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五聖共鳴篇
第34話 それぞれの必殺技
しおりを挟むデミナスの兵舎をあとにしたゼオンは
まず 居るであろう下町の教会へ足を運ぶ
ガチャと教会の扉を開けるとさっそく見つける
「・・・でね その時ゼオンお兄ちゃんが助けてくれたの!」
楽しいそうに話すペティ その話してる相手は・・・
「そうなんだ 実は私も困ってる時 助けてくれたんだ!」
帝国五聖 ミウだった
ペティ「あっ!噂をすれば来たよ!」
さすがペティ気付くのが早い
ミウ「本当だ!やほーゼオ兄にぃ!」
意外な組み合わせだが 実は兵舎にみんな押し寄せた時に意気投合したらしい
ゼオン「やぁ お邪魔だったかな?」
ペティ「ううん ちょうどミウちゃんとお兄ちゃんの話ししてたの!」
ミウ「ペティってばゼオ兄にぃの寝言まで知ってて面白いの!」
良かった ミウにも年近い友達が出来て嬉しくなる
ゼオン「ミウ 実は俺 困ってるだけど協力してくれる?」
ミウ「? いいよ! 助けてあげる えっへん」
ゼオン「実は・・・」事情を説明する
ミウ「必殺技か奥の手?・・・」
ゼオン「ごめんな! 変なこと聞いて参考になればと思ったんだけど・・・」
ペティ「ひっちゃつ? まごのて?」
ミウ「要はすっごい技のことね! この天才魔法使いに任せて!」
ペティ「うわー! ミウちゃんかっこいい!!」
パチパチパチ
という訳でミウの必殺技を見るため 訪れたのはなんと暗黒大陸との国境付近だった・・・
ミウ「ここなら 私の必殺技が出せて魔物も一掃出来る一石二鳥の場所なの!」
ガルベド「まさか 必殺技を見せるためだけに来てくれるとはこっちは複雑な気分だよ」
ゼオン「すみません!いきなり来ちゃって」
ガルベド「まあ 陛下の言う通り 男なら必殺技の1つや2つ持っておかないとな! それに魔物を大量に消してくれるなら ありがたいもんだだから許すさ!
それに おいでなすったみたいだぜ」
ガルベドさんの言う通り 大量の魔物の姿が見える
ガルベド「あれは ウルトラタイガーにサーペントイーター! それにタイラントクロコダイル!」
サーペントイーター
人や他の魔物を丸呑みしてしまう大蛇。こっちの世界で言うアナコンダがさらにデカくなったイメージ。
タイラントクロコダイル
暴君(タイラント)の名を付けられたワニ。普通のワニとは違いとにかく暴れん坊。水中と地上どちらにも現れ 被害者があとを絶たない。
ゼオン「前より種類が増えてますね」
ガルベド「恐らく四天王の1人に魔獣を従える将がいると聞いたことがあるそいつの差し金だろうな」
ミウ「骸骨はゼオ兄にぃがやっつけちゃったから
別の人が援軍出したのかもね!
それじゃあ お邪魔虫たちはミウの必殺技で消し飛んじゃえ!!」
ミウは杖をくるくる回し 詠唱し始める
「我が願いは小さき火の粉されど想いは大きな炎・・・」
すると魔獣の群れを覆う程の魔法陣がポワンと現れる
さらに空中にも魔法陣がいくつも出来始める
ゼオン「ちょっ、これは・・・」
「天を焦がし、地を焼き払い 万象を浄化したまえ・・・
いっくよー! 核撃魔法!!
『エクスプロージョン・ノヴァ』!!!」
一瞬 光の柱みたいのが現れたと思ったが
キュイーン! ドッカーーーーーーーーン!!
超巨大な円形の大爆発となる
魔獣たちは爆発に巻き込まれ一瞬で灰になる
天にも昇る煙がたち 爆発した場所は焦土と化し 魔獣が一匹もいない凄まじい光景を見る
ミウ「やり過ぎちゃった・・・」舌を出し テヘペロする
ミウ「・・・やっぱり子供じゃないみたいだよね・・・」不安そうにゼオンに聞いてみる
ゼオン「あの魔法は超スゲーことだって分かったけど、それと子供のミウが子供じゃないとは関係ないだろ
俺からすれば年下の女の子が凄い魔法を使っただけで怖がるとか思わないぞ」
ゼオンの言葉に嘘 偽りはなく
ミウは「えへへへ やっぱりゼオ兄にぃはゼオ兄にぃだね」と笑顔になる
ゼオン「?」首を傾げる
ミウ「それで! 何か閃いた? わたしの必殺技を見て」
ゼオン「う~ん 一撃で決めるってのは分かった気がするけど 俺は魔法使えないし、だったら炎を使って爆破系の技を習得しようかな・・・」
ブツブツ考えていると
「考えたってしょうがねぇよ! 次は俺の技を見せてやるよ! まだ魔獣はいるみたいだしな!」ガルベドが陽気に提案する
ガルベド「何も思い切り身体が動けば技になるぜ!」
魔獣がガルベドに向かってくる 対するガルベドは錬成魔法で作成したハルバード一本をくるくる回す
両手に持ち 思い切り振り下ろすが魔獣が近づく前に振り下ろし地面に刺さる 衝撃で地面は裂ける
その隙に魔獣たちが襲い掛かろうと飛びかかるが、ガルベドは「うおおおおお!」と叫び 地面に刺さったハルバードを思い切り振り上げた瞬間 裂け目が光り 石や岩が噴水のように湧き出て 魔獣たちにヒットする
さらにハルバードをもう一度と振り下ろし 光っている裂け目に刺すと地面の裂け目はもっと広がり大地の衝撃波が発生して魔獣の集団を吹き飛ばす!
