148 / 302
神々の手編
赤い魔弾と最終実戦訓練
しおりを挟む
「で、いつから見てたんだ?」
鬼や、ユリアンが鬼の形相をしておる……
「あたし、こんなに頭を叩かれた事って無いんだけど」
「私もだよ」
シャーリーと俺の頭にはタンコブが山のように。鏡餅かよ……
「答えろ。まだまだ足りないのか?」
ユリアンがギュッと拳を握り込む。
「何も見てない……とは言わないけど、ついさっきここに来たばかりだよ。眠れなくてシャーリーと二人でフラフラと散歩していたらさ」
ユリアンがギッとシャーリーを睨み付ける。
「嘘を付いたら、その眼鏡が吹き飛ぶ程に殴るからな。本当の事を言うなら許してやるけど」
「最初から。キスしてるトコから」
シャーリー即答。
「この裏切り者!!」
「シノブ……生き残る者はただ一人。それはこのあたし」
ゴンッ!!
「痛ぁぁぁっ!! 本当の事を言ったら許すって言ったじゃん!!」
「裏切り者は処分されるんだよ。はっはっはっ」
ゴンッ!!
「痛い!!」
俺にも再度、鉄槌が。
さすがに恥ずかしいのか、リコリスは背中を向けたままこちらを見ようとしない。たださっきチラっと見えた顔は真っ赤である。かわいい。
ユリアンはそこで大きく息を吐く。
「……我慢ができなかった俺達にも原因があるし。そこは悪かったよ。けどな、覗きは止めろよな。分かったか?」
「でも二人がえっちするトコ見たいんだけど。だよね、シノブ」
「巻き込まないで」
「……もう二、三回……いくか?」
ユリアンの拳が再び握り込まれる。
「ごめんなさい」「ごめんなさい」
そして俺とシャーリーの言葉が重なるのだった。
★★★
先に戻るリコリスとユリアン。
俺とシャーリーはタンコブを擦りながら歩く。
「シャーリーのせいで酷い目に会ったよ」
「でも良いもんが見れたし」
「そうだね。赤い魔弾とか。あれは人を探す為の魔弾?」
「そう。何回か試してみて分かったんだけど、実際に会って、顔を見た相手なら見付け出す事ができるみたい」
「ちょっと待って……それ、とんでもなく凄い能力じゃない?」
「正直さ、この赤い魔弾が凄いのはあたしでも理解できるんだけど、実際にどれくらいなのか……それをみんなにバラしても良いのか迷ってて」
「……黙ってた方が良いと思う。ハッキリ言って、その能力を敵に知られたら一番最初にシャーリーが狙われるよ。だって顔を見られた相手は絶対に逃げられないんだから」
これ、とんでもない、俗に言うチート能力ってヤツだぜ……
目下の敵であるアルテュール。シャーリーは船上でその姿を見ている。つまりアルテュールの動向を知る事ができるのだ。もしその事実が漏れたなら、シャーリーは一番最初に狙われる。それぐらい重要な能力だ。
まさに切り札。
「分かった。赤い魔弾はシノブと一緒の時、シノブの許可があった時だけに使う」
「とりあえず現状はその方が無難だよね」
秘密にできるなら、それが何よりだ。
★★★
石造りの内装。
「またここに来るとはな……」
ミラン。
「前に来た時、ミランはフルチンだもんね」
シャーリー。
「ミラン君、そんな趣味があるんだ……知らなかったよ……」
リアーナ。
「あまり人の趣味に口出しはしたくないけど、それを他の人が目にする事もあるのでしょう? 場合によっては捕まるんじゃないかしら?」
ロザリンド。
「つ、捕まる!!? お兄様、フルチンとは何ですか!!? 悪い事なのですか!!?」
ハリエット。
「変態だな。同じ男として軽蔑する。キオ、とりあえず『フルチン』って10回言ってみて欲しい」
タックルベリー。
「え、あ、は、はい、フ、フルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチン、あ、あの、フ、フルチンって、な、何でしょう?」
キオ。
「変態、もう一人いるじゃん……」
俺。
「わたくし知ってますわ!! 全裸の事ですわ!! でもどうして全裸の事をフルチンと言うのかまでは知り……もしかして『チン』はオチ」
リコリス。
「いや、それ以上言わなくても良いからな!!」
ユリアン。
「お前、誤解を生むような事を言うなよ。シノブも笑ってないで説明しろ」
呆れたようにミランは言うのだった。
そう、今居る場所は天空への塔。
ここは天空の城の城主に相応しいかを試す場所でもある。そこでカタリナは塔に現れる魔物の強さを調節する事ができるのだ!!
