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第一章 街を作る前準備編
9 魔術協会に行こう でもその前に屋台で朝ごはん その③
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香ばしい匂いが、油で揚がる賑やかな音と共に広がっていく。
イーリャが、いま揚げているのはエスパダ。
こちらの世界だと、生産量が低いので少し値段が高めの小麦粉に、ジャガイモに似た芋を茹でて潰したものを混ぜた生地を使った料理だ。
厚みのあるそれで、塩や香辛料で味付けした挽肉を包み込んでいる。
手間が簡単な茹で上げが一般的だけど、イーリャはそれだけじゃなく、油で揚げた物も作っていた。
(美味しいんだよな、あれ)
出来上がりが待ち遠しくて、ちょっとそわそわする。
屋台に持って来る前に蒸しあげて、そのあとに小麦粉を表面にまぶした物をいま揚げているので、そんなに待たなくても済むのだけれど、きゅーきゅー鳴るお腹が急かしてくる。
「もうちょっと、待ってて下さいね」
楽しげなイーリャの声に、心を弾ませながら待っていると、その間に他の屋台の店主から差し入れが。
「ありがとう」
礼をひとつ。笑顔で交わし、木の小皿に乗ったクッキーを摘まむ。
元の世界だと、どんぐりに似た木の実を使ったクッキーは、しっとりしてる。
きなこ飴とかきなこ棒とか、そんな感じの素朴な味だ。
飽きが来ない味。一言で言うと、そんな味かも。
結構コクがあるし、炒ったナッツ類や、干した果物が入ってたりするのが、味や食感が変わって好い感じ。
格別に「美味しい!」という味ではないけれど、気が付いたら残らず食べている。そんなクッキーだ。
(こういうのが食べられるのも、森があるお蔭だよな)
食べながら思う。森を消費しすぎないようしなければ、と。
こちらの世界は、まだ工業化が進んでいないので、比較的人の手が入っていない豊かな森が多い。
お蔭で、何もしなくても大量の木の実が簡単に手に入る。
それは保存が利くので、実が成った時にまとめて大量に取っておけば、食糧が手に入り辛い冬でも飢えずに済むのだ。
森の利点は、それだけじゃない。
森に家畜を放せば、勝手に肥えてくれるし、場合によっては増える。それをしなくても森に生きる獣を狩ってもいい。
その上、都市部から出るごみを捨てておけば、あとは森の生き物が勝手に処分してくれるのだ。
ある意味、都市の貧民層の命綱を森が握ってる、と言っても良いぐらいだ。
だから、王都でさえも隣接する形で森があったりする。
(蒸気機関とか、化成肥料を元にした新農法の確立とか、その辺のことも考えて進めていかないとなぁ)
なんて、もにゅもにゅ木の実クッキーを食べながら考えてると、
「勇者さま、また眉寄ってますぜ。飯の時ぐらい、仕事のこと忘れましょうや」
サボに苦笑されながら突っ込まれる。
「……眉、寄ってた?」
「寄ってましたぜ。喰う量が足りてないんですよ。ほらほら、こっちも食べて下さいよ」
そう言ってサボが差し出してくれたのは、炭火で焼いた芋と食べ応えのある腸詰が乗った木の皿だった。
「ケルトからの差し入れですよ。冷めない内に、食べた食べた」
無口だけれど仕事は丁寧な青年、ケルトに手を振って礼をしてから、まずはこんがり焼けた芋を手に。
「あつっ! ととっ!」
皮は焦げてるので熱々を手で剥けば、ふんわり湯気を上げる実が。
まずは、パクリと一口。
「はふっ、ほふほふっ……」
ほくほくの芋は、口の中でほろりと崩れ、ほんのりとした甘味と旨味を感じさせる。
味付けは何も無いけれど、出来立ての美味しさが嬉しい。
間を空けず、食べ応えのある腸詰を。屋台の醍醐味とばかりに、素手で口へと。
ぷつりと歯で噛み切れば、旨味たっぷりの肉汁が。噛み締めるほどに味わい深い。
「ふまい」
食べながらでも、思わず声が出る。あえて粗挽きにされた肉は、しっかりと肉の味を楽しめた。
その上、香りも言うことなし。
炭火焼の香ばしさだけでなく、燻製された香しさが肉の臭みを消し去って、美味さを引き立てる。
そうして腸詰だけの味わいを楽しんだ所で、溢れ出る肉汁を、ほくほくの芋に垂らす。
少しばかり行儀は良くないけど、それもまた、屋台でのお楽しみ。
肉汁の染み込んだ芋をパクリと。