思い切りと言ったが、普通の人が出来ない
ガルベドさん専用の必殺技だった
ガルベド「どうよ!単純だけど破壊力で敵を吹き飛ばしちまう俺の必殺技 名付けて『天下無双』だ!
イカすだろう?」
ゼオン「確かに単純な方が俺に合ってるかも 発火イグニッションすればパワーは上昇した状態だから深く考えない方が・・・いやーでもせっかくの必殺技だからもっとこう・・・ ブツブツブツブツ」
ガルベド「ブツブツと頭が固いねー
だったらお前に似てるシリウスにも聞いてみるといいな」
ゼオン「分かりました!聞いてみます!」
ダッダッダッダッ!と走り出すゼオン
ガルベド「あいつ 走って騎馬隊を追いかけるつもりか?」
ミウ「ゼオ兄にぃなら余裕だよ!だってゼオ兄にぃだもの!」
ガルベド「その理屈は分からんが、あいつならやり遂げそうだな」
ゼオン「シリウスさーん!!」
シリウス「なっ ゼオン君か!?」
馬で帝都の外をパトロールしている騎馬隊に追いつくゼオン
シリウス「必殺技の参考にしたくてわざわざ我ら騎馬隊を追いかけてきたのか 凄い行動力だね 少し驚いたよ」
ゼオン「突然ですみません! けど こうなったら五聖の方 全員のを見ようかと! 駆けつけました!」
シリウスさんと話しをしていると
ザッ!「見つけたぜ! 帝国五聖 シリウスー!!」
突如 二人組の男たちが現れる
その姿は世紀末に出てきそうなモヒカンにタンクトップで破れた服を着た ユー ア ショック!なんて曲が聞こえそうな ならず者だった・・・
シリウス「お前たちは テキーラ&ウォッカ!!」
えっ!? 有名なの? 雑魚っぽいのに?
それにお酒の名前なのか? 本名?
ゼオンは心の中でツッコミが連発する
シリウス「この者たちは 手練れの傭兵だ!」
テキーラ「ヒャッハー! その通りだぜ!いくつもの戦場を駆け抜けた傭兵兄弟だぜ!」
ウォッカ「ヒャッハー! こんなところで五聖を見つけたんだ! その首 ちょうだいするぜ!」
本当に世紀末にいそうな声を上げる チンピラに見える二人
シリウス「どうやら 私 個人は弱いと思って来たのだろう 。ならばいいだろう騎馬隊の皆は手を出すな!」
ゼオン「でも シリウスさん!2対1で不利ですよ! 俺も加勢します!」
シリウス「いや かまわない 見ていてくれ! ちょうど君にも私の強さ知ってもらいたいところだったのさ!」
そう言うとシリウスは槍を構えて テキーラ&ウォッカの前に立つ・・・
シリウス「ゆくぞ!」と叫び
走り出す 対するは兄のテキーラ 同じく槍を使い 同じリーチ同士での対決となった
ガキン! ガキン! ガキン! 両者譲らない激しい槍さばきで戦いが続く
マジで強いかよ!あのモヒカンのチンピラ!?
ゼオンは驚く
だが、シリウスの攻撃をテキーラは避け始める
ゼオン「なっ!? 避けた!?」さらに驚く
しかし 避けた理由がすぐに分かる
動いていない弟のウォッカから魔力のオーラを感じる
ゼオン「あいつ 魔法かけて・・・いないみたいだ
詠唱していない・・・・・・まさか思念伝達(テレパシー)!?」
テキーラ「ほう 気づいたみたいだな 弟の魔力に」
シリウス「やはり 兄弟による連携か」
ウォッカ「その通り 俺の先読みが出来る魔法 ビジョンと思念伝達(テレパシー)の魔法で兄に伝える俺たち兄弟にしか出来ぬ戦法だ!」
テキーラ「ヒャッハー! 動きがまる分かりだぜ!」
シュッ!シュッ!ガキン! シリウスの攻撃は避けられ 弾かれる
シリウス「くっ!」
テキーラ「ヒャッハー! なんだよやっぱり馬を降りると弱くなる噂は本当みたいだな」
ゼオン「誰がそんな噂を!」
ウォッカ「ヒャッハー! 帝国中で噂になってるぜ!