ここで魔物のレベルを爆上げして、死を意識する程の最終実戦訓練により強化を図る。
王国には特別に許可を貰ったし、短期間で一階から最上階を目指す。
あの時は攻略にそれなりの時間が掛かったはずだが……
★★★
全身を甲冑に来るんだ軍団。
リアーナとタックルベリーの魔法が同時に爆発を起こす。その中身は空洞。甲冑だけが砕け飛ぶ。
「おいっ、本当にここを頂上まで行けたのか!!?」
タックルベリーは叫ぶように言う。
「ベリー、無駄口を叩かない!!」
ロザリンドは刀を片手に甲冑軍団の中に飛び込んだ。そして金属製の甲冑をまるで紙のように斬り裂いていく。さらに刀は魔法を乗せる事により、尋常ではない攻撃力を帯びている。
今、乗せるのは風の魔法。刀の一振りでいくつも風の刃が飛ぶ。それは大陸変動で戦ったヴァルゴの時とは、比べ物にならないくらい強力に成長していた。
「ここだったら隠せず撃てる、おりゃぁ!!」
指先をクルクルと回すシャーリー。そこから放たれる青い魔弾。それは甲冑の軍団を難無く貫通する。さらに指先で操作する魔弾は回転しながら次々と甲冑をガラクタへと変えていくのだった。
シャーリーも成長している。その貫通力が落ちない。
「凄い、それがシャーリーちゃんの魔弾なんだね? 私も負けてられないな」
リアーナはそう言うと同時にハルバードを横薙ぎにする。その体からは信じられない程の腕力で甲冑を何体も叩き飛ばす。物理攻撃も魔法攻撃も数段レベルアップしているリアーナだった。
「さすがお兄様、凄いです!! まさに神、力の神に愛されたお兄様です!!」
ハリエットはミランへキラキラと輝く視線を送っていた。
「……やり辛い……」
そのミラン、巨大な盾で甲冑軍団を押し返すのだが、その相手の数が尋常じゃない。押され、団子のように身動きが取れなくなった甲冑軍団を、何十、何百と一気に押し返すのだ。
もちろんハリエットもその光景を眺めているだけではない。今までは糸を使っての近距離攻撃が主だったが、糸に魔力を通す事により、そのコントロールを可能にしていた。つまり無数の糸を鞭のように扱い、遠距離から敵を切り裂く。
そしてリコリス、特訓で長所をさらに伸ばす事に成功した。すなわちスピード特化。
「そんな攻撃ではわたくしに触れる事もできませんわ」
甲冑がリコリスを攻撃しようとすれば、もうそこにリコリスの姿は無い。そして次の瞬間にはその甲冑が弾け飛ぶ。手足はもちろん、その姿を捉える事さえ難しい程の速さだった。
ユリアンの力は竜の血が流れる事にも起因している。元から身体能力は高かった。そこで特訓により強化したのは視野の部分。
場を正確に把握する能力。
こちらを見ていないはずなのに……
「キオ。シノブが危ないから頼む」
状況を把握し、さらに指示を飛ばす。
その中で俺は短剣片手に……
「うほあぁぁぁぁぁっ、あっ、あっ、あああああっ~うおっ」
華麗に逃げる。
しかし敵の隙を見付けて、その短剣を甲冑へ……カツーンッ……刺さらん!!
「はわわわわっ」
再び華麗に逃げ回る。
「シノブさん!!」
キオだ。
まるで生粋の剣士のようにキオの二本の剣は俺の周囲の甲冑を軽く斬り倒した。そして回転をしながら剣を振るう姿は生粋の踊り子のようにも見える。
さらに輝くカトブレパスの瞳。続け様に爆発が巻き起こり、周囲の敵を一掃する。
「こっちです、相手の層は薄くなっています。向こうもそろそろ終わると思いますし、増援も無いです、はい」
戦いつつも、しっかりと索敵済み。
「キオも強くなったね」
「あ、ありがとうございます」
そして。
「みんな、その場所から離れろ。一気にやる」
タックルベリーの詠唱。次の瞬間。
ドンッと周囲の空気が震える。同時に甲冑軍団が石畳へと崩れ落ちた。金属の軋む音。足元の石畳が崩れて沈む。強力な重力が相手を圧し潰す。
最初に天空への塔を訪れた時。
攻略はもちろん簡単じゃなかった。今はそれよりも難易度を上げているわけだが。
「やべぇな。私達相当強くなってない?」
「いや、シノブは変わらんでしょ」
辛辣なシャーリー。くっ、この野郎。
そう、俺達は思ったよりも早く、そして簡単に塔を攻略してしまったのである。
鬼や、ユリアンが鬼の形相をしておる……
「あたし、こんなに頭を叩かれた事って無いんだけど」
「私もだよ」
シャーリーと俺の頭にはタンコブが山のように。鏡餅かよ……
「答えろ。まだまだ足りないのか?」
ユリアンがギュッと拳を握り込む。
「何も見てない……とは言わないけど、ついさっきここに来たばかりだよ。眠れなくてシャーリーと二人でフラフラと散歩していたらさ」
ユリアンがギッとシャーリーを睨み付ける。
「嘘を付いたら、その眼鏡が吹き飛ぶ程に殴るからな。本当の事を言うなら許してやるけど」
「最初から。キスしてるトコから」
シャーリー即答。
「この裏切り者!!」
「シノブ……生き残る者はただ一人。それはこのあたし」
ゴンッ!!
「痛ぁぁぁっ!! 本当の事を言ったら許すって言ったじゃん!!」
「裏切り者は処分されるんだよ。はっはっはっ」
ゴンッ!!
「痛い!!」
俺にも再度、鉄槌が。
さすがに恥ずかしいのか、リコリスは背中を向けたままこちらを見ようとしない。たださっきチラっと見えた顔は真っ赤である。かわいい。
ユリアンはそこで大きく息を吐く。
「……我慢ができなかった俺達にも原因があるし。そこは悪かったよ。けどな、覗きは止めろよな。分かったか?」
「でも二人がえっちするトコ見たいんだけど。だよね、シノブ」
「巻き込まないで」
「……もう二、三回……いくか?」
ユリアンの拳が再び握り込まれる。
「ごめんなさい」「ごめんなさい」
そして俺とシャーリーの言葉が重なるのだった。
★★★
先に戻るリコリスとユリアン。
俺とシャーリーはタンコブを擦りながら歩く。
「シャーリーのせいで酷い目に会ったよ」
「でも良いもんが見れたし」
「そうだね。赤い魔弾とか。あれは人を探す為の魔弾?」
「そう。何回か試してみて分かったんだけど、実際に会って、顔を見た相手なら見付け出す事ができるみたい」
「ちょっと待って……それ、とんでもなく凄い能力じゃない?」
「正直さ、この赤い魔弾が凄いのはあたしでも理解できるんだけど、実際にどれくらいなのか……それをみんなにバラしても良いのか迷ってて」
「……黙ってた方が良いと思う。ハッキリ言って、その能力を敵に知られたら一番最初にシャーリーが狙われるよ。だって顔を見られた相手は絶対に逃げられないんだから」
これ、とんでもない、俗に言うチート能力ってヤツだぜ……
目下の敵であるアルテュール。シャーリーは船上でその姿を見ている。つまりアルテュールの動向を知る事ができるのだ。もしその事実が漏れたなら、シャーリーは一番最初に狙われる。それぐらい重要な能力だ。
まさに切り札。
「分かった。赤い魔弾はシノブと一緒の時、シノブの許可があった時だけに使う」
「とりあえず現状はその方が無難だよね」
秘密にできるなら、それが何よりだ。
★★★
石造りの内装。
「またここに来るとはな……」
ミラン。
「前に来た時、ミランはフルチンだもんね」
シャーリー。
「ミラン君、そんな趣味があるんだ……知らなかったよ……」
リアーナ。
