった。おそらく慣れない夜勤をした事も疲れの要因になったのかもしれない。他のバイトの人達もやはり疲れているように見える。
クリーンルームを出て床に座り込んでいると工場長が近付いてくる。
「皆ご苦労だったな。よくやってくれた。今日の分を渡すから俺の前に並んでくれ。受け取ったら解散。次もよろしく頼む」
皆が工場長の前に並び封筒を受け取り更衣室に向かっていく。
私の番が来た。…少しドキドキする。
「新人。お疲れ様」
「いえ…工場長もお疲れ様でした」
ミスの事言われるかな…。
「新人にしてはよくやったと思う。…が、次は完璧を目指せ」
「はい。申し訳ございませんでした」
素直に謝罪する。
「まあ、気にするな。最初だからな。ミスは誰でもする。次失敗しない事が大切だ。ご苦労だった」
工場長が封筒を渡してくれる。
「それと、明日はどうする?都合が良いなら来てもいいぞ」
うーん…今日と同じ業務を明日もするのは気が重い。けど、ママさんの借金を完済するまではやるしかない…かな。うん、20000ゴル貯まるまでは働かせてもらおう。
「明日も出勤したいです。よろしくお願いします」
「良い返事だ。じゃあ、明日も今日と同じ時間だ。よろしく頼む」
満足そうな工場長。
「わかりました。では、失礼します」
更衣室に向かう。給料の確認は家に帰ってからにしよう。減らされてないといいけど…。
更衣室でノロノロと着替える。眠い。いつもならまだ寝ている時間なのに…。
倉庫を出て自宅に向かって歩く。…疲れた。早く帰ってシャワーを浴びて寝よう。…いや、今日はお風呂にお湯を張って湯船に浸かるのが良いかも…。筋肉痛が心配だし…。そうしよう。
帰り道、ゆっくりと太陽が登り始める。中央地区に向かうにつれて出勤途中と思われる人達が急ぎ足で私を追い越したり、すれ違う。私はのんびり自宅を目指す。…昨日の出勤前と違いなんか気分が良いかも…。皆さんお仕事頑張って下さいね。私は帰って寝ますけど♪…などと思ってしまう。
食堂に着いた。まだお店は開店してない。静かにゆっくりと階段を上がろう。ドタドタ上がると次にミリーに会った時に殴られるかもしれないし…。
ミリー『アンタの足音のせいで目が覚めた』…ボコン!!
私『アゴの骨が…砕けた…酷いでしゅ…』
…とかね。恐い恐い。
部屋に戻り、作業机の上に給料袋を置く。中身が気になるけど、まずはお風呂の準備をする。蛇口を捻り温度を調節。少し熱めが良い。お湯が溜まるまでベッドに横になろう。…っとその前に目覚ましをセットしよう。お湯を出しっぱなしで寝てしまう可能性がある。水道料金が高くなりママさんに怒られるかも…。
ママさん『ユリカさん…どういう事かしら?水道料金の請求が一万ゴル近くきてるわよ。…歯を食い縛りなさい!』…ベチン!!
私『歯が…前歯が二本折れたでしゅ…酷いでしゅ…』
…恐い恐い。普段優しい人ほど怒らせるとヤバいという話が…。
30分ほど経過して目覚ましが鳴る。少しウトウトしたけど何とか起きれた。…これで歯を折られずに済む。湯加減は……良い感じ。じっくり浸かって体を休めれば夜までにはかなり回復するかも…。
いつも通り服を洗濯機に放り込みお風呂に突入する。
…。
…。
少し入り過ぎた…。のぼせてしまったような…。コップに水を汲み一気に飲み干す。着替えを済ませて目覚まし時計をセット。一度、夕方頃に起きて食堂に行こう。
そういえば給料袋の確認をしていなかった。少し不安だけど開けてみる。
…良かった。ちゃんと働いた分入ってた。減らされていなくて安心。7200ゴル……エクセレント!ユリカ…キミは偉業を成し遂げたのだ。自分を誇りに思いなさい。…大袈裟すぎ。でも、こちらの世界で初めてちゃんした仕事をしたのだから。少し自信を持ったって良いはず…。
これで安心して夕方まで寝られる。また夜勤頑張ろう。あと、二日働けば合計21600ゴル。手持ちのお金と合わせて、そこから食費分を引いても返済金額分は残る。あと、二日の辛抱…。借金を完済したらあの工場のバイトは辞退しよう。私の身体能力的に無理っぽい。申し訳ないけど、大きなミスをして迷惑を掛ける前に去ろう。
しかし…話はそうそう上手くいかない事を夜勤二日目に知るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる