ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

文字の大きさ
66 / 91
復讐開幕篇

第2話 海賊との出会い

しおりを挟む


復讐の旅が始まったベルクスとそれに同行するアマネ



アマネ「ところで おぬし! 復讐する相手は暗黒大陸のどこにいるのじゃ?」


ベルクス「さあな・・・探し続けるさ」


アマネ「なんじゃい! 住所不定の浪人者かい!
それは骨が折れそうな苦労をしそうじゃのー」 


ベルクス「かまわん・・・見つけ出すだけだ
それにヤツの刀は魔力を吸収する妖刀だった・・・
お前の欲しがる魔力がたくさん吸収されているかもしれんな」


アマネ「なんと!! それはいいのおー おぬしが倒して刀の魔力は妾(わらわ)がもらおう!」



いつの間にか目的が一致して打倒シンクロウに2人はなっていた



港を目指し 歩き続ける道中・・・


アマネ「なんじゃ? あれ?」



ドドドドドドドドドド!と誰かがこっちに向かって走ってくる
しかも 1人ではなく3人の姿が見える



?「キャプテン! だから洞窟には入るのやめましょうって言いましたよね 俺!」


キャプテン「馬鹿野郎! 海賊が冒険をしないでどうするんだよ!」


?「これで死んだら キャプテンを恨みますよー!」



キャプテンと呼ばれている男を先頭に部下らしき男 2人が猛ダッシュして何かから逃げて来ていた


その後ろには大百足(おおむかで)という巨大な虫の百足がキシャーー!と鳴いて自分の巣に近づいた3人を追いかけていた


部下A「あっ! 前に刀持った人がいる!」


部下B「よかった!倒してもらおうぜ! 丸腰の俺らを助けてくれるぜ!」


キャプテン「おーい!にいちゃん 助けてくれ! 後ろのデカいのに追われてんだよー」


海賊らしき3人組が助けを求める・・・



それを見たベルクスは・・・



道から外れ 3人と大百足に道を譲る



キャプテン「おい!なに避けてんだよ!」


部下B「助けてくれないんですか!?」


部下A「人でなしー!」



ベルクス「知らん! それはお前たちの問題だろ 巻き込むな!」



ガーーーン! 3人は落ち込む




そこへ ダン!と足踏みをたてて アマネが前に出る


「ふーーん!待たせたのー この物語の主役 九尾の妖狐『アマネ』様が受けて立つ!!」


「何言ってのこの子・・・」全員がツッコむ


アマネ「さあ 来るがいい たかが虫に妾(わらわ)が負けるわけ・・・・・・ガッハーー!」


大百足にひかれて宙に舞うアマネ


キャプテン「ザコー!?」


部下A「九尾って言っていたのに尻尾 1つでしたね」


部下B「でも 立派な幼女でしたね」


ドテーン!と地面に落ちるアマネ


アマネ「お、おのれ!よくもやってくれたなぁ
ふふふ・・・だが おぬしの出番だぞ
ベルクスー!!」
大声をあげて指さす 3人組も期待の目で見つめる


ベルクス「・・・ふん」
そっぽを向く


「なに無視してんだー!!!」全員がツッコミを入れる


しかし 大百足はベルクスに気づき キシャーー!と鳴いて噛み付こうとする

それをジャンプして華麗に避ける


ドゴーン!と地面に大百足の顔がぶつかる


スタッと着地をするベルクス


ベルクス「巻き込むなと言ったはずだが 狙われた以上 仕方ない片付けるか」


ついにベルクスは【斬鬼丸】を構え 大百足に挑もうとする


部下A「でも とっさに助けを求めましたが あの少年 大丈夫でしょうか?」


部下B「相手はあの大百足・・・伝承では装甲が硬いとの噂ですが・・・」


キャプテン「武器があれば 俺も加勢できるが今 整備中で丸腰だからなぁ」


いつの間にか立ち止まり ベルクスの後ろで談義をしていた


キシャーーと威嚇をする大百足


対するベルクスは抜刀術の構えをして迎え撃とうとする


キシャーー!! 顔を伸ばし 襲いかかる


キン!鍔(つば)を押し 鞘から刃を少し出す

そして 柄を手にして 刀を抜き出そうとする


大百足でに噛み付かれる瞬間にベルクスはまるで消えるように疾走して居合斬りを放つ

シュ!・・・ザンッ!!とだけ音が聞こえ いつの間にか大百足の背後に移動していたベルクス


スーーと刀を納めてキン!と鍔と鞘をくっつけて納刀する


ズバー!と大百足の体が散り散りに斬られる


大百足はなにをされたか分からずに 絶命する


グシャ!と紫色の血とバラバラになった体が地面に落ちる


部下A「す、すげー・・・」

部下B「何者っすか あいつ・・・」

キャプテン「へへへ・・・どうやら とんでもねぇ奴に出会ったな・・・」


 トットットッと何もなかったようにその場から歩き出すベルクス


アマネ「これー! 倒れておる妾(わらわ)を置いていくな!!」


キャプテン「そうだぜ! ちょっと待ちな!にいちゃん」


ベルクスは止まり 振り向く


トットットッと近づく キャプテンと部下2人
 

キャプテン「助けてくれて サンキューな  お礼を何かさせてくれないか」


部下A「そうです! 見ず知らずの俺たちを救ってくれた恩人です! 金か宝を渡しましょう!」


キャプテン「馬鹿野郎! 宝はダメだ! 金ならいいが」


ベルクス「いらん・・・」


部下B「え? じゃあ 女ですかい?」


ベルクス「いらん・・・俺は先を急いでいる」


キャプテン「まあ 待ってくれ 恩人に何もしないのも海賊として俺の流儀に反する なんでもいい 何かお礼をさせてくれ」


ベルクス「海賊?」


アマネ「海の盗賊みたいなやつらじゃな」


アマネはいつの間にか復活していた


ベルクス「船があるのか?」


海賊と聞き 船で航海できるか 質問する


キャプテン「ああ! あるぜ! グランアロード号っていう最強にかっけー船が
もしかして 海を渡りたいのかい?」


ベルクス「ああ そうだ」


キャプテン「いいねー! 海を渡りたいやつは大歓迎だ!
この島国に来たのも補給や物質の調達とお宝を探していたところだ!」


部下A「それでお宝はないか 洞窟に入ったら 大百足の巣で縄張りを荒らされたと思われて襲われていました」


アマネ「なるほどのー それは災難じゃったのー」


部下B「でも アンタたちのおかげで助かったよ」


アマネ「えっへん!」 両手を腰に当てて威張る


ベルクス「・・・・・・」
お前は何もしていないだろうと言いたかったが 面倒くさくなるので 無視する


キャプテン「自己紹介が遅れたな 俺はアロード 
キャプテン アロードだ! グランアロード号の船長だ」


手を出し 握手を求める


ベルクス「・・・ベルクスだ」


仕方なく 握手をする


アマネ「九尾の妖狐 アマネ様じゃ」 まだ威張っている


部下A「尻尾1つだけど?」


部下B「ガキの言うことだ 真に受けるな」
小声でボソッとささやく


アマネ「誰がガキじゃと! この三下が!」


部下A「まあまあ お嬢ちゃん・・・」

部下B「落ち着いてくれなぁ」

完全に子供をあやす態度で対応されてしまう


アロード「それで? どこに行きたい?」


ベルクス「・・・いいのか?」


アロード「ああ! 言ったろ 恩人には何かするって!」


海賊だが、案外 義理堅い男と認識するベルクス


ベルクス「暗黒大陸だ」
その一言で部下AとBは固まる


部下A「アンタ自分がなに言ってるのか 分かるんですかい?」

部下B「そうだぜ やめとけよ 死に行くようなもんだぞ!」

血相を変えて止めようとする部下たち


部下A「暗黒大陸は俺たち海賊でも近づかなねー 危険地帯なんだよ!」

部下B「逆巻く波に大嵐 まるで地獄だっていう噂もある!」


アロード「まあ とりあえず聞こうか・・・なぜ暗黒大陸へ?」

部下を制止させて 事情を聞こうとする


ベルクスは事情を説明し 仇を討つために行きたいだけだと言う


アロード「それだけのために行くのか?」

ベルクス「ああ・・・」

アロードはベルクスの眼を見つめる
曇り無き眼(まなこ) それだけの信念を持っていると
師範の無念を晴らすために行く気の瞳を見て


アロード「・・・いいだろう 暗黒大陸まで送ろう!
ただし送るだけだ! 帰りは知らねーぞ」


ベルクス「かまわない・・・帰りは自分でなんとかする」


部下たちもキャプテンの決めたことに異議を出さず 従うことに 少しため息をしていたが・・・


アロード「よし! そうなれば港に行くか 
船の補給が済んだら出発する それまでは待ってくれや」


ベルクス「分かった・・・」


こうして暗黒大陸へ航海に出るため 海賊 アロードの手を借りることとなったベルクス