思わず頬が緩む。ほくほく芋と肉汁がお互いを引き立てあって、嬉しくなるほど美味しい。
美味しすぎて、手が止まらない。肉を噛み締め芋を頬張り、あっという間に食べ切った。
「美味しかった~」
一息つくように、美味しさに声を上げると、
「勇者さま、こっちだって負けないですよ。出来立てを食べて下さいな」
イーリャが揚げたてのエスパダを、木の皿に2つ乗せて出してくれる。
「うわっ、美味しそう。ありがとう、イーリャ」
揚げたてで、ぷすぷすいうエスパダに、更に食欲が刺激される。
手の平サイズの揚げ餃子、といった見た目のエスパダを、さすがに素手で食べるには厳しいので、用意してくれたナイフとフォークを使って食べていく。
パリっと揚がった真ん中を切り分ければ、たっぷりの旨味の汁を溢れさせ、葱や香草を混ぜ合わせた挽肉が。
まずは、具材たっぷりな真ん中から一口食べる。
表面はパリッと、中はもっちりな皮の食感と、肉々しい具のしっかりとした味が噛む毎に味わえる。
臭みを消す程度に主張の押さえられた野菜は肉の旨味を引き立てながら、しんなりとした歯応えで自己主張。
味も香りも歯応えも、食べる楽しみを感じさせてくれていた。
たまらず手が止まらない。どんどん食べていく。
肉たっぷりの真ん中を食べ進み、間間に端を楽しむ。
皮を包んだ端はパリパリと、それより少し内側は、もちもち生地で食感が嬉しい。
止まらず美味しさを味わいながら、あっという間に俺は食べ切った。
「ごちそうさま。すっごく美味しかったよ、みんな」
素直な気持ちを口にすると、
「そう言って貰えると、作った甲斐がありますよ」
イーリャは嬉しそうな笑顔を浮かべ、食器を片づけてくれた。
笑顔を浮かべてくれるのは、他のみんなも同じだ。どこか誇らしげに、笑ってくれている。
(……好いな、こういうの)
じんわりと、みんなの笑顔に心地好くなる。お蔭で頑張る気力が湧いて出た。
「ごちそうさま。お代は、ここに置いとくよ」
金貨が何枚か入った小さな袋をテーブルに置いて、俺はその場を去ろうとする。すると、
「ちょ、待って下さいよ」
袋の中身を確認したサボに、強張った表情で止められる。
「奢りって言ったじゃないですか。勇者さまから金なんざとれませんぜ」
「ダメだよ。こういうのはキチンとしなきゃ。サボも、もう商売人になったんだから、気を付けないと」
「……そういう勇者さまだって、額が多いですよ。こんな大金。ウチらの屋台買い占める気ですかい」
「当たらずとも遠からず、かな?」
眉を寄せるサボに、俺は苦笑しながら、
「先行投資だよ。場合によっては、王都以外の場所に、一緒について来て貰う人を募集するかもしれないから」
「……どういう意味ですかい?」
「詳しくは、話せる時が来たら話すよ。それまでは、その金貨預かっといて。屋台の人達がこの先困ったことになったら、使って欲しい」
「……分かりやした」
聞き返すことなく、サボは飲み込むように聞き入れてくれる。
正直、助かる。出来れば、新しく作る街にも開拓民として来て欲しいけど、それはサボやイーリャが決めることだ。
こちらが出来ることは、願う事だけ。それだけで良い。
「それじゃ、そろそろ仕事に行って来るよ」
「行ってらっしゃいやし。今日はどちらに行かれるんで」
「ん? ちょっとカチコミにね」
冗談めかした俺の言葉に、サボは野太い笑みを浮かべながら返してきた。
「景気が良いですな。どこに殴り込みに行かれるんで?」
「魔術協会だよ。こっちに、ちょっかい出して来てるみたいなんでね。御話、しに行こうと思って」
「それはまた、デカい相手ですな。何か必要なことがあったら、言って下さい。やれることは、なんでもいたしやす」
「なんでも、か……じゃ、これでイーリャにプレゼントを買ってあげて」
声をひそめながら金貨を1枚、周りには気付かれないように手渡す。
「誕生日、近いだろ? サボが祝ってあげたら、きっと喜ぶよ」
「……へい。ありがたく、頂戴いたしやす」
仁義を切るように、サボは返した。律儀なサボに苦笑しながら、俺はついでに一つ伝言を頼む。
「ギース親分に、近い内に会いに行こうと思うんだ。酔夢館に行くから、都合の好い日を聞いておいてくれる?」
「分かりやした。オヤジには、確実に伝えときやす」
「ありがとう。頼んだよ」
俺はサボに礼を返すと、もう一度屋台のみんなの笑顔を見てから、魔術協会目指し歩き出した。
イーリャが、いま揚げているのはエスパダ。
こちらの世界だと、生産量が低いので少し値段が高めの小麦粉に、ジャガイモに似た芋を茹でて潰したものを混ぜた生地を使った料理だ。
厚みのあるそれで、塩や香辛料で味付けした挽肉を包み込んでいる。
手間が簡単な茹で上げが一般的だけど、イーリャはそれだけじゃなく、油で揚げた物も作っていた。
(美味しいんだよな、あれ)
出来上がりが待ち遠しくて、ちょっとそわそわする。
屋台に持って来る前に蒸しあげて、そのあとに小麦粉を表面にまぶした物をいま揚げているので、そんなに待たなくても済むのだけれど、きゅーきゅー鳴るお腹が急かしてくる。
「もうちょっと、待ってて下さいね」
楽しげなイーリャの声に、心を弾ませながら待っていると、その間に他の屋台の店主から差し入れが。
「ありがとう」
礼をひとつ。笑顔で交わし、木の小皿に乗ったクッキーを摘まむ。
元の世界だと、どんぐりに似た木の実を使ったクッキーは、しっとりしてる。
きなこ飴とかきなこ棒とか、そんな感じの素朴な味だ。
飽きが来ない味。一言で言うと、そんな味かも。
結構コクがあるし、炒ったナッツ類や、干した果物が入ってたりするのが、味や食感が変わって好い感じ。
格別に「美味しい!」という味ではないけれど、気が付いたら残らず食べている。そんなクッキーだ。
(こういうのが食べられるのも、森があるお蔭だよな)
食べながら思う。森を消費しすぎないようしなければ、と。
こちらの世界は、まだ工業化が進んでいないので、比較的人の手が入っていない豊かな森が多い。
お蔭で、何もしなくても大量の木の実が簡単に手に入る。
それは保存が利くので、実が成った時にまとめて大量に取っておけば、食糧が手に入り辛い冬でも飢えずに済むのだ。
森の利点は、それだけじゃない。
森に家畜を放せば、勝手に肥えてくれるし、場合によっては増える。それをしなくても森に生きる獣を狩ってもいい。
その上、都市部から出るごみを捨てておけば、あとは森の生き物が勝手に処分してくれるのだ。
ある意味、都市の貧民層の命綱を森が握ってる、と言っても良いぐらいだ。
だから、王都でさえも隣接する形で森があったりする。
(蒸気機関とか、化成肥料を元にした新農法の確立とか、その辺のことも考えて進めていかないとなぁ)
なんて、もにゅもにゅ木の実クッキーを食べながら考えてると、
「勇者さま、また眉寄ってますぜ。飯の時ぐらい、仕事のこと忘れましょうや」
サボに苦笑されながら突っ込まれる。
「……眉、寄ってた?」
「寄ってましたぜ。喰う量が足りてないんですよ。ほらほら、こっちも食べて下さいよ」
そう言ってサボが差し出してくれたのは、炭火で焼いた芋と食べ応えのある腸詰が乗った木の皿だった。
「ケルトからの差し入れですよ。冷めない内に、食べた食べた」
無口だけれど仕事は丁寧な青年、ケルトに手を振って礼をしてから、まずはこんがり焼けた芋を手に。
「あつっ! ととっ!」
皮は焦げてるので熱々を手で剥けば、ふんわり湯気を上げる実が。
まずは、パクリと一口。
「はふっ、ほふほふっ……」
ほくほくの芋は、口の中でほろりと崩れ、ほんのりとした甘味と旨味を感じさせる。
味付けは何も無いけれど、出来立ての美味しさが嬉しい。
間を空けず、食べ応えのある腸詰を。屋台の醍醐味とばかりに、素手で口へと。
ぷつりと歯で噛み切れば、旨味たっぷりの肉汁が。噛み締めるほどに味わい深い。
「ふまい」
食べながらでも、思わず声が出る。あえて粗挽きにされた肉は、しっかりと肉の味を楽しめた。
その上、香りも言うことなし。
炭火焼の香ばしさだけでなく、燻製された香しさが肉の臭みを消し去って、美味さを引き立てる。
そうして腸詰だけの味わいを楽しんだ所で、溢れ出る肉汁を、ほくほくの芋に垂らす。
少しばかり行儀は良くないけど、それもまた、屋台でのお楽しみ。
肉汁の染み込んだ芋をパクリと。
思わず頬が緩む。ほくほく芋と肉汁がお互いを引き立てあって、嬉しくなるほど美味しい。
美味しすぎて、手が止まらない。肉を噛み締め芋を頬張り、あっという間に食べ切った。
「美味しかった~」
一息つくように、美味しさに声を上げると、
「勇者さま、こっちだって負けないですよ。出来立てを食べて下さいな」
イーリャが揚げたてのエスパダを、木の皿に2つ乗せて出してくれる。
「うわっ、美味しそう。ありがとう、イーリャ」
揚げたてで、ぷすぷすいうエスパダに、更に食欲が刺激される。
手の平サイズの揚げ餃子、といった見た目のエスパダを、さすがに素手で食べるには厳しいので、用意してくれたナイフとフォークを使って食べていく。
パリっと揚がった真ん中を切り分ければ、たっぷりの旨味の汁を溢れさせ、葱や香草を混ぜ合わせた挽肉が。
まずは、具材たっぷりな真ん中から一口食べる。
表面はパリッと、中はもっちりな皮の食感と、肉々しい具のしっかりとした味が噛む毎に味わえる。
臭みを消す程度に主張の押さえられた野菜は肉の旨味を引き立てながら、しんなりとした歯応えで自己主張。
味も香りも歯応えも、食べる楽しみを感じさせてくれていた。
たまらず手が止まらない。どんどん食べていく。
肉たっぷりの真ん中を食べ進み、間間に端を楽しむ。
皮を包んだ端はパリパリと、それより少し内側は、もちもち生地で食感が嬉しい。
止まらず美味しさを味わいながら、あっという間に俺は食べ切った。
「ごちそうさま。すっごく美味しかったよ、みんな」
素直な気持ちを口にすると、
「そう言って貰えると、作った甲斐がありますよ」
イーリャは嬉しそうな笑顔を浮かべ、食器を片づけてくれた。
笑顔を浮かべてくれるのは、他のみんなも同じだ。どこか誇らしげに、笑ってくれている。
(……好いな、こういうの)
じんわりと、みんなの笑顔に心地好くなる。お蔭で頑張る気力が湧いて出た。
「ごちそうさま。お代は、ここに置いとくよ」
金貨が何枚か入った小さな袋をテーブルに置いて、俺はその場を去ろうとする。すると、
「ちょ、待って下さいよ」
袋の中身を確認したサボに、強張った表情で止められる。
「奢りって言ったじゃないですか。勇者さまから金なんざとれませんぜ」
「ダメだよ。こういうのはキチンとしなきゃ。サボも、もう商売人になったんだから、気を付けないと」
「……そういう勇者さまだって、額が多いですよ。こんな大金。ウチらの屋台買い占める気ですかい」
「当たらずとも遠からず、かな?」
眉を寄せるサボに、俺は苦笑しながら、
「先行投資だよ。場合によっては、王都以外の場所に、一緒について来て貰う人を募集するかもしれないから」
「……どういう意味ですかい?」
「詳しくは、話せる時が来たら話すよ。それまでは、その金貨預かっといて。屋台の人達がこの先困ったことになったら、使って欲しい」
「……分かりやした」
聞き返すことなく、サボは飲み込むように聞き入れてくれる。
正直、助かる。出来れば、新しく作る街にも開拓民として来て欲しいけど、それはサボやイーリャが決めることだ。
こちらが出来ることは、願う事だけ。それだけで良い。
「それじゃ、そろそろ仕事に行って来るよ」
「行ってらっしゃいやし。今日はどちらに行かれるんで」
「ん? ちょっとカチコミにね」
冗談めかした俺の言葉に、サボは野太い笑みを浮かべながら返してきた。
「景気が良いですな。どこに殴り込みに行かれるんで?」
「魔術協会だよ。こっちに、ちょっかい出して来てるみたいなんでね。御話、しに行こうと思って」
「それはまた、デカい相手ですな。何か必要なことがあったら、言って下さい。やれることは、なんでもいたしやす」
「なんでも、か……じゃ、これでイーリャにプレゼントを買ってあげて」
声をひそめながら金貨を1枚、周りには気付かれないように手渡す。
「誕生日、近いだろ? サボが祝ってあげたら、きっと喜ぶよ」
「……へい。ありがたく、頂戴いたしやす」
仁義を切るように、サボは返した。律儀なサボに苦笑しながら、俺はついでに一つ伝言を頼む。
「ギース親分に、近い内に会いに行こうと思うんだ。酔夢館に行くから、都合の好い日を聞いておいてくれる?」
「分かりやした。オヤジには、確実に伝えときやす」
「ありがとう。頼んだよ」
俺はサボに礼を返すと、もう一度屋台のみんなの笑顔を見てから、魔術協会目指し歩き出した。
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(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
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