花の王さま

辻本瞬

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教会に到着

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ゆっくりゆっくり歩いて、王さまは隣の青煉瓦の花壇にやってきました。
花達はもうみんな集合して、愛の歌を歌い始めました。

王さまはゆっくり前の列へ進みながら、すみれのお婿さんがどんな花なのか確かめようと思いました。

そこには、背の高いねこじゃらしが立っていました。
すみれと見つめ合っていたので、一目でお婿さんだと分かりました。

花たちは愛の歌を歌います。

 ~君を愛しています 心から世界で一番
  これからずっと共に この道を歩もう
 ~僕は決意しました 君を守り抜くことを
  どんな日も手を繋いで 真心はひとつ

 ~雨の日も嵐吹く日も 僕が隣にいるから
  安心して笑って泣いて 君は僕の太陽
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