「あまり人の趣味に口出しはしたくないけど、それを他の人が目にする事もあるのでしょう? 場合によっては捕まるんじゃないかしら?」
ロザリンド。
「つ、捕まる!!? お兄様、フルチンとは何ですか!!? 悪い事なのですか!!?」
ハリエット。
「変態だな。同じ男として軽蔑する。キオ、とりあえず『フルチン』って10回言ってみて欲しい」
タックルベリー。
「え、あ、は、はい、フ、フルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチンフルチン、あ、あの、フ、フルチンって、な、何でしょう?」
キオ。
「変態、もう一人いるじゃん……」
俺。
「わたくし知ってますわ!! 全裸の事ですわ!! でもどうして全裸の事をフルチンと言うのかまでは知り……もしかして『チン』はオチ」
リコリス。
「いや、それ以上言わなくても良いからな!!」
ユリアン。
「お前、誤解を生むような事を言うなよ。シノブも笑ってないで説明しろ」
呆れたようにミランは言うのだった。
そう、今居る場所は天空への塔。
ここは天空の城の城主に相応しいかを試す場所でもある。そこでカタリナは塔に現れる魔物の強さを調節する事ができるのだ!!
ここで魔物のレベルを爆上げして、死を意識する程の最終実戦訓練により強化を図る。
王国には特別に許可を貰ったし、短期間で一階から最上階を目指す。
あの時は攻略にそれなりの時間が掛かったはずだが……
★★★
全身を甲冑に来るんだ軍団。
リアーナとタックルベリーの魔法が同時に爆発を起こす。その中身は空洞。甲冑だけが砕け飛ぶ。
「おいっ、本当にここを頂上まで行けたのか!!?」
タックルベリーは叫ぶように言う。
「ベリー、無駄口を叩かない!!」
ロザリンドは刀を片手に甲冑軍団の中に飛び込んだ。そして金属製の甲冑をまるで紙のように斬り裂いていく。さらに刀は魔法を乗せる事により、尋常ではない攻撃力を帯びている。
今、乗せるのは風の魔法。刀の一振りでいくつも風の刃が飛ぶ。それは大陸変動で戦ったヴァルゴの時とは、比べ物にならないくらい強力に成長していた。
「ここだったら隠せず撃てる、おりゃぁ!!」
指先をクルクルと回すシャーリー。そこから放たれる青い魔弾。それは甲冑の軍団を難無く貫通する。さらに指先で操作する魔弾は回転しながら次々と甲冑をガラクタへと変えていくのだった。
シャーリーも成長している。その貫通力が落ちない。
「凄い、それがシャーリーちゃんの魔弾なんだね? 私も負けてられないな」
リアーナはそう言うと同時にハルバードを横薙ぎにする。その体からは信じられない程の腕力で甲冑を何体も叩き飛ばす。物理攻撃も魔法攻撃も数段レベルアップしているリアーナだった。
「さすがお兄様、凄いです!! まさに神、力の神に愛されたお兄様です!!」
ハリエットはミランへキラキラと輝く視線を送っていた。
「……やり辛い……」
そのミラン、巨大な盾で甲冑軍団を押し返すのだが、その相手の数が尋常じゃない。押され、団子のように身動きが取れなくなった甲冑軍団を、何十、何百と一気に押し返すのだ。
もちろんハリエットもその光景を眺めているだけではない。今までは糸を使っての近距離攻撃が主だったが、糸に魔力を通す事により、そのコントロールを可能にしていた。つまり無数の糸を鞭のように扱い、遠距離から敵を切り裂く。
そしてリコリス、特訓で長所をさらに伸ばす事に成功した。すなわちスピード特化。
「そんな攻撃ではわたくしに触れる事もできませんわ」
甲冑がリコリスを攻撃しようとすれば、もうそこにリコリスの姿は無い。そして次の瞬間にはその甲冑が弾け飛ぶ。手足はもちろん、その姿を捉える事さえ難しい程の速さだった。
ユリアンの力は竜の血が流れる事にも起因している。元から身体能力は高かった。そこで特訓により強化したのは視野の部分。
場を正確に把握する能力。
こちらを見ていないはずなのに……
「キオ。シノブが危ないから頼む」
状況を把握し、さらに指示を飛ばす。
その中で俺は短剣片手に……
「うほあぁぁぁぁぁっ、あっ、あっ、あああああっ~うおっ」
華麗に逃げる。
しかし敵の隙を見付けて、その短剣を甲冑へ……カツーンッ……刺さらん!!