シリウスは馬だけだとな ヒャヒャヒャ!」
ゼオン「お前ら!・・・」怒りがこみ上げる
シリウス「ふっ 確かに戦場では騎馬隊ばかりを率いているからそんな噂が立っても仕方がないさ・・・
しかし 忘れてもらっては困る!私はあのガルベドと同時期に五聖になったことを!!」
テキーラ&ウォッカ「!?」
傭兵時代のガルベドを知る者には理解できる 彼の実力は傭兵業界でトップクラスであり、伝説もある人物だと
そのガルベドと同じ時に五聖入り つまり・・・
シリウス「騎馬隊はスピードが命!
それが馬から降りてスピードが落ちるなどけっしてあってはならぬことだ!!」
脚に力を入れて 飛び出すシリウス
今までとは比べものにならない速さで槍を振るう
ガキン!ガキン!ガキン! スパッ!
テキーラは攻撃を弾くも 頬や腕 脚にかすり傷を負う
テキーラ「ウォ、ウォッカ!? もっと早く思念伝達(テレパシー)を!」
ウォッカ「さっ 先読みが出来ない! 速すぎてビジョンが途切れる!! それで思念伝達(テレパシー)も遅れる!」
シリウス「どうやら 弟の力を頼りすぎているみたいだな」
ガキーン!
テキーラ「はっ!」隙が生まれる
シリウス「ふん!!」
槍を振り上げる テキーラはガードするが身体ごと空中に浮く
「受けよ! 『空破疾風槍(くうはしっぷうそう)』!!」
空中に浮かせたテキーラに目で追えない速さの突きのラッシュがズバババババ!と入り
槍が緑色に光り 風の如きスピードでシリウス自身が飛び上がりテキーラを突き抜ける
ズバーーー!!
「がはっ!」テキーラは口から血を吐き 白目を剥く
そのまま地面に落ちる
シュッタと華麗に着地するシリウス
シリウス「殺してはいない だが、身体中に傷をつけた
それは今まで殺されてきた人たちの無念だと思え!」
ウォッカ「あ、兄貴がやられた? そんなバカな!」
シリウス「騎馬隊! テキーラを拘束せよ!」
騎馬隊「はっ!!」
シリウス「さて あとは・・・弟の・・・!!?」
シリウスさんは少し驚く
それは俺も驚く
ウォッカの後ろに聖騎士団の姿が現れたからだ
ウォッカは気づき「なっ、なんでここに五聖筆頭が!」
聖騎士団の先頭に立つヴァイスハルトが目の前に来る
ヴァイスハルト「君はどうだろうな・・・」そう言うと
左手を出し 人差し指と中指をウォッカに指差す
そして 『瞬間凍結』と言うと・・・
パキッ!と音を立て ウォッカは動かなくなる
まるでその者の時を止めたように凍りつく
ゼオン「!? しゅ、瞬殺?」
シリウス「いや 殺してはいない 術が解けば生きているよ」
それでも凄すぎだろ 本当に一瞬で再起不能にするなんて
ヴァイスハルト「すまない シリウス! 驚かせてしまって 凶悪な賊を捕まえていたら姿が見えたもので・・・」
シリウス「いえ 加勢 感謝いたします!
では この兄弟も」
ヴァイスハルト「ああ 我らが連れて行こう
騎馬隊は引き続きパトロールを続けてくれたまえ」
こうして テキーラ&ウォッカは聖騎士団に連行されていった・・・
ゼオン「あっ!それにしてもシリウスさんってあんなに速かったんですね 必殺技も速すぎてビックリしました!」
シリウス「・・・・・・」
ゼオン「シリウスさん?」
シリウス「ん? ああ すまない何でもないよ
どうだい?君の必殺技の参考になったかな?」
ゼオン「はい! ガルベドさんにはパワーによる一撃を極めること そしてシリウスさんにはスピードによる連撃を極めることが重要だと改めて分かりました!」
シリウス「そうか 何かの役に立てたのならこちらも嬉しいよ・・・テオにも今日のことを話してみよう」
ゼオン「はい! ようし!! 俺だけの必殺技を編み出すぞ!!」
決意を新たに必殺技を考えるゼオン
一方 シリウスも口に手を当て考え事をしていた
シリウス「・・・タイミングが良すぎる。」と・・・
必殺技
ミウ
『エクスプロージョン・ノヴァ』
爆撃魔法の上の核撃魔法。ぶっちゃけ こっちでいう核爆発みたいなもんです
ミウが使う魔法の中で広範囲かつ威力絶大
しかし 魔力の消費も激しいため 連発はできない
ガルベド
『天下無双』
斧かハルバードで繰り出す ガルベドのフルパワー技
振り下ろし 振り上げ 振り下ろす動作で地面から大地の衝撃波を作り出す広範囲で破壊力もある 場所が地上ならどこでも出せる属性は土属性
シリウス
『空破疾風槍』
馬を降りたシリウスの必殺技 敵を空中にあげて、素早い突きのラッシュを当て 最後に自身も飛び上がり 突き抜ける風属性が付く連撃
ヴァイスハルト
『瞬間凍結』
左手の人差し指と中指を合わせ 敵に狙いを定めて放つと一瞬で凍りつく それは相手の動き 時を止めるようなチート級の技
モデルはジョジ◯のDIOのスタンド ザ・ワー◯ド
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