復讐の旅に キャプテン アロード 彼もまた協力者となることに・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。

Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。 現世で惨めなサラリーマンをしていた…… そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。 その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。 それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。 目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて…… 現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に…… 特殊な能力が当然のように存在するその世界で…… 自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。 俺は俺の出来ること…… 彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。 だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。 ※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※ ※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

オークだけど勇者やってます〜異世界転生したらイケメンオークでした〜

北ましろ
ファンタジー
異世界転生に憧れていた高校生・佐藤健太。交通事故で死んだはずが、目覚めるとそこは剣と魔法の世界——そして自分の姿は、RPGで狩られがちな“オーク”だった。絶望……する暇もなく、転生ギフトを確認すると最強格の《ソードマスター》持ち!? しかもオーク社会では、なぜか「絶世のイケメン」扱いでオーク娘に熱烈求愛まで受ける始末。だが人間の町では、助けた相手にすら「オークが襲ってる!」と誤解され、偏見と差別の洗礼を浴びることに。 それでもグロッグ(現名)は笑って剣を抜く。勇者選抜試験で圧倒的実力を見せ、貴族令嬢の天才魔法使い、勇者候補筆頭の剣士、差別を知るハーフエルフら“人族エリート”と同じパーティへ。反発、陰謀、そして魔王軍——。 「種族は関係ない」を証明するため、オークの勇者は今日も前向きに最前線を駆け抜ける!

無自覚チートで無双する気はなかったのに、小石を投げたら山が崩れ、クシャミをしたら魔王が滅びた。俺はただ、平穏に暮らしたいだけなんです!

黒崎隼人
ファンタジー
トラックに轢かれ、平凡な人生を終えたはずのサラリーマン、ユウキ。彼が次に目覚めたのは、剣と魔法の異世界だった。 「あれ?なんか身体が軽いな」 その程度の認識で放った小石が岩を砕き、ただのジャンプが木々を越える。本人は自分の異常さに全く気づかないまま、ゴブリンを避けようとして一撃でなぎ倒し、怪我人を見つけて「血、止まらないかな」と願えば傷が癒える。 これは、自分の持つ規格外の力に一切気づかない男が、善意と天然で周囲の度肝を抜き、勘違いされながら意図せず英雄へと成り上がっていく、無自覚無双ファンタジー!

精霊のお仕事

ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】 オレは前世の記憶を思い出した。 あの世で、ダメじゃん。 でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。 まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。 ときどき神様の依頼があったり。 わけのわからん敵が出てきたりする。 たまには人間を蹂躙したりもする。? まあいいか。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった

仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。

処理中です...