「はわわわわっ」
再び華麗に逃げ回る。
「シノブさん!!」
キオだ。
まるで生粋の剣士のようにキオの二本の剣は俺の周囲の甲冑を軽く斬り倒した。そして回転をしながら剣を振るう姿は生粋の踊り子のようにも見える。
さらに輝くカトブレパスの瞳。続け様に爆発が巻き起こり、周囲の敵を一掃する。
「こっちです、相手の層は薄くなっています。向こうもそろそろ終わると思いますし、増援も無いです、はい」
戦いつつも、しっかりと索敵済み。
「キオも強くなったね」
「あ、ありがとうございます」
そして。
「みんな、その場所から離れろ。一気にやる」
タックルベリーの詠唱。次の瞬間。
ドンッと周囲の空気が震える。同時に甲冑軍団が石畳へと崩れ落ちた。金属の軋む音。足元の石畳が崩れて沈む。強力な重力が相手を圧し潰す。
最初に天空への塔を訪れた時。
攻略はもちろん簡単じゃなかった。今はそれよりも難易度を上げているわけだが。
「やべぇな。私達相当強くなってない?」
「いや、シノブは変わらんでしょ」
辛辣なシャーリー。くっ、この野郎。
そう、俺達は思ったよりも早く、そして簡単に塔を攻略してしまったのである。
0
あなたにおすすめの小説
剣の世界のβテスター~異世界に転生し、力をつけて気ままに生きる~
島津穂高
ファンタジー
社畜だった俺が、βテスターとして異世界に転生することに!!
神様から授かったユニークスキルを軸に努力し、弱肉強食の異世界ヒエラルキー頂点を目指す!?
これは神様から頼まれたβテスターの仕事をしながら、第二の人生を謳歌する物語。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
妖精の森の、日常のおはなし。
華衣
ファンタジー
気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?
でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。
あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!?
「僕、妖精になってるー!?」
これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。
・毎日18時投稿、たまに休みます。
・お気に入り&♡ありがとうございます!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
スキル買います
モモん
ファンタジー
「お前との婚約を破棄する!」
ローズ聖国の国立学園第139期卒業記念パーティーの日、第3王子シュナル=ローズレアは婚約者であるレイミ・ベルナール子爵家息女に宣言した。
見習い聖女であるレイミは、実は対価と引き換えにスキルを買い取ることのできる特殊な能力を有していた。
婚約破棄を受け入れる事を対価に、王子と聖女から特殊なスキルを受け取ったレイミは、そのまま姿を消した。
レイミと王妃の一族には、数年前から続く確執があり、いずれ王子と聖女のスキル消失が判明すれば、原因がレイミとの婚約破棄にあると疑われるのは明白だ。
そして、レイミを鑑定すれば消えたスキルをレイミがもっている事は明確になってしまうからだ。
かくして、子爵令嬢の逃走劇が幕を開ける。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
氷の精霊と忘れられた王国 〜追放された青年、消えた約束を探して〜
fuwamofu
ファンタジー
かつて「英雄」と讃えられた青年アレンは、仲間の裏切りによって王国を追放された。
雪原の果てで出会ったのは、心を閉ざした氷の精霊・リィナ。
絶望の底で交わした契約が、やがて滅びかけた王国の運命を変えていく――。
氷と炎、愛と憎しみ、真実と嘘が交錯する異世界再生ファンタジー。
彼はなぜ忘れられ、なぜ再び立ち上がるのか。
世界の記憶が凍りつく時、ひとつの約束だけが、彼らを導